年に一度くらいしか映画を見に行かない私ですが、レクター博士の映画となれば見に行かないわけにはいかぬ。そういう感じで、無条件に足を運びました。感想としては「普通の映画」という感じでしょうか。アンソニー・ホプキンスが出てないじゃないか!ってのが衝撃(笑)
それなりに面白い映画なんだと思うのですが、レクター好きとしてはちょっとあっさりしすぎているというか、やっぱりレクター博士は「オヤジ」でなきゃ成立しないんだなあ、とか思ってしまいました。
特別面白い映画ではないですね。テレビでやってたら見ても良いか、という程度の出来。
レディームラサキという日本人女性が登場して、この人がなまめかしくて良い感じです。どこかで見たことがある、日本の女優か?と思っていたら、覇王別姫の人だったんですね。
あと、日本文化に触れた部分があるんですが、これは期待に違わずトンデモです。なんだろう「隠し砦の三悪人」と「八墓村」を足したみたいなイメージ?
音楽について、何度も出てくるミーシャが好きだった歌というのが、これ聴いたことあると思ったら「ヤマハ音楽教室」のCMで子供が歌ってる曲、オペラ「ヘンゼルとグレーテル」の「小人が一人森の中で」というやつでした。なるほど、ヘンゼルとグレーテルなのか。
あと、今回もバッハの「ゴルトベルク変奏曲」が登場するのですが、よく聴くと以前買ったグールドの81年録音ではない。第一、そのレコードを聴いているシーンは1960年頃だと思われるので、時代的にもおかしい。おそらくグールドの55年録音と思われる。
というわけでそっちを買い直そうと思っています。
バッハ:ゴールドベルク変奏曲 (55年モノラル盤)

実は僕はあの「うなり声」が嫌いで2度くらいしか聴いていないのです。こっちはピアノが聴きたいんであって、うなり声が聴きたいわけではない!と言うとグールドのファンに攻撃されそうですが。
55年版の方が「うなり声」は小さいらしい、というのも買いたい理由です。
考えてみればピアノ曲は低めの音量でしか聴かないので、そのせいかも知れません。
清水靖晃の演奏でもそうなんですが、僕はバッハの音楽は、スピーカーで大きめの音で聞くのが好きなんだと思います。あの、空気がふるえる感じが好きです。