2012年03月19日

実家PCのメンテナンス・抜け雀・アルスターのルビー

Pop is dead.・実家にあるPCの動きがあまりに遅いので、出張メンテナンス。
・富士通の旧型PCだが、IEを立ち上げるのに煙草一服吸えるんじゃないかというような遅さ。よくフリーズするのでサポートに電話したら「買い替えろ」と言われたらしい。老人を騙してPC買わせようとする富士通憎し。

・なんで遅いのとかというと、メモリが512MBしかないのね。今やWindowsXPでIE動かす程度のことでも、512じゃ動かないのね。あと、Cドライブの空き容量が300MBくらいしかなかった。これは動かないはずだ。
・ということで作業内容。1.メモリ拡張(512MB→1GB)、2.Cドライブの空き容量確保、3.外付けHDへのデータ移動。
・中古のメモリってのを初めて買ったけど、接触部分が汚れてて、ちゃんと認識されるまでに一苦労。ウィルス対策ソフトのインストール先をDドライブに移動し、要らんアプリケーションを削除。国産PCには本当に要らん物ばっかり入ってる。で、次にPC買い替えることを考えて、MyDocumentの中身などを外付けHDに移動し、バックアップソフト入れて本体がいつ壊れても良いようにしておいた。

・結果的にIEくらいは余裕で動くようになりました。買い替える必要など全くなし。富士通のオレオレ詐欺まがい商法に乗らずに済みました。
・あと、SONYのxアプリっていう音楽管理ソフトが入ってたんだけど、今、SONYってあんな醜悪な物を作ってるんだ。最低だな。母親に「ChromeとiTunesを使え」と言うのも酷だし、黙って広告スペースだけは非表示にしておいたけど。
・富士通にしてもSONYにしても、老人や無知な人間を騙して食い物にしてるとしか思えん。単純に「自分が欲しいものを作る」という事を逸脱するから、日本の製造業がダメになってるように思う。

・しかし年寄りっていうのはやはり保守的な物で「次買うとしたらDELLにしなさい」と言っても聞かない。廉いだけじゃなく、要らんソフトが入ってないからDELLにしろって言うのに。

・母の招待で神戸・東天閣にて中国料理。接客が中国人で、厨房ももちろん中国人が仕切っているのだろうが、薄味で日本人向けに調整された料理だと感じた。昼から北京ダック食べたのは初めて。
・いや、違った。昔嫁と中国料理を食べた時、多すぎたので残してお土産にし、翌日の昼、職場で食べたんだ。

・この1週間で、4人の「抜け雀」を聴いた。快楽亭ブラック、馬生、志ん朝、志の輔。もっともブラック師匠のは「抜けマラ」だが。
・聴いてみて、志ん朝師匠さすがだなあ、偉大だなあ、と思う。落語家としては馬生師匠の方が好きだけど、志ん朝師匠の高座はほとんど完璧。人間をちゃんと描き、それでいて古典でもしっかり笑わす。「そりゃあ、あたしは馬鹿ですよ!」のくだりなんか素晴らしい。ただ、宿屋の主人とおかみさんの関係性をもっと描いてる方が良いかなあ。「火焔太鼓」とかぶっちゃうけど。
・志の輔もいいんだけど、志の輔の古典って、迷いが見えすぎる。「現代に古典をやる意味」を理屈で考えすぎてるってのが、表面ににじみ出ちゃってる。新作をやってる時の生き生きした感じが、古典では欠けてる。
・この四人を並べると、ブラック師匠はまだまだだったなあ。じっくりやればもっとよかったのかも知れないけど、まばたきしてキョロキョロ、なんとも落ち着きがない。

・うちの嫁は、三人の噺家しか聴かない。志ん朝師匠、志の輔、それに小三治のフリートークだけ。ある意味、それは正解であって、これだけ聴いておけばいいんだ、確かに。関西人ならここに枝雀が加わるが。
・究極を言ってしまうと、志ん朝師匠だけ聴いてれば事足りるんです。一人だけ選べ、と言われれば志ん朝師匠でしょう。そこで「志ん生師匠!」と言ってしまうのは、気持ちとして分からないでもないが、イヤミってもんです。僕は好きな落語家といって真っ先に志ん生を挙げる人を信用しない。十中八九は半可通だと思う。

・ブラック師匠のDVDを何枚か買って、ちょこちょこ見る。「蛙茶番」は不出来。こんな不出来な高座をDVDにするな!「SM幇間腹」まずまず。幇間の変態性描写が良い。「山田洋次作・まむし」好演。やっぱり、ブラック師匠は心を落ち着けて、人物をじっくり描くと上手いんです。正直「受けよう、笑わせよう」という意識が強すぎるんじゃないか。そこにもう少し無欲になれば、もっと良い噺家になると思うんだけどなあ。ただ師匠は「人情噺が嫌い」と公言しているので、そこは譲れないのかなあ。

・人情噺と言えば、これも志ん朝師匠。志ん朝師匠の「柳田格之進」は絶品。娘が苦界に身を沈め、といえば「文七元結」の方がポピュラーだろうけど、志ん朝師匠に関して言えば「柳田格之進」の方が良いと思う。なにしろ「清廉潔白な侍」ってのが上手いのです。「井戸の茶碗」もそうだけど、ああいう侍をやらせたら、志ん朝師匠を越える人はいないんではないか?
・圓生師匠には、ああいう清廉な侍はできなかったように思う。志ん朝師匠のようにスパッと気持ちいい人物描写って、圓生師匠のCDでは聴いたことがない。

・エルバンのインク、ビオレ・パンセを買おうかと思う。青紫になるのかな、私はこの青紫という色が好きだ。

・そういえば先日、元同僚に餞別としてLAMYアルスターのルビー色を贈ったんだけど、あの色は綺麗。あんなに鮮やかな赤だとは。ダークスーツの内ポケットからあんな色の万年筆が出てきたら、それだけで見とれるというような見事な赤だった。僕は仕事用の赤ペンとしてヴェド・ヌーダ・ロッソを使ってるんだけど、これよりもアルスターのルビーの方が良い。これにLAMYのカートリッジ赤インクを入れると、本体の色も、書く文字の色も、申し分ない赤ペンのできあがり。

LAMY ラミー 万年筆 アルスター ルビー ペン先サイズ:F(細字)
LAMY ラミー 万年筆 アルスター ルビー 2011年限定色 ペン先サイズ:F(細字) L21-F 「並行輸入商品」
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