2012年04月03日

4/1あたりの日記

Pop is dead.・落語を聴きに行くついでに、大須のペンランドカフェに寄る。喫茶店兼万年筆店なんだけど、前来た時も何か違和感があるなあ、と思っていて、それが何故なのか、やっと分かった。
・喫茶店部門がファストフード店風なのね、カウンターで商品を注文して、紙コップに入ったコーヒーなんかを席に持っていって飲む。このスタイルと、万年筆の重厚さが合わないのです。万年筆店兼喫茶店、というと「名曲喫茶」風の重厚な店か、あるいは今風の「オシャレなカフェ」イメージするんだけど、全然違って軽いのね、悪く言えばチープなの。万年筆好きのおじさんが集まりそうな気配がないわけ。
・これは何かというと、大旦那と若旦那の思惑の違いなんですよ。ここ、店を切り盛りしてるのは若旦那なんだけど、大旦那が出資してるのね、多分(完全に憶測ですよ)大旦那出資の条件は「万年筆を売ること」なんだけど、若旦那は「大須で中高生に人気の油条カフェ」にしようと思ってるのね、その折衷案がこの店ですよ。
※メニューを見れば分かるが、中国人がよく朝食に食べている油条(油揚げパン)を大須でヒットさせるのが、若旦那の目論見なんです。

・手に入れたは良いが修理に困っていた万年筆は、ここの大旦那が修理に口をきいてやろう、ということでなんとかなりそう。ありがたい。
・言っちゃいますとね、webでも修理業者は見つかるんですよ。でも、こうやって「いいよ、俺が口きいてやる!」と言って頂けるのはありがたい。
・僕は元来ナゴヤ嫌いだが、それは「名古屋で会った人間に、ロクなのが居なかった」事に起因する。それだけに、大旦那の言葉はありがたいと思った。初めて名古屋でいい人に会ったような気がする。

・そんなわけで、大旦那に捕まる。デルタはデザイン本意(万年筆の機能としてはイマイチって事かと思う)、中屋万年筆は2〜3ヶ月待ちで、ペン先:ミュージックが良い、など。
・話していると、例によってブラック師匠の出番に遅れそうになる。当日(2012/4/1)の大須演芸場の感想はこちらを参照

・僕はブラック師匠が好きなんだな、と再認識する。
・その証拠に、と言ってはなんだが、僕はブラック師匠を「上手い」とは思っていない。これからもっと上手くなるはずだ、という確信というか妄信みたいなのはあるんだけど、今現在のブラック師匠はそんなに上手くないと思う。しかし、うまいいまずい以前に「好き」なのだ。魅力を感じるのですね。こういう感覚は、落語家に対しては初めてだと思う。

・そういえば大須観音境内の桜が咲いていたが、近所の桜はまだ咲かぬ。まだまだ寒い。

・そういえばそういえば、うちの嫁はブラック師匠が大嫌い。ブラック師匠のDVDを見ていると部屋を出て行く。気を遣って別室で見ていると、その部屋を通る時に「耳をふさいで」歩いていく。そのくらい嫌いなのだ。まず見た目が嫌いなんだろうね、あと声・滑舌もダメなのかな。それに何より、芸がスマートじゃないからでしょう。
・まあ仕方ない。僕は好きなんだけど嫁が嫌いな物は、快楽亭ブラックの他に、平沢進と口ロロ(クチロロ)かな。

・職場の万年筆を、モンテグラッパ・ネロウーノに変えて三ヶ月ほど経つが、やはりこの万年筆、贅沢すぎる。インク流量が大変多く、書いた文字がなまめかしく濡れる。こういうセクシーな万年筆を職場に置いておくのは、どうも惜しい気がしてきた。コピー用紙に書いてもにじみにくいというセーラーのインクを使っているが、こいつにはモンブランの黒を入れてやりたい。そういう出自のものなんです、こいつは。
・しかし、こいつを自宅に持って帰った場合、職場をどうするか。パイロットのクアトロ89を仕事に使えばいいか、と最初は気楽に考えた。細字だし仕事にも十分使える。しかし、その字の細さ故に役目がある。ポチ袋に文字を書くにはこいつが必要なのです。
・ポチ袋っていうのは和紙で出来てますから、万年筆のインクは激しくにじむ。さらに面積が狭いので、ここに「○○さん江」などと書く時に太いペン先だと一面にじんじゃってどうしようもない。国産万年筆の細字がちょうどいいんです。

・そこで、以前から気になっていたパイロットのカスタムヘリテイジ92、こいつの新製品である黒スケルトンを買うことにした。国産の万年筆は廉いねえ、14金ペン先の立派な万年筆が定価1万5千円で買えちゃう。
・これの細字を買って、セーラーのジェントルインク(黒)を入れ、職場用にしようと考えた。

パイロット万年筆 カスタムヘリテイジ92 スクリュー透明ブラック 細字(F) FKVH-15SRS-TBF
パイロット万年筆 カスタムヘリテイジ92 スクリュー透明ブラック 細字(F) FKVH-15SRS-TBF
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