2016年11月14日

11/11-13日記(仮名手本忠臣蔵5-7、田舎でiPhone)

Pop is dead.■11/11
・夜遅く門前仲町、BigHornへ。深夜過ぎまで飲む。

■11/12
・国立劇場「仮名手本忠臣蔵」の二部(5〜7段目)へ。
・序幕「道行旅路の花聟」は半分寝ながら見る。好きな幕ではないけれど、この幕を最初に入れる事でお軽という女の積極性、男をくどき、さらにその男を引っ張ってゆくというような部分が確認出来る。
・道化役の鷺坂坂内にいちいちゲラゲラ笑うおじさんがいて鬱陶しい。
・となりは芝居マニアっぽい老人で、いちいち資料や文楽の台本を見ながら舞台を見ている。不快ではないけれど目にうるさい。

・五段目の斧定九郎は松緑。台詞がダメで踊りは上手い役者なので適役だが、ああ太っていては定九郎の雰囲気がない。

・六段目、菊五郎の勘平に菊之助のお軽、お軽の母親、おかやに東蔵。一文字屋女房に魁春、その手代(女衒)に團蔵。
・この幕は非常に良かった。東蔵って人間国宝にする程かね、と思っていたけど、この幕を見て「ああなるほど、良い芸だ」と思えた。おかやは、ハナっから勘平という男を信用してないんだよね。なんでこんな男のために我が家がここまでしなきゃいけないのか、というのが芯の部分にある。それが、父親与一兵衛の死によって爆発する感じが壮絶だった。女の、というか母親の本質を表現した演技だと思う。

・菊五郎も老けたし太ったし勘平は多少きついかと思ったけど、しっかり勘平だった。この人の演技は臭いイメージがあるけど、この幕では過剰でなく、しかしそれでいてしっかりと悲劇的で美しかった。
・菊之助も当然良かったし、團蔵も珍しく悪くない。魁春も、原郷右衛門の歌六も「ああ、これが六段目だな」という感じで、全体的に破綻がなく、しっかりと盛り上がる、ある意味完璧というか、完成された芝居だった。逆に言えば、こういう「完成された幕」というのが近年の歌舞伎では珍しくなってきた、ということでもある。

・帰ってDVDで勘三郎、歌右衛門の六段目(おかやは又五郎)の六段目を見たが、こちらは勘三郎が臭く、歌右衛門が控えめすぎ、又五郎に「母親力」がない。個人的には今月の国立で演じられている六段目の方が優れているように思うが、こういうのは50〜70年くらいに渡って芝居を見続けている人に訊かないとよく分からない。

・七段目のお軽は雀右衛門(前・芝雀)、平右衛門が又五郎、由良之助が吉右衛門。前の国立での通しでは確か梅幸、羽左衛門、仁左衛門だった。それと比べてしまうので、又五郎が小さく見える。というか羽左衛門の平右衛門なんてのが重すぎるのかも知れず、又五郎ぐらいの感じがちょうど良い、という見方も出来る。
・吉右衛門の由良之助は「足の軽ぅい足軽殿か」といった台詞回しや、肩を落とす仕草などが人形浄瑠璃そのままで面白かった。雀右衛門も「うん、ここのお軽は菊之助じゃなくて雀右衛門が正解だな」と思える重みがあり、この幕も概ね満足。力弥は種之助で「米吉にやらせろよ」と思ったけど、種之助は種之助で「ブサかわ」というかコケティッシュというか良い力弥。

・やっぱり国立劇場50周年で忠臣蔵、となるとしっかりしたクオリティの舞台を見せてくる。結構でした。
・今回初めて、お軽という女を軸にして五段目から七段目を見た感じ。勘平でも由良之助でもなく、お軽という「強い女」をメインに据えている気がして、こういうのはいかにも現代的な演出であったり感じ方なのかも知れない。そういえば、与一兵衛家で生き残るのは女だけなわけか。

・終演後、資料館を除いてから永田町のスペイン料理店「マドゥレス」へ。店の雰囲気は良いが、料理に関しては特にどうと言うことはない。ただ不味いというわけでもないし、法外に高いというわけでもないので、デートでお茶を濁すには良いんじゃないでしょうか。お茶濁し系レストラン。
・その後、表参道のバー「ラジオ」へ。落ち着いたバーでありながらユーザーフレンドリーな感じで、言うなれば「ミシュランで星を取りそうな店」ただ、よく言えば「いたずらのない、本格的な店」だけど悪く言えば「面白味に欠ける店」なのかもしれない。
・門前仲町に戻ると「BigHorn」が既に閉まっていたので「オーパ」へ。ここはいわゆる「面白味のある店」で、季節の果物を使ったオリジナルカクテルが売りの店。若い女の子を連れてくるなら、こういう店の方が間が持つ。ただ、ギブソンを飲んだらパールオニオンが悪くなってた。これァいけません。

■11/13
・銀座のアップルストアでiPhoneを交換。
・Apple製品というのは都会に住んでる人間のための物であって、田舎に住んでいる以上、あまり手を出すべきものではないと思う。

・というのは、田舎でiPhoneが故障するとヒドい目に遭うのですよ。まずソフトバンクに行くと「指定の修理業者に行ってください」と言われる。修理業者に行くと「こちらでは代替機が用意出来ないので、ソフトバンクで代替機を借りてきてください」と言われる。ハァ?でしょう。パチンコ屋と景品交換所みたいに、ソフトバンクと修理業者が隣り合ってれば良いですよ、しかし現実はそうじゃなくて、車を20分も30分も走らせなきゃいけない。そこを何往復させるんだって話ですよ。ふざけるんじゃねえ。

・要はソフトバンク・修理業者・アップルが全く連携してないというか、消費者中心ではなくアップル中心にシステムが出来てるからこうなるんだと思う。三社がそれぞれ互いを全く信用せず、また相手の分野には一切足を踏み込むまいという姿勢なので、ユーザはその間で翻弄される。アップルの姿勢からすると、今後も「田舎で、iPhoneの修理がワンストップで可能になる」とは考えにくい。そうなると、アンドロイドに乗り換えた方が無難なのかなあ、とも思う。

・というわけでわざわざ銀座で交換。担当はいとうせいこう似のお兄ちゃん。iPadの修理に来てクレームを言ってる中年夫婦が居た。いわく「機械というのは古くなると壊れるのに、保証が3年で終わるのはおかしい」と。うーん、気持ち&理屈としては分かるんだけど、製品保証ってのは慣例的にそういうものだからなあ。結局、当然ながら彼らの主張は通らず、怒って帰って行ったけど、不思議な人だった。
・松屋の地下に「銀座共同溝」の覗き穴があって、そういえば銀座には電信柱がないな、と、この歳になって初めて気付く。

・表参道の仏像屋「イSム」と、書斎館へ。イSムには帝釈天像(教王護国寺)のフィギュアもあり。これは非売品で、購買ポイントに応じてもらえる物との由。書斎館は喫茶サービスをやめてしまったようだ。

・千代田線で国会議事堂前に出て、首相官邸をぐるり。通用口からラーメン屋「はしご」へ。下記リンクの記事がまんまシン・ゴジラで、8ページ目にこの店の事が出ていたので首相官邸周りを見た後、ここで担々麺(だんだんめん)ってのをやってみたかったのだ。首相官邸の通用口を出ると0分でこの店。なかなか良い雰囲気だった。痔なので辛味抜き(マイルド)
「官邸や自分に不利なことも正直に話す」 寺田学・元首相補佐官が語る東日本大震災の15日間【1/8】 | 寺田学

・千代田線で大手町、将門様にお参りした後、帰宅。首塚周囲のビルは建て直し中でサラ地になっており、何台も重機が入っている。その中で塚の一区画だけがそのまま残っていて、これぞ将門塚!という風景

