2017年11月08日

長いぞ東京5泊6日日記(歌舞伎座昼夜と食いだおれ記録)

Pop is dead.■11/2
・往路、町山智浩「ブレードランナーの未来世紀」ほぼ読了。ビデオドローム、ブルーベルベット、ロボコップ、未来世紀ブラジル、ブレードランナーというタイトルが並べば買わざるを得ないが、買ってまで読む本か微妙。しかし買わなきゃよかったとも思わず、まずます面白かった。
・BigHornでAM1:30頃まで飲むが〆を食べ損なったので人生初の日高屋でラーメン

■11/3
・髪が伸びて実に不快なので、門前仲町の散髪屋で刈ってもらう。ハゲは最低でも月一回は散髪屋に行って髪を短く保つべきだと思うのだが、どうも面倒で放置してしまうのだ。

・その後、神楽坂の蕎麦屋「かりべ」へ。皮くじら、鯖の燻製でお酒(八海山)を一杯。皮くじらが脂っこくて実に良い。そして突き出しの蕎麦豆腐がとても薫り高い。
・これは期待できる、と思ったが案に相違して蕎麦は普通。不味くはないが名店の味とは言えず、これで一枚1,000円はない。比べる対象が変だけど、芦屋川・むら玄の方がうまいんじゃないかね。つゆは甘すぎず辛すぎないが、しかし奥行きの全くない味。これは「淡麗」あるいは「すっきり」というくくりで良く解釈することも可能だが、やはり少し物足りなさを感じる。
・あと強く違和感を持ったのが「青葱」を使っている部分で、蕎麦というのは東日本のものだと思うので「白葱」をよくさらして使うのが本格だろう。立ち食いそば屋なら青葱でもかまわないが、こういう蕎麦屋ではいかがか。山葵は凡庸で、卓上に七味はなし。薬味についてはこだわりがあるんだかないんだか、混乱する。
・つまみの器などには趣味があって良いのだが、そばの器は石臼をかたどった「民芸調」で悪趣味と言わざるを得ない。どうも統一性がないというか、良いんだか悪いんだかよく分からない蕎麦屋だった。家具も重厚で、これは好みだけれど私はやはり赤坂・砂場や浅草の並木藪みたいな清廉なインテリアが好きですね。ああいう空間で蕎麦を食べることに幸せを感じる。

マコックさんがTwitterで触れていたのでインド出身の芸術家、アニッシュ・カプーア展を見るべく、牛込神楽坂から明治神宮前へ。この間の経路は忘れたが、いったん大江戸線で新宿まで出て同線・青山一丁目、銀座線で表参道、千代田線で明治神宮前といった非常に非効率な乗り方をしたような記憶がある。GYREという商業施設内のギャラリーでタダ、つまり無料で見られたのだが、実に素晴らしかった。内臓を思わせるような樹脂製の立体、切り裂かれた臓物の中に滝が流れているようななまめかしい物体を、薄いガーゼのような布で覆った作品。極めてグロテスクな、正視すべきではないような物を、ガーゼの布目越しに覗く背徳感。ちょうど昨日、クローネンバーグやデビッド・リンチに関する文章を読んでいただけに、強くエキサイトメントを感じた。2017/11/26まで。

・その後、表参道から神保町へ出てSPINの写真展へ。出発する直前に招待ハガキをもらったので顔だけ出す。モデル本人が目の前にいるところでヌード写真を眺める、というのは不思議な感覚がある。性的な興奮とはまた別のように思うが。
・本を買い足そうと書店に入るが、岩波文庫の「怪談牡丹燈籠」(既に持っているかも知れない)と、谷崎潤一郎の評論集とか買ってしまう。軽いものが買いたかったのだけど東海林さだおの新刊タイトルが「猫大好き」では買う気にならない。猫は嫌いではないが「猫を出しておきゃあ売れるだろう」式の商売が大嫌いなので。

・神保町から九段下、都営新宿線で新宿まで出て、トロワグロのミートパイとブリオッシュを買ったあと中央線で荻窪へ。中央線のアナウンスは女性の声で「しんじゅくー」「おぎくぼー」「にしおぎくぼー」と妙に語尾を伸ばす。他の路線では「しんじゅくー」とは言わない気がするけど。
・荻窪で春木屋(AKIRAの春木屋じゃない方のラーメン屋の春木屋)の前や、その先の謎の窪地を眺めた後、開店とほぼ同時に「卯」へ。揚げ銀杏、かわはぎ、帆立と蟹のテリーヌ、海老とアスパラの春巻き、鰯の梅煮など食べる。一見「よくあるお洒落目の居酒屋」だが、テリーヌがあるとは。しかもうまいぞ。
・そしてちょっと驚いたのが春巻きで、一見普通の揚げ春巻きなんだけど、中身が生春巻き風、つまり海老、アスパラガスに加えて人参とか野菜の千切りが生で入ってる。これを揚げて出すという、不思議なメニューなんだけどこれがうまい。いや「う、うまい!」と感動するようなものでもないんだけど、中の千切り野菜が生でもなく、しかしゆで野菜でもなく、絶妙な感じで蒸されてるのがとてもユニークだった。これは天ぷら・近藤主人の近藤さんが言っていた「天ぷらは蒸し料理である」という言葉に沿ったメニューだなあ、と感心してしまった。

・荻窪から中央線+東西線で門前仲町に戻り、バー「C」へ。門仲でオーセンティック・バーというと僕はオーパとここしか知らない(パールオニオンがないのは瑕疵といえば瑕疵だが)
・だいぶ飲んだのだけど締めようと思ってリンガーハットに入り、しかし飲み過ぎていたのでビール一杯飲んで店を出るという馬鹿なことをする(記憶が飛んでいたが、翌日レシートを発見して判明した)

■11/4
・朝食に昨日買ったトロワグロのパンを食べるが不味い。二日酔いというわけでもないが昨日飲み過ぎ、疲れが出て昼過ぎまでゴロゴロする。
・14時に門前仲町を出て勝鬨橋経由で東銀座へ出る。昼食はゆで太郎の薬味そば(揚げ玉抜き)揚げ玉を抜くとさすがに物足りないかとも思ったが、茄子の素揚げが入ってるので油も少々ありながらさっぱりしていて良い。こんなもんでいいんですよ。ところでこのゆで太郎、椅子の座り心地が異様に悪いんだが「立ち食いそば屋なんだから立って食え!」というメッセージなのか。

・歌舞伎座上の売店で中村米吉の舞台写真、先月公演分10枚を買い占めたあと、歌舞伎座夜の部へ。
・今回の目的は忠臣蔵五段目・六段目、仁左衛門の勘平。これは行かなければいけない。仁左衛門が良いのは当たり前。幕切れの陶然とした顔は絶品で、連判状に加えてもらった歓びに加え、死に至って意識がもうろうとし、それによって快楽を感じているのではないか、と思える凄味があった。
・僕は個人的には秀太郎という役者があまり好きではないんだけど、というか仁左衛門の公演では「若くて美しい恋人役」でこの人が出ることが多くて、いくらなんでもそこに無理を感じてしまうんだけど、今回の一文字屋お才は絶品。勘平登場後のイライラした演技、細かい芝居が素晴らしい。そして名脇役、松之助が女衒の源六、この人がやり過ぎずに好演。「この家に連雀付けて背たろうて、残った空き地にぺんぺん草はやしたる」だったか、そんな台詞は江戸のバージョンではなかったように思う。「淀川に蓋ないねんど」や「尻の穴から手ェつっこんで奥歯ガタガタ言わせたろうか」的な、上方のタンカ、面白い。
・孝太郎のお軽、吉之丞のおかやは、以前見た菊之助のお軽、東蔵のおかやとは真逆。後者は「女の強さ」を強烈に感じる演技で、それはそれで一定の納得性があったのだけど、やはり本来は今回のような「女の弱さ」を表現した演技が正しいのだろう。全体的に整ったいい芝居だったが、与市兵衛役者だけがドヘタ。中村山左衛門という役者らしいが知らない。
・次の「新口村」藤十郎は引退して後進の教育に専念すべきだと思う。「大石最後の一日」は幸四郎が良いのは当然だけど、真山青果の「理屈のぶつけ合い」に女を入れると盛り上がらないなあ、という印象。金太郎は、歌舞伎役者の通過儀礼みたいなところがあるけど、ちょっと難しい時期に入った感じ。あとこういう真面目な芝居で澤村由次郎に台詞を与えるな、と思う。あの役者一人で芝居がガタガタになる。今月の芝居であれば鯉つかみ辺りに出せばいいのに、なんでこういうシリアスな出し物で使うかね。

・終演後、オストレアでシャンパンを飲んで牡蠣を7つ。今回は特にアタリなし。しかし仙鳳趾(せんぽうし)と的矢牡蠣の臭くて不味いこと。この店の仕入が国産牡蠣を苦手にしている可能性も大だが、この店で国産牡蠣がうまいと思ったのは「丸えもん」という物のみ。毎回うまい「クマモト」という外国産の牡蠣、本日は残念ながら入荷なしとの由
・続けてアモンティリャードにエスカルゴ、以上で7,000円くらい。やっぱり結構高くつくな。
・日比谷まで歩いて茅場町経由で門前仲町へ戻る。帝国ホテル周辺は至る所に二人組の警官が立っており、後で知ったのだがトランプが泊まっていた模様
・オーパでミモザ、バンブー、ワイン。カルボナーラで締める。しかしこの店でもカルボナーラにクリーム使うのか。本格的なローマ風カルボナーラを出す店ってのは無いのかね。

■11/5
・ほぼ御飯と味噌汁だけの朝食。「ブレードランナーの未来世紀」一章だけ読み残していたターミネーターの章を読み、読了。

・茅場町経由で東銀座に出て今日は歌舞伎座昼の部。一幕目「鯉つかみ」の感想は渡辺保の評に同じ。ラストありきであとは全てつけたりであって、退屈なことこの上なし。
・昼食は歌舞伎座裏の小諸そばで豚肉入りの蕎麦。ここも幕間の時間は異様に混むが、券売機にお金を入れてから注文を考えるバカ女あり。小諸そばは快楽亭ブラック師匠推奨ということで初めて入ってみたが、麺が柔らかすぎるしイマイチ。嵯峨谷の方がうまいんじゃないのかな。
・次の「奥州安達ヶ原」は何がなにやら分からない芝居。吉右衛門、東蔵、歌六、雀右衛門、又五郎と非常に堅い配役で、ものすごく重厚なんだけど何が面白いのか全く分からない。しかし受ける受けない関係なく、こういう演目があってこそ「大歌舞伎」なのだと思う。
・最後の三千歳直侍は、やっぱりさすがの菊五郎。以前何年か菊五郎劇団の国立劇場での正月公演を見て、あれつまらないんですよ、菊五郎が変にふざけたりして。あれをいくつか続けて見たもんだから「もう菊五郎はいいや」としばらく思っていた。しかし去年の忠臣蔵で菊五郎の勘平を見て「あ、やっぱりこの人凄いわ」と当たり前のことに気付いた。今回の芝居もいい。蕎麦屋のシーンはやっぱり絶品で、菊五郎の直侍は歳を感じさせない粋な色男っぷり、蕎麦屋を出るときに一言「世話になったな」と戸を閉める、このかっこよさ。東蔵の按摩も良いし、蕎麦屋の夫婦(家橘、斉入)がまたズッポシはまってて良いねえ。薄暗い照明のもとで展開されるこの場の静かさ、蕎麦の香りが漂ってくるような雰囲気は絶品。ここが良すぎて後半はあまり記憶になし。

・伊東屋を覗いて一旦門前仲町に戻って着替えたあと再び銀座へ。GINZA SIXでキャビア、それも映画「バベットの晩餐会」に出てきた「ブリニのデミドフ風」らしきものを出す店があって以前から狙っていたのだが、店頭に行くとメニューから消えていた!これは今回の大ショック、最悪の展開。あまりのショックに門前仲町に戻るが、日曜なので開いてる店が少ない。こういう時はここだ、とSORAYAに入ってワインとつまみを少し。その後、てんやでビールと天ぷらのセット、追加で牡蠣、舞茸、鱚(メニューでは「白身魚」となっていた)でおなかいっぱいに。これで1,010円ですよ、タダみたいなもんでしょ。
・予想外に腹がふくれたのでちょっと休憩したあとチェーンのスパゲティ店「ポポラマーマ」へ。知らなかったけどここワイン飲み放題じゃん!得した気分でワインを飲みながら本を読んで過ごす。バイトリーダーみたいなのが新人に指導している内容がテキトー過ぎてイライラする。締めはスパゲティにするが、なんかラーメンみたいな麺だった。

■11/6
・仕事。昼食を無駄にする。夜は門前仲町で食事とバー1件。その後BigHornに行こうかと思ったが早じまいしていた。仕方ないので缶チューハイと缶ビールを飲んで寝る。

■11/7
・仕事。昼食は和久傳のむしやしない。ほぼ毎回、鯛の黒寿司を食べているが今回、最後の鯛の一切れがうまかった。個体が違ったのか、あるいは「最後の一切れだから」と味わって食べたからおいしく感じたのか、いずれかは知らない。
・移動中「それでも日本人は戦争を選んだ」読むが、読了には至らず。しかしこれ一回通読したあと年表にしないと全体像の理解は出来ないな。

2017年10月10日

国立劇場「霊験亀山鉾」を見に行ってついでに色々食べた話

Pop is dead.■10/6
・田舎を脱出。移動中は荒俣宏ほか「ニッポン見聞録 東北編」を読む。東京駅からすぐのKITTE内にある東京大学収蔵品展示室「インターメディアテク」の存在を知る。
・門前仲町BigHornに飲む。
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2017年09月11日

芦屋川むら玄という蕎麦屋に行った

Pop is dead.芦屋川むら玄という蕎麦屋に行ってきた。随分混んでいるらしいので開店30分前から待つ。そういうのは嫌いだけれど仕方がない。親切な店で、開店前から待合室のような所を開放してくれるので、座って待つことができる。
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2017年08月17日

8/11-14日記(歌舞伎座「野田版・桜の森の満開の下」感想など)

Pop is dead.■8/11
・午後、門前仲町に到着。フレッシュネスバーガーでビールとオニオンリング。ホテルで少し休んで、てんやで底を入れる。めごちがあったので頼んでみるが、水っぽくてさすがにうまくない。
・しかし今日は祝日なのでいつも行くバー(BigHorn)が休み。これは誤算だった。門仲のオーセンティックバー代表格であるオーパも休み。仕方なく放浪していて、SORAYAというバーを見つける。いかにもお洒落な感じで、昼間はカフェをやっているそうだ。そういえばここは以前、アンティークの雑貨屋かなんかだったか。同僚と待ち合わせ、三軒飲み歩く。ガールズバーというのに初めて入ったが、あれは何が面白いのかね。
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2017年05月15日

切って混ぜるだけの万能薬味レシピ

Pop is dead.・万能の薬味的なものを開発した。「開発」という言葉を使うのが恥ずかしいほど単純なもので、しかし薬味としても使え、そのまま酒のつまみにもなる。夏にこれがあるとないのとでは食生活に大きな違いが出るのではないか。

・用意する材料:青じそ、みょうが、かいわれ大根、市販のきざみねぎ、塩昆布、なめたけ(orえのきから自作)、胡麻
・あればうれしい材料:キユーピー・ノンオイルドレッシング「胡麻と香味野菜」、黒七味、鰹節、海苔
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2017年04月03日

天皇の生活について詳細を知る猪熊兼繁という人の出自

Pop is dead.・伊丹十三「日本世間噺大系」に「天皇日常」という章があり、その言葉通り天皇の生活が事細かに語られている(おそらく明治維新までの暮らしだろう)それを語っているのが「猪熊兼繁」という人で、この人はテレビ番組「天皇の世紀」にも登場し、上記の本と同様の話をしている。
・この人、なんでこんな事を知ってるのかと思ったら家が代々「有職故実」という、公家の生活に関する研究者なんですね。で、その家自体がお公家さんの家系でもある。
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2017年03月24日

2-3月頃の記録

Pop is dead.・放っておくとブログを書かずに3月が過ぎると気付いたので、Twitterへの投稿を切り貼り保管
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2017年02月11日

城崎温泉一人旅行記(二日目)

Pop is dead.6年前の旅行記の続き

■2011/9/6
 4時過ぎに起きる。何もする事のない休日程、早く起きられる。だから老人は早起きなのだ。さて、目は覚めたが外湯が開くのは概ね7時である。手持無沙汰でダラダラするが、宿の内湯が6時に開くと知り、6時丁度に押し掛ける。その後、御所之湯へ。
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2017年02月01日

豆州および遠州紀行・外伝

Pop is dead.・旅行記の本編は書き終えたが、それに関連する細々としたことを随分端折ったので、ここに記録しておく。

■1/26
・銀座の寿司屋の客というのは「老人と若い女性」という組み合わせが多いように見える。女性は水商売ではなく、堅気で聡明そうに見える美人が多い。また一方で老人の性的な欲望や虚栄心などを理解した上で「そういう理由でこの店で御馳走してもらっている」ことを理解しているといった、女の狡猾さも強く感じる。村上龍の「オーディション」を思わせる感じで、少し恐い。
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2017年01月30日

東京・松崎・清水・浜松

Pop is dead.■1/26
・昼、銀座「小笹寿し」へ、冬になったので再訪。お酒は冷酒にして、つまみに皮剥。肝ポン酢で食べるのだけど、このポン酢が良い。柑橘類の皮の苦みというかピリッとしたスパイシー感のバランスが絶妙だった。その後、お寿司は平目、鯛、皮剥、鱚、づけまぐろ、トロ、鯖、あわび、小肌、青柳、うに。これで18,000円弱。
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2017年01月18日

蚵仔麵線の・ようなもの

Pop is dead.・昨年台湾に行ってから「なにか台湾っぽい物」が食べたいと思い続けていた。士林夜市「阿宗麺線」で食べた麺線(そうめんの煮込みみたいな物)が良いな、しかしアレには強烈に臭いモツが入ってたからモツじゃなくて牡蠣にしてみよう。そこでこの度「インスタント牡蠣麺線らしき物」を家で作ってみたのでレシピをメモ

・材料:味の素・クノール中華スープ(ふかひれ入り)4個、牡蠣100〜150g(加熱用)、オイスターソース1さじ、顆粒の鰹だし1/2本(水300ml相当分くらい)、パクチー(あれば)適量
 この分量で「小吃」っぽく軽く食べるなら2〜3人前、がっつり食べるなら1人前強という程度
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2017年01月06日

年末年始の日記(紅白、大阪マリオット、松竹座初日)

Pop is dead.■12/31
・年末はぎりぎりに実家に到着、今年は紅白歌合戦を最初から最後まで見た。バナナマンの副音声のおかげで最後まで見られた。特に冒頭、TMレボリューションがゲスト参加している箇所の副音声は秀逸で、この人、どうも歌謡曲に対する造詣が相当深いらしく、演歌から何から、全部歌えてしまう。ゆるく無責任な曲解説も面白かった。最後まで参加して欲しかったが、最初だけの出演。バナナマンの解説は終始バカバカしく内容に乏しく、そしてうるさくて良かった。「どうも紅白は副音声が面白いらしい」というのはうちの奥さんからの情報。年末にGood Jobである。
・本編の歌で良かったのは椎名林檎「青春の瞬き」映像作品として美しかった。PerfumeのナントカVRは、期待していたけどよく分からなかった。宇多田ヒカルは声が出てなくてダメ。演出としては三代目Jソウルブラザーズとかいう人の「LED人間100人集合」ってのは面白かった。
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2016年12月31日

年末メモ(自分用)

毎年恒例の自分用メモ、今年分は非公開設定にしています。
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2016年12月07日

芝居の感想(くだんの件、第七舞台、柿喰う客)

Pop is dead.・「世間の評判」というのがあって、通常はその「世間」が広がれば広がるほど、どういうわけかアテにならなくなるものです。衆愚化と言うんですかね。しかしまあ信用度ゼロというわけではない。ある程度参考にはなる。
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2016年12月05日

台湾の夜市で食べた物

Pop is dead.・所用があって台湾(台北)に行ってきた。第一印象は「日本とあまり変わらず、異国情緒がないな」というものだったけれど、やはり少しずつ日本と違う部分があって、そこに魅力を感じはじめると楽しい町なのだと思う。例えば、バスの行き先表示がありますね、あれが日本だと細いゴシック調だったり明朝体だったりするでしょう、これが台湾だと「毛筆調」なんですね。
・以下、食べた物
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2016年11月14日

11/11-13日記(仮名手本忠臣蔵5-7、田舎でiPhone)

Pop is dead.■11/11
・夜遅く門前仲町、BigHornへ。深夜過ぎまで飲む。

■11/12
・国立劇場「仮名手本忠臣蔵」の二部(5〜7段目)へ。
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2016年10月18日

シン・ゴジラと平成ゴジラ類似点メモ

(ちょっと時間がないのでメモをアップ。追って追記等すると思います)
 シンゴジラを見た後、4作品見直してみたので類似点メモ。
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2016年09月09日

