2007年12月07日

30代男子のためのモテク

Pop is dead. 何年か前に「モテク」という言葉を知って、このチープな小技集に感動したことがある。実に安易な「かわいい女の子演技術」なのだけれど、しかし男はたしかにこういうのに弱い。
 しかし男のための「モテク」を見たことがないなあ、と思った。そこで書いてみようと。しかもちゃらちゃらした20代男のためのモテクではなく、30代の頭髪に不安が出てきたくらいの男のための堅実なテクニック。普通なら体得していそうなものだが、書いておけば誰かの役に立つかも知れない。

 というわけで、
女の子は比べられるのが大キライなの
 この一節を引用したうえで、僕が考える恋愛についてのtipsを書き留めておきます。

1.女性を「さりげなく・特別に」扱う
2.「共通の秘密」を持つ
3.女性の「コンプレックス」を把握する

 まず最初に書いておくと、これは「職場や学校である程度親しい女性を好きになった場合」の対処法です。

 1.はとても大事だと思います。冒頭に引用したように、女の人というのは「常に自分だけ特別」でありたいと思っている。恋愛については全くそうですので、いかに特別扱いするか、が大事だと思います。
 ただこの場合問題なのが「どのように特別扱いするか」ということになります。例えばNGなのは「誕生日にいきなり腕時計をプレゼント」とかいう大仰なもの。あといきなり花束とか、絶対だめ。

 僕のお薦めは「あ、今日○○さんの誕生日だよね。チロルチョコあげるよ」という感じ。「たべっこどうぶつ」でも可。この場合、重要なのは「あ、あの人、私の誕生日おぼえてくれてるんだ」ということであって、プレゼントの内容ではない。むしろ内容自体はしょうもないほうが好印象だと思う。というか、ここでうまいこと「さりげなさ」を演出しなければ、逆に警戒心を生むでしょう。
 何日も前からわざわざ用意してあげる、というのは付き合いだしてからの話だとおもう。
 
 あとは月並みな話だけど「今日髪型変えた?」とか、集団で食事に行った時に「○○さん、明太子好きだったよね。明太子の卵焼きたのもうよ」とか、あと会社の給湯室で「クッキー買ってきたから一つあげるよ」とか。ここら辺はすべて「あの人、私のことを気にかけてくれてるんだ」と思わせるための工作です。そしてこういうのが「マメさ」ということになろうかと思います。

 で、一番の注意点は、こういう「特別扱い」を他の女性にしているところは絶対に見つかってはいけない、ということ。「なんだ、私に優しいのかと思ったら他の女にも優しいんじゃないか」と思われたら終わりです。

 2.はほとんど偶然に頼るしかないんですが、かなり重要な要素です。たとえば彼女が服を後ろ前に着ていたとか、飲み会の帰り二人で寄ったコンビニで上司の浮気現場を目撃とか、なんでもいいので、二人だけの秘密を持つ。こここではその秘密が重大であるかないかってのはわりとどうでも良くて「これは二人だけの秘密にしておこうな」という宣言が大事です。宣言や定義づけによって物語が生まれるわけですよ、何事も。
「この味がいいね」と君が言ったから七月六日はサラダ記念日
 というのも、定義づけによってドラマができる、という一例であって。話は戻るが女の子は記念日が好きなものなので、初デートの日とかも覚えておくと後で重宝すると思います。

 3.は昔、春風亭小朝がマクラの中で話していたのですが、特にかわいい女の子というのは自分の長所をほめられるのに慣れているのですね。たとえば目の大きい女の子に「君の目は大きくてかわいいね」と言っても「他の男と同じ事しか言わないつまらない男」と思われるだけです。
 なので逆にコンプレックスを探す。たとえばおでこが広いのがコンプレックスっぽかったら「○○さんはおでこ広いねえ。でもおでこ広いのってかわいいよね」とかいう風に、ほめ方に変化を持たせる。そうすることで「この男は、他の男とちょっと違う=よく私のことを見ている」と思わせられれば成功です。
 が、これは親しくないうちに言うとただの「いやがらせ」なので十分注意しましょう。

 基本的には1.をいかに積み上げるか。その上で偶然を待ち、2.から3.になだれ込む、というのが最善策だと思います。tipsと書いておいて申し訳ないが、裏技ではなく、王道ですね。
 あと、彼女に「よく私のことを見ている」と思わせるのは重要ですが、それを文字通りに解釈して熱視線を送ったりするのは絶対NGです。日常会話の端々に出てきた彼女の好き嫌いや細かい情報を記憶して、たまにさりげなく、覚えていることをアピールする、というのが肝要です。

 あと「いやよいやよも好きのうち」と言いますが、三遊亭圓生も言ったように「いや」には「拒絶のイヤ」と「容認のイヤ」とがあります。大雑把に言えばささやくように小声で言う「イヤ」は容認の印だと思いますが、まあここらへんは各自判断してください。

 最後に書いておきますが、私はいわゆる「もてるタイプ」ではありません。それだけにいろいろ考えるわけですよ、童貞をこじらせた経験もあるので「これはNGだろ」という手もわかる。
 そこら辺も勘案して「こういう手法でなら外堀から埋めてゆける」と思う手法をいくつか紹介しました。自分の腹黒さをさらす結果になろうかとも思いますが、もしもなんらかのお役に立てれば。
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック