2018年07月02日

伊丹十三の映画に関する覚え書き

Pop is dead.・伊丹十三の映画について、Twitterやブログで何度かチョコチョコと書いていたのだけど、まとめた方が良いよなあ、と思って書き連ねてみた。
・うろ覚えの部分もあるし、僕の妄想らしいものもあるけど取りあえず記憶のままに記録。随時加筆します。
※アスタリスクは、後で原点を確認するための覚え
※2018/7/11かなり大幅に加筆

■ゴムデッポウ(1962)
・収録されているソフト:「Criterion Collection: Tampopo」、「伊丹十三 FILM COLLECTION Blu-ray BOX T
・本当の初監督作品(当時妻だった川喜多和子との共同脚本)因みに川喜多和子の祖父は三重県出身であり、同県の銀行頭取だった川喜多半泥子と遠縁なのではないかと思うが、確証なし

・1983年に森田芳光監督「家族ゲーム」に出演。「目玉焼きの黄身をチュウチュウする」や「プライベート空間としての自動車」など、伊丹十三がエッセイに書いていたシチュエーションが出てくる。

■お葬式(1984)
・奥村公延が飲む酒は薩摩白波のお湯割り。芋焼酎が一般的でなかった当時、伊丹十三も愛飲しており、エッセイにも登場する。アボカドも当時の日本では一般的ではなかったがエッセイ中に「鰐梨」として登場(*)
・通夜のシーンで出てくる伏見の酒は、おそらく伊丹十三が愛飲した「桃の滴」ではないか(伏見の松本酒造が醸造元)
・鼻の大きな男(津村隆)が乗る車(MG-TF)は1966年〜70年代初めにかけて伊丹十三が乗っていた車そのもの。因みに1984年当時の伊丹が乗っていた車はポルシェ924ターボ(赤色)である(葬日・記)
・電報配達員の男を演じているのは井上陽水。ちなみにバラエティ番組「夢で逢えたら」中のドラマ「いまどき下町物語」で奥田民生が郵便配達員を演じたことがある。全く確証はないがこれはこの映画の井上陽水リスペクトだったのだろうと思う。
・宮本信子の妹が妊婦。伊丹映画には妊婦が多く出てくる。マルサのマンション住人、マルサ2の洞口依子、マルタイのビワ子演じる妊婦に朝岡実嶺(教団信者の愛人)
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・これは極めて有名な話だけれど、伊丹十三が師匠のように慕っていた蓮實重彦から「お葬式」は酷評される、いや黙殺される。蓮實重彦は当時、映画オタク(シネフィルと言う)のピラミッドの頂点にいたため、これ以降「伊丹映画については評価してはいけない」というのが映画評論家界のルールになってしまう。伊丹映画をほめるどころか、評論の対象として扱うこと自体が避けられて、今に至っている。
(私は映画評論界に詳しいわけでは全くないが、私の知る限りでは伊丹映画の評論らしいものは無い。鈴木清順が極めて主観的な感想を書いているのがせいぜい)
・町山智浩なんかはシネフィルを堂々とけなしている人なので、この人はどう思ってるんだろう、と気になるんだけど、彼も実は伊丹映画評論をしていないっぽいのですね。蓮實重彦が死んだら口を開くのだろうか?
・ただ、映画評論というか映画オタクに黙殺され続けた伊丹十三がどう変容していったかについては、黒沢清という映画監督が自著「黒沢清の映画術」で触れている。
 こちら参照→ソクーロフと映芸と黒沢清と伊丹十三 - 映画をめぐる怠惰な日常2
・これが文字化されている貴重な「伊丹十三と映画の関わり」に関する情報で、伊丹映画を評論する際にも非常に有用な内容だと思う(しかし皮肉なことに、この黒沢清というのは蓮實重彦の愛弟子みたいな関係の人なのですね)
・この後の伊丹について、私の見解については以下「スウィートホーム」に関する部分で簡単に触れている。

■タンポポ(1985)
・歯医者のシーンで何の脈絡もない動きをする歯科助手、ターボーがいじめられるシーンに「家族ゲーム」の影響が見える。特に前者のような演出は他の伊丹映画には見られない。
・冒頭で役所広司が飲むシャンパンはヴーヴクリコ
・クレジットされているが冒頭近くのラーメン作法は東海林さだお「ショージ君の男の分別学」からの引用。ちなみに同書中ではナルトは食べないということになっていたように思う。安岡力也の「臭ぇナルト」という台詞が同書を参考にしたものかどうかは知らない。
・原泉のスーパーでのシーンは「女たちよ!」中「チーズについた指のあと」が元ネタ(女)
・加藤ケンソウがホテルで頼む料理(クネールのブーダン風、胡桃と林檎のサラダ、エスカルゴのパイ詰め)は伊丹十三「フランス料理を私と」に掲載されたコース(写真、レシピもあり)ただし同書ではサラダは「胡桃と林檎とアンディーブのサラダ」である(フ)
・スパゲティを食べるシーンがあるが、伊丹十三の著作には何度もスパゲティが出てくる(「みんなでカンツォーネを聴きながらスパゲッティを食べよう」というレコードまで出している)その一つに、スパゲティの食べ方もあるが、その文章に添えられたイラストは伊丹十三記念館販売のTシャツ柄にもなっている。
・ラストシーンは母乳を飲む嬰児の場面だが、これは次作「マルサの女」の冒頭(瀕死の老人が看護婦の乳を吸うシーン)につながっている。
・大滝秀治が出てくる蕎麦屋は赤坂の室町砂場。因みに映画撮影後最低一回は改築しているが、客席の作りは今も同じ(メ)
・三谷幸喜監督「ラジオの時間」では渡辺謙がトラックドライバー役で登場するが、これは明らかに「タンポポ」オマージュ

■マルサの女(1987)
・山崎努演じる「権藤」は彼が誘拐犯を演じた黒澤映画「天国と地獄」の主役・三船敏郎の役名
・山崎努が家で飲んでいる酒はジョニーウォーカーのスイングで、視覚効果を狙ったのも一つの選択理由だろうが、この男の金銭感覚がよく分かる小道具だと思う(金持ちだが過剰に高い酒は買わない)
・伊東四朗がパチンコ屋社長として出演している理由は、彼のエラの張った顔から在日朝鮮人を想起させるためだろう。「ミンボーの女」で彼がヤクザを演じているのも同様かと思う。
・聞けばすぐ分かるが、劇中メインで使われる音楽の一つはスコセッシ監督「タクシードライバー」の丸パクリと言ってよかろう。なんでこの映画からパクったのかはよく分からないが、どちらも雨のシーンが印象的である。

■マルサの女2(1988)
・「タンポポ」に出てくるうまいラーメン屋が「日の出ラーメン」マルサ2で地上げされる食堂が「日の出食堂」伊丹十三にとって、昔気質のおやじがやってる店のイメージが「日の出」なんだろうか?
・「東大のことを『僕の大学』なんていやらしい呼び方するな!」は伊丹の学歴コンプレックスからくる台詞だろうと思う(彼の最終学歴は高校卒業だった)
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・この作品公開後「スウィートホーム」を制作、この映画が元で裁判が起こる。確かこの時の伊丹側弁護人がTMI総合法律事務所というところで、のち伊丹十三記念館が出来る際にもこの弁護士事務所が関与している。伊丹と交流があった周防正行「Shall We ダンス?」関連の裁判にも同事務所が関与していたようだ。
・この裁判に臨む伊丹十三については「黒沢清の映画術」に詳しい。この本を読んでみると、伊丹十三の映画監督としての歩みを俯瞰できると思う。極端に言うと「お葬式」を蓮實重彦に全否定された私怨、伊丹映画を黙殺し続ける彼らに対する恨みを金(興行収入)で晴らすという構造が分かってしまう。伊丹ファンとしては「不都合な真実」と言えるが、伊丹十三論には欠かせない著作だろう。

■あげまん(1990)
・伊丹十三は宮本信子を「数少ない、芸者が演じられる女優」だと言っていたので、この映画は「マルサ」で金銭的余裕が出来たあと、彼女に芸者を演じさせるために作った映画なんだろうと思う。
・宮本信子を請け出す(という言葉で良いのか)大僧正の名は多聞院。伊丹十三が高校生のころ、松山で下宿していた寺の名前と同じ。

■ミンボーの女(1992)
・宝田明をはめるクラブの女として朝岡実嶺が出演。彼女は「大病人」の臨死体験シーンにも出演している。調べたら「静かな生活」「マルタイの女」にも出ているようだ。マルタイでは顔映ってたっけ?(Wi)
・劇中音楽の一つに、チャールス・ミンガス「Bird Calls」の影響が感じられる。

■大病人(1993)
・「お葬式」と同じく宮本信子が業界人らしき役(作曲家?)で出演しており、かつ本妻・宮本信子、愛人・高瀬春奈という取り合わせである。つまり宮本信子を妻に持つ伊丹十三自身が「自分が愛人として選択するのに一定の合理性がある」と思ったのが高瀬春奈だったのではないか。

■静かな生活(1995)

■スーパーの女(1996)

■マルタイの女(1997)
・ビワ子が寝室に置いている酒はシャルトリューズのたしかヴェール。なんだかいかにも女優らしいナイトキャップだと思う。Wikipediaによると「リキュールの女王」と言われているらしいので「女王」がこの映画のテーマのようだ(ビワ子は作中、シェイクスピア「アントニーとクレオパトラ」のクレオパトラを演じる)
・「アントニーとクレオパトラ」は読んだことがないのだけれど、クレオパトラは死んでいなければローマでの凱旋パレードに出される予定だっらしいので(Wi)ビワ子が多分新宿・靖国通りを走る車のルーフから半身を出して「私は今生きてる!」というのはパレードであり、クレオパトラが死ななかったら、という意味と重なっている。
・「アントニーとクレオパトラ」が上演される劇場は新宿のグローブ座で、ここはシェイクスピアらによって建てられたイギリスのグローブ座を模している。ジャニーズの経営になる前はシェイクスピア作品を積極的に上演していた。
・伊集院光が読んでいる本は「ライ麦畑でつかまえて」その後、彼は麦畑の中で殺人犯と格闘になり、捕まえる。
・企画協力として三谷幸喜が参加し、東京サンシャインボーイズから西村雅彦、近藤芳正、阿南健治、伊藤俊人が出演ちなみに伊丹十三は小劇場演劇の俳優を使いたがったのか「タンポポ」から夢の遊眠社の団員が数多く出演している。しかし三谷幸喜と伊丹との交流については聞いたことがあるが、野田秀樹と伊丹の交流については何も聞いたことがない(配役についてはWi)

■エッセイについて
・初期エッセイのスタイルと文体にはサリンジャー「ライ麦畑でつかまえて」の影響を強く感じる。詳細はこの記事参照
・伊丹十三はピーター・オトゥールのことを「クイア」だと書いているが、クイアといえばウィリアム・バロウズの著書のタイトルでもあり、その日本語訳は「おかま」である。つまりゲイの蔑称だと思うんだけど、当時は蔑称だという認識はなかったのかな。

■映画・エッセイ以外
・伊丹十三は張り子の犬を描いているが、彼が誕生したときに伊丹万作が張り子の犬を描いている。因みに十三が書いた犬は、彼の次男が生まれたときに確か山口瞳から贈られたもの(記)

・各記述末のカッコ内は出典:(女)女たちよ!、(記)伊丹十三記念館内の展示等、(ク)映画本編のクレジット、(葬日)お葬式日記、(フ)フランス料理を私と、(メ)メイキング作品、(ヨ)ヨーロッパ退屈日記、(Wi)Wikipedia
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つまらない名作映画

Pop is dead.・最近、YouTubeで「町山智浩の映画塾」を見ている。この人、本当に偉いなあ、と感心しながら見ている。映画について博学な人は「当たり前に知っている」事を平易な言葉で、誰にでも分かるように語る、という非常にありがたいことをしてくれている。
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2018年06月12日

伊丹十三「お葬式日記」索引作成準備

osoushiki_nikki.jpg
 この本には索引が要る、と思って準備。とりあえずキーワード書き出し
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2016年10月18日

シン・ゴジラと平成ゴジラ類似点メモ

(ちょっと時間がないのでメモをアップ。追って追記等すると思います)
 シンゴジラを見た後、4作品見直してみたので類似点メモ。
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2016年09月06日

映画「シン・ゴジラ」を見た感想と山のような疑問

Pop is dead.・「シン・ゴジラ」を見た。元々へそ曲がりなので、周囲が絶賛するこの作品を見に行く気はあまりなかった。だいたいこの映画について語る人の一定数が「先の震災によって得た連帯感」を基盤として話をしているようで不快だったのだ。しかしマコックさんに「じゃあ見に行く必要なし」と言われたことでへそ曲がりが360度曲がって見に行くことになった。
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2014年04月14日

4月前半日記(パトレイバーの映画・和久傳・角屋)

Pop is dead.・パトレイバーの「THE NEXT GENERATION」とかいう実写映画を見てきた。
・本篇は2015年公開で、それまでに短編を何度も何度も上映するらしい。最近の映画界はこういうの多いね、前後編に分けたり。正直うっとうしい感じがする。しかし押井守監督のパトレイバー、それも実写ということになると、見ておこうと思う。
・行ってみると映画館は随分空いていて、そうさなあ、20人くらい入ってたかな。大須演芸場と同程度の入り。そして客層は「見るからにオタク」という感じの40代以上がほとんど。若い子は全然入ってない。60くらいの年取ったおじさんも居たが、20代は居なかったんじゃないかなあ。
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2014年01月20日

映画「モンティパイソン・アンド・ホーリーグレイル」を見た感想

Pop is dead.・ウィザードリィ進捗状況。
・ムラマサ入手。不確定名「ぶき」だったので、手裏剣かと思ったらムラマサだった。深夜に「おお!これは!」と大声を出して感動する。その後も、聖なる鎧、盗賊の短刀などのレアアイテムをゲット。
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2012年07月04日

映画「八日目の蝉」の感想とか

Pop is dead.・録画していた映画「八日目の蝉」をようやく見た。

・この所、テレビの映画が豪華で「ダークナイト」「スパイダーマン3」を見たんだけど、どちらもハズレ。「ダークナイト」は再見だったけど、やっぱり面白くない。両方とも、ハリウッド映画の変容を示しているのかなあ、とは感じてそこには興味を持ったけど、映画としては面白くない。
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2012年05月14日

DVDいろいろ見てた日記

Pop is dead.・なんとなく、ドリフ「全員集合」のDVDを見てた。普通の人はこういうの、YouTubeで見るんだろうけど、僕はDVD買うんです。しかし最近、こういうDVDは買わなくていいのかな、とも思い始めた。
・全員集合のDVDなんて、俺が買わなくても誰かが買うもんな、しかも大勢が。
・花紀京のDVDは、これは買わなきゃいけないわけですよ。そんなに売れないでしょう、こういうのは「俺が買わずに、誰が買う」と思って買うのが正解。でもドリフは買わなくて良かったのかも知れない。最近お金がないから弱気になっているのか「今後は、レンタルに並びそうなDVDは買わずにおこう」とか思う。
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2012年04月24日

映画「関の弥太っぺ」感想

Pop is dead.・快楽亭ブラック師匠が一番好きだという「関の弥太っぺ」を、近所のレンタル屋で探したがなかったので、買って、見た。
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2012年03月15日

3/14日記(伊丹十三幻の作品「ゴムデッポウ」感想)

Pop is dead.・元同僚の送別会というか、飲みに行く。
・餞別としてLAMYのアルスターを贈る。万年筆は使ったことがないと言うが、ペンの持ち方も全くダメで、そうか、万年筆を使ったことがない人間というのはこういう人間なのか、と思った。
・つまり、卵を見たこともない人間に対して、生卵の割り方を教えるようなものだ。
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2011年06月27日

ナチスのプロパガンダ映画「意志の勝利」など

Pop is dead.・長年見たいと思っていた「意志の勝利」DVDを手に入れて見る。レニ・リーフェンシュタールによるナチスのプロパガンダ映画。このタイミングで見てると、いかにもナチス・ドイツマニアみたいだけど、この映画に関しては丸尾末広の漫画で知って、随分以前から探していた。
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2011年04月11日

4/9-10日記(映画「ゴジラ」感想・ちびっこ広告手帳)

・映画「ゴジラ」見る。名作と名高い第1作。
・名作と名高いわけだけど、あんまり見なくていいなあ。特撮の教材としては重要かも知れないが、単純にあまり面白くない。それこそ「市民ケーン」と同じような印象。
・ただ公開当時、1954年のの日本でこれを見た人は衝撃を受けたんだろうなあ。戦後10年経ってない中で、また東京がガレキと化す衝撃。その遠因は水爆実験(公開数ヶ月前に第5福竜丸の事故)であるという、このメッセージ・表現というのが当時どう受け止められたのだろうか。
・面白かったのは、最初、ゴジラが漁村を襲うのね。もう時代劇みたいな古くさい漁村。時代劇のセットに怪獣が出てくるっていう雰囲気が不思議だった。「大魔神」みたいな印象。

