■9/28・僕がその文才に憧れる数少ないブロガーと飲む。
・文章、水曜どうでしょう、シティボーイズ、宗教、web、音楽の話など。
・「宗教って結局、科学でしょ」という話をしたんだけど、そうか、考えてみれば世の多くの人は、というか日本人のほとんどは「宗教=非科学」だと思っている。日本人が宗教を理解できない要因の一つは、ここにあるようにも思う。
・痛飲。
■9/29
・「灯」が聴きたくて、久しぶりにYMO「テクノデリック」をかける。聴く度に「今まで俺はYMOの何を聴いてたんだ!?」って思うようなアルバム。
・トレバーホーンはサンプラーを手に入れて、それを「はしゃいで」使ってる。YMOは、はしゃいでない感じだなあ。
・ライナーノーツって言うの?あれを読んでみた。こんなのほとんど読まないんだけど。細野さんSE好きなんだ。そりゃそうか。スケッチショウなんか、そういう感じ全開ですね。
・教授がコンセプト重視みたいな感じのことをずーと答えていて、細野さんが「根拠なんてない、音が欲しいだけ」って言ってるのがすごく印象的。そりゃあ仲も悪くなるよ(笑)
・教授って「自分の生きる意味」を求めるタイプなんだろうなあ、細野さんは「いつ死んでもいいよ」って思うタイプなんだろうなあ、とかなんとなく思う。
・僕は細野さんの方が好きだ。
・続いて「TECHNODON REMIXES I」聴く。テイトウワ好きだけど、若いなあ。1993年6月9日リリース。記憶では、YMO再生ライブは同年6月10日と11日だった。そのころの気分そのままの音。今聴くと古い。悪くはないが、古い。
・ダンスミュージックなんて、そんな物だとも思う。だからダメなんだよなあ、ヒップホップ以降のダンスミュージックは。そこには、エヴァーグリーンという視点がない。いや、視点の問題ではないかな。
・萩原智子結婚。おめでとうございます。
・なんとなく思うこと。最近、コマーシャルがつまらない。これって世の中に「言ってはいけないこと」が増えた結果ではないかと思う。高度成長期って、コマーシャルは「景気の良いこと」を言う物で、その後の安定期には「口当たりの良いこと」を言う物。で、格差社会では「ちょっと辛口なこと」を言う物、なんじゃないですかね。僕のイメージでは桃井かおりの「世の中、バカが多くて疲れません?」のあたり。
・でも、日本人ってまじめだから、こういうのはNGなんですね。イギリスで言えばモンティパイソンのような「自虐」って成り立たない。「お前はバカだ!」って言われると本気で怒っちゃう。本当に未熟な国民だと思います。
・てめえで中東の紛争の火種を蒔いておいて「テロには屈しない!」とか言ってる、ああいう国家というのは、実は懐が深いのです。だから、自分たちの欠点を笑える。それがいいとは思わないけど、それと比較して日本人は未熟だと思う。
■9/30
・映画借りる。「マルタイの女」、「ツィゴイネルワイゼン」、「男はつらいよ-口笛を吹く寅次郎」、「イン・ザ・プール」。
・深夜過ぎ、鈴木清順「ツィゴイネルワイゼン」見る。いわゆる「芸術映画」。
・百間先生の映画で、百間先生の「文学的な一面」を映画化してるんだろうなあ、とも思うが、同時に「これ、百間先生が見たら嫌がるんだろうなあ」というような作品。
(内田百間のケンは、正しくは門の中に月)
■10/1
・雨。
・運動する習慣が無くなった上に、週末雨だとますます動きたくない。買い物にだけは行き、昼過ぎから飲んで寝る。
・夕刻、起きて録画していた「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲」を見る。
・とにかく好評な映画で、複数の人から薦められたため。
・しかし、さして面白くもない映画だった。まあ「子供向け映画に無理矢理付き合わされた親が、フェイントを喰らって感動する映画」というのは分からなくもない。しかし、わざわざ自分から見るほどの映画ではない。
・茄子と鶏肉のトマトソースを作り、夕食はそれでスパゲティーを食べる。
テクノデリック
まあ、そうなんですけどねえ。
でも、90年代以降の音楽って「あからさまに消費を前提とした音楽」だと思うのです。70年代にも80年代にも、そういう音楽はあったんだろうけど、90年代に入ってあまりに「あからさま」になってきたんじゃなかろうか?それは、音楽家の諦念かも知れないですけど。
例えば「毎月シングルリリース」なんていうのを見てると、この人たちは結局CD売りたいだけなんだろうなあ、と思うわけです。
まだ考える余地がまだまだあるなあ、この話には。
もしくは既にどこかで述べられていますか?
興味があります。
以下のコメント欄に、僕の基本的な印象については書いています。
http://linlinlin.cocolog-nifty.com/lin/2006/10/by_236c.html
宗教って「不確かな物を信じる」というより「確かであることを信じる」ものであると。同じと言えば同じなんですけど、多くの日本人は全社の文脈しか持ってないですよね。
個人的には"宗教"や"科学"の"実際"(分かりにくいですが)ではなく、"その言葉から想像される印象"としての宗教や科学についての文脈しか持っていないのだと思います。
言葉足らずですが、どこかで一度ちゃんと考えてみたいと思っています。
ところでCMについて、つまらないものが増えている、は同感ですがそれは作る側、見る側の"無関心"から来るものだと考えています。
細野さんの音楽は、リアルタイムで素通りしても、あとで聴いて感銘を受けたりしますね。
上記の記事やコメント欄ではキリスト教と科学の対立についても触れられているのですが、宗教と科学が別れるのは、「人間にはまだ神のことは分からないのだ」という謙虚さの喪失によるものだと思います。