2016年10月18日

シン・ゴジラと平成ゴジラ類似点メモ

(ちょっと時間がないのでメモをアップ。追って追記等すると思います)
 シンゴジラを見た後、4作品見直してみたので類似点メモ。

 金子修介監督の「大怪獣総攻撃」が、設定やコンセプト、テーマに関する参考作品としては最適だと思う。やはりシンゴジラのシンは「神」なのだ。因みにだけどゴジラの熱線による爆発がキノコ雲で描かれる、なんてのはあまりに直接的な表現過ぎる、と感じたけど。
 具体的な画面の類似としては2002年のメカゴジラ。60分目で見せる東京の風景は、シンゴジラと同じような雰囲気で、ここにタメと音楽があれば、相当のシーンになったと思う(以前、DVDで見た時には何も感じなかった。画面の大きさに加え、タメと音楽に不足があった所為だと思う)

■大怪獣総攻撃
(石像による怪獣封印→スイートホーム。天本英世は伊丹十三)
・トンネル崩落によって暴走族死亡(焼津港の魚河岸天上崩落も類似シーン)
・貫通型爆弾(推進式削岩弾D-03)
・怪獣の漢字表記と「神」としての怪獣(護国聖獣伝記)
 →神としての怪獣は「ガメラ」および「暗黒神話」が元々ネタ
・いけにえ(犬)とボート
 →結局、犬は救出される。マキゴローは死んでいないという示唆か。
・なぜ東京を目指すのか、という疑問の提示(44min)
・逃げずに写真を撮る人
・バラゴンがぶつかって爆破する民間機
・ゴジラの熱線で追撃される飛行機-59min
・〃 で破壊される高層ビルの描写

■スペースゴジラ
・血液凝固剤
・ゴジラの尾の先は丸い

■メカゴジラ2002
・メカゴジラの暴走(エヴァンゲリオン→ゴジラ。ナイフによる攻撃、停電させて電力供給=ヤシマ作戦。綾波→釈由美子→TNGパト)
・科学者の寄せ集めによるゴジラ対策プロジェクト
・神社なめのゴジラ(3min)
・火の海の東京60min
・ゴジラの咆吼(39min)
・ゴジラの熱線で追撃される飛行機55min
・総理官邸+ヘリ57min
・「凍結」(アブソリュート・ゼロ)78min,69min
・胸の赤いゴジラ69min

■メカゴジラ1993
・ゴジラ出血39min
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2016年09月09日

夢から醒めたブロガー

Pop is dead.・FacebookもLINEもやめた。私にとって価値があるとは思えず、LINEに至ってはむしろ私の生活にとって害悪だと感じたからだ。
・Facebookというのは私にとってはブログのような物で、リアルの知人と少しマニアックな会話ができるかと思ってやってみたが、私が期待するような面白い話をFacebookに上げている知人はいなかった。まあ大抵は子供の写真だ(私は「あなた自身」をフォローしているのであって「あなたの子供」をフォローしているわけではない!と何度心の中で叫んだことか)私の知人にも話の合う人、面白い情報や話題を持っている人は居るのだけど、どういうわけだかそういう人はFacebookをやっていない。しばらくやっていたけど「くだらねえ」と思ってアカウントを凍結した。
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2016年09月06日

映画「シン・ゴジラ」を見た感想と山のような疑問

Pop is dead.・「シン・ゴジラ」を見た。元々へそ曲がりなので、周囲が絶賛するこの作品を見に行く気はあまりなかった。だいたいこの映画について語る人の一定数が「先の震災によって得た連帯感」を基盤として話をしているようで不快だったのだ。しかしマコックさんに「じゃあ見に行く必要なし」と言われたことでへそ曲がりが360度曲がって見に行くことになった。
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2016年07月08日

