2008年05月22日

シティボーイズ「ロータスとピエーレ」が最悪だったという話

Pop is dead. 書くのを忘れていた。言いたいのは「つまらなかった」ということだけなのだけど。
 シティボーイズの2008年公演「ロータスとピエーレ」がつまらなかった。あまりのつまらなさに僕は「ああ、この人達は既に『客を笑わせる』ことに価値を感じていないのだな」と思ってしまった。それほどまでに、どうしようもない舞台だった。

 で、シティボーイズに関してよく言われるのがですね、三木聡は良かったと。三木聡が参加しなくなってから、つまらなくなったと。そう言われるわけですよ。

 でもなあ、そうとも言えない。確かに三木聡が参加していた頃のシティボーイズって安定感がありましたね、大きくは外さない。確かに面白かった。
 しかし、細川徹も捨てたもんじゃないですよ。「NOTA」なんて面白かったし、「マンドラゴラの降る沼」は三木聡演出作に拮抗するような出来だった。
 たしかにね「ダメな人の前をメザシを持って移動中」なんていうのは最悪の公演でしたけどね。

 とまあ私は細川徹がダメだとは思ってないのだけれど、今回のはさすがにひどかった。「いろいろやってみたけど結果として面白くない」と言うよりも「面白くしよう、という意欲が感じられない」のですよ。
 その象徴がピエール瀧の使い方だと思うんだけど、まあせっかく客演に呼んでおいて、全然有効に使えていない。ただいるだけ。塩と砂糖のビデオは面白かったけど、ピエール瀧って使いようによっては相当面白いでしょう、多分。それを貪欲に活用していない。
 もうねえ、笑わせてなんぼっていう感覚がないのよ。あれじゃあ馴れ合いのサークル演劇だよ。

 というわけで、今回の公演を見逃した方はDVDなんか買わなくて良いですからね。
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