2018年10月15日

新車購入で悩み続ける(Copen Cero、ロードスター、FIAT 500)

Pop is dead.・ダイハツのコペンに乗り始めてだいぶ経つので、ソロソロ車を乗り換えようかと考えている。
・しかしこのcopenという車は「屋根100万円・土台100万円」みたいな車で、電動ルーフが付いている代わりに本体の作りが微妙にチャチというか、すごく細かいところで涙ぐましいケチケチぶりを見せている。

・最大のショックは、普通の車ってガソリンが無くなるとLEDの警告ランプが点くじゃないですか。なんとcopenにはその機能がない。そんな国産車、こいつだけなんじゃなかろうか。
・それからウォッシャー液を出すと、普通の車であればワイパーも自動で動くんだけど、こいつの場合ワイパーは別途動かす必要がある。これもすごく小さいコンピュータかリレースイッチって言うの?なんかそういう部品を削ってるんだろうなあ。あとワイパースイッチの裏蓋がない。プラスチックの成形部品なんだけど、製法上、たとえて言うならば「レゴブロックの裏」みたいになってるわけですよ(分かりにくいかな)普通であればそこにプラスチックの「蓋」をするようなもんだけど、この車ではそれをしてない。

・あとは時計がないとか、オープンカーなのに外気温計がないとか、なんか色々省略してある車なわけです。あとオープンカーだからという理由でグローブボックスとセンターコンソールボックスに鍵が付いてるんだけど、それがどうもチャチだったり。そのくせ、シートヒーターなんかは付いてる。
・しかし「イヤな部分」のない車だったな。屋根が異様にきしむけど雨漏りはしなかったし。道路のデコボコを確実に拾うのはちょっと嫌だったけど(田舎は道が悪いので特に)
・あと、僕は人生1台目の車が輸入者だったので、やはり日本車の故障しない安心感はありがたかった。輸入車は壊れるのも「味」だけど、しかし故障しないと楽だよ、当たり前だけど。

・というわけで次に乗る車を選んでいるところだけど、まあ非常に微妙です。
・まず当然、選択肢の一つとして後継車種「copen cero」が挙がる。今乗ってる車もそうだけど、どうも「D」のロゴが入ったハンドルというのがイヤなので、特別仕様車にする。そうするとハンドルがMOMOというメーカー製になる。しかし特別仕様車にしてしまうと、シートがレカロ製になってしまう。旧copenのレカロシートは良かったんだけど、今のは良くない。なんだかホンダのアシモみたいな、チャチなロボットみたいなデザインで極めて良くない。
・元々、現行のcopenは「robe」というモデルが出発点になっているのでベースのデザインに根本的な問題があるのだと思う。robeはキツネ目のデザインで、最近流行っている感じの「男の子向け」デザインの車です。つまり、デザインに余計な線が多すぎるのです。腰高な感じも余り好きではない(車高は旧式より約5cm高い)
・旧のcopenは前述したシートのデザインも含めて、シンプルで柔らかいものでしたが、robeのデザインが元になっているのでceroモデルを選んでも、悪い意味で現代っぽいと言うかデザインにうるささがある。あと屋根の色がボディ同色ではないというのも、ちょっと困るポイント
・それからこれ何とかならないの、か思うのがオーディオですよ。僕はCDプレイヤー、最低限FMラジオだけあれば良いんだけど、今のcopenには1DINのオーディオが搭載できない!というかナビ用の「でっかい箱」を付けるか、オーディオ設置場所「一切なし」か、という二択なのですよ。これは困るなあ。ナビを付ける気はないので、これは困ってしまう。
・そんなこんなで他の車種も考えてみようと。

・次がFIAT500ですよ。しかし懸念事項は外車、しかもイタリア車だという事でございまして、例えば万年筆でもイタリア製は実に書き味が良い。デザインも含め非常に官能的なわけで、とても魅力的なのです、が、これまた実によく壊れる、というのもイタリア製品の特徴だと私は思っているのですね。
・さらにやはり500は女性向きなんですね。50代のハゲ親父が乗る車としては、ちょっとファンシーすぎるきらいがある。ダークブルーの格好いい限定車なんかもあるけど、残念なことにダークブルーにしてしまうと500のデザインの美しさや楽しさが損なわれる気がする。
・あとは同じくイタリア車でアルファロメオのMITOも良いけど、これも正規輸入車では車体色・インテリア色の選択肢が乏しすぎる。
・外車については田舎ではディーラー探すのも修理工場探すのも大変なので、いったん保留

・じゃあ国産車で何かあるのか?と考えてみると無いんです。で、最後に思い至ったのがマツダのロードスターですよ。これも私のキャラクターには合わないなあ、と思いつつ、光岡自動車を除いて入手しやすい日本車だと、もうあとロードスターくらい。前述したように今の車のデザインは無駄の多いものになってきているけど、マツダ車はそうでもなく、比較的美しい。あと色が良いイメージ。
・で、ロードスターの場合、私が最重要視するのが「屋根の開け閉め」ですよ。いったいどれくらい気軽に開けられるのか。電動トップのモデルもあるけど、これは開けたときのデザインが悪い。ホンダS660と同じような、中途半端なオープンカーで、私はあのようなデザインを認めない。あれなら開かない方が良い、とすら思う。

・という訳で、お店に行ってきた。Copen cero(sではない普通のやつ)、FIAT 500(1.2リットルとツインエア)に試乗。ロードスターはMT車しかなかったので試乗はせず。

