2020年05月29日

LOVE

Pop is dead.
ものすごく元気です。愛すべき人がたくさん住んでいる、ここに来たので。

無知かつ不見識かつ現状肯定しかできない人々から離れて、本当に良かった。

5年くらい前に気付くべきだったかな。
posted by LSTY | Comment(0) | 日記 | このエントリーを含むはてなブックマークこのエントリーを含むはてなブックマーク

2020年05月23日

転居前後雑記

Pop is dead.
・私は「日本一忙しい無職の鬱病患者」なのではないかと思う。
・まあ鬱の方に関しては、投薬は続けているものの、その根本的原因である「田舎暮らしの苦痛」と「業務負荷」から解放され、さらに発病の直接のきっかけであった人間関係についても修復されたので、正直「もう何もストレスがない」状態な訳です。あるとすればお金のことかな。9月まで失業手当が出ないので、それまでは預貯金を切り崩してゆく事になる。

・で、まあ何が忙しいってまず転居後の荷解き。7割くらいは進んだが、ここからが長いんだよなあ。
・今回気付いたのは「エロもの」とか「サブカルもの」以外に「自分もの」が結構多いということ。なにしろ自分大好きなので、昔のノートや手帳、写真、奥さんと行った美術館や劇場の半券など「自分の歴史」に関するものが結構ある。
・友人、後輩からもらった手紙や葉書など、思わぬものが見つかる。あ、やっぱり俺、人望あったんだな、とホッとする。

・さて、転居前後の話

・荷造りは引越業者に頼み、廃棄物についても事前に手配しておいたので、左程の事はなかった。
・ただ、別件でかなり忙しかった。友人が難病にかかったことが分かり、当人がそれに大きなショックを受けて何もできない、というわけで病院等々に連絡しまくり。転居後すぐに彼を病院に連れてゆくためのダンドリを組む。
・プラス、当然、自分が退職し転居する役所手続き。精神科や内科への通院および転居先病院への紹介状依頼などなどなどなどな。ドナドナ。とにかくやること満載であった。

・転居日、かつての後輩(現在は既に退職)が訪問してくれてちょっとした感動
・同日、母より「名残惜しくない?」とメール。名残?んなもな1ミクロンもねえよ。クソ田舎から「脱出」できて、こんなに幸せな事はない。
・田舎暮らしに向いた人、向かない人、というのがあると思う。私はズッポシ「後者」だった。なんで20年も我慢できたのか。

・転出日は東京のホテルに滞在(母のおごり。ありがたい)ただ、シャンパーニュをルウムサーヴィスでお願いしたので、まあ宿泊費に近い額を支出。こういうの、奥さんが心配している、私の「贅沢病」だろうな。

・翌日荷受け。とにかくガンガン荷物を新居に突っ込む。うーーーむ、これこの部屋に収まるのか?

・快楽亭ブラック師匠のお弟子さん、ブラ坊さんのスケジュールを3日買いきって手伝ってもらう。

・六畳間の壁一面に本棚を設置し、さらにいくつかの書棚に本を詰め込んだが、まだ段ボール一杯分の本が収まらず。これはなんともならないので、本棚を追加発注

・そんなことをしながらも、楽しみがなければやってゆけないので、近所に住んでいることが判明した知人にケータリングをお願いする。久しぶりにまともな食事を摂った。

・最寄りのスーパーが「OK」びびった。カツ丼が198円だよ?鯖塩焼き弁当が398円だったか、しっかりうまくて量も過剰なほど多い。
・二人前のピザ、もといピッツァが500円そこら。ちゃんとうまい。
・東京は物価が高い?どこの馬鹿がそんなことを言ったのか。

・眠くなってきたので本日はここまで。
posted by LSTY | Comment(2) | 日記 | このエントリーを含むはてなブックマークこのエントリーを含むはてなブックマーク

2020年04月19日

ヒキコモリのお蔭で出会えた美少年たち

Pop is dead.
・政治の話とか書いててもちっとも面白くないのだ。だから楽しいというか愛おしいものについて書くのだ。

・昨年の7月から精神を患い、ずっと引き籠っている。
・なーんもすることないな、と感じると朝から酒を飲むような生活になってしまうので、AmazonプライムやYouTubeを中心に、映画や海外ドラマ、コント等々を毎日のように見る生活にした(自然とそうなった訳ではなく、過剰な飲酒を防ぐために自らそれを強いた、と言っても良い)

・そのお陰で、何人かの「美少年」を知り得た。

1位:ジターノ君 @ フェデリコ・フェリーニ「サテリコン」
 度肝を抜かれる美しさとエロさ、そして自分を一番愛してくれる男を簡単に捨てるという美少年の残酷さを兼ね備えた完璧な存在
 映画における美少年といえばルキノ・ヴィスコンティ「ベニスに死す」のタジオだと相場が決まっているのだが、君たちの目は節穴か?と思う(ま、好みの問題もあるけどさ)
 この動画の14秒くらいに、ほんの一瞬だけ映ります。


2位:この動画の18秒から出てくる男の子 @ One Voice Children's Choir

 か、か、かわいい…

3位:オリバー君 @「ヴィンセントが教えてくれたこと」

 この子も可愛い。ただ、2位の男の子もそうだけど、子供なので「性的対象」にはなり得ないなあ。
 というかこの映画自体がものすごく良い作品で、現時点ではAmazonプライムで無料で観られるので、美少年に興味のない方でも、特に「頑固親父」が好きな人なんかは是非どうぞ。

4位:鈴屋什造君 @「東京喰種」
 唯一の二次元キャラ。公安局の様な国家機関に勤めていながら、完全に精神がいかれちゃってて、めちゃくちゃ強くて、それでいて可愛い。
 エピソード1の最後から登場するんだけど、エピソード2(√A)で主に活躍。笑顔で敵を殺戮しまくる美しき殺人マシーン
 CMの4秒くらいにほんの何フレームかだけ映ってる。


5位:トーマス君 @「高い城の男」
 Amazonオリジナルドラマで、ナチス高官の一人息子を演じた子。原作はフィリップ・K・ディックで、舞台は「ドイツがアメリカより先に原子爆弾を開発し、日本とドイツによって支配された世界」パラレルワールドものですね。ドラマは原作と全然違うんだけど、上手に映像化したな、と思う出来。
 このトーマス君の家は、まさにヒトラーが夢見た「美しいアーリア人の理想的な家庭」なのだ、と納得できるような一家として描かれている。
 この動画の8:00および9:50くらいに出てきます。


6位:松田龍平 @「羊の木」
 いや、確かに松田龍平は「御法度」からすでに美少年として売り出したんだけど、僕はこの映画での彼の表情を見て「ああ、美しいな」と思った。無表情の裏に隠された寂しさに惹かれたというのか。
 で、この映画、クライマックスがご都合主義でバカっぽいため大変不評な作品なんだけど、僕は全体を通して観て、サスペンスおよびヒューマンドラマとして良作だと思いますよ。僕の大好きな中村有志がまた、良い役で出てるんだよぉ。
 ちなみにこの映画も現在、Amasonプライムで無料公開中


番外編:じょーすけ君
 Twitterで見つけた美少年。ヘテロセクシャルで、趣味で女装してるんだけど、女装するまでもない。多分この写真はすっぴんに近いんだろうけど、のけぞるような美しさ。こんな子いたら性別関係なく口説くわー。

・一度、大不倫をして奥さんを深く傷つけて以来「素人の女とは関係を持たない」というルールを守ってきた。ほんと、女は奥さんで十分。中村米吉を知って以来、美少年という底なし沼にはまりつつある(ゲイではなく、一応ヘテロですが)

posted by LSTY | Comment(0) | 鬱病罹患記 | このエントリーを含むはてなブックマークこのエントリーを含むはてなブックマーク

2020年04月18日

日本の異常な政情 または私は如何にして心配するのを止めて「れいわ新選組」を受容するようになったか

Pop is dead.
 私は1974年生まれです。全共闘が終わってから5年後の生まれですが、物心つく頃には「政治運動」みたいなニュースはほとんどなかったように思います。

 学校に上がって文字が読めるようになった時、新聞に掲載されている政治に関する記事の内容は全く理解できませんでした。何を書いているのか、理解不能だったのです。

 もしかしたらそれらの記事は、50に近くなった今読んでも、理解しがたいかもしれません。
 当時、政治というのはそういうものだったのです。つまり、そういった新聞記事を読解できるインテリジェントな人たちが関わるものであり、一般庶民は政治に関わらないで良い、という状況でした。
 何も考えずに自由民主党に入れておけば良かったのです。

 何故か。自由民主党の中で、パワーバランスが取れていたからです。極右の議員もいたかもしれませんが「中道右派」や「中道左派」の議員もちゃんと居て、党内での牽制等によって均衡が保たれていたのだと思います。

 そういったわけで大学生時代でも友人と政治に関する話などしたことがありません。我々の世代では「政治について語ること=ダサいこと」だという暗黙の了解があるように思います。
 で、未だにそういった価値観を引きずって「格好つけている=政治に疑問を持っても、敢えて一切触れない」人も、一定数います。厄介なのは、インテリ層(エンハンサーになるような層)に、そのような人間が多いことです。

 そういった「庶民は政治について考えなくてよい」という環境が変わったのはいつからでしょうか?
 2005年の衆院選、通称「郵政選挙」です。小泉純一郎が「公務員を削減することで財政再建につながる」という嘘っぱちで、国民を騙して圧勝した、あの選挙です(実際には郵便局員の人件費には税金など使われていなかったのです)
 ここで大きく変わったことは二つ。

 一つ目は旧来からかも知れませんが「為政者が明らかな嘘をついても、真実だと強弁すれば民衆はそれを信じるようになった」
 二つ目は「馬鹿が政治に興味を持ち出した」つまりポピュラリズムの本格的な台頭です。

 当時の私は30を超えた「いい大人」だったのにも関わらず、自民党に投票しました。それについては、今でも悔やみ、反省しています。

 そういった反省をもとにして自分なりの選挙の作法を身につけたのは30代半ばだと思います。15年くらい、確固たる信念を持たずに選挙に臨んでいたわけです。

 18歳の子供に選挙権を与えても、彼らは棄権するか、あるいは間違った投票行動に走る可能性が非常に高い。大学まで含めれば5年間「親の扶養下で特段不自由していない子供」が、政治について正しい判断できるわけないじゃないですか。

 でまあ、今は日本の政権は完全に腐敗しきっています。虚言・偽証・隠蔽にまみれた内閣と省庁
 民主党政権は、確かにダメだった。しかし私は個人的に、民主党が犯した最も大きな失敗は「過剰な官僚叩き」にあったと思います。それに反感を持った高級官僚たちが、本来行うべき「前政権からの申し送り事項(米国との密約等)」を各閣僚に伝えなかった。つまりサボタージュしたと思われる事項がいくつもあります。それによって国内外で問題が生じまくった。

 そして「安倍内閣待望論」が出てきたわけですが、そこまでは分かります。民主党が政権を追われたところまでは「そういうものだろう」と思います。

 ところで、自民党は民主党政権から色々なことを学んだと思いますが、その最重要事項の一つが「官僚を敵に回すとまずい」ということで、逆に言えば「官僚を自由に操れれば自分たちのやりたい放題だ」という話です。
 おそらくその「学び」の中から生まれたのが「内閣人事局」であり、同局設立に関する法案は安倍政権誕生から半年もたたないうちに可決されています。

 これにより官僚たちは、人事権を政権中枢に握られ、首根っこを掴まれてしまいました。まあ自業自得でしょう、民主党政権時に「官僚の怖さ」を見せつけなければ、こんな事にはならなかったと思います。
 その結果として、本来役人としては絶対にしてはならない偽証や隠蔽、公文書の改竄や破棄(実際は破棄しておらず隠蔽、つまり偽証)などが平然と行われるようになり、末端の役人は自殺に追い込まれ、その他多くの役人が、自身の良心に背いた仕事を強いられるような「国家の崩壊」が今、まさに起きています。

 しかし国民の40%近くは未だに現政権を支持しているのです(※)

 現政権は正に「為政者が明らかな嘘をついても、真実だと強弁すれば民衆はそれを信じるようになるor忘却する」という、国民を馬鹿にしきった考え方に立脚しています。現宰相は「歩くフェイクニュース」といったところでしょうか。
 国民を馬鹿にしきった為政者を支持し、その政党に票を投じることは、自身が愚民であると認める行為です。それで本当に良いんですか?

 あー、さらにもう一段上の愚民がいた。「どこに投票すれば良いのか分からない」から選挙を棄権するという人々です。
 どこに投票すべきかについて、私が思い至った答えは ココ に書いてあるので参考にしてください。まさに愚民だった私自身の経験から紡ぎ出した答えです。

 で、僕は次の国政選挙「れいわ新選組」に入れると思います。

 山本太郎という人物には偏見があったのですが、街頭演説の動画などを見ると、反対派の意見にも真摯に耳を傾け、答えています。相手がどんな失礼な態度でも、また泥酔した親父や電波系の人でも、出来る限り議論に持ち込めるよう、必死で誘導しています。その我慢強さと真摯さには胸を打たれます。
 特に大分における街頭演説の1時間52分以降のやり取りと、2時間6分以降の彼の魂の叫びと慟哭、彼は本気なのだと感じました。
 人間性だけではなく、データその他のファクトもしっかり押さえ、効果的にプレゼンテーションを進める能力も備えています。

 さらに自由民主党にとって、今、議席を増やされてイヤな政党は、恐らく「れいわ新選組」だろうと思います。
 だから僕は、恐らく次回選挙では「れいわ」に入れる。まだ先の話なので、断言はできませんが。

----------
 ※注)蛇足かも知れませんが、自民党支持基盤の一つである某会議は、本気で「国家神道と明治憲法を復活させる」という「夢」が実現するとでも思っているのでしょうか?
 アメリカが許すわけないだろう、馬鹿々々しい、と感じます。日本がアメリカの実質的な「属国」であるというのは、好ましい・好ましくないに関わらず「事実」です。そして、そのお蔭で日本は平和であり、かつ自衛のための最低限の軍隊しか持たない=軍事予算の抑制もできているわけです(米軍駐留にかかる予算は別にかかるわけですが)

 あるいは、いざ独裁政権が確固たるものになったら「某会議のメンバーだから厚遇される」とでも思っているのでしょうか?笑止としか言いようがありません。
 あなたたちの内、大企業の経営者や富裕層に属さない会員は「独裁政権の確立」と同時に、不要になります。あなたたちは現在、民主主義という「数のゲーム」のために利用されているだけです。
posted by LSTY | Comment(0) | 日記 | このエントリーを含むはてなブックマークこのエントリーを含むはてなブックマーク

2020年04月06日

近況報告

Pop is dead.
 日本人って面白いなあ、と思うのは「強制」されると悦んでそれに応じるくせに「要請」だと無視するのね。俺まだ「菊と刀」通読してないんだよなあ。読まないと。

 かく言う私も、東京に行く予定があるし、やめる気もない。まず、新居の内見をまだしていないので、そのため。また、ずっと会えなかった親しい友人(彼はとにかく忙しい)とせっかく会う機会が出来たので、食事をするため。

 いずれも、私にとっては「重要かつ早急に取り組むべき要件」である、つまり「不要不急」ではない。

 しかし如何せん、このような状況下では食事する場所の確保も難しい。
 いっそ、ホテルのルウム・サーヴィスで組み立ててもいいのかな、と考えたんだけど、本式の料理を出すようなホテルは未だに強気の宿泊料を設定しているし、価値÷価格で言うと、良い選択肢とは言えない。

 おそらく休業しないであろうあの店にするか、あるいはマトモな弁当を買ってホテルの一室で一献酌み交わしながら食べるか。
 しかし、東京でまともな弁当を売ってる百貨店を、私は知らない。とすれば、京都に寄らねばなるまい。そうなると移動時間のリスケジューリングが必要になる。

 自分でも、食べたくないようなしょうもないものは食べたくないし、大切な友人と食卓を共にするなら尚更だ。また彼のリスクも軽減する責任が、私にはある。

 最近の悩みはそんなところ。
 今週から奥さんはテレワークに移行して、うちで仕事してる。一緒の場所に居た方が良いと思ってるので、職場兼居間のソファで、僕は今まで見られていなかった映画を消化中。奥さんが仕事してる横で、無職の夫がイタリア映画を見てる、ってこういうのもある種の「幸せ」なのかも知れない。

 鬱の状態は以前と比べて良くも悪くもなし(つまり、良い状態が続いている)
 ただ酒量は、いったん減ったものの、また増えつつあるようで、その点が気がかり

posted by LSTY | Comment(0) | 鬱病罹患記 | このエントリーを含むはてなブックマークこのエントリーを含むはてなブックマーク

2020年03月27日

罪深い夫が、妻を思い涙する歌たち

Pop is dead.
 僕はいまのところ「まあまあ良い夫」っぽい僕として生きてる。
 でもそうじゃないんだよ、本当は。罪を犯し続けている。これはまさに「言わなくていいこと」なんだけど。
 僕は僕の罪を認識している。だから、たまに奥さんに申し訳なくなって涙を流すことだってある。
 特に「この歌を聴くと、奥さんの愛情と、自分の罪の意識が高まって涙腺が刺激される」という曲があるので、紹介

■クラムボン「コントラスト」


■ハナレグミ「おあいこ」


■ピチカートV「悲しい歌」


 最近おしえてもらったこの曲も、身につまされる。

■カネコアヤノ「明け方」
 ( YouTube にオーソライズされた動画がなかったので御免なさい )
 明け方 - カネコアヤノ
[iTunes]明け方 - カネコアヤノ


 罪を犯しながらも、私は奥さんの事を愛している。ただ、それによって免罪されるとは思っていない。

2020年03月21日

自分が生きる意味とその使命について、今まで考えたことなかった。

Pop is dead.
 ずいぶん昔に「死にたい」と思うことがあって、それ以来(いや、その前からだけど)「人間が生きる意味」なんてないように思ってきた。
 生まれて、それこそ「死ぬまでの暇潰し」をして死ぬだけだと。その間に「種の保存・維持」のために出産や育児・教育があるとしても「人生の意味」というものを、僕自身は認めていなかった。

 だから「自分が生きる意味・使命」みたいな事については考えなかったし、そういう事に関して軽々に語る人たちを信用していなかった。というかむしろ軽蔑していた。

 ただそういう醒めた考えをしながら例外はあった。公にはしていないけれど、僕には16年間に渡って書き続けているブログがある(このブログの事だよ!)
 毎月のアクセス数が40,000PV内外、ユニークユーザ数が2,000人程度なので、大したものではない。大したものではないが、読んでくれている人が居る。

 そういう中で「Webを検索しても出てこない情報」を、ブログなり静的な場所(※)に保存しておくことは、自分、というよりブロガーとしての使命だと考えて、ブログを書き続けてきた。
 つまり「自分は理解しているけど、世間一般の人は知らないような情報に関して説明する」ということを、わりと強めの使命感をもって続けてきたつもり。
※Twitter等のSNSのように、新しい情報がどんどん流れてきて、古いものはすぐに忘れ去られる「動的な場所」の対義語として。

 「自分が理解していることを、いちいち他人に説明する」って面倒くさい。しかし、知的資源を持っている人間がそれをやらなくなると、文化っていうのは滅びる。
 はっきり言って「頭が良くて、知識豊富な人」の大半は『ケチ』だ。

 なんでだろう?

 いくつかパターンがあるんだけど、一番多いのは「自分さえよければいい」と考えている人だと思う。知的資源の豊かな人は(芸術家等を除いて)その資産によって優良な就職先に勤め、あるいはそういった企業を経営し、不自由なく暮らしている。
 そういう中で「は?なんで金にもならないのに、俺が知ってる情報を共有しないといけないの?」という感覚は普通だ。だいいち面倒くさいし、その上「知っている人しか知らない情報」を共有するという事は日本の「階級社会(自分にとって有利な社会)」を崩壊させることにもつながる、いわば「損しかしない行為」だ。

 僕には「無駄な義憤心」みたいなのが昔からあって、彼らのケチっぷりが許せなかったこともあり、佐藤優の著書を読み乍ら、現状の階級社会の維持に抵抗するために「階級社会」つまり「資本主義的社会」を超えた世界について興味を深めていった。

 その中で、今一番尊敬しているのは町山智浩さんであり、富田正樹牧師である(佐藤優も尊敬してるけど、本を出し過ぎ!)

 町山さんは、旧来の「曖昧で主観的な映画評論」を否定し、素人にも分かりやすく過去の名作映画について解説してくれている(YouTubeに多数動画あり)
 「過去の名作=古典」になんか興味がない、という人はそれで良いよ。なにも理解しないで人生を終えるというのも選択肢の一つだ。

 富田牧師はキリスト教という「日本人」特に「現代に生きる日本人」にとっては理解しがたい聖書(主に新約聖書)について熱心に研究され、現代=科学的に進歩した社会で、それらをどう解釈すべきか、教会に集まる人に説いている(これもYouTubeに多数動画あり)
 日本基督教団という大きな組織に入っていながら、おそらくその中でも煙たがられるような(笑)聖書解釈を、信者と共有し、その上で彼らと議論もしている。

 尊敬すべき点をザクッと言うと、

 町山さんは「自分は知ってるけど一般的には知られていない事」をめんどくさがらずに大衆に説明してくれる部分

 富田さんは「現代では理解しがたい聖書の内容」についてできる限り科学的に説明・共有し、信者と議論もする部分

 こういった事は、常人には出来ない、誠に尊ぶべき事だと思う。

 上記の二人乃至三人に共通するのは「資本(知的資本)の共有(分配)を実践している」ということだ。で、よく分かっておいて欲しいのは「共有」ってのは「そもそも知ってる人」からすれば、相当にめんどくさいことだ、ということ

 「経済的資本の共有(分配)」がめんどくさいというのは、つまり貧乏な人にお金を上げるってことで、それがしんどいってのは大体誰にでも分かる。でも「知的資本の分配」となると「減るもんじゃなし」と思ってはいないだろうか?
 確かに知識は減らないよ。でも共有のためにかかる時間は?研究し、話をまとめ、原稿を書き、信者の前で話す。信者がどんなトンチンカンな質問をしても、最後まで聞き、真摯に答える。
 他人のために時間を割くというのは、場合によってはお金を払うよりもしんどかったりするものなのだ。

 で、上記の人たちはそれを厭わず、貴重な時間を割いて「知的資本による格差」という「階級社会」にかかわる問題を是正しようとしている。

 こういう人たちこそ、尊敬すべき人間だと思う。

 実は先日、富田牧師にお会いする機会が与えられ、直接、お話しすることが出来た。
 そこで僕は「この人のように生きたい」と、結構マジメに考えた。それは直接「キリスト教徒になりたい」という事ではない。
 「他者を受け入れ、そのためには自分が恥と思うようなこともオープンに話す誠実な人」だと思ったから。

 まあ僕はなんだかんだ言って、自分の父親の事は嫌いではなかったし「あーゆー風に生きるのもアリかなー」と思ってたんだけど、今回、富田牧師と会って結構明確に「この人のように生きたい」と感じた。

 私自身はクリスチャンではないし、特に洗礼を受けたいとも考えていない。ただいわゆる「Something Great」という「神のような何か」は存在しているのかもしれない、と思うし、そう思った方が人生を送るうえで多少なりとも救いがあるようには感じている。
 つまり「隠れて悪いことをやっていても、神様は見ている」反対に「自分の苦労や悩む姿を、神様は見てくださっている」という感覚は、生きてゆく上での安心感につながると思う(一国の宰相がモラルを放棄して居直っているような、今の日本では特にそうだと感じる)
 また一方で「キリストは死なず、今も十字架にかけられたままで、我々が犯す罪のために苦しんでおられる」と思うことは、今の日本における罪悪感の希薄化に対する歯止めになるだろう。

 そんな感じで、新約聖書にわりと傾倒している所為もあり「富田牧師のように生きることが出来たら」と思うのだった。

 だから、今まで持っていた「自分の使命」に加えて、今まで半ば馬鹿にしていた「生きる意味」について、今は肯定的に受け止めている、という話です。

※この記事はfacebookに投稿したものを元に構成を若干変更し、加筆・修正したものです。

 
(出版の順序は、資本論→階級論だけど、読む際には階級論→資本論の順の方が分かりやすいかも。水曜どうでしょう@四国における「逆打ツ」ってやつですね)
posted by LSTY | Comment(0) | 日記 | このエントリーを含むはてなブックマークこのエントリーを含むはてなブックマーク

2020年03月20日

言わなくていいこと沢山あるね

Pop is dead.
・以前も紹介したかもしれないけど、この人のブログのファンである。

すぐに忘れちゃいけない - ここだけの話

・今のところ「僕はこのブロガーのファンだ」と言えるのは、このid:siotan-nuさんと、わなびねこさんの二人位だ。もちろん他にも魅力的なブロガーは何人もいるが、この二人の書いたものに関しては信頼できる。
・つまり「自己演出」してないんだよね。自分の本音を、自分の心のなるべく奥底から引き出して文章にしている。

・加えて、siotan-nuさんのブログは特殊だ。実際の彼女は20代前半だろうけど、それくらいの年齢の女性って「社会性の塊」みたいになって、本音を話さないし、もちろんブログにも書かない。そのような年代の女性でいながらあそこまでオープンで、かつ美しい文章が打てるインテリジェントな人はごく少数だと思う。

・僕もこのブログでは変に「自己演出」はしてないけど彼女らほど誠実でもない。つまり思った事を書いているだけで、それによって「自分と向き合う」という事はしていない。

・特にツイキャス( TwitCasting)なんかで雑談してるのとか、あんなの「自己演出一色」みたいなものですよ。嘘はつかないけど「このエピソードをどうやってネタ化するか」みたいな邪な考えにまみれて喋ってる。

・で、上記の記事を読んで、カネコアヤノという人の「明け方」という曲を買った。

・ここで少しだけ視聴できるけれど、このバージョンではなく「燦々 ひとりでに」に収録されている弾き語りの方が、いい。
・ただそれは少なくともAmazonでは試聴できない。某動画サイトで「カネコアヤノ 明け方」で検索するなり、うまくやってくれ。
・で、Amazonでは入手困難だけど、iTMSでは一曲から買える。もう一度「燦々 ひとりでに」に入ってるのが弾き語りだからね。

・聴いていていきなり、既婚中年男性にとってグサッと来るんだけど、その後に「言わなくていいこと沢山あるね」と続く。

・言わなくていこと、言うべきではないこと、確かに沢山ある。僕は単細胞なのでそういうことをあまり気にせず「正直に思った事をそのまま言う=誠実」で、それが正義だと思い込んでいる節がある。

・昔、ある女の子から「私たち、それぞれの事をもっと知って、お互いの事をもっともっと理解できるかな?」と訊かれたとき、僕は一言「他人同士が、完全に相互理解するなんて無理だよ」と、思っていた真理を正直に彼女に突き付けてしまった。

・のち、とあるブログに僕はこういう文章を書いた。
「いやな予感」というものがある。例えば、熱烈に愛し合っていた男女の、心のほころびというものは突然やって来はしない。二人の間のすべてがうまく行っている途中で、何か「これはおかしいな」という、ある瞬間があるものだ。
[当該ブログは削除済みの為、現在閲覧不可]
・僕が「正直=誠実」だと思い込んで彼女に投げつけたあの言葉は、まさに「言わなくていいこと」だったし、あの言葉を発したその時が、引用文の中の「ある瞬間」だった。

・それまでも、それからも、僕は「正直=誠実」だという、もっともらしい理屈を盾にして、どれだけ「言わなくていいこと」を言ってきたことか。そしてその暴力的な言葉で、どれだけの人を傷つけてきたのか。
・一方では、このブログなんかを読んで「あの人は正直に率直な意見を書くから信頼できる」と思ってくれる人もいる。

