2011年09月12日

9/10-11日記

Pop is dead.■9/10
・夏目漱石「こころ」読了。

・映画「トニー滝谷」見る。嫌いではないかなぁ、という程度の感想。なんかちょっと、話にわざとらしさがあるなあ。そこをうまくごまかせてない印象はあった。

・昼過ぎ、近所のラーメン屋へ歩く。途中、書店で三島由紀夫を買う。この書店は駄目な店、つまり一昔前の「町の本屋さん」であり、商品はほとんど回転していない。それゆえに新潮の、旧デザイン(白地にオレンジと灰色でデカい文字が書かれた)の三島由紀夫が手に入るのである。
・ラーメン屋に行くと客が並んでいるので、店を出る。ラーメン並んで食べるバカの気が知れない。一言で言うとピチガイなんだよね、ラーメン好きなピチガイがいるんですよ、うまい店があると聞くと、車を何時間も運転して行くような奴が。まあそういう狂った人というのは、どういう業界にもいて、それはそれでいいんですが、ことラーメンに関して問題なのは、なぜか「一般人」が、そういうピチガイに引き込まれて、巻き込まれてしまうという事実です。
・なんかあの店、話題だし並んでるから自分も行かなきゃ!という心理が働いて、ピチガイにまかせておきゃ良いものを、一般人までつられて並んでしまう。そうして、行列は雪だるま式に長くなるわけですね。雪だるま式に長く、というのは変な表現だけど。
・たかがラーメンですよ、ファストフードですよ。そんなものに並ぶのは馬鹿馬鹿しい、ということに気付かなくなっちゃうわけですな。こういう構造が本当にくだらなく思えるので、ラーメン屋、それに蕎麦屋で並ぶのは苦痛だなあ。とか言いつつ、蕎麦屋に関しては万已むを得ず並ぶことはあるが。

・しかしお腹が空いたので、ガストに入る。暑い中歩いたからビール!それにほうれん草のソテー。ファミ呑みの定番。ビール頼むと「運転は大丈夫ですか?」って訊かれるのね。「歩いてきました」って言ってやろうかと思った。
・旅日記の続きを書いたり。芥川の「玄鶴山房」読んだり。
・鶏肉焼いた奴と、サラダ、ごはんを食べて帰る。帰って何をしたのかは、よく覚えていない。

・芥川龍之介「玄鶴山房」読了。

■9/11
・朝から所用で外出。また何か漱石作品が読みたいなあ、と思って青空文庫を探してみる。
・漱石には読みやすいのと読みにくいのがある。読みにくいのって例えば「倫敦塔」とか。今回は読みやすいの希望。

・昼、蕎麦を食べる。一番よく行く蕎麦屋かな。うまくもまずくもないが、許せるレベルなので妥協してたまに行く。今回は割とうまかった。
・蕎麦食べる時に葱は入れない。葱って蕎麦に絶対あわないと思う。葱残しといて、蕎麦湯の時に使う。やっぱり蕎麦湯っていうのが、蕎麦文化の高級なところだよなあ。蕎麦なんてあっという間に食べちゃって、蕎麦湯で落ち着く、という、緩急というか「緊張と緩和」というか、ここに妙味がある。

・書店に寄って漱石の「それから」買う。高校生の頃に読んだが、再読する予定。
・喫茶店に寄って、同時に買った「大人の文房具」眺める。わりと浅薄な雑誌だが、沼田元気情報が得られたのは幸い。

・そういうわけで文房具熱が冷めない。LAMYのピコ2本、ロットリングのシャープペンシル2本、ビクトリノックスのシグネチャー(ボールペン付き万能ナイフ)、ツバメノートのメモ帳8冊、それにパイロットの万年筆クアトロ89をたてつづけに買う。
・「トニー滝谷」における宮沢りえのような気持ちだ。以前からちょっと欲しかった物をドシドシ買っている。

・そしてついに、モンブランにまで手を出してしまった。しかも作家シリーズのフランツ・カフカモデル、定価10万円あまりで、今は若干値上がりして12万円になっている。なんでこんな物を買ったのかというと、ペン先のデザインに惹かれたのだ。「変身」にちなんで、ペン先に虫が刻印されている。虫っつーかゴキブリ。ペン先にゴキブリが描いてある万年筆なんて、素敵じゃないですか。是非とも欲しい。これこそ、私が一生使う万年筆だ、と思ってしまったわけです。
・限定品だから、買わずに放っておくと、どんどん値上がりするかもなあ、という強迫観念もあり、ボーナスがまだ残ってるからと思って買ってしまったわけですな。無駄遣いだよなあ。

・しかも、万年筆を何本も持つというのは、厄介なんですな。というのは、万年筆というのは使わなければいけない。ボールペンやシャーペンのように、しばらく使わずに放っておく、ということが出来ないのですな。
・極端な話、一日か二日使わずに放っておくだけでペン先が乾いてしまったりもする。毎日少しは使わなければいけない。となると、何本もの万年筆を並行して使うのは難しい。
・しかし、使わなければペン先の感じもこなれてこない。最初は書き味があまり良くないわけです、万年筆というのは。かすれたり引っかかったりする。だからしばらく使って慣らさないといけないわけですね。これが「育てる」感じで、楽しみでもあるわけだが。

・ペリカンのデモンストレータがやっと育ってきた感じなわけですよ。そこに新しく二本も万年筆買うと、どう育てようか、と迷ってしまう。職場に持っていって、仕事で使うというのも一つの手だなあ。しかし、職場にインク壷まで持ち込んでってのは、どうも大仰だ。
・うーん、どうしようか。それに何色のインクを使うかってのも悩みどころ。クアトロ89には色雫の「山栗」を入れようと思ってるんだけど、モンブランには何色を入れよう。ブラックにしようかな。またインク買わないといけないか。

・夜はそうめん。録画していたタモリ倶楽部見る。
posted by LSTY | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このエントリーを含むはてなブックマークこのエントリーを含むはてなブックマーク
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック