2005年11月17日

一流企業はブログで成功できない(企業ブログ論pt2)

DOB_devil(byTakashiMurakami) 以前、「企業ブログの限界」という記事を書いたんですけど、ちょっとまた思う所がありまして。

 こんなセミナーがあるんですね。「実践!ビジネス・ブログでマーケティング!」僕はビジネスブログについては否定的に見ていて、それは前述した記事で書いている通りなんですが、興味はあるんですよね、こういう講演には。
 で、講演をするネオテニーベンチャー開発の社長、松本さんのブログをちょっと見てみました。
「わくわく悠々」号でいくフロンティアの旅
 もうね、まさに「ポカーン」ですよ。4ヶ月も更新してないのね。あきれかえりました。

 まあ、この状況を見て思ったのが「企業ブログについて語る人間が、ブログの本質をあまりに理解していない」ということです。実はうちの会社にも広告代理店なんかがブログの話を持ってくるんですが、ブログの特性の分析と、それをどう生かすかについてのビジョンがないんですよね。結局「流行ってるから商売になるだろう」っていう程度の物なんですよ。

 で、話はいきなり飛んで、タイトルに書いた「一流企業はブログで利益を上げられない」ってことなんですけど。pt1に書いた「タテマエでしか書けないようなブログには魅力がない」に通じるんです。ブログの魅力って、その「ホンネ感」にあると思うんですよ。
 公式ホームページは建前で良いんだけど、ブログでは「裏情報」みたいなのを流して、それによって読者の内輪感を高めてゆく、という取り込み方が理想的だと思います、僕は。

 だから、実はオフレコなんだけど、っていう情報とか、企業にとって不名誉な情報とか、そういうスレスレのところをどこまで流せるか?っていうのが企業ブログ成功の分かれ道になってくると思うのですね。

 で、一流企業、まあ業界トップクラスの企業にとって、それはとてもリスキーな事なんですよ。言わば「スキを見せる」って事ですからね。企業の規模が大きくなればなるほど、注目度も高まるわけで、ブログでちらっと書いた事が大問題になる可能性だってある。

 だから、大きい企業、業界トップクラスの企業には面白いブログは作れない、というのが僕の定説です。
 多少のスキを見せても大丈夫な企業、言い換えれば「おふざけ」が認められているクラスの企業・業界でなければ、魅力的なブログは運営できない、と、以前から思っているのですよ。
posted by LSTY | Comment(0) | TrackBack(0) | Web(ブログ) | このエントリーを含むはてなブックマークこのエントリーを含むはてなブックマーク
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