・僕には「(ブログには)何を書いても誰かを不快にしたり、傷付けたりする可能性がある」と思っているので、このブログでは思った事を書き続けるだろう。
・ただし、実際のコミュニケーション、特に大切な人との一対一の対話では「正直が一番」という妄信を棄てなければいけない。50近くになって気付くようなことではないのだけれど。ほんと俺、まだまだ青二才だなあ。
posted by LSTY | Comment(0) | Web(ブログ) | このエントリーを含むはてなブックマークこのエントリーを含むはてなブックマーク

LSTYの本棚探訪(もいっちょ追加)

Pop is dead.
(2019/10/15に公開。2020/03/19にさらに動画を追加しましたので、トップに持ってきました)

・本棚をさらす、というのは己の愚かさを暴露してしまう事でもあるが、その人となりを知ってもらう良機会であろうと思う。
・というわけで、暇にかまけて家中の本棚を撮影して回った。
(酔って変なこと言ってたりしますがすいません。なんで清水アキラがバッハ弾くんだよ!とか、持ってる和漢三才図会は3冊じゃなくて4冊だろ、スペインの宗教裁判か!とか)

pt.1 いきなり秘密基地!



pt2. 寝室



pt3. 廊下
その一


その二


pt.4 謎の棚


pt.5 書斎のDVD


pt.6 書斎のCD 四段目


pt.7 書斎のCD 五段目


pt.8-9 書斎のCD 三段目
その一


その二


書斎のCDは、三段目まで行ったので、ここまで来たら最上段まで到達するぞ(スパルタンXか!)

他にもあるので、ツイキャスもよろしくねー!→LSTYのアレ
posted by LSTY | Comment(0) | | このエントリーを含むはてなブックマークこのエントリーを含むはてなブックマーク

2020年03月16日

facebookのセクシャリティ表明欄、ちょっと不寛容過ぎないか?

Pop is dead.
 御存知の方はご存知でしょうし、御存知ない方はご存じないでしょうが、私、本名でfacebookをやっております(本名を御存知ならすぐに見つかるはずです)
 で、数年前に「みんな上っ面の事ばっかり書きやがって!ちっとも面白くねえじゃねえか!ブログと匿名SNSでしか、本音のコミュニケーションは取れないよ!」と感じてアカウントを凍結しました。
(敢えて削除せずに凍結したのは、なりすましに悪用される懸念があったから)

 しかし去年になって、考え方がコペルニクス的転回を遂げまして「もうWebはダメだ!リアルだリアル!」と考えるようになりました。
 具体的な理由はこちらの記事に書いています→僕の鬱の要因とインターネット

 そんなこんなで、7年ぶりくらいにfacebookを解凍したわけですよ。
 で、以前も感じていた不満に改めて気付いたので、ここに書いておきます。

 で、あのさー、facebookの「基本データ」欄に何にも書いてない奴ってなんなの?同姓同名の人と比べる時にどうせいっちゅうんじゃ!(駄洒落です)本人と同定できないfacebookページって存在意義、ほとんどなくないか?と感じるのです。
 せめて学歴と職歴ぐらい書こうよ、特段隠したい理由がなければ。
 僕は律儀な方なので、敢えて隠しておきたい(リアル知人や同僚に見られると不都合な)情報以外はほぼ全てオープンにしているのです。信仰や政治観という、普通の人はあまり公開しない情報も含めて。

 しかし一か所だけ「これ、どうしても埋められないなあ」という欄があって、これにはホトホト困り果てているというか、facebookのテンプレート設計ミスとしか思えない。

 それが「恋愛対象」の欄です。

 これはチェックボックスになっていて「男性」か「女性」あるいは「その両方」を選ぶことが出来る。

 逆の言い方をすると「セクシャリティに関して、3つの選択肢しか提示していない」という、これはあまりに不寛容ではないか?
 人の性的嗜好や恋愛対象って、3種類に分けられる程、単純なものではないでしょう。

 今ここに、僕の性的嗜好と恋愛対象について書ける範囲で書いておくと、

1.基本的にはヘテロセクシャルで、女性と既婚

2.ゲイに対する嫌悪感は一切ないが、経験上からも「男と恋愛する」という事は想像できない。

3.ただし男でも、女装をしていて、その姿が美麗であれば(つまり普通の女の子よりずっと可愛いければ)恋愛対象になりうる。
 ※例えば歌舞伎役者(女方)の中村米吉なんかはその典型

4.しかし3.に該当する場合でも、それは「ある意味、実在しない架空の女性」に対する恋愛感情であり、つまりアニメのヒロインに恋をするようなものだ。化粧を落とせば男に戻るので、その時点で2.に書いた通り「恋愛対象」から外れると予想される。
 ※これは経験がないので分からないけれど、少なくとも恋愛関係に陥って一緒に暮らす、みたいなことは想像できない。

5.美少年趣味があり、保育園から小学校低学年くらいまでの男の子を「可愛いなあ」と惚れ惚れとして眺めることはよくある。しかしペドフィリア(小児性愛者)ではないので、性的対象としてではなく、単純に「小さく美しいものを愛でる」という感覚であり、当然のことながら恋愛対象ではない。

 5.は蛇足だけど、1.〜4.までをまとめた場合、私は facebook の恋愛対象欄において「女性」だけにチェックを入れるべきなのか、あるいは「女性・男性」の両方にチェックを入れるべきなのか、ずっと判断がつかず、ここだけは埋めていない。

 そうすると人はこう言うだろう「だったら、セクシャリティの表明については空欄で良いじゃん」と。

 いやいや、確かにね、明示しなきゃいいんですよ。でもですね、僕の場合、先述した通りテンプレートの中「恋愛対象」以外の欄は、普通の人ならあえて表明しない事(宗教・政治について)までビシッと埋めてるん。そこで「恋愛対象」だけ空欄なのは明らかに不自然でしょう。
 「あの人、あそこの欄だけ隠してるけど、実はゲイなのかも?」とか要らぬ勘繰りをされそうなのが嫌なんだよね。まあ個人的にはゲイ( or バイセクシャル)だと思われてても良いけど、なんかそれだと奥さんに悪い気がしてねえ。
 「あの人の旦那、実はゲイみたいよ」なんて陰口叩かれたりしてたら気の毒なんですよ(ちなみに奥さんは、僕が米吉のファンだと知っているので3.までは理解していると思う)

 だから「恋愛対象」の項についてはチェックボックスだけじゃなくて、自由記述欄を設けて欲しいわけですよ。

 人間のセクシャリティなんて多種多様なんだから、たった三つに区分できると考えるのは了見が狭いというものです。つまり、facebook はこと Sexual Preference (性的嗜好)に関して極めて鈍感で、結果として非常に Intolerance (不寛容)なテンプレートになっているのではないか?という話でした。

 以上

2020年03月14日

滞ってねえよ!つーか忙しいんだよ!

Pop is dead.
 ある友人から「ブログ更新、滞ってますね」と言われたんだけど、滞ってない!去年の更新頻度が異常だったのだ。
 ただ一つ理由があって、映画の感想は原則ここに書かず、Amazonレビューに書くようになった。
 だから、映画は結構見てるんだけど、原則ここには感想を書いてないってこと。

 ここから見られるかな?

 町山智浩さんのおかげで多少は映画を観る力が付いたのか、あるいはキリスト教に多少の興味を持ち始めたからか、
 「アメリカン・スナイパー」については、多くのアメリカ人よりも正しく、クリント・イーストウッドの意図をくみ取れたのではないかと思っている。

 あと、今後のビジネスに向けてTwitter、note、Instagramを始めて、YouTubeもたまに更新したりと忙しいのよッ!アタシはッ!(キンドーちゃん)
 朝は8時に起きて、転居関連等々の雑事をこなしつつ、映画一本くらい見て感想を書き、上記SNSのメンテナンスなんかしてると、いつの間にか18時とか19時になってる。

 職場で仕事をしてる時は定時以降に仕事をするのが大嫌いだったけど、こういう「未来に向けたこと(転居やビジネスの下地作り)や好きなこと(映画見たり機材いじったり)」をやってると時間なんか関係なく、夕刻、部屋が多少薄暗くなっても電灯をつけることすら時間の無駄に思えて作業に没頭したりしてる(目に悪いぞ!)

 そんなこんなで忙しいんだよ!
 インスタとYouTubeは英語のキャプション入れるようにしてるから、日英翻訳にも結構時間かかるし(基本、Google翻訳にぶち込んで、明らかに変な部分やマニアックな語句を平易なものに直すだけなんだけど、辞書引きながらこれやってると結構、時間がかかるのですよ)

 そんな感じで、処方された抗鬱剤もちゃんと飲んでるし、元気です。そして忙しい!
 で、忙しいことが不快ではない。

 まあ、幸せな時間を過ごしている、と言えるのかな。
posted by LSTY | Comment(0) | 鬱病罹患記 | このエントリーを含むはてなブックマークこのエントリーを含むはてなブックマーク

2020年03月09日

奥さんに「多分初めて」怒られた話

Pop is dead.
 現在、東京での新居確保でバタバタの日々。4/30に入居することは決まってるので、本当に時間との闘い。

 そんな中、入居の審査がどうしても通らない物件があって、僕は心底から怒っていた。
 自分の貯蓄額や職務経歴、東京なら年収1,000万円は稼げるであろう経験を示し、賃借契約期間の24か月分、家賃を前払いしても良い、という究極の部分まで譲歩したのに、首を縦に振らない。

 何が不満なのか?
 何を求めているのか?それについても具体的に述べない。のらりくらりとオーナー審査を徒に引き延ばしているだけ。さすがの私にも火が付いた。

 しかし、貸主が賃貸契約を一方的に断ることについては、法律上認められており、拒否理由の説明責任もない。
 しかし、ここまでの譲歩案を提示しているにもかかわらず、あいかわらずノラリクラリとされていては、これはただの「いやがらせ」だ。この時期、不動産の空き物件はどんどん埋まってゆく。1日どころか1時間の戦いである。

 あまりにも理不尽で不誠実な対応に憤り、私は不動産業者を介して「法廷で戦えないのであれば、超法規的な手段を取らざるを得ない」というメッセージを出した。

 で、奥さんに怒られた。「本当に思っていた事でも、文字にすることで暴力になるんだよ」と言われた。結婚して初めて、怒られたと思う。不倫したときには殴られたけど、言葉では怒られなかった。

 今まで僕のやることを全面的に受容してくれた奥さんに、初めて怒られた。反省するとともに、嬉しい気もする。
 ま、つまりノロケだ。
posted by LSTY | Comment(0) | 日記 | このエントリーを含むはてなブックマークこのエントリーを含むはてなブックマーク

2020年03月05日

現在、鬱病継続期(回復期)

Pop is dead.
・1月中は本当に気力が湧かず、絶賛鬱状態だったのだけど、いや、病気というより寒さが辛かったのかな、いずれにしても絶不調だった。

・ただ、2月の半ば以降はかなり元気になってきた。

理由は、
1.「母と直接会って話をする」という最もストレスに感じていたタスクを完了したこと(ロードスターで兵庫県まで行ってきた)
2.家の内見の為、東京に行ってきたこと(以前にも書いたが、東京の街を歩いていると「あ、俺はいま生きてるんだ」と感じる)
3.それなりの賃料でかなり良い住居物件が見つかったこと
4.最も尊敬する人物の一人である徳島北教会の富田牧師とお会いできる予定が出来たこと
5.とにかく.やることが沢山あり過ぎて「体調悪い」とか言ってる場合じゃなくなってきたこと

・ほんと、やんなきゃなんない事がいっぱいある。住居物件の契約はもちろん、引越し業者手配、インフラ関係(止めるもの/新住所へ移転するもの)、新しく通う精神科・内科の事前予約、会社の総務担当者に立ち合いのお願いとその際の留意点引継ぎ
・さらに不要物の整理(まだ使えるものは寄付業者に回す手配、プラモデルやってたから有機溶剤の処理や、粗大ごみ回収業者の手配)、ロードスターの売却準備、、新しく買う家具の検討
・あとまだ、現地の銀行口座開設、転出届/転入届、あ、それに住所変更の葉書も書かなきゃだ。

・さらに、この機会にと保険証券の全面見直しをしたり、壊れた椅子の張替えを業者に依頼したり、友人からの長電話に深夜まで付き合ったりと、まあ本当に忙しくて仕方ない。
・さらに事業用のTwitter、noteに加えてInstagramも始め、そこら辺もちょこちょこと更新しないといけないし、その上このブログには「書かずにはいられないような本音」も書かないと気が済まないし、なんだかんだ言ってるともう17〜18時になってる。

・とか言ってるうちにもう16時になってしまったではないか!
・友人が体調を崩しているらしいのでお節介なアドバイスをしたり、寄付品の発送をしたりで、なんだかんだダラダラ過ごせなかった。反省

・もっと頑張ってダラダラしないと!
posted by LSTY | Comment(0) | 鬱病罹患記 | このエントリーを含むはてなブックマークこのエントリーを含むはてなブックマーク

2020年03月04日

生きていて初めて「存在するべきではない映画」だと感じた。

Pop is dead.
・本日のAmazonレビュー。あまりに強い憤りを感じたので、ここにも保存しておく。


・観なくていいです。というか、就職経験のない人にとっては「観てはいけない映画」だと思います。

・以下、Amazonへのレビュー

タイトル:若者は絶対に見てはいけない映画(個人的には「許されざる映画」)+すべからくの誤用

評価:★☆☆☆☆(つーかゼロ、つーかマイナス5だよ、本音では!)

本文:
 映画としてはそこそこ面白い。ある種の爽快感もある。

 この手の映画を観て私が真っ先に思うのは「とりあえず労基署に行け!」ということで、それ以外の感想はあまり持ち得なかったりするのだけれど、この作品については個人的に許せないものを感じたので、それについて書く。

 はっきり言って、この映画が発しているメッセージは「罪悪」でしかない。ブラック企業に勤めている人間を、そのブラック企業に縛り付けるための「呪文」のような、悪魔的で忌むべき映画だと感じた。

 「一体感」や「やりがい」という言葉や気持ちに付け込んで、不法に従業員を就労させるのは、いわゆるブラック企業の常套手段であるが、この映画ではあっさりそこに乗っかって「爽快な物語」にしてしまっている。脚本家や監督はそこに気付かなかったのだろうか?
 気付かなかったのなら無能だし、気付いたうえでこのような映画を作ったのであれば、彼らは明らかに「罪人」いや、それ以上の邪悪な存在「悪魔」である。

 この映画を観て「うちもブラックだけど、前向きに仕事をすれば『頑張れる』かも知れない」と考えて仕事を続け、結果として自殺に追い込まれる人が現れるかも知れない、という想像力はなかったのだろうか?

 それから、精神が崩壊した従業員が出てくるが、観た限りでは障碍者手帳を持っていてもおかしくない状態で、しかもその原因は仕事だと容易に推測できる。つまり「労働災害」による精神疾患である。その彼をさらに「腋臭(アポクリン腺の発達)」というキャラクターにして、映画の中で半ば笑いものにしている。
 映画の登場人物が笑いものにしているだけではない。私の見た限りでは、脚本家も監督も「言葉もロクに喋れない奴はどう扱っても良い(彼自身に反論の余地などない)」と考えて撮っているようにしか思えなかった。さらに、その彼に終盤「職場にいることを肯定するような台詞」を言わせている。
 「これ、ナチスが作ったプロパガンダ映画かよ?」と感じるほどの弱者切り捨て。しかも恐らくナチスでさえ表面的には「障碍者や、労働力のないものは不要だ!」というメッセージを公表していなかったはずだし、多分そんなプロパガンダ映画も制作していないだろう。

 私は日本国憲法の下で生きているので「表現の自由」を肯定しているし「言論封殺」を忌んでもいる。しかし、この映画に関しては「撮ってはいけない映画/存在すべきではない映画」だと感じた。たしかに、エンドロールの最後に社長の邪悪さが表現されている(森本レオというキャスティングが見事だとは認める)が、基本的に「ブラック企業に縛り付けられ、自由を奪われて不法就労させられてもいいことあるぜ!」というストーリーのベースがある以上、戦前のプロパガンダ映画以上に害悪だと考えざるを得ない。

 学歴が低いから何だってんだ。あれだけの知識と技術があれば、スマートフォンのアプリケーションを開発するなり、今では「自由に働ける」環境が作れる。そういうオプション(選択肢)について一切触れず「低学歴の人間はブラック企業で死ぬまで働け!」という、映画という形式を採った暴力である、この作品は。

 さらにエンディング曲がいきなり「すべからくの誤用」から始まって脱力した。大変失礼な言い方だが「ああ、全体的に知性の低い人が集まってできた映画なんだな」と思わざるを得ない。

----------
 いかなる悪書であっても焚書すべきではない、と考えている私ですが、この映画に関しては「消えて無くなれ」と思った。

 人間が自由になること、資本論で言うところの「自由意志で『階級』から逸脱できる」というオプションを示さずに「プロレタリアート(労働者階級)の再生産」つまり「労働者階級の子供は、所詮労働者階級にしか所属できない、というスパイラル」意訳すると「労働者階級に所属する人間は先祖代々、資本家に搾取され続ける」という事を、この映画は「真っ向から肯定」している。

 よく誤解をする人が居るけれど(私もそうだったけど)「搾取」というのは労働契約によって合法的に取り決められたもので、それ自体が悪いわけではない。契約外の、あるいは法を逸脱した「過剰な搾取」が問題なのである。

 佐藤優の本を読むと分かるが、現在の日本経済では「過剰な搾取」が横行している。大きく言うと「子供の学費(労働者を再生産するための)、自己に対する教育費、余暇」この三つについて、多くの企業は「自己責任」という名においてその負担を労働者自身に課している。
 「余暇(あるいは残業)」については、そこそこちゃんとした企業であれば法を順守しているだろうし、さらにましな会社なら「自己に対する教育費」要は社内研修を行ったりもしているだろう。

 しかし「子供の学費」については、ほとんどの企業が無関心なのではないか。最低限「労働者を再生産できる程度の援助(今の日本なら高校卒業だろう)」は企業がすべきだし、親の働きぶりによっては「労働者階級から抜け出せるほどの教育」を施せるようにするべきだと思う。

 以上は持論だが、この映画では薄給、超長時間労働という「非常に過酷な経済的搾取」を「団結・やりがい」の名のもとに「なかったことに」している。つまり結婚して子供が生まれても経済的に最低限の教育しか受けさせられないし、子供と触れ合い愛情を注ぎながら家庭内教育を行う時間もない、まさに「自分と同じ劣悪な環境でしか働くことのできないような人間の再生産」を美化した映画に、結果的にはなってしまっている。

 中卒だからなんだ、ニートだったからなんだ。そんな劣等感からブラック企業で「団結・やりがい」をスローガンにして生きてゆくのであれば、仕事なんかやめて生活保護でも受けた方がよっぽどマシだと思う。
 プログラミングが出来て、プロジェクトの進捗管理が出来れば、学歴なんか関係ない。クソみたいなスパイラルから抜け出す方法はいくつもあるはずだ。

 そういう「希望」を見せずに、ブラック企業で団結・やりがいに仕事の意味を見出すという「完全に間違った希望」を美談として描いているこの映画は、私が生きてきて初めて「存在するべきではない、葬り去るべき映画だ」と感じた作品である。

※ラストシーンで見せる森本レオの悪人ぶりが重要だと評価している人が居るが、彼が悪人なのは映画の最初の段階から分かっていることで、ラストシーンで何かが変わるわけではない。
 基本は「ブラック企業で精神論の下に搾取されまくっている人を肯定する(あるいは制作者からすれば『嘲笑している』)」映画である。

 この映画が発しているメッセージは正に、
Arbeit macht frei
 という、冗談にもならない虚構だ。

 私は、この映画を認めないし、赦さない。
posted by LSTY | Comment(0) | 映画 | このエントリーを含むはてなブックマークこのエントリーを含むはてなブックマーク

2020年03月02日

棄教したった。

Pop is dead.
・先祖から伝わる仏教(浄土真宗)を棄てた。
・理由は、日本の仏教僧があまりに怠惰だから。
・佐藤優は、仏教が世界宗教になりにくい理由として「テキスト(仏典)が多すぎて読破出来ない」という事を挙げています(新潮文庫「いま生きる階級論」p120~121)

・確かにそれもあるでしょう。しかしそれ以前に、僧侶の怠慢ってのが、僕は許せない。

・キリスト教の宣教師はポルトガルから、わざわざ極東まで布教に来たんだぜ!で、かなり間があくけど19世紀には聖書の一部を日本語訳して出版している。
・対して仏教はどうか?「西遊記」の世界では、中国のお坊さんが教典をもらうために、危険を冒しながらインドまでわざわざ行くんだよ?つまり総本山は飽くまでも「待ち」の姿勢なんだよね。Wikipediaをチラ見しただけの浅い話で言うと、布教ってのをマトモにしたのはチベット仏教くらいなのかな?