夢から醒めたブロガー

Pop is dead.・FacebookもLINEもやめた。私にとって価値があるとは思えず、LINEに至ってはむしろ私の生活にとって害悪だと感じたからだ。
・Facebookというのは私にとってはブログのような物で、リアルの知人と少しマニアックな会話ができるかと思ってやってみたが、私が期待するような面白い話をFacebookに上げている知人はいなかった。まあ大抵は子供の写真だ(私は「あなた自身」をフォローしているのであって「あなたの子供」をフォローしているわけではない!と何度心の中で叫んだことか)私の知人にも話の合う人、面白い情報や話題を持っている人は居るのだけど、どういうわけだかそういう人はFacebookをやっていない。しばらくやっていたけど「くだらねえ」と思ってアカウントを凍結した。
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2016年09月06日

映画「シン・ゴジラ」を見た感想と山のような疑問

Pop is dead.・「シン・ゴジラ」を見た。元々へそ曲がりなので、周囲が絶賛するこの作品を見に行く気はあまりなかった。だいたいこの映画について語る人の一定数が「先の震災によって得た連帯感」を基盤として話をしているようで不快だったのだ。しかしマコックさんに「じゃあ見に行く必要なし」と言われたことでへそ曲がりが360度曲がって見に行くことになった。
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2016年07月08日

無軌道肴蔬目録

Pop is dead.・内田百關謳カの「餓鬼道肴蔬目録」に倣って、好きな食べ物をリストにしているんだけど、前にアップしたのが2013年で、そこから追加・変更がいくつかあったので再度(ほとんど同じ内容だが)上げておく。
(既に閉店した店の料理も含まれています)
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2016年06月29日

6/24-27日記(碇知盛・鮨屋・小笹寿し・まんてん鮨)

Pop is dead.■6/24
・門前仲町BigHornで海老とレモンとパクチーのピザ。2時過ぎまで飲む。

■6/25
・朝食後、歌舞伎座へ。まずは渡海屋・大物浦。いわゆる「イカリ知盛」として知られる定番の演目だが、たぶん初めて見る。渡海屋の旦那実ハ平知盛が染五郎。北前船の貿易商という設定で、アイヌの民族衣装柄の着物で登場する。
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2016年05月24日

ハイバイ「おとこたち」を見た感想

Pop is dead.・ハイバイという劇団の「おとこたち」という芝居を見た。
・あらすじについてはここのブログに詳しい→「おとこたち」を見る: 芝居遊歴控
・4人の「おとこたち」の青年期から老年期までを描いた話。コメディーかと思うと結構シリアスな話だった。山田(狂言回しの男)、津川(アル中の男)、鈴木(計画的な男)、森田(不倫する男)という四人
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2016年04月25日

歌舞伎座「不知火検校」感想(今更12月国立・1月浅草の感想も)

Pop is dead.・歌舞伎座で「不知火検校」を見た。
・まず最初に染五郎の「操り三番叟」ここ数年で、翫雀、右近、猿弥の操り三番叟を見たが、染五郎のはその中で最低の出来だった。踊りのことは良く分からないけど、少なくとも操り人形が踊っているようには見えない。舞台上では、ただ染五郎が楽しそうに踊っているだけだ。この人、スター性が強すぎて「人格を消して人形になる」ってことが出来ないのではないか。
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2016年02月23日

東洋風アルファベット、その名も「ワンタン・フォント」

Pop is dead.・日本語の英語表記なんかで「くさび型の線を組み合わせてアルファベットを書く」というフォントスタイルがありますね。あれはいつ頃から使われ始めた物なんだろう?と思った。
・というのはTwitterでこういう画像を見つけて、これは1916年の早川雪洲の映画ポスターのようだけど、100年前から使われてたのか!と思ったからです(SESSUE HAYAKAWA と TSURU AOKI という日本人の名前だけが、くさび型アルファベットになっています)
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2016年02月15日

演劇「国道・業火・背高泡立草」の感想

Pop is dead.・烏丸ストロークロック「国道・業火・背高泡立草」を見た。歌舞伎ばかり見ていたので、現代劇の方に少しシフトしようと思ったためだ。

・うちの奥さんは「見て、イヤな気分になった」と言っていたが、イヤな気分にするための芝居なので、まあ正当な評価かと思う。

・以下、いわゆる「ネタバレ」を含む記述になる。
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2016年02月01日

中伊豆で「鄙びた宿」を再定義する。

Pop is dead.・年末に伊豆・吉奈温泉の「さか屋」に泊まった。吉奈温泉というのは私も知らなかったが、中伊豆の修善寺より少し南にある小さな温泉町である。
・仕事が忙しかったのと、その上、年の後半はひどいパワハラに遭って頭がおかしくなりそうだったので少しゆっくりしようと思いつき、場所を伊豆に決めたのが11月の末。既にそういう時期だったので多くの旅館はもう満室になっており、辛うじて見つかったのがこの宿だった。黒澤明や岡本太郎が愛した宿という事になっていて、修善寺からさらに離れた場所にあるという事は静かな良いところなのではないか、と感じた。
・口コミを見るとかなり評価は低いのだが「携帯が通じない」「建物が古い」「部屋に虫が入ってきた」という的外れな悪口が目立つように思えた。仕事から逃げるためには携帯が通じないのはむしろ好都合だし、古い温泉宿は好きだし、そうであれば虫くらい入ってくるだろう、と考えたので、さほど躊躇せずに連泊の予約を入れた。
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2016年01月06日

年末年始に食べた物の感想

Pop is dead.・年末年始に食べた物の感想
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2015年12月22日

2015年にやったことのまとめ

Pop is dead.・今年やったこと、というかほぼ見た芝居のメモ
・歌舞伎はそんなに一生懸命通ったつもりはないものの、月に一公演以上は見ている。歌舞伎と新劇と合わせると1年20公演くらいと、思ったより随分多い。こんなに遊び回ってたかね。
・今年後半は仕事量が馬鹿みたいに増えた上に、理不尽なパワーハラスメントに遭って最悪な状態だったので、楽しい思い出と相殺されているように思う。元来真面目な性格だから、一ヶ月に一度くらいはどこかに逃亡して、骨を骨壺に入れて休むくらいの気持ちで休息を入れないと死ぬ。来年からはそれで行く。

□今年行った中で特筆すべき料理店:牛込神楽坂「梅香」、赤坂「砂場」、京都・六波羅「コリス」、神戸「丸萬」
 なお、コリスは現在休業中との噂。来年また再開するらしいが。
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2015年11月13日

11/5-8日記(いつもの店と神楽坂「梅香」、歌舞伎「神霊矢口渡」感想)

Pop is dead.■11/5
・出発時間がかなり遅れたが、なんとか11時頃東京着。新幹線内で尾辻克彦「お湯の音」「父が消えた」読む。門前仲町BigHornで飲む。酒盗おろしが絶妙
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2015年11月10日

「インクジェットペン」とは何か?

Pop is dead.・中国(台湾・香港ではない本土)における公式文書にサインする際に「インクジェット・ペン( inkjet pen )で署名しろ」と言われた。曰く「ボールペンではいけない」とのことなのだが、この「インクジェット・ペン」というのが分からない。
・つまり、油性のボールペンではダメだということで、水性ボールペンやゲルインクの類いかと思い「ローラーボール( rollerball pen = 水性ボールペン)のことか?」と確認すると「ボールペンはダメだ」の一点張りであり、どうも要を得ない。

・何度かの押し問答の末「inkjet penとは、そのペン先が紙の表面に接した時点でインクの出るペンである」という事なのだった。つまり、通常のボールペンの場合、ペン先を紙に押しつけ「縦あるいは横、またはナナメにペン先を滑らせた時点で初めてインクが出る」わけだけれど、これではダメだという。「ペン先を紙の上に置いた時点」でインクが出るペンでなくてはならず、続けて「万年筆が一番良い」と言う。

だったらはじめから「万年筆( fountain pen )でサインしろ」って言え!もって回って「inkjet pen」なんてわけのわからん言葉を使うな!と思った。

・この件に関しては、webを検索してもそれらしい情報に行き当たらなかったので書き留めておく。
・実際の話をすると、必ずしも万年筆ではなくても、先述のゲルインクボールペンでも良いのではないかと思う。水性ボールペンの場合、紙上にペン先を置いた時点でインクが出るので、要件は満たすからである。もっと言えばいわゆるサインペン、フェルトペンの類いでも良いのかも知れない。しかし正式な文書のことなので、言われたとおり万年筆を使うのが無難であろう。
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