・この映画見て良かったのは「志村喬はダイコン」ってことが分かったことだろうか。黒澤の「生きる」見て、どうも怪しいなと思ってたんだけど、やっぱり大根だなこの人。それで成立してるからいいのかも知れないけど。でも「七人の侍」とかは良いじゃないですか。なんだろう、演技のパターンが極端に少ないって事だろうか。「羅生門」も考えてみれば一本調子な演技。重ねて言うが、それで成立してるのなら良い。笠智衆も同様。
・ちなみに「生きる」での彼の演技は高い評価を得ていますので、大根だと思ってるのは世界中で私一人かも知れません。
・あと、今も昔も特撮映画のヒロインの演技というのはひどい物だなあ、という事を実感した。終盤、ヒロインが出るシーンごとに「なんだこの女」と舌打ちしながら見る。

・あと面白かったこと。後年の「マッド・サイエンティスト」のモデルになっていそうな芹沢博士だけど、いわゆるマッドな人ではなく、真面目で真っ当な科学者なんです。いわば「マットー・サイエンティスト」であって、彼の葛藤の描かれ方はちょっと良い。
・それに志村喬が悪意なく、ゴジラ生け捕りを目指す感じとかも、後年の特撮物に見られる「善悪の完全分離」みたいなのと違ってて面白かった。

・しかし結論として「うーん、あんまり見るべき作品ではないかなあ」と思いつつ見終わる。最も見るべきシーンはオープニングだね。あのオープニングは良い。ただ、クレジットに主題曲とゴジラの咆哮が流れるだけなんだけど、あの感じは渋い。

・とか思いながら、偶然一緒に借りてきた「パトレイバー・アーリーデイズ」見始める。なんかアニメでも見るかと思って、じゃあ押井守で、ってことで借りてきてみた。
・まあまあ面白いなあ、と思って見ていると「4億5千万年の罠」これは正しく「ゴジラ」のパロディーなのだった。
・ここに至って「あー『ゴジラ』見といてよかった!」と痛感したのでありました、チャンチャン。

・松本人志「しんぼる」見る。圧倒的な駄作。エンディング曲(清水靖晃)だけが良い。
・「大日本人」が面白かっただけに残念。こんな映画に制作費を出す方も出す方だ。松本個人の金で作れよ、と思った。そうだね、そういう映画です。メジャーな資本が入って全国のシネマ・コンプレックスで上映されるような映画じゃない。

・「ちびっこ広告図案帳」の文庫版「昭和ちびっこ広告手帳」出た。今の30代から50代の懐古趣味者、あるいはレトロフューチャー好きはとりあえず買っておけ、という本。本当は「〜図案帳」の方が良いんだけど、どうしても高いので手が出ない、という人は、せめて「〜手帳」は買っておかなきゃ。
・当時の少年少女誌に掲載された広告の縮刷版なわけですが、まあこれは心躍る。カラー広告はもちろん、単色刷広告に怪しいものが多く、それも良い。当時少年誌に「田中角栄の自伝」の広告が出てたというのも面白かった。
・先述したように、もともと雑誌広告なので、予算が許すなら大判の「ちびっこ広告図案帳」の方が良い。

昭和ちびっこ広告手帳 東京オリンピックからアポロまで
昭和ちびっこ広告手帳 東京オリンピックからアポロまで

昭和ちびっこ広告手帳2 大阪万博からアイドル黄金期まで
昭和ちびっこ広告手帳2 大阪万博からアイドル黄金期まで (ビジュアル文庫)

最近のtweet

・篠田麻里子に本気で惚れられる夢を見た。

・僕の中で、ジャンクフードと駄菓子は同列にあり、アミノ酸添加してある加工食品はジャンクフードなんだよ、たぶん。だから加工食品はスカラベくジャンクフードだ。いや、そこまでじゃないけど、それに近い感覚。
・「とにかく塩分高くしてアミノ酸添加すれば良い」というのはジャンクフード的な考え方なんですよ。卑しい下品な考え方なの。今は全ての食品メーカーがそっちに吸い込まれてる。安藤百福は「食足りて世は平らか」と言ったが、量的にって段階はもう終わってるわけです。
・しかし食品メーカーは未だに「いかにして量を売るか」に固執して、塩分アミノ酸添加合戦をやめない。不見識ってやつです。そういう下品な事はジャンクフード・駄菓子メーカーにさせておけば良いんです。いつか「アミノ酸入りのとろろ昆布」を見たときに、僕は食品業界の終焉を見たね。
・しかし、ジャンクフード、ファストフード(ラーメン屋含む)っていう塩分・アミノ酸万歳なマーケットはでかい。儲かる。だから日本の経営者はそっちの道を選ぶ。これは仕方ない。自国の食文化は死んでも、テメエの儲けがある方を選ぶのです。これは元々日本が貧しい国だから、仕方ない。
※注)食文化を殺すのは食品業界だという、分かってる人には当たり前のこと。商売というか資本主義はそういうものです。日本は資本主義の「次の段階」に進めるんだろうか、という不安がある。

・超右派の赤尾先生(社会科)が授業で生徒を扇動しまくるテレビドラマ「教師敏敏物語」

・音楽でも落語でも「押さえておくべき、すごいもの」があって、あとは無視してもいい。でも、無視してもいい物の中に「個人的にすごく好きなもの」があるんだな。
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2010年10月31日

10月末日記(市民ケーン・ファンシイダンス・六月の蛇)

・台風が近づいているというので、DVDを何枚か借りる。

・ほとんど義務感から「市民ケーン」見る。
・義務で見てるから当たり前だけど、面白くない。
・つーかこれ「500円DVD」じゃないの?画像修復も全くされてないし、字幕も画面焼き付けって言うのか、表示/非表示選べない。しかも妙に古くさい字幕だ。白い背景に白文字の字幕なんて読めるか!
・あとXANADUが「ザナヅー」になってるし。日本ファルコムに謝れ!
・まず、ストーリーが面白くないのが決定的。一代にして成り上がった男、最初は周囲に愛されているが、次第に傲慢になってゆき、次第に周囲や恋人から疎まれるようになって孤独のうちに死す、という内容。なんという陳腐さか!
・映画を撮る人の教材としては良いのかも知れないが、普通に「面白くない」ので、素人は見なくていいでしょ、これ。
・小津安二郎はチャップリンよりオーソン・ウェルズが上だと評したらしいね。これも「当時の、映画を作る人の立場」からの評であって、素人は「市民ケーン」見るんなら「独裁者」や「街の灯」見た方がずっといいよ。

・周防正行「ファンシイダンス」見る。これで三度目かなあ。
・彼の映画の中では、僕の中では最高傑作(「変態家族 兄貴の嫁さん」含めた5本中)この人の映画のテーマは伊丹十三の影響を強く受けてるんだけど、その中でもこの作品で描かれる「お坊さんライフ」はとても非日常で興味深い。
・「派手な娯楽映画しか楽しめない」という人でなければ、この映画はツボなんじゃないでしょうか。クライマックスの法戦式が、クライマックスとしては弱いかなあ、という印象はあるけど。尼さん役で出てくるdip in the poolの甲田益也子が良い。この人がいなかったら、しまらない映画になっていたかも知れない。

・最初に見た時は、僕も若かったのでモッくんのいい男ぶりに「このやろー」とか思ったが、やっぱりこの人の動きは美しい。あと、鈴木保奈美めちゃくちゃ可愛いね。
・そこで、映画見てて「こんなに可愛いと恋に落ちてしまうじゃないか!」と思った主演女優を挙げてみる。

・「恋愛写真」の広末涼子
・「ファンシイダンス」の鈴木保奈美
・「亀は意外と速く泳ぐ」の蒼井優
・「(ハル)」の深津絵里
・「間宮兄弟」の沢尻エリカ
・「つぐみ」の牧瀬里穂(もしかしたら「幕末純情伝」の方が萌えポイントは高いだろうか)
・「ローマの休日」のオードリー・ヘプバーン
・「なまいきシャルロット」のシャルロット・ゲンズブール
・「ロスト・チルドレン」に出てきた女の子

・他にもあるんだろうけど、今思いついたのはこれくらい。あー、俺はロリコンなのか、と今更ながら気付く。
・あと男の子なら「髪結いの亭主」に出てきた、主人公の少年時代にとどめを刺すね、「ラストエンペラー」で10代くらいの溥儀やってた子も可愛かったけど。あーおれはショタコンでもあるのか!

・「ヘルレイザー リターン・オブ・ナイトメア」見る。
・うーん「ヘルレイザー」や「2」が見られる環境にあるんであれば、別に見なくていいよな。ホラーっていうよりサスペンス色が強くて、僕が好きなヘルレイザーの「バカっぽさ」が弱すぎる。

・せっかくDVD借りてきたのに、台風はたいしたこともなく、なんとなく雨が降ってるだけ。
・嫁も出かけっちゃっていない。

・このところ気分がささくれだっていたり、不安定だったりしていたが、今は小康状態。

・「六月の蛇」見てるんだけど、主演女優の欲情した時の顔が「ふせえり」そっくりで、どうも欲情できない。そこ込みで興奮するポイントなのかも知れないけど。
・ゴルビー神足のむかつく感じは、なんとも言えないねえ。バング&オルフセンの日本法人に勤めてるって設定だっけか?
・この映画、意外と普通の、男女の恋愛映画なんだよね、最終的に。
・雨のシーンが多い、というかほぼ全て雨というのが良い。主人公の女が雨の中でオナニーをするシーンなんていうのは官能的だね、ポルノとしてはいまいちなんだけど、セックスの根源的な、触覚的なというのか快楽をいい感じで表現した映画ではある。
・ちなみに「女の人が一人で『大人のおもちゃ』を買いに行く」というシチュエーションでポルノ作品として好きなのは長谷川留美子の「女が独りでヌクとき4」。関係ないか。

・終わったので「王立宇宙軍」でも見よ。「リイクニつくろう鎌倉幕府」。
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2010年10月25日

「ユージュアル・サスペクツ」見た。

 しかしキャバクラというのは疑似恋愛だけあって依存性が強い。放っておくとまさに「三日に上げず」行ってしまう。僕が行ってる店というのは指名なしで40分7000円、指名料込みで9000円という相場。
 これ、高いんだよね。僕の感覚では指名なしで40分なら5000円台から。7000円っていうのは60分の値段じゃないかなあ、と思うわけです。

 それはさておき、おすすめ情報をもらった「ユージュアル・サスペクツ」見たので感想。一言で言うと、可もなく不可もなしという。筋は、5人組のギャングが謎の黒幕「カイザー・ソゼ」に翻弄され、5人のうち何人かが殺される。はたしてカイザー・ソゼとは何者なのか?ってもの。
 これ、見てるとなんとなく分かっちゃうんだよね。最後どんでん返しって感じがしない。そういう意味では、同じくケビンスペイシーが出てる「交渉人」の方が「どんでん返し感」がある。
 そうそう、ケビンスペイシーが良いね。頭が薄いのも親近感あって良い。

 そういえばビデオ屋に行って「ヘル・レイザー」見たくなってですね、探したけど、第1作と2とかないのね。その後何度も続編ができてて、割と最近の物しかない。最初の方のやつが見たいのに!
 僕はホラーとかスプラッタ好きじゃないんだけど、ヘルレイザーはキャラのバカっぽさと「甘美な痛み」という設定が好きで、たまーに見たくなる。

 ヒマなので「恐怖奇形人間」見る。寺山修司のB面みたいな感じ?あと、やっぱり映像の修復が素晴らしい。
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2010年09月13日

他人に薦めるような映画

 この記事を書いた後も、おすすめの映画を問われるシーンがあり、また追加もしたくなったのでメモ。

■日本映画
・伊丹十三「タンポポ」
・三木聡「亀は意外と速く泳ぐ」(コメディー)
・森田芳光「間宮兄弟」
・三谷幸喜脚本「12人の優しい日本人」(コメディー)

■ヨーロッパ映画
・パトリス・ルコント「髪結いの亭主」(恋愛映画)
・ジャン・ピエール・ジュネ「デリカテッセン」

■アメリカ映画
・クエンティン・タランティーノ「パルプ・フィクション」
・スパイク・リー「Do The Right Thing」
・マイケル・ダグラス主演「ゲーム」(サスペンス)

 今回追加したのは「パルプ・フィクション」。あ、そういえば忘れてた、と思って。
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2010年02月15日

井上ひさし「国語元年」見た。

 テレビドラマのDVDボックスを衝動買い。以下、簡単にメモ。後日改めて書くかも。

・結論:良作
・お勧めできる対象範囲:方言に興味がある人(奥羽、会津、江戸、尾張、京都、長州、薩摩弁などが登場)

・なにしろ名バイプレイヤー揃い:川谷拓三、名古屋章、佐藤慶、浜村純(ありがとう、じゃない方)、これって「オヤジ好き」にはタマらん配役でしょう。この4人の役者いずれかのファンであれば、このDVDボックスはマストアイテムだと思う。ちなみに言っておくと名古屋章フェチであれば「マルタイの女」は必見の映画。
・説明の多寡:出てくる方言には分からんものも多いが、何となく分かればよろしい、という加減で進むドラマ。わかりやすければ良いってもんではありますまい。
・でも説明は必要:なので、分かりにくい方言には字幕がつく。国産ドラマに字幕。これは斬新だった。
・ハッピーエンドとかバッドエンドとかどうでも良い:いきなり終わる。しかもひどい終わり方。音楽で言えば「ユキヒロ終わり」

・いやー、井上ひさしのテレビドラマって他にDVDないのかな(ひょうたん島には興味がないが)
・個人的には「四捨五入殺人事件」がDVD化されないかと思ってるんだけど、無いだろうなあ。

國語元年 DVD-BOX
國語元年 DVD-BOX
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2010年01月24日

映画「鉄コン筋クリート」見た。

 随分以前に録画していた映画「鉄コン筋クリート」見た。それなりに良い映画だと思うんだけど、これ、結局「やおい」だよね。
 そういえば「ピンポン」もやおい系だと思う。

 恋愛ってものを、「恋愛」として描くと結局それは恋愛=幻想でしょうってことになる。そこを「友情」として描くともっともらしくなるというか、なんかそんなことを思った。
 結局どっちも幻想だろ、と思うんだけど。

 男女の愛情は、一生に複数あるけど、男対男の愛情は一生に一つ、という考えに基づくのかなあ。それってしかし本当なのだろうか。

 映画としては、好きではないが評価します。
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2009年12月14日

日常のメモ

Pop is dead.・日常のメモ
・ここ数ヶ月で見た映画。

・「ゴジラ対メカゴジラ」1993年公開版
 序盤でのメカゴジラの圧倒的強さにはしびれる。そしてメカゴジラのテーマ曲。評価すべき点はそれくらいか。
 以下、手書きメモより:ゴジラの造形良いが、それ以外の怪獣の造形はふざけたレベル。特にゴジラの子「ベビー」の造形は、笑うに値しない稚拙さ。ラドンも前時代の特撮に勝らぬ。メカゴジラは特に不可のない(しかし可もない)出来だが、21世紀的にはどうか。ただ音楽は良い。伊福部昭の存在感。

・「(ゴジラ)地球最大の決戦」
 キングギドラ初登場の回。キングギドラが出現する際のノスタルジックなアニメや、神社の鳥居ナメのキングギドラなど良い。あの首の動き、すごいなあ。しかしゴジラはまだかっこよくない。
 昔の映画は音声が悪いので字幕付きで見てたんだけど、音声には「キチガイ」って消されずに入ってるんだけど、字幕ではカットされてる。

・「ゴジラ対ビオランテ」
 デーモン小暮の登場シーンにガッカリだ!てのは良いとして、ゴジラもビオランテもかっこいい(前半のビオランテはダメダメなんだけど、復活後が良い)
 しかし何だろうねえ、最後の沢口靖子のくだり。それ以外にも、ストーリー的にはどうでも良い感じ。ゴジラにおいて、人間ドラマはどうでも良いなあ。くだらなすぎる。鈴木京香の妙ななまめかしさは良かった。

・「リアリズムの宿」
 冒頭「携帯電話が出てくるつげ映画はないだろ!」と思ったが、なかなか。あー、わびしいなあー、という映画。
 童貞役の彼が、いかにも童貞って感じで良い。「ねじ式」よりは確実に良い。

・近くの蕎麦屋、久しぶりに行ったら味が上がっていた。盛りもずいぶん良くなっていた。
・しかし困る。こっちとしては「この店は盛りが悪いから」と思って、蕎麦の前に酒とつまみを随分やっているわけです。そこにアレが出ちゃあ、そんなに食えないわけですよ。
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2009年09月30日

最後まで見てないが

 映画「おくりびと」は、伊丹十三が考え、周防正行が醸成した世界を、モッくんがうまいこと持って行って賞とってった感じ。
 悪くはないが、作品としては伊丹・周防には及ばないんじゃないか。

 山崎努の、特に軽い演技が良い。

 あと、やっぱり嫌悪の描き方が薄っぺらい。
 死者に関わる仕事は穢らわしいとかいうのは単純すぎる表現であって、広末涼子が怒ったのは「死者を触った手で私を抱くのか」という、そういう事でしょう。こういう表現の差は演出でちゃんとやるべきだと。
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2009年04月30日

4月下旬日記(映画「麻雀放浪記」「転々」感想)

Pop is dead.・GyaOで映画「麻雀放浪記」見る。いろいろ玄人受けが良い映画のようだが、僕の感想は「中の上」くらい。
・高品格が良い。「コウ・ヒンカク」かと思ったら「たかしな・かく」らしい。
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2009年04月21日

4/16-20日記(映画「タクシードライバー」「めまい」感想・小型車の音響)

