2018年09月28日

映画3本と「決死の亜空間アルバイト」再見

Pop is dead.・Amazonプライムで「2001年宇宙の旅」と「シン・ゴジラ」の一部および「ローマの休日」再見
・「2001年宇宙の旅」HAL9000が最後に「I can feel it.」と繰り返すのはYMO「Gradated Grey」の元ネタなのかな。しかしあそこのHALはいつ見てもかわいそう。
・「シン・ゴジラ」は何度も見ているがやはりオリジナルゴジラの精神を継承した傑作。初代ゴジラからは「戦争から10年足らずでここまで復興した東京」が破壊される絶望を感じるけど、シンゴジラでは「戦後70年経って完璧な都市になった東京」が更地になるような絶望になっている。そういえばシンゴジラの「シン」は「新」「真」「神」「参(諸星大二郎経由)の他に「震」でもあるんだろう。毎度見直すたびに、一つは発見がある。

・「ローマの休日」は子供の頃に見て以来だと思うが、余りの素晴らしさに愕然とした。つまり、ごくごくシンプルで紆余曲折のないストーリーなのに、なぜか2時間飽きないという、そういう単純なことに今さら驚いたわけです。
・今の映画には、ストーリーや登場人物・組織の関係など実に複雑なのに、それでも2時間見るのはしんどい、途中何度も時計を見てしまう、といった作品が多い。しかしローマの休日は単純きわまりないストーリーで、しかも言い方が悪いが内容もそんなに盛りだくさんではないのに、スピーディーに話が進行して飽きない。これ、当たり前のようでいてなかなか大変なことだと思うのでした。
・一つにはオードリー・ヘプバーンの美しさがあり、またローマという都市の素晴らしさがあるわけですが、しかしそれだけではどうにもならないでしょう、脚本・演出・撮影どれもが素晴らしいんだろうなあ、専門的なことは分からないけど。
・で、大人になって再見してみると気付くこともたくさんあって、アン王女(ヘプバーン)は1.5ドル程度のお金で靴を買い、美容院に行き、ジェラートを食べる。つまり敗戦国イタリアではドルがいかに強かったかということが分かる。また王女としての「ありがとう」と市井の人々に対する「ありがとう」の違いや、グレゴリーペックが新聞記者だとうすうす気付きながら惹かれてゆく部分など、いちいち良い。「真実の口」での演技も改めて見るととても良い。
・グレゴリーペックとカメラマンのドタバタは二度繰り返されるが、これもテンポ良くコミカルで非常に効果的だと感じた。感心するのが、カメラマンと恋人とのやりとりをすぱっと切っているところ。これ、普通なら一悶着あるべきだが、あえて本筋に集中して痴話喧嘩を見せていないのは見事

・思い立って「うる星やつら」の「決死の亜空間アルバイト」を再見
・さんざん指摘されているんだろうけど、これを見ると「ねじ式」→「決死の亜空間アルバイト」→「千と千尋の神隠し」という、今作がつなぎ目になってるんだなあということがよく分かる。異次元の古い町並み、海辺を走る汽車なんかは特に「ねじ式」→「千と千尋」への直接の影響ではなく、むしろ「決死の亜空間アルバイト」→「千と千尋」という影響の仕方が強いように見える。
・主人公が「せんとう!(銭湯)」と言い切るシーンの駄洒落から「千と」が生まれているのか、と今さら気付いた。
・ちなみにこの銭湯の客って何者なんだろう、明言されてたっけ。勝手に異星人だと思ってるんだけど。
・押井が取り持つ仲、と言えば「シン・ゴジラ」もそうで、初代「ゴジラ」→機動警察パトレイバーOVA「4億5千万年の罠」→「シン・ゴジラ」(ゴジラ第一形態)という流れがありますね。

・相変わらず、見る暇も無いのに映画のDVDを買いあさる。アンジェイワイダとエドウッドのBOXが同じ日に同時に着いたが、これはどうも罰当たりな感じ

・使っているクレジットカードのポイント交換対象からAmazonポイントが無くなっていることに気付いて慌てる。交換レートも良くて重宝していたのに。仕方ないのでJCBのギフト券に交換。そしてこれを機にAmazonカードを使用することにした。
posted by LSTY | Comment(0) | 映画 | このエントリーを含むはてなブックマークこのエントリーを含むはてなブックマーク
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