2017年01月06日

年末年始の日記(紅白、大阪マリオット、松竹座初日)

Pop is dead.■12/31
・年末はぎりぎりに実家に到着、今年は紅白歌合戦を最初から最後まで見た。バナナマンの副音声のおかげで最後まで見られた。特に冒頭、TMレボリューションがゲスト参加している箇所の副音声は秀逸で、この人、どうも歌謡曲に対する造詣が相当深いらしく、演歌から何から、全部歌えてしまう。ゆるく無責任な曲解説も面白かった。最後まで参加して欲しかったが、最初だけの出演。バナナマンの解説は終始バカバカしく内容に乏しく、そしてうるさくて良かった。「どうも紅白は副音声が面白いらしい」というのはうちの奥さんからの情報。年末にGood Jobである。
・本編の歌で良かったのは椎名林檎「青春の瞬き」映像作品として美しかった。PerfumeのナントカVRは、期待していたけどよく分からなかった。宇多田ヒカルは声が出てなくてダメ。演出としては三代目Jソウルブラザーズとかいう人の「LED人間100人集合」ってのは面白かった。

■1/1
・難波から御堂筋線で天王寺へ。あべのハルカスの上にあるマリオットホテルに泊まってこいと言われたので泊まる。部屋は51階で、クラブラウンジが利用出来るフロア。こういうところには初めて入るが、朝食はもちろん、お茶の時間や夕食の時間に軽食や飲み物(夜はアルコール含む)が食べ放題の飲み放題、というサービス
・しかし飽くまでも軽食であって、大したものはない。サービスも、決して充実しているとは言い難いレベルで、見た感じでは新入社員の研修をさせてるような感じ(若くてこなれていないスタッフが多い)だった。こういう特殊なラウンジに関してはもっとまともなスタッフを入れるべきだと思うが、どうなってるんだろう。
・まあシャンパン(TAITTINGERだった)が飲み放題なのはお得だとしても、マティーニを頼んだら「カクテルグラスがないのでワイングラスでのご提供になります」ときた。まあそれは目をつぶるとしてだ。やってきたのが「ワイングラスに入った『マティーニのロック』」だったのには仰天した。いや、特別に注文したわけじゃないんだよ、マティーニはカクテルのメニューにちゃんとあった。それを頼んでこんな奇天烈なものが出てくる事情が知りたい。
・さらに料理を出す量がセコいので、ビュッフェコーナーはすぐスカスカになる。映画「お葬式」の山崎努の台詞「お通夜の席で食い物がなくなったら、みじめだろうぜ」ってのを思い出した。ミジメ。
・食べ物も酒も足りなかったのでバーに行ってバンブー、シェリーのソーダ割り、ギブソン。ずわい蟹のリングイネってのがあったので食べる。このバーはまずまず、なによりメニューにバンブーなんて変なカクテルが載ってるのが良い。臨席では大阪の老人が焼酎のお湯割りを飲みながら中国人ホステスを口説いていた。
・食べ物、飲み物はそういう感じだったものの、眺望は素晴らしい。展望台へも行ったが、部屋からの眺望も遜色ない。こういう部屋に連泊して、日中ずっと景色を見て過ごすというのは良いかもしれない。
・奥さんがたこ焼きを食べたいというので外に出てみたが、やはり元日なので店は休み。部屋に戻ってルームサービス・メニューを見ると「たこ焼き 1,800円」とある。ちなみにお好み焼きも1,800円だった。

・時系列が変になるけど夕刻、住吉大社へ。まず路面電車に乗るまでが長蛇の列。車窓から住吉大社を見ると「何時間後に参詣出来るのか予想すら出来ないレベル」の混雑だったので、眺めるだけにして一つ先の駅まで電車に乗り、そのまま帰ってきた。初詣で大混雑する神社というのはいくらもあるけど、たいていは「管理されてる」感じがある。行列の始点というのが明示的にあって、そこから少しずつ進めば賽銭箱にたどり着ける、という気がするのだけど、住吉大社は違った。いくつもの入り口に信じられないくらいの人がたかっていて「どこが行列の最後尾なのか」すら分からない。混雑・行列嫌いとしては地獄のような光景だった。
・そういえば路面電車の駅に「松虫」というのがあり、これはつまり寺川綾の出身地近くなのだと知れる。競泳水着好きとしては聖地巡礼ということになろう。そういえば年末近く、寺川綾着用モデルと同じイトマンの競泳水着がオークションにおいて9万円あまりで落札されていた。すごい値段になってるな。

■1/2
・朝食はクラブラウンジで。内容は普通。オムレツは焼いてくれるけど、スクランブルドエッグは作り置き。それに付け合わせのベーコンやハムはセルフサービス。朝食でもシャンパン飲み放題なのは良い(私は飲まず。以前、朝からシャンパンを飲んで日中使い物にならなかった経験を踏まえての英断)あ、そうだ中国人観光客向けなのか、おかゆのトッピングにパクチーがあったのは非常に良い。これを使うことで、ビュッフェメニューの世界が広がる。

・その後、松竹座へ。最初はなんだかよく分からない曽我物。国生(新・橋之助)は2015年に見て下手さに呆れたが、まあまあ許せるレベルにはなっていた。弟二人は全く駄目で、話題狙いのビジネス襲名と言われても仕方あるまい。
・次が「梶原平三誉石切」特に見る所なし。クライマックスで「役者も役者」と掛け声をかけた大馬鹿物あり。検索してみると、この芝居で「役者も役者」と声をかけるのは定型なのだそうで、それを知らなかった不明については恥じるが、しかしこれ以上はないというほどの下品な大向こうだと思う。
・大向こうというのは役者や舞台を引き立てるためのものでしょう、拍手では舞台の邪魔になるので短い掛け声で芝居をほめる。それは決して「大向こうをかけた人間が『うまいこと言ったった』と悦に入るための物」ではないわけですよ。世話物などで軽い芝居であればウケ狙いの掛け声があってもまだ許されるのかも知れないが、時代物の大まじめなシーンであんなふざけた掛け声を発する人間はあまりにも無神経であって、その感受性のニブさから言って演劇を見るに値しない人間だと私は思う。
・そういえばこの30年くらいで大向こうの質も随分変わったように感じる。ただ大声を出すような、邪魔な掛け声が多くなった。こういうのに限って何度も声をかけたがるのでうるさくて仕方がない。今回もうるさいのが2名ほど、プラス「ギャー」とわめくだけの爺さんが1名いた。決して声を張らず、しかししっかりと届く大向こうさんというのは、今では少ないのかねえ。
・最後は「新口村」今回唯一、役者が揃った芝居。仁左衛門の二役演じわけが見物であって、やはり名優だと思うものの、個人的には仁左衛門の吹き替え役者がちょこちょこ出てくるのが落ち着かないというか。比較的短い出し物だし、正月の松竹座では仁左衛門をもっと落ち着いて見たい気がする。

・帰りの電車まで時間があるので喫茶店を探すがさすがに元日だけあってどこも一杯。難波を夫婦で放浪して時間が過ぎた。
posted by LSTY | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このエントリーを含むはてなブックマークこのエントリーを含むはてなブックマーク
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