Pop is dead.・最近あまりイライラしないのは、車の運転でイライラすることが少なくなったからだろう。
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2009年04月16日

4/11-15日記(映画「靖国」「ハリーの災難」感想)

Pop is dead.■4/11
・花見。時期は完全に終わりで、散る桜を見ながら七輪を囲む。

■4/12
・嫁とドライブ。一日オープンにして走っていたら日に焼ける。
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2009年03月02日

2/28-3/1日記(ビッグフィッシュ・無責任・メガギラス・鈴木茂)

ビッグ・フィッシュ コレクターズ・エディション [DVD]クレージー作戦 くたばれ ! 無責任 [DVD]ゴジラ×メガギラス~G消滅作戦~〈通常版〉 [DVD]BAND WAGON 2008-Special Edition-トミカリミテッドヴィンテージ 東宝名車座Vol.6「クレイジー作戦くたばれ!無責任」ダイハツミゼット

・映画「ビッグフィッシュ」「くたばれ無責任」「ゴジラ対メガギラス」見る。
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2009年01月20日

1/19日記(映画「レンブラントの夜警」感想)

Pop is dead.・ピーター・グリーナウェイ監督「レンブラントの夜警」を見る。原題「Nightwatching」
・冒頭いきなり裸の男、「コックと泥棒、その妻と愛人」と同じ。この監督そういう趣味があるのかね。
・この監督の映画は「コックと泥棒〜」と「英国式庭園殺人事件」それに「数に溺れて」を見たか。その中で「夜警」は真ん中ぐらいの出来。
・話は面白いと思うんですよ、彼の絵画「夜警」は、実は陰謀にまみれた犯罪を告発する物だった!という、まあ面白そうなストーリー。
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2009年01月05日

年末年始日記(映画「マジックアワー」と「太陽」)

Pop is dead.■12/29
・おせち材料買い出し。
・夜、黒豆と椎茸を水に漬けておく。

■12/30
・おせち作り。煮しめ・黒豆と、数の子の下処理を行う。
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2008年12月02日

エド・ウッド監督「プラン9」「グレンとグレンダ」感想

Pop is dead. 最低映画館で、エド・ウッド関連作品の評を読んでたらおかしくておかしくて、DVDを買いそうになる。
 映画「エド・ウッド」に出てくる彼の初期三作品はていねいにもDVDボックスになっている。現在Amazonでは13,000円…DVD三枚入のボックスとしては、高すぎない価格ではある。しかし、収録されている三作品がクズ映画だということは既に分かっているわけで、クズ映画三本に13,000円出すかというと微妙なところ。
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2008年12月01日

映画「エド・ウッド」感想

エド・ウッド [DVD] ティム・バートン好きなんだけど見てなかったので借りてみた。
 期待せずに見たんだけど、予想外に良い映画だった。
 ベラ・ルゴシを演じるマーティン・ランドーが良い。クリストファー・リーもそうだけど、ティム・バートンは良い爺さんを起用するなあ、と思った。
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2008年11月21日

マタンゴの語源「ママタンゴ」について

Pop is dead. キノコの人間、マタンゴー!
 無人島に漂流した男女が、謎のキノコ「マタンゴ」を食べ、一人また一人とキノコ人間化してしまう恐怖映画「マタンゴ」。

 このマタンゴという言葉はどこから来ているのか、以前から疑問だった。
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2008年10月16日

早くDVD化しろよ!と思う名作映画3本

Pop is dead. 世の中には「この傑作が、なんでDVDになってないんだ!」というような映画がいくつもある。どうしようもない駄作で買い手もないのならまだ分かるが、名作と思われるものは納得いかない。「バベットの晩餐会」みたいに、DVDがあっという間に廃盤になってしまった物もある。一体どうなってるんですか!?
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2008年09月09日

9/6-8日記(DVD裏面の解説に腹を立てる)

Pop is dead.・レンタル屋の中古CDワゴンセールで、ヤング・ディサイプルズのアルバムが200円だったので買ってくる。
・これはちょっと古くさかった。アシッド・ジャズ華やかなりし頃の音。
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2008年09月04日

2008年09月02日

映画「トゥモロー・ワールド」感想

トゥモロー・ワールド プレミアム・エディション・ある人がmixiの日記で薦めていたので映画「トゥモロー・ワールド」を借りて見た。

・変な映画。
・エンドクレジットが流れ始めた時、嫁に「ここで終わり?!」と叫んでしまった。あの終わり方はないだろう。
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2008年09月01日

映画「ダークナイト」感想

Pop is dead.・なんというか「普通のハリウッド映画」でした。
・爆破シーンとカーチェイス入れときゃ文句ないだろう、というような。とにかく爆破爆破。
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2008年08月13日

8月上旬と中旬の間日記(赤塚不二夫のギャグ・ポルノなど)

赤塚不二夫のギャグポルノ・気分を出してもう一度 赤塚不二夫原作のロマンポルノ「気分を出してもう一度」を見た。副題は「赤塚不二夫のギャグ・ポルノ」とある。主演男優は柄本明。
 ロマンポルノとしてはダメな出来で、絡みのシーンがドライすぎてエロくないわけです。そういう意味では先日見た「変態家族 兄貴の嫁さん」の方が、ポルノとして成立している分、良作と言える。
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2008年08月07日

周防正行監督「変態家族 兄貴の嫁さん」を見た

変態家族 兄貴の嫁さん・周防正行の初監督作品「変態家族 兄貴の嫁さん」を見た。
・小津安二郎へのオマージュが売りのポルノ映画だが、監督本人も言っているようにそこにパロディー性はなく、そんなに面白くない。台詞回しとか、もっと工夫して笑えるようにしたらいいのに、と思った。
・結論から言うとそんなに面白くない映画で、見ても見なくても良い感じ。
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2008年05月20日

