2011年11月30日

「きこんかい」とは何か?

Pop is dead.・枝雀の落語を聴いていると「きこんかいに」という言葉が出てきた。文枝も使ってたように思うけれど、要は上方言葉ですね。
・前後の文脈から「気を遣わずに/気楽に」という意味だとは知れるが、その語源がよく分からない。「気こんかいに」だろうが「こんかい」とは何か?
・広辞苑を調べてみると「機根/気根」という言葉があった。その中に

 (『御気根に』の形で)お気のままに。御自由に。

・とある。これのことか。元は仏教用語で仏門の修行に耐えうる能力、転じて根気のことを指すようだ。というか今我々が使っている「根気」という言葉は「気根」が転倒したものなのだろう。
・その意味が逆転して「御気根に」という言葉になったのかなあ、と思う。
・では「気根かい」の「かい」とは何か?日本国語大辞典には「気根かい」という言葉も「気まま」という意味で収録されているらしいが、そこでも「かい」はひらがな表記である。「かい」という接尾語は聞いたことがない。
・言葉の意味からすると「気根解/機根解」ってのがしっくりくるが、どうだろう。
この記事へのコメント
母が存命の頃、家族が体調を崩し、病気に臥してるときに、よく「きこんかいにしていたら治るよ」としばしば言っていたのを思い出します。
Posted by 天神 真通吏 at 2013年08月05日 09:40
■天神 真通吏さま
 それは、どこかの地方に伝わるような表現なんですかね。例えば「痛いの痛いの飛んでいけ」のように、病気のときに使う慣用表現なのでしょうか。
Posted by LSTY at 2013年08月06日 13:09
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