2006年03月16日

3/15日記(捨てることとか)

DOB_devil(byTakashiMurakami)・嫁に言われたパステルのプリンを買う。保冷バッグが210円。高い。
・先日から永井荷風「江戸芸術論」を少し読んでいる。良い文章。でも「芸術論」というほどの物ではないんじゃないか。
・永井荷風の文章に疲れたので、南伸坊「笑う科学」に切り替える。
・確か高校生の頃買った本で、その頃は「なんだかよくわからない、つまらない本だ」と思っていた。
・今読むと面白い。人間の脳味噌について、人間の脳味噌で考えることができるのか?

・「子供の頃は純粋だった」というモノイイがあるんだけど。
・僕に限って言えば、子供の頃の僕は汚れていて、今の方が清いのではないかとか、ふと感じる。
・子供の頃は、好き嫌いを善悪に直結させていた。「間違った物、ダメな物」を簡単に決めていた。
・今の僕は、そういうことについて少し考える。自分の思考を少し解体したり、すこし掘り下げてみたりする。
・「考える力」というのは、自分を分解してみるような力だと思う。

・捨てる、ということについて考える。
・僕は結婚する時に色々な物を捨てた。恐ろしい量のゴミ。ゴミ処理車を1台チャーターした。個人ゴミとしては相当の量。
・その中には、実家から持ってきた衣装ダンスもあった。その引き出しには、「あらいぐまラスカル」のシールが貼られていた。小さい時の僕が貼ったシール。
・おばあちゃんに買ってもらった勉強机もその時に捨てた。
・物を捨てるということの罪悪感とか、悔恨みたいな物、その時、すごく強く感じたこと。
・でも今になって「あの時捨てなければ良かった」とは全く感じない。うまく言えないけれど、月並みな言い方をすれば「大事な物を捨てることは、なにかの始まりだから」ということか。
・思い入れの強い物ほど、捨てなければいけない物だったりする。形ある物でも、ないものでも。
・捨てられる者は、幸せである。(なんかキリストみたいになってきたな)
・そして、捨てるのに躊躇するような物、それほど大切な物をどれだけ持っているのか、なんていうのは、今の自分の充実度を測る目安になる。
posted by LSTY | Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このエントリーを含むはてなブックマークこのエントリーを含むはてなブックマーク
この記事へのコメント
>好き嫌いを善悪に直結させていた。「間違った物、ダメな物」を簡単に決めていた

私はこういう簡単に決めてしまうのが純粋であるという考えです。
だから、子供は私にとって純粋だと思うし、そして、私は子供が嫌いなんですよねえ。
Posted by 天慈 at 2006年03月16日 12:09
■天慈さま
 確かに外見上はそっちの方が「素直」なんですよね。でも、中身を見ると、無批判に受け入れた固定概念というゴミや塵に支配されまくっている。
 でも、大人になって色々反省しても、その奥にはイデオロギーがあるし、純粋に何かについて反省する、なんていうのは不可能なんですけどね。
Posted by LSTY at 2006年03月16日 14:23
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