無軌道肴蔬目録

Pop is dead.・内田百關謳カの「餓鬼道肴蔬目録」に倣って、好きな食べ物をリストにしているんだけど、前にアップしたのが2013年で、そこから追加・変更がいくつかあったので再度(ほとんど同じ内容だが)上げておく。
(既に閉店した店の料理も含まれています)
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2016年06月29日

6/24-27日記(碇知盛・鮨屋・小笹寿し・まんてん鮨)

Pop is dead.■6/24
・門前仲町BigHornで海老とレモンとパクチーのピザ。2時過ぎまで飲む。

■6/25
・朝食後、歌舞伎座へ。まずは渡海屋・大物浦。いわゆる「イカリ知盛」として知られる定番の演目だが、たぶん初めて見る。渡海屋の旦那実ハ平知盛が染五郎。北前船の貿易商という設定で、アイヌの民族衣装柄の着物で登場する。
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2016年05月24日

ハイバイ「おとこたち」を見た感想

Pop is dead.・ハイバイという劇団の「おとこたち」という芝居を見た。
・あらすじについてはここのブログに詳しい→「おとこたち」を見る: 芝居遊歴控
・4人の「おとこたち」の青年期から老年期までを描いた話。コメディーかと思うと結構シリアスな話だった。山田(狂言回しの男)、津川(アル中の男)、鈴木(計画的な男)、森田(不倫する男)という四人
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2016年04月25日

歌舞伎座「不知火検校」感想(今更12月国立・1月浅草の感想も)

Pop is dead.・歌舞伎座で「不知火検校」を見た。
・まず最初に染五郎の「操り三番叟」ここ数年で、翫雀、右近、猿弥の操り三番叟を見たが、染五郎のはその中で最低の出来だった。踊りのことは良く分からないけど、少なくとも操り人形が踊っているようには見えない。舞台上では、ただ染五郎が楽しそうに踊っているだけだ。この人、スター性が強すぎて「人格を消して人形になる」ってことが出来ないのではないか。
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2016年02月23日

東洋風アルファベット、その名も「ワンタン・フォント」

Pop is dead.・日本語の英語表記なんかで「くさび型の線を組み合わせてアルファベットを書く」というフォントスタイルがありますね。あれはいつ頃から使われ始めた物なんだろう?と思った。
・というのはTwitterでこういう画像を見つけて、これは1916年の早川雪洲の映画ポスターのようだけど、100年前から使われてたのか!と思ったからです(SESSUE HAYAKAWA と TSURU AOKI という日本人の名前だけが、くさび型アルファベットになっています)
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2016年02月15日

演劇「国道・業火・背高泡立草」の感想

Pop is dead.・烏丸ストロークロック「国道・業火・背高泡立草」を見た。歌舞伎ばかり見ていたので、現代劇の方に少しシフトしようと思ったためだ。

・うちの奥さんは「見て、イヤな気分になった」と言っていたが、イヤな気分にするための芝居なので、まあ正当な評価かと思う。

・以下、いわゆる「ネタバレ」を含む記述になる。
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2016年02月01日

中伊豆で「鄙びた宿」を再定義する。

Pop is dead.・年末に伊豆・吉奈温泉の「さか屋」に泊まった。吉奈温泉というのは私も知らなかったが、中伊豆の修善寺より少し南にある小さな温泉町である。
・仕事が忙しかったのと、その上、年の後半はひどいパワハラに遭って頭がおかしくなりそうだったので少しゆっくりしようと思いつき、場所を伊豆に決めたのが11月の末。既にそういう時期だったので多くの旅館はもう満室になっており、辛うじて見つかったのがこの宿だった。黒澤明や岡本太郎が愛した宿という事になっていて、修善寺からさらに離れた場所にあるという事は静かな良いところなのではないか、と感じた。
・口コミを見るとかなり評価は低いのだが「携帯が通じない」「建物が古い」「部屋に虫が入ってきた」という的外れな悪口が目立つように思えた。仕事から逃げるためには携帯が通じないのはむしろ好都合だし、古い温泉宿は好きだし、そうであれば虫くらい入ってくるだろう、と考えたので、さほど躊躇せずに連泊の予約を入れた。
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2016年01月06日

年末年始に食べた物の感想

Pop is dead.・年末年始に食べた物の感想
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2015年12月22日

2015年にやったことのまとめ

Pop is dead.・今年やったこと、というかほぼ見た芝居のメモ
・歌舞伎はそんなに一生懸命通ったつもりはないものの、月に一公演以上は見ている。歌舞伎と新劇と合わせると1年20公演くらいと、思ったより随分多い。こんなに遊び回ってたかね。
・今年後半は仕事量が馬鹿みたいに増えた上に、理不尽なパワーハラスメントに遭って最悪な状態だったので、楽しい思い出と相殺されているように思う。元来真面目な性格だから、一ヶ月に一度くらいはどこかに逃亡して、骨を骨壺に入れて休むくらいの気持ちで休息を入れないと死ぬ。来年からはそれで行く。

□今年行った中で特筆すべき料理店:牛込神楽坂「梅香」、赤坂「砂場」、京都・六波羅「コリス」、神戸「丸萬」
 なお、コリスは現在休業中との噂。来年また再開するらしいが。
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2015年11月13日

11/5-8日記(いつもの店と神楽坂「梅香」、歌舞伎「神霊矢口渡」感想)

Pop is dead.■11/5
・出発時間がかなり遅れたが、なんとか11時頃東京着。新幹線内で尾辻克彦「お湯の音」「父が消えた」読む。門前仲町BigHornで飲む。酒盗おろしが絶妙
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2015年11月10日

「インクジェットペン」とは何か?

Pop is dead.・中国(台湾・香港ではない本土)における公式文書にサインする際に「インクジェット・ペン( inkjet pen )で署名しろ」と言われた。曰く「ボールペンではいけない」とのことなのだが、この「インクジェット・ペン」というのが分からない。
・つまり、油性のボールペンではダメだということで、水性ボールペンやゲルインクの類いかと思い「ローラーボール( rollerball pen = 水性ボールペン)のことか?」と確認すると「ボールペンはダメだ」の一点張りであり、どうも要を得ない。

・何度かの押し問答の末「inkjet penとは、そのペン先が紙の表面に接した時点でインクの出るペンである」という事なのだった。つまり、通常のボールペンの場合、ペン先を紙に押しつけ「縦あるいは横、またはナナメにペン先を滑らせた時点で初めてインクが出る」わけだけれど、これではダメだという。「ペン先を紙の上に置いた時点」でインクが出るペンでなくてはならず、続けて「万年筆が一番良い」と言う。

だったらはじめから「万年筆( fountain pen )でサインしろ」って言え!もって回って「inkjet pen」なんてわけのわからん言葉を使うな!と思った。

・この件に関しては、webを検索してもそれらしい情報に行き当たらなかったので書き留めておく。
・実際の話をすると、必ずしも万年筆ではなくても、先述のゲルインクボールペンでも良いのではないかと思う。水性ボールペンの場合、紙上にペン先を置いた時点でインクが出るので、要件は満たすからである。もっと言えばいわゆるサインペン、フェルトペンの類いでも良いのかも知れない。しかし正式な文書のことなので、言われたとおり万年筆を使うのが無難であろう。
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2015年09月07日

9/6日記(老祥記・丸萬・トレロン・焼とうし)

