2012年03月06日

3月上旬日記

Pop is dead.・たまに飲みに行く店の店員が、快楽亭ブラックと知り合いだったと知る。世間とはなんと狭いことか。これは挨拶に行かなければいけないと、急遽、飲みに出る。
・少し落語の話をして、ああ、僕と全く違う聴き方をする人なんだなあ、と思う。

・僕は、とにかく名人の落語を愛する人間です。うまい落語が聴きたいの。志ん生・圓生・彦六・馬生・志ん朝といった「名人」の話が好き。笑点メンバーのような、下手な落語は許せない。歌丸でギリギリのライン。
・生きてる人なら、小三治、志の輔、喬太郎、あと快楽亭ブラックくらい。あとは聴きたいと思わない。よく書くんだけどCD買う時に「邦盤の新譜に3000円出すくらいなら、ジャズの名盤1000円で買った方がマシ」って思うのと似てる。情報をアップトゥデイトする必要性を感じてない。過去の物だけで生きていける。
・しかし当該の店員さんは違うわけですな。「生で、いろんな人の落語を聴きたい、応援したい」という感覚なんですね。なるほどなあ、そうですなあ。今までの僕の聴き方というのは、あまりに枯れすぎていたのかも、という反省。

・3DS目当てに小学二年生を購入。「三つ折り、電卓、そろばん」で「3DS」。なんだこのセンス。デンタク+そろばん、と聴くと僕の中ではクラフトヴェルクとトニー谷がコラボレーションしてるような妄想が広がる。タシタリ、ヒイタリ、ソオサシテ、サキョクスルザーンス♪
・検索してみたら、去年も同様の付録だったみたいね。知らなかった。

小学二年生 2012年 04月号 [雑誌]
小学二年生 2012年 04月号 [雑誌]

・4月の国立劇場「絵本合法衢(えほんがっぽうがつじ)」のチケットを取る。今回どうしても2等A席で見たかったので、平日公演で妥協した。
・国立劇場には特殊な席があって、それがこの1階の2等A席と3等席。格安で1階の前列席が取れるというシステムです。ここは本来、いわゆるジーンズシート、学生割引的な席だと思うのね、貧乏人のための席です。なのに、いつもいい年した小父さん小母さんが座ってる。テメエら、金があるんだったら1等席を取れ!と思うんだなあ。そういう怨恨が積もっていたので、今回は意地で2等A席を取った。
・しかし実際の話、国立劇場としてはあの席を学生専用席にするとか、あるいは年齢制限を設けるとかするべきだと思うなあ。そうでなくても国立は3等席が少ないんだから、貧乏人をもっと優遇すべきだと思う。ただ、学生専用にすると席は埋まらないけどね。

・最近ちょっと思うこと。40になったら和服を着ようか、と思う。
・男が30になったら万年筆くらい持ってないと、という感覚で、その後「30半ばの男は『蔵書印』くらい持ってないと」と思い立って数年前にシャチハタ式の蔵書印を作った。去年は「そろそろ40に近いし『花押』くらいあっても良いだろう」と思ったんだけど、それは実現していない。花押って、例えばサインとして使えるんだろうか。
・そんなつながりで、40になったら和服、どうでしょうかね。冬は寒そうなのでイヤだけどなあ。

・熟考の末、LAMYのダイアログ3について「今欲しい万年筆ではない」という結論を下したわけだ。じゃあ今何が欲しいのかと言えばペリカンのM800だ。ペリカンの最高峰モデルはM1000だけど、M1000は大きすぎる。ペン先なんて笑っちゃうくらい大きい。あれは少なくとも、日本人向きではない。
・そう言うわけでM800だ。しかし、通常モデルのM800では面白くない。ブルー・オー・ブルーという限定生産モデルなんかは綺麗だけど、もう売り切れ。
・本当の本当はですね、以前に出た「スピリット・オブ・ガウディ」が良いんです。8年前に買いかけたんだけど、15万円という価格に怖じ気づいて買えなかった万年筆。今はプレミアムが付いて15万円どころか、30万円とかする。
・ケースとか何も要らないから、中古で良いから10万円未満であったら、欲しいなあ。もしも手に入ったら、モンブランのカフカと共に、生涯の友となるでしょう。

・しかし万年筆にこり始めてから、孤独感が増している。こういう趣味を解する人間が、周囲にいないのです。というか文化というものを愛でる人間がいない。せいぜいガロ系漫画と戦車プラモ、万年筆ならサファリ止まり。ディープな話ができない。
・文化に関する話ができるのは嫁だけ。
posted by LSTY | Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このエントリーを含むはてなブックマークこのエントリーを含むはてなブックマーク
この記事へのコメント
ダイアログ3はもってますが、いまはPilotのキャップレスいいなぁ……なんて思っています。ペン先を出す機構やメカメカしい格好良さはダイアログなんだけど、キャップレスはノック式で簡単にペン先が出てくるのが好い。

http://www.pilot.co.jp/products/pen/fountain/capless/index.html

でも、ボクは中屋でスケルトン(曙塗り)を注文してしまいました。蒔絵入りコンバーターにしびれました。

http://www.nakaya.org/review.aspx?id=02009&type=accessory
Posted by 赤枕十庵 at 2012年03月07日 00:03
■赤枕十庵さん
 パイロットのキャップレスは便利そうだけど、やっぱりダサいんですよ。だから欲しいと思わない。
 キャップレスはあとスティピュラから出てたと思うんですが、それは機密性に問題があるようです。普通のキャップ式でも機密性が保たれてないんで、問題外でしょうね。

 金魚コンバータいいですね。しかし、インク入れたら見えないじゃないですか!透過性の低い半透明水色のプラスチックで作ってあったらいいのに。
Posted by LSTY at 2012年03月07日 10:32
いやいや、ボクはむしろ見えないからいいと思いますよ。いい下着をはくのは見せるためじゃなくて、自己満足なんですよ。

話はそれますが、勝負パンツってのはボクから言わせたら自意識過剰ですな。

ボクはPilotのキャップレスのディープイエローを買おうかと思っています。むかし、この色のParker Jotterを持っていて、気に入ってたんですよ、ダサレトロなところが。
Posted by 赤枕十庵 at 2012年03月07日 11:38
■赤枕十庵さん
 しかし、中屋万年筆はなかなか良いですね。
 僕はあんまり装飾品色の強い万年筆は好きじゃないですが、螺鈿なんかも、非常に派手でありながら成金っぽくない印象が素敵です。
Posted by LSTY at 2012年03月08日 17:48
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック