2018年06月28日

よく分からない事件とkyoumoeさんブログ休止

Pop is dead. Hagexというブロガーは認識していなかったんだけど、何か見たことのある字面だな、と思ったら先日「低能先生のidをわかる限り集める」というようなブログ記事を見かけたんだった。これは皮肉な話である。
 関係ないけど低能って変換しないのおかしいな、と思っていたら案の定ATOKによる言葉狩りの所為だった。今やMS-IMEは十分使えるレベルになったので、ATOKは世界から必要とされていないと思う。

 仕事が忙しくてそんな事を考える暇がなかったんだけど、少し一息ついて今回の事件(低脳先生と呼ばれる人がHagexというブロガーを刺殺した事件)について考えてみると、これはかなり不可解だなあ、と思われ、今度は仕事が手に着かなくなるほどに考え込んでしまうのだ。
 というのはですね、この犯人は旧帝国大学(九州大学)に入って、そこで文学を学んでいるんですよ。8年も在籍して中国文学、イスラム文学を学んだとある。そういう人が、気に入らないブロガーを殺した。彼本人にとって、それは「成果」だったのだろうか。Hagexという人を殺したことで、彼は何かをやり遂げたのだろうか?
 高等教育を受けた人間が、ブログという言論の場で特定の人物に対して恨みを持ち、それを醸成させて犯行に及ぶというのが、どうも私には理解できないのですね。しかも文学を学んだ人ですよ。

 で、低脳先生という人は、特定のブロガー(Hagexさんと、kyoumoeさんだろうか)に執拗に嫌がらせコメントを続け、気に入らないブロガーに賛同するブックマーカーにも「死ね」というコメントをマメに送り続けていたようだ。単に「死ね」だけではなく短い文章を添えたりもしていたみたいで、どうもただの馬鹿や気狂いではない。いや、むしろ頭が良い人だったんだろうと思うのですよ。こういうマメな嫌がらせというのは、実は結構効くものだからね。

 ただそういった嫌がらせは、結局大きな(目に見える)成果をあげなかった。で、結局相手を殺しちゃったんだろうけど、なんで「自分でブログを立ち上げて『正論で』相手を攻撃する」という方法を選ばなかったんだろう?ここが分からないんですよ。頭は良かったんだろうし、文章も書けたはずの人が、なぜ言論で言論に立ち向かわなかったのか。
 ここでちゃんとブログを立ち上げて、自分が気に入らないブロガーをちゃんと言葉で攻撃したら効果上がってただろう!と思うわけですよ。だって相手は低能先生のことを「低能」だと思ってるんだから。その人が、実はちゃんと言論で立ち向かえるだけの人だったら、まずビックリするでしょう、一種の陽動作戦で、しょっぱなからいきなり優位に立てるような気がするんですよ。

 彼には彼なりの正義感というものがあり、Hagex氏やkyoumoeさんの言論が、彼の正義に反するものだったから、こういう事になったのだろう。その場合、本当にこの事件は分からない。人を殺すことで彼の正義は崩れるわけだからねえ。彼の正義は、人を殺しても揺るがないようなものだったのだろうか。だから殺したんだろうけど、しかし彼自身、本当にそう確信しているのだろうか。これは当然全く分からないし、考えてもわかるものではない。
 一方で彼が「ネットという世界での発言」自体、Web上での言論そのものを強く憎んでいた、ということであれば(矛盾はあるものの)なんとなく、殺人に至った気持ちや理論が理解できる。

 ところで低脳先生が殺人によって唯一上げた成果と思われるのは、kyoumoeさんのブログを休止に追い込んだことだ。ごく個人的な感想を言えば、休止なんかしちゃ駄目だったと思う。低能先生がどう感じるかは関係なく、それ以外の低能先生予備軍と言えるような人に「暴力(しかも直接的ではない暴力)で封殺できる言論がある」と思わせる事に問題があるのだ。彼らに「成果」を予感させてはいけない。

 考えても結論が出ないのでこれくらいで。
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6/29追記
https://anond.hatelabo.jp/20180626180411
https://anond.hatelabo.jp/20180628223439
 久しぶりに匿名ダイアリーを見た(嫌いなので普段はまず見ない)
 低能先生の意図が「Hagexを殺す」ではなく「Hagexが死ぬことをその他大勢に示す」だったこと、細かく言えば「その他大勢による『通報(規約違反をはてなに報告し、結果低能先生のIDが凍結される=低能先生の言論が封殺される)』が最終的に殺人を引き起こしたこと」を示すことだった、ということが見えてきた。
 しかし低能先生が規約違反を繰り返した事は事実であって、結局低能先生は「正しいのは自分だけ」と思い込んでる頭のおかしい人だったのか、という印象。やっぱり何かこじらせまくった結果なんだろうなあ。というか彼は自分のことを「ネット弁慶」と言っているけど、ネットの中でも弁慶になれていない。小石をぶつけまくっていただけだ。自分に対する評価が過剰に高い人だったのだろう。
 もうちょっと何かあると思ってたんだけど、やっぱりあんまり深いものはないのかな。
posted by LSTY | Comment(0) | Web(ブログ) | このエントリーを含むはてなブックマークこのエントリーを含むはてなブックマーク
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