Pop is dead.kakakoさんが神戸で個展をやってるらしいので、見に行く。
・10時過ぎに元町に着き、まずは老祥記へ。ファミリアの角を入ると中華街の公園なのか。今まで何度も行ってるのに「ファミリアの角を入ると南京町」っていう図式が頭に入ってなかった。
・雨の午前中なのに老祥記は結構な行列。10分くらい待ったか。豚まん3個(最低ロット)を食べる。今までで初めてだと思うのだけど、店内で「蒸し上がり」を3分ほど待つ。こんなこと珍しいよな。おかげで今までゆっくり見られなかった厨房の様子を観察できたんだけど、厨房奥の台に巨大な饅頭生地があって、それをちぎりながら饅頭を作ってるのね。イメージとしては幅3メートル、奥行き1メートル、厚さ5センチの巨大な生地が横たわってるような感じで、結構な迫力がある。これをちぎって、肉のあんを半分くらい包んで横の人(完全に包む係)に投げる。この投げ方がぞんざいで、食べ物を扱っているようには見えないが、そういうものなんだろう。
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2015年08月31日

下鴨車窓「漂着」感想

Pop is dead. 最近は歌舞伎ばかり見ているので、気分を変えて現代劇も見ようと思い、昨年「木馬の鼻」を見に行ったり今年は「戯作者銘々伝」や、新演出の「マクベス」を見に行ったりした。マクベスを見て気づいたのは「現代劇というのは、答えのない芝居なんだなあ」ということで、答えや結末ではなく「示唆」を提供するのが現代劇というか、いやこれは欧米的と言うべきなのだろうか、よく分からないんだけど歌舞伎と違うなあと思った。
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2015年08月17日

書き逃した日記

Pop is dead.・仕事が比較的忙しいせいで心に余裕がなく、5月・7月はブログに何も書いていなかった。
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2015年06月18日

6/13-15日記(観劇三本・万年筆三本)

Pop is dead.■6/13
・品川から新宿経由で初台へ。京王新線が遠く10分ほど歩いたか。案内に沿って歩いたのだが、何か新宿駅の同じ所をぐるぐる回らされているような気分になる。
・時間があったので初台駅近くの刀剣博物館へ。ガラガラかと思ったらかなり人が入っていて驚く。備前の刀剣特集で、妖刀という風情のものから非常に上品なものまであり、堪能
・オペラシティ地下のカフェでカンパリソーダとパニーニが昼食
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2015年04月20日

中日劇場「雪乃丞変化」感想など

Pop is dead.・名古屋・中日劇場に、中村米吉を見に行った。
・嫁と二人連れ。9時前に伏見着→9:30名古屋市科学館のプラネタリウムチケットを購入→10:00三越まで歩いて弁当購入→10:30中日劇場へ→15:00終演、歩いて科学館へ→16:40プラネタリウム鑑賞→名古屋駅へ→18:00名古屋駅ミッドランドスクエア「和久傳」で軽い夕食、という流れるようなダンドリ
・まず、科学館に長蛇の列が出来ているのに驚いた。あんなに混むのか。
・弁当は例によって赤飯弁当にする。
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2015年03月24日

3/21日記(京都南座「鳴神」・コリス・鍵善)

Pop is dead.・京都南座に、中村米吉を見に行った。
・南座のチケット発券機は絶妙な場所にあるなあ(地下鉄の6番出口の階段を登って、地上に出る手前の踊り場にある)
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2015年02月24日

和久傳「鯛の黒寿司」をどう食べるか?

Pop is dead.・なろうことなら人生、うまいものを食べて暮らしたいと思うが、金がない。
・というわけで、たまに「手軽な値段で京都の老舗の料理が食べられる」という紫野和久傳に行く。この店のことは岐阜の料亭「きんか」のご主人である河村さんに教えてもらった。
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2015年02月06日

初心者が考えた「靴磨きに最低限必要そうな物」とその価格

Pop is dead.・靴磨きをしばらくしていて、知り得た「常識」と、最低限これくらいの物があれば家中の靴が磨けるのではないか、という構成の紹介
・ちなみに、基本にしているのはここで紹介されている磨き方。短くシンプルかつ分かりやすく解説してくれている→自宅でできる靴の磨き方 革靴のお手入れ - YouTube

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2015年01月27日

今冬の趣味を「靴磨き」と決める。

Pop is dead.注:この記事は靴磨きをやり始めたころのものです。1ヶ月くらいやってみて「最低限こういう物があれば良いのかなあ」と思ったことのまとめはこちら→初心者が考えた「靴磨きに最低限必要そうな物」とその価格

・私は冬になると引き籠もる性質なので、数年前まではラーメンを作ったり、料理をして時間を潰していた。しかし年を取って寒い厨房に立つのも嫌になったので、去年はシーズン中レトロゲームをして過ごしたのだった。
・さて、今年はどうするべぇか。と少し考えたのだけれど、正月に仕事用の靴を新調したので「靴磨き」でもするかと思い立ったわけだ。男というのは歳を取ると万年筆や革製品に心を惹かれる物らしく、私もご多分に漏れず、そういう道を歩んでいるということか。
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2015年01月26日

歌舞伎「南総里見八犬伝」「御所五郎蔵」「新春浅草歌舞伎・昼」感想

Pop is dead.■1/23
・てんやで天ぷら定食を食べようと思ったが、門仲に着いたのがラストオーダー時間過ぎだったので諦め、BigHornで牡蠣とブロッコリのペンネグラタン。軽く呑んで帰る。

■1/24
・門仲から九段下経由で半蔵門、国立劇場へ。今日は一日国立で芝居。
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2014年12月29日

2014年にやったことのまとめ

Pop is dead.・恒例「1年の間にやったことのまとめ」これは純粋に自分用の記録です。
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2014年12月24日

国立劇場「喫茶・十八番」讃歌

Pop is dead.・芝居を見に行く時、食事をどうするか?というのは大きな問題である。歌舞伎というのはたいてい、昼前から夕方とか、夕方から夜9時とかいう時間の公演なのです。だから、一食は劇場内で食べる事になる。快楽亭ブラック師匠などは30分の幕間に劇場外に出て外のレストランで食事をするみたいだけど、時間的にそんな余裕ないからね、僕は劇場内で食べる。
・劇場内には食堂があって、多くの客はそこで幕の内なんかを食べる。上記のような時間に公演を組むってのは、つまりこの食堂の収入も劇場の売上になるからですね。あとは、公演前に弁当を買っておくという手もある。
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2014年12月23日

国立劇場「伊賀越道中双六」の「岡崎」再見、スヰートポーヅ餃子定食

Pop is dead.■12/20
・先週行った国立劇場「伊賀越道中双六」の席に納得がいかなかったのでリベンジ。今度は2列目上手側という米吉ハンティング・ポイント
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2014年12月15日

赤瀬川原平展と、米吉のナマ足(食べた物は蕎麦と寿司)

Pop is dead.■12/12
・仕事後、門前仲町BigHornへ。少し飲む。帰り、博多金龍というラーメン屋へ(大阪の金龍とは多分無関係)「風邪をひいて咳が止まらない時にラーメンをすすると激しくむせる」という事を学習した。
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2014年12月03日

オーディオという黄泉の国から帰還しました。

Pop is dead.・我が家のオーディオシステム、スピーカーケーブルはAmazonのPBを使っていたんだけど知人から「そんなのじゃダメだ」と言われたので、ブランド物を買ってみた。
・スピーカーケーブルって1m1万円とかザラにあるので恐ろしい世界だ。比較的廉価で有名らしいベルデンというメーカーの8473という物を購入。1メートル400〜500円。それでもAmazonPBの10倍くらいの値段。高い。
・で、ケーブルを替えてみたんだけど音の違いなんか全く分からないね(別の知人によると、ケーブルを替えても音は変わらない、あれはオカルトという話だった)
・現状使っている中国製アンプ、Lepai(Lepy)V3はスピーカーケーブルの差し込み口が比較的狭いのか、あるいはケーブルが太すぎるのか、突っ込むのに少し苦労した。
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