2013年06月06日

6/1(土)ブラック・馬るこ二人会@大須演芸場の感想

Pop is dead.・6/1(土)大須演芸場「快楽亭ブラック・鈴々舎馬るこ二人会」に行ってきた。
・ゲストは月亭可朝と桂雀三郎と聞いて、これは良い会だと思い、落語を聴いたことがないという同僚を連れて行く。

・昼食は旗籠屋(はたごや。「旅籠屋」ではない)で「鶏の唐揚げ塩ザーサイ定食」。「探偵ナイトスクープ」で「中毒性のある危険な唐揚げ」として紹介された物。
・番組で取り上げられたのは「名駅2丁目店」だが、そこは休日昼営業をしていないので、近くの「名古屋名駅店」で食べた。うーん、至って普通の唐揚げ。片栗粉のカリカリ感が強いが、味については特筆する部分無し。塩ザーサイも主張が無く、不味くもないが特段うまくもない。何度か食べるうちに中毒になるのだろうか。

・その後、大須に行って定席をブラック師匠の一席だけ聴き、あとはペンランドカフェやコメ兵の楽器売場などいつものコース。BOSSのマルチエフェクターSE-50が2,980円で売られていたが、既に持っているので買わず。

・16時から伏見・大甚にて下地作り。ここの酒はうまくないので飲み過ぎずに済む。着座早々、開店時間前にたばこを吸う客があり、辟易する。奥の禁煙席に座れば良かった。特にうまいつまみもないが、別注のおこぜの煮付けがまあまあ。

・歩いて再び大須演芸場へ。入りはまずまずだが、1階席満席というわけにはいかず。
・開口一番はブラック師匠の弟子、ブラ雲「近日息子」入門したての前座そのものの高座で、つまりそういうものであってどうこう言うつもりはない。

・馬るこ「長短」馬るこ流の現代的なくすぐりに頼ることなく、保守的な選択。気の長い男の演じ方を妙にデフォルメせず、自然に演じているのが良い。

・ブラック「買えん大根(だいこ)」ブラック落語の中では地味な噺だろうが、それだけにブラック師匠の実力がにじむ。正直、ブラック師匠の落語は本人のコンディションによってかなり出来が変わってくるのだが、今回はかなり良かった。ただあの落ちは面白くないなあ。落ちを変えて、むしろ前半に「森蘭丸が使った胡瓜の味噌漬け」など入れた方が面白そうだ。

・雀三郎「神だのみ 初恋編」まあ面白いが、古典が聴きたかった。

・可朝「犬の目」長いマクラの後、さらっと話す犬の目、絶品。昨年初めて聴いた「狸賽」と同様、枯淡の極み。二回続けてこのクオリティー、やっぱりこの人は名人だと思う。他の人も書いていたが、私も聴いた後で「あの芸を例えると、やはり志ん生だろうか」と考えていた。
・ブラック師匠の会ということで、おそらくキワモノ狙いの客が多い所為もあり、ほとんどの客はあの芸の凄さに気付いていなかったんじゃないかと思う。もったいない。同時に、ブラックの会ということで敬遠して、あの芸を聴き逃している人も多いのだろう。実にもったいない。

・馬るこ「桃太郎(山本太郎)」落ちが取って付けた感じだったが、馬るこ流の改作。「死神」にしてもそうだが、専門書などから引いてきたような本格的な知識を織り交ぜるのが馬るこ流だと思う。しかし、もともと理屈っぽい「桃太郎」でそれをやると、理屈が過剰になるのではないか。今回は面白かったが、何度も聴くとつまらない噺かと思う。

・ブラック「聖水番屋」DVDで見た時「つまらねえ噺だな」と思った。導入部がピークで、あとは下ネタの羅列、冗長でつまらない。しかし、今回はブラック師匠の気合いで乗り切った感がある。決して悪くなかった。

・終演すると随分遅い時間だったので、飲みに出ず、帰る。
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