「恐怖奇形人間」感想と僕のおすすめ

HORRORS OF MALFORMED MEN : 江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間天国と地獄の美女 江戸川乱歩の「パノラマ島奇談」ドグラ・マグラ
 Amazon.co.jpで買えてしまうことを知る前に別ルートで買ってしまった。
 感想としてはどうでしょう、特に好きな映画ではなかった。まあ面白いんだけど、何かぐっと来る物がない。いや、こういう映画が好きな人は見ておいた方が良いとは思うんですよ、実相寺昭雄とか中川信夫とかが好きな人、あるいはカルト系のロマンポルノとか好きな人にとって、見て損はない。
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2008年05月13日

パトリス・ルコント「列車に乗った男」を見た。

列車に乗った男
列車に乗った男
髪結いの亭主
髪結いの亭主

3年前に買ったまま開封もせずに置いてあったパトリス・ルコント監督「列車に乗った男」を見る。

・映画としてはどうだろう、結末は途中から予想できるし、大したドラマもユーモアもない。
・見なくても良い映画かなあ、と思うね。
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2008年05月06日

名前当てクイズpt2

MonsieurVerdoux
 これの続き。
 思いっきり文字入ってるんで検索すればすぐ分かると思いますが。
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2008年01月22日

「間宮兄弟」と、日常を描いた傑作映画7本

間宮兄弟(通常版) 最近ケーブルテレビで「間宮兄弟」を見て、あまりの面白さに二回も続けて見てしまった。
 ものすごく好きなテイストの映画。
 この映画って「狂気の映画」なんですよ多分。森田芳光は「家族ゲーム」で、家族が崩壊する狂気を描いて、「間宮兄弟」で、絶対崩壊しない家族の狂気性を描いたんだろうと思う。

 しかしそんなことはどうでも良い。
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2008年01月09日

薔薇の名前

20080109577.jpg
 これこれの続き。
 しつこいがもう一度描いてみた。
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2008年01月07日

オレの名前

20080107573.jpg
 いきなり当てられた。
 こっちの方が似てるかな。
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名前あてクイズ

whatsyoutname.jpg 私の名前はなんでしょう?

 元の写真を横に置いて模写したんだけど、どうも面長になりすぎて、そして精悍になりすぎた。
 ヒント:外国の俳優です&ある映画DVDのジャケットの模写です。

 ちなみに左上に書いてある文字は買い物メモで、ヒントではありません。
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2007年10月10日

10/7-9日記(映画「エディット・ピアフ」)

Pop is dead.■10/7
・曇。
・外出。久しぶりに歩くと色々な物が見つかる。歩くのは好きだが、出不精で横着なので普段はあまり歩かない。そういえばもうすぐ車検なので、それを機会に少しは歩こうかとも思う。
・午後、パン屋にて鴨と胡桃、オレンジのサンドイッチ。美味。
・夜、しめじ、にら、鶏挽肉の炒め物。
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2007年09月18日

9/15-17日記(黒澤明・勝新太郎・北野武)

Pop is dead.・先日テレビで放映されたドラマ「生きる」を録画したのだけれど、オリジナル未見のままテレビ版を見るのが屈辱的で、黒澤明のオリジナルを見る。
・期待はずれだった。黒澤映画の中では「七人の侍」に並ぶ高評価作品だと思うが、黒澤の持つすごさ、それは緊張感だったりスピード感だったりユーモアだったりするのだけれど、そういう良い面が出ていない作品。
・ただダラダラと暗い。暗さに抑揚がないというか、それ故に悲惨さが演出できていない。志村喬の演技も一本調子でつまらない。
・少なくとも僕は、この映画を黒澤の代表作とは思わないなあ。
・しかし「生きる」を見ていないということは長年の気がかりであって、見たことでようやく気が済んだ。
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2007年08月27日

8/25-26日記(「それでもボクはやってない」感想)

Pop is dead.■8/25
・iTunesをインストールする。
・実に使いにくいソフトだと思う。自分で設定できる項目が少なすぎる。
・僕は通常、Windows Media Playerを使っていて、携帯用にはNokia Music Managerを使っていて、そして今回iTunesを入れた。
・それぞれのアプリケーションで取り込んだ音楽が全部バラバラに保存されて、非常に扱いづらい。
・結局ソフトウェア作ってる会社の「我の張り合い」だこんな物は。
・ユーザにとって「どのソフトウェアで聴くか」なんてのは重要でない。そんなもの、勝手に選ばせろ、と思う。
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2007年04月23日

「ハンニバル・ライジング」観たよ。

Pop is dead. 年に一度くらいしか映画を見に行かない私ですが、レクター博士の映画となれば見に行かないわけにはいかぬ。そういう感じで、無条件に足を運びました。
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2007年02月15日

押井守「イノセンス」とフランス映画「ロスト・チルドレン」

ロスト・チルドレンイノセンス スタンダード版
・夜、ジャン・ピエール・ジュネの「ロスト・チルドレン」をなんとなく見る。サンタの演技にダメ出しをしながら。
・実に素晴らしい映画だ。この監督は明らかにピチガイだと思う。この話を、この脚本で、この形式(実写)で撮影する、そんな監督は少なくとも「正常」ではない。明らかに異常だ。
・海上に浮かぶ要塞じみた建築物。そこの住人は子供をさらい、特殊な機械にかけて子供の脳内を探る。目的は、子供の「夢」を盗むことだ。
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2007年02月14日

「東京ゴッドファーザーズ」感想

Pop is dead.・昨年録画していた「東京ゴッドファーザーズ」見始めるが、何この寒さ?10分ほど見ただけだが、この導入部はひどいぞ。
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2007年02月05日

「千と千尋の神隠し」再見

Pop is dead.・テレビで放映された「千と千尋の神隠し」見る。宮崎駿作品中、一番好きかもしれない。
・ただ、ストーリーが面白いというのではなくて、建造物やキャラクターのデザインとか、そういうディテールが好きなのであって、やはりあの宮崎駿特有の懐古趣味というか寓話性というか、あれはどうにも好きになれない。
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