2007年03月16日

面接で落とされないための「質問する能力」

Pop is dead.鍵大工学部 - 質問する能力
 失礼なブックマークコメントを付けて落ち込ませてしまったようで申し訳ない。で、追い打ちをかけるようでアレなんだけど、ちょうど最近思っていたこととかぶったので一つ。

 僕はどういうわけか毎年、新卒社員の採用活動に参加していて、数十人の大学生・大学院生の話を聴くのですが、今年気になった、というか正直腹が立ったのが「マニュアル通りの面接対応しかしない学生」です。今年は特にそういうのが目立った。
 グループ面接で「当社に質問はありませんか?」と訊くと、例えばこういう質問をする学生。

・御社の強みと弱みを教えてください。
・入社前と入社後のギャップはありましたか。
・仕事上の失敗談を教えてください。
・仕事で楽しかった点、苦労した点はありますか。
・御社の将来の目標について聞かせてください。


 他にもいろいろあるんだけど、こういう定型の質問が今年は非常に多かった。僕は、こういう質問しかしない学生は間違いなく落とします。絶対にするな、とは言わないけれど、こういう質問「しか」しない学生は落とす。

 だってさあ、本当にその会社に興味があったら、もっとなんかあるだろう。少なくとも、その業界に興味があるんだったら、なんか質問したいことがあるだろう、なんだよ「楽しかった点」って、そんな物自分で見付けろよ、と思う。
 同じ質問するにしてもさあ「現在の市場を見ると、御社の強みは○○で、××については他社の方が勝っているように思うのですが、実際はどうなんでしょうか」とかさあ、まあちょっと失礼な質問だけど、「お、こいつはこの業界に興味があって、学生なりに考えてるな」って思える。そういうの全くなしでいきなり抽象的などうでも良い質問されると、もう僕としてはイライラするわけです。

 今はインターネットなんて言うありがたい物があるんだから、セミナーや面接に行く前には、少なくともその会社のwebページくらいは見ろよ。で、新商品や新技術の項目なんかをチラッと見て、一つや二つは質問事項を考えとけよ。
 そこで全く興味が湧かなかったら、別にそんな会社受けなけりゃ良いよ。と、僕は思うわけですが、やっぱり学生の意識とはギャップがあるのだろうか。
 あと、やっぱり避けた方が良い質問っていうのがあって、

・転勤はありますか。
・残業はありますか。


 というやつ。そりゃ転勤も残業もあるさ。そんな学生みたいな事訊くなよ、アルバイトの面接じゃないんだから。まあ、不安な気持ちも分からないではないけど、会社というのは君たちのために用意された物ではないのだから、いろいろ大変なこともありますよ。
 こういう考えも古いのかなあ。まあ、面接をする人にもよると思うんですが、少なくとも僕はそういう事を思ってます。結論としては「興味ない会社は受けなきゃ良いし、興味あるんだったら独自の質問くらいあるだろう」ということです。

・関連記事:僕の考える「良い履歴書の書き方」
posted by LSTY | Comment(3) | TrackBack(0) | 仕事など | このエントリーを含むはてなブックマークこのエントリーを含むはてなブックマーク
この記事へのコメント
いえ、とても的確なコメントだったと思います。

ところでインタビューなどで「最後にファンのみなさんに一言お願いします」というのが良くあると思うんですが、あれも本当に薄っぺらいなぁ、と感じます。
つまらない質問というのは回答者に寄りかかっているというか、「自分では何も考えてない」ことが見え透いているんですね。

じゃあお前はちゃんとした質問ができるのか?と言われると、なかなか難しいところですけど。あんまり書くと墓穴になりそうなのでこの辺で。
Posted by hanzo22 at 2007年03月16日 14:19
■hanzo22さま
 インタビューなんかでは、どうしても最大公約数的な質問になってしまうのかも知れませんね。あんまりつっこんだ質問だと読者がついて来れなかったり。しかし逆にあんまり簡単な質問ばかりだとつまらないし、そこら辺の匙加減も、インタビュアーに求められる能力なんでしょうね。
Posted by LSTY at 2007年03月17日 11:29
目からウロコのコメントです。
いつも面接の際に質問を考えるのが大変で、
特に以下は会社を選ぶには大切なことだと気づかされました。

>新商品や新技術の項目なんかをチラッと見て、一つや二つは質問事項を考えとけよ。
>そこで全く興味が湧かなかったら、別にそんな会社受けなけりゃ良いよ。
Posted by FIND at 2008年11月14日 16:51
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