2019年04月18日

ブログを書き始めて15年史(のうち直近5年分)

Pop is dead.・ちょうど今日で、私がブログを始めてから15年が経つ。15年は長いな。
・書いている内容は随時変わっていて、文体に関しても書き始めてからの1年とその後ではかなり大きく変わっていると思う。
・あの頃書いていた非常に甘い文章を最近読み直して「うわぁ、今の俺にはもう、こういう文章は書けないんだろうなあ」と思っていた。でも多分、書こうと思や書けるんです、気分さえスイッチしてしまえば。

・で、せっかくなのでブログを書き始めて15年史をまとめようかと思ったけど、既に10年史をまとめてしまっているので、その後の5年間のことなど。

■2014年
・赤瀬川原平が死んだ年

・通っていた大須演芸場の、旧経営体制での最後の営業日に立ち会う。取材に来ていた新聞社のカメラマンが非常に可愛く、ツーショットを撮らせてもらうという奇縁に恵まれる。

・冬場は家の中でファミコン版「ウィザードリー」を延々プレイ
・その後も何度か通うことになる、名古屋ミッドランドスクエアの紫乃和久傳に初めて行った。また、てんやに初めて入ったのもこの年
・パトレイバーの映画にて真野恵里菜を知る。
・高田馬場でゴニョゴニョされたり、秋葉原(体育倉庫)でゴニョゴニョしたりする。
・京都に鳥獣戯画を見に行く。
・中国製のデジタルアンプとYAMAHAのスピーカーを買い、寝室のオーディオ環境を変更
・赤瀬川原平展を見る。
・とももさんと初めて会う。

・iPhone4から6に機種変更。ということはもう5年使ってるのか。Appleを称揚する気はないが、5年使って飽きないというか陳腐化しないデザインってすごいな。

・改めて確認してみるとめちゃくちゃ出かけて遊びまくり、食べまくっている。エンジンかかってる感じ。

□主な食事:馬鹿鍋、タキモト納豆丼、名古屋・紫乃和久傳、雑色・ジャンボ大塚、門前仲町・てんや、銀座・てんぷら近藤、大門・味芳斎、上野・ぽん多本家、浅草・飯田屋、滋賀・招福楼、梅田・まねき、銀座・タテルヨシノ、京都/六波羅・コリス、沼袋・中乃見家、神保町・スヰートポーヅ
□主な蕎麦:赤坂砂場、永田町・黒澤、北品川・しながわ翁、飯田橋・金升、高橋邦弘の蕎麦会
□主な旅行先:修善寺
□主な芝居:伊達の十役、双蝶々廓日記・吃又、木馬の鼻、趣向の華、絵本太功記・菊畑、俊寛・金幣猿島郡、鰯賣戀曳網、獨道中五十三驛、伊賀越道中双六(岡崎)


■2015年
・花紀京が死んだ年

・冬場は家で靴磨き

・名古屋・科学館のプラネタリウムに行く。
・名古屋落語会のドン、内ヶ島さんが入院する。

・相変わらず狂ったように芝居を見ているが(今見直してみて、自分自身でぞっとするほどだ)この年から現代劇に舵を切りはじめる。
・万年筆も随分買ってるなあ。

□主な食事:門前仲町・てんや、名古屋・紫乃和久傳、京都/六波羅・コリス、赤坂・オストレア、銀座・オストレア、銀座・てんぷら近藤、神戸/元町・老祥記/丸萬、浅草・駒形どじょう、神楽坂・梅香、浅草・肉のすずき、銀座アスター本店、熱海・スコット
□主な蕎麦:赤坂砂場(内田裕也と小上がりに二人きり)、紅葉川、布屋太兵衛大丸東京店、多賀
□主な旅行先:和歌山、伊豆・吉奈温泉
□主な芝居:南総里見八犬伝、御所五郎蔵、一條大蔵譚(米吉の常磐)、鳴神、魔笛、雪乃丞変化、東海道四谷怪談(現代劇版)、戯作者銘々伝、新薄雪物語、牡丹燈籠、絵本合法衢、マクベス、漂着、双蝶々廓日記、煙草の害について、松浦の太鼓・あんまと泥棒、神霊矢口渡、東海道四谷怪談
□主な万年筆:ペリカンM300、ペリカンM101N、ファーバーカステル・オンドロウッド、モンブラン149、モンブラン・オスカーワイルド、中屋・根来、パイロット・キャップレス


■2016年
・テントが死んだ年

・ヴァニラ画廊でシリアルキラー展を見る。月並みだけどジョン・ウェイン・ゲイシーの絵が一番印象に残った。
・遊びまくってる感じあるけど、昨年と比べると落ち着いた感じ。「研辰の討たれ」見た記憶が全くなかったんだけど愛之助か、そりゃ記憶に残らないわ。
・一方でこの年最高の芝居は幸四郎(現・白鸚)の「不知火検校」勝新太郎主演の映画も良いけど、幸四郎はこういう芝居やらせると、良いねえ。

・「シン・ゴジラ」を見る。その他、小沢昭一「節談説教」、Perfume「JPN」、「ツインピークス」など買う。
・仏像フィギュア(空也上人像)を買う。

・すごく久しぶりにブログ論というかWeb論みたいなのを書いた。今読むとなかなか良い(もっと簡潔に書けそうな気もするけど)
夢から醒めたブロガー

□主な食事:銀座・小笹寿し、神楽坂・梅香、丸ノ内・まんてん鮨、名古屋・紫乃和久傳、表参道・バーラジオ、台湾・士林夜市/遼寧夜市(長年の念願だった「蛇」を食べる)
□主な蕎麦:特筆するような店に行った記録はなし
□主な旅行先:近場の温泉に何度か行った位で、遠出はしなかった模様
□主な芝居:研辰の討たれ、切られ与三郎・毛抜、国道業火高泡立草、冒険王/新・冒険王、不知火検校、おとこたち、碇知盛・鮨屋、寺子屋、仮名手本忠臣蔵(五〜七段目)、罪と罰、虚仮威
□主な万年筆:中屋・オーダーメイド品


■2017年
・おひょいさんが死んだ年

・とももさんに会いに浜松へ行き、ついでに立ち寄った楽器博物館の凄さに度肝を抜かれる。
・2011年に城崎に旅行に行ったときの日記を6年がかりで書き終える。
 →一日目二日目
・インターメディアテクを見学して東京大学の懐の深さに感心する。
・和漢三才図会を一部購入する。
・町山智浩の「ブレードランナーの未来世紀」を読む(翌2018年から同氏のYouTube動画を見て真面目に映画を見ようかなあ、などと思う)
・アニッシュ・カプーア展見る。グロテスクだが良いと思う。
・この年のレトロゲームは「大航海時代2」

□主な食事:銀座・小笹寿し、清水・勇喜寿司、浜松・繁松、万能薬味を発明、浅草・駒形どじょう、根津・愛玉子、新橋・ランブル、熱海・オーミラドー、銀座・とらやにて金田中の弁当、丸ノ内・まんてん鮨、上野・天寿ゞ、荻窪・卯、銀座・オストレア、赤坂・オストレア、名古屋・紫乃和久傳
□主な蕎麦:ふぐ天そば(浜松駅の立ち食い蕎麦屋にて。久しぶりにドキドキするほど不味い立ち食い蕎麦を食べた)、芦屋・むら玄、赤坂砂場、神楽坂・かりべ
□主な旅行先:伊豆・松崎、浜松
□主な芝居:新口村、黒塚、月形半平太、人形の家、野田版・桜の森の満開の下、霊験亀山鉾、仮名手本忠臣蔵五〜六段目、三千歳直侍、ちょっと待って下さい
□主な万年筆:モンブラン・マイスターシュトュック146

■2018年
・月亭可朝と立川左談次が死んだ年

・多分この頃、奥さんの大切さというようなものを実感として強く感じ始めている。15年以上籍を入れていて、その時間そのものに価値が生じているという感覚

・松山へ行き、念願だった伊丹十三記念館を訪れる。その後「ライ麦畑でつかまえて」を読んでさらに伊丹熱が上昇
・京都御所を訪れ、貴族趣味の特性を再確認した。
・10年近く乗ったダイハツ・コペンからマツダ・ロードスターに乗り換える。フィアット・500と相当迷った末の決断

・3月にTwitterをやめ、SNSからいったん足を洗う。
・長い間、Twitterを中心にしてきたのでマトモな文章が書けなくなっており、結局その調子が回復するまで1年近くかかった。

・ハイバイ「ヒッキー・ソトニデテミターノ」はこの5年で見た現代劇の中で最高だった。

□主な食事:門前仲町・みかわ是山居、表参道・タコベル、ワカヌイ、京都/出町柳・はやし、京都/烏丸御池・岩さき、京都/祇園・朝食喜心、京都・辻留(弁当)、台湾・中レキ(土偏に歴)夜市、大阪/難波・リュミエール・レスプリK
□主な蕎麦:神田・室町砂場
□主な旅行先:愛媛・松山、伊豆・松崎、台湾、京都
□主な芝居:小栗判官、ヒッキー・ソトニデテミターノ、女殺油地獄、ロマン、すし屋、ソウル市民、ソウル市民1919
□主な万年筆:パイロット・レガンス89s(レッド)

■2019年(〜4月前半)
・橋本治とケーシー高峰が死んだ年

・柿食う客「美少年」に感銘を受ける。
・美少年と言えば「ベニスに死す」のタジオ(ビョルン・アンドレセン)が有名だけど、そんなに美しいかね。

・2月にTwitterアカウントを復活。あるアカウントをフォローするために始め、完全にSNSと割り切って使用する。しかしそのアカウントが消えたので3月には再度退会する。
・SNSはただの電話帳のようなものだ。連絡取りたいと思う人に関しては電話番号なりメールアドレスなりを知っているので、やめても無問題

・一方でLINEを再開する。こちらは本当に親しい友人とチャットする用。偶然の一致だけど、15年前に人生最悪の気分で読んでいた小説が村上龍「ライン」だった。
・赤坂・ティアレのストロベリーチップスを作ろうと試作。これも偶然の一致だけど、15年前にこのブログに最初に上げた記事がハルカリ「ストロベリーチップス」に関するものだった。

□主な食事:コロを自分で調理。その他、魚料理をメインに料理をちょこちょこ。赤坂・オストレア、銀座・小笹寿し、銀座・鎌倉山、飯田橋・イル・スカンピ、山の上Ginza、代々木八幡・季織亭、お茶の水・クルル
□主な蕎麦:赤坂・砂場、神田・室町砂場
□主な旅行先:群馬・四万温泉
□主な芝居:伽羅先代萩(文楽)、絵本太功記・八百屋お七、美少年
□主な万年筆:なし

・ブログを初めて15年、のらりくらりと人生を生きてきた。でも今、ちょっと新しい事に取り組んでいる。
・少し寂しいことだけど、今やっていることはいずれ近いうちに終わるとわかっている。しかし、これを人生の中の一つの契機として、今の取り組みが終わっても、次の人生にそれが活かせるようにありたい。

・こういう前向きな気分になれたのは15年ぶりなのかも知れない。

 
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この記事へのコメント
先日「ヴェニスに死す」を20年ぶりに読んだんです。学生のころは心の動きばかりに注目して読んでいましたが、再読して気づいたことがあります。マンにとっての若さの象徴は「赤」なんですよね。タッジオは、胸に「赤絹のリボン」をつけたり、「赤いネクタイ」のついたリンネルのシャツを着たり。そしてアッシェンバッハは、「ルビイのように赤くきらめいている、ざくろの汁とソオダをまぜたもの」でくちびるを冷やす。
Posted by ともも at 2019年04月24日 15:33
■とももさん
 私は原作を読んだことがないのです。映画ではタジオに赤のイメージはないなあ。
 主人公は口紅付けてたかな。
 ところで、ざくろのソーダというと、グレナディン・シロップのソーダ割りでしょうかね。

 今、あの映画のことを思い出すと、心が千々に乱れる感じがあります。
Posted by LSTY at 2019年04月24日 19:00
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