・結果、非常に困っていますというのも、まず第一候補に考えていたCopenが、真っ先に選考から落ちた。あんなもん、スポーツカーじゃねえよ!CVTを採用したのが最大の誤りだと思うんだけど(旧Copenは4速AT)ギアが変わるときの衝撃がない。ということはエンジンブレーキもほぼ全く効かない。良く言えば「スムーズ」しかし全く面白味がない。
・レカロのシート色や屋根の色(オプションのカーボン調というやつ)はカタログよりもマシそうだったけど、いかんせんあの走りでは「なんちゃってスポーツカー」としての面白さが全く感じられない。
・CopenはRobeをベースとすることで見た目的には「男の子向き」になったけど、走りは思いっきり「女の子向き」になってる。つまり支離滅裂な車だと思う。

・というわけでロードスターを見て来た。こちらはまあ試乗しなくてもちゃんとした走りだろうと予測。キーポイントは屋根の開け閉めで、電動じゃないことが最大のネックだったんだけど、実車を見てみて拍子抜け。「あ、これCopenより楽に屋根が開くじゃん!」フロントウィンドウの上にあるロック(一箇所)を解除して、後ろに持ってゆくだけ。後ろでカチッと固定されれば完了。私は非力な方だけど、片手で楽に操作可能だった。所要時間は5秒くらいか。
・Copenの場合、信号待ちで屋根を開ける際には、1.ハンドブレーキを引く、2.ギアをPに入れる、3.ロック(二箇所)を解除する、4.ルーフオープンボタンを押し続ける。という4段階の操作が必要になる。ボタンを押し続けて15秒くらいで屋根は開くんだけど、これ信号待ちでやるの割とドキドキするのです。屋根を開けた後にギアやハンドブレーキを元に戻さないといけないし。

・で、Copenと比べてやっぱり300万円の車なので、安全性能とかも実に充実してるんですなあ。Copenは屋根を開けるとトランクのスペースがほぼ潰れるんだけど、ロードスターの場合、フルで使えるというのも凄い(個人的には「屋根も開けたいし荷物も積みたい」という考え方は貧乏くさいと思うのだけど、実際に見てさすがに感心してしまった)
・そして驚いたのは小さい!全長は確かにCopenより長いものの、最小回転半径はほとんど同じ(Copen4.6m、ロードスター4.7m)これなら取り回しもしやすそうだなあ、前が長いのはちょっと不安だけど。
・今回の比較では、カタログ情報からするとロードスターが断然優位。たった一つのネックは「俺にはこういう格好いい車、似合わないよなあ」という事だけであって、それ以外はほとんど満点ですよ。色も良いし。

・で、自分に似合ってる車ということで選択肢に入れたFIATの500(チンクエチェント)ですが、いったん保留にしてみたものの、興味本位で試乗してみた。そしたらこれが今回のダークホースだった!エンジンタイプの異なる2車種に乗ったんだけど「ツインエア」が凄かった。びっくりした。
・ツインエアというのは、つまり「二気筒」のエンジンという事ですが、恐らく現行の自動車では500のみしか積んでいないエンジン。バイクではよく聞くけれど、四輪車のエンジンで二気筒というのは非常に珍しい(昔は普通にあったようです)しかし乗る前までは「二気筒だからと言って何が違うんだ」と思ってたんですよ。燃費は良いみたいだけど、それは割とどうでも良い。500の評価点は見た目だけだろう、と。

・しかしエンジンをかけるとですね、いきなり「なんじゃこりゃ!」という衝撃が伝わってくるんですよ。極端に言うと「エンジンがガランガラン回ってる感じ」がする。ガランガランは言い過ぎでも、今の車ではあり得ない「カタカタカタカタ」っていうエンジンの動きが伝わってくる。走り出すと、それがまた顕著に感じられる。
・これ、はっきり言って嫌いな人からすると「ただの不快な振動と騒音」なんですが、この奇妙さがハマると大好きになってしまうようなエンジンなんですね。まあこんな変な車、乗ったことないですね。そして今回乗らなければ、今後こんな車は出てこないだろう、だってクセが強すぎるもん、これじゃあ。

・あと妙に低い回転数で走るんだなあ、この車は。町乗りだと2,000回転くらいをキープしようとする感じ。女の子向けの見た目なのに、加速も良い。軽く踏んでても、あ、こんなにスピード出てるのかと思う。
・この車は見た目が100%だと思ってたんだけど、試乗した後には「見た目30%、エンジン70%」位になってしまった。もちろん見た目も良い。スピードメーターとタコメーターが一体になってるのとかすごく良いと思った。
・因みに、ツインエアは既に生産終了していて在庫のみの販売。今後は普通の四気筒1.2リットルエンジン車のみになるとのこと。1.2リットル車については普通の人にもおすすめできる乗り心地でした(いわゆるAT車ではないので、ちょっとクセはあるけど)

・というわけで、定量的な比較では圧倒的にロードスターなんだけど、エンジンの個性を含めた定性要素で500が一気に追い抜いてきた。もうこれは自分では判断できない。
・ので、次回は奥さんと試乗に行ってきます。500の乗り心地に対して奥さんのOKが出れば500に決めてしまうかも知れません(私自身ももう一度試乗することで「このエンジンを今後10年間愛し続けられるのか?」と考え直してみたい)
・で、500が駄目ならロードスター。Copenからロードスターに乗り換えるのは、それなりに意味があろうと思うし、今までRRとFFの車に乗ってきて、次はFRというのもまあ、アリでしょう(500はFF)
posted by LSTY | Comment(0) | ダイハツ・コペン | このエントリーを含むはてなブックマークこのエントリーを含むはてなブックマーク
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