・実に不遜で怠惰。「布教」てのは『折伏』まで行くと迷惑だけど、多少煙たがられるくらいの布教活動は宗教にとって相当重要な活動だと思う。仏教はキリスト教と比較して積極的にそれをしなかった、というのが僕からの一つの批判点。

・あと、最大の不満は「日本人の仏教僧」の愚かさと怠惰ぶりである。梵語を中国語に訳した教典を音読みして、それを「お経」として唱え、檀家から金を巻き上げている。
・檀家(信者)のいったい何割が、その教典の内容を理解しているのか?理解できてる人って、例えば葬儀で言えば参列者の1%をはるかに下回ってると思うよ?

・で、日本人の僧は「それでいい」と思ってるんだよね。もちろん本を探せば日本語訳も手に入るんだろうけど、それを積極的に紹介することもないし(そもそも教典が多すぎるし)
・例えば葬儀の時に、その日に唱える「お経」の内容を易しく解説したリーフレットを参列者に配る、程度のことすらしない。簡単な解説を口頭でする人はたまーにいるけど、ほとんどの場合「誰にも意味の分からない漢字の音読みを唱えて黙って帰ってゆく」のが坊さん

・で、葬儀会場に来るときは軽自動車で来て、普段はベンツのSクラスに乗ってるんだよね。

・たしかに日本人のほとんどは仏教徒なので「処理するので手一杯=役所みたいな状態」だということも理解できる、だったら、それぞれの寺がお金を出し合って、布教と教義説明のための研究所を作って、リーフレットの作成なりやれば良いじゃないか。Sクラス買う金があったら、そっちに回せよ!
・廃仏毀釈とかいう馬鹿なことがあって、仏教が大変だった時期がある、ということは分かる。でも、それは現状の日本仏教界にとって免罪にはならないよ。

・もっとちゃんとしろ!

・その一方で、僕は「ファンシイ・ダンス」なんていうお坊さんの映画が結構好きなんだけど、あそこに出てくる僧の作法って「モーゼの十戒」くらい原始的で幼稚なものだとも思う。

・そんなわけで僕は仏教を棄教した。

・大体、般若心経にしたって「全ては無である」と言いながら極楽と地獄はあるわけでしょう?支離滅裂だよ。加えて、前世の徳によってどのレベルに転生するか決まるって「全ては無である」と矛盾しまくりじゃん。単純に「全財産を寺に寄付しろ」という、今の悪質な新興宗教と変わらないメッセージだと思う。

・仏像は工芸品として好きだけど、仏に祈ることは今後一切ないと思う(というか、もともと無神論者なので神社仏閣で真面目に祈る、という経験はほとんどないんだけど)

・じゃあ何教徒になるの?と問われると「無宗教」なんです。

・ただ、徳島北教会の富田牧師とお会いする機会に恵まれ、後日徳島まで行ってきます。富田牧師は日本キリスト教会の中でも超リベラルな人で、それこそカトリック教徒が聞いたら卒倒するような話をする人です。言い方を変えると「信徒に隠し事をしない、嘘をつかない人」だと感じています。高等批評を踏まえた上で、信徒に、誠実に話をしている。
・僕にとって今の時点で、町山智浩や佐藤優と並んで「尊敬している人」が、富田牧師です。

・ただ洗礼を受ける気もないし、正式にキリスト教徒になろうという気持ちも(今のところ)ありません。でも「神( Something Great )」の存在は信じかけているし、新約聖書を座右の書として生きていきたい、という気持ちは持っています。
・そんなわけでまあ実質、他人から見ると「キリスト教徒」になるのかな。

Masaki Tomita ( YouTube )

・偉そうに書きましたが、私は宗教史・仏教史には全く詳しくありません。前段での仏教批判は、今まで仏教上の儀式に何度か列席した自分の体験と感想からきたものです。事実誤認がございましたら、コメント欄にてご教示いただければ幸いです。
posted by LSTY | Comment(0) | 日記 | このエントリーを含むはてなブックマークこのエントリーを含むはてなブックマーク

2020年02月24日

やっぱり「自分が生きる」べき場所っていうのはあるんだなあ。

Pop is dead.
・先週末は住居物件の内見で東京へ行ってきた。
・帰り、東京でJRを一旦降りて丸善で英和辞典を購入。父親から引き継いだものがいい加減へたって来たので探していたのだ。辞書についてはAmazonでは買えない、実物を見なければ、と思って丸善まで行ったのだけど、結論としては「どれも同じような物」だった。
受験向けの辞書か、そうではない一般的な辞書か、という程度の差
・結局、父が持っていた辞書が研究社のものだったので、同じく研究社の収録語数の多いものを選んだ。
・値段を見間違えて5,000円だと思ってたんだけど、レジで「8,800円です」と言われて動揺した。値段見間違えてた!
・結局その8,000円の辞書を買ったんだけど、広辞苑より高いじゃないか!
・「日本人として、国語辞典より高い英和辞典を持っている」というのは、なんか屈辱的だなあ。

・で、東京駅の丸の内口付近を歩いていて「東京にいると『生きてる』って感じがするなあ」と口にする。
・東京に来るたびに思う。
・奥さんから「なんで?」と問われ「町が生きてるから」と応える。
・そうだな、町が生きているというか町が常に変化し続けているから、かな。
・とにかく、僕は今までしょっちゅう私用で東京へ来て、新幹線を降り、日本橋口から出て空気を吸うたびに「ああ、俺は生きてる!」と感じた。最適なBGMは、ベタベタだけど、ピチカートV「東京の合唱(コーラス)」か「東京は夜の七時」、あるいはクチロロ「tokyo」

・やっぱりここが「自分がいるべき場所なんだな」と確信した。

・年明け以来、気力低下がひどかったんだけど、今回東京に行ったこと、それから引っ越し業者の手配等をしてゆく中で、だんだんと「活動する」というペースが出来つつある。
・引っ越しは梱包作業も含めたパックにしたので、やることは限られている。一応3月末をマイルストーンにして、不用品処分、粗大ごみ回収業者の手配、インフラ系の移行手続き、それから車を売る手配さえしてしまえば、それでOKかな。
・あーそれからベッドは向こうで買いなおすから、その事前手配が必要だな。今度東京に行く時に、適当な場所にニトリがあったら手配しておくか。

・で、今回見に行った物件が偶然「犬飼育可」だったので、もしかしたら犬を飼うかもしれない。特段犬が好きというわけでもないのだけれど、もともと私は自堕落な人間なので、休日の生活サイクルというのがめちゃくちゃなんですね。
・鬱と診断されて休職し「毎日が休日」になってからは自重しているけど、それまでは土曜の朝起きてすぐに焼酎飲み始める、くらいのダメ人間なんですよ。
・普通は子供が生まれることでそういう部分を律するようになるんだろうけど、うちには子供がいないので、僕は僕自身が子供のように、勝手で適当に生きている。
・犬がいると、世話をしないといけないから、そういうわけにも行くまい、と思うわけですね。ある程度決まった時間に餌をあげ、散歩もしなければいけない。
・そういう自分を律するため、悪い言い方になるが「道具」として犬を飼っても良いかなあ、と思い始めている。

・ただ犬を「買う」という選択肢はないので、引き取り手のない犬をもらってくる、という事になり、そうなると部屋で買える小型犬っていうのは難しいかな、とも思っている。
・まあここら辺はどうなるか、全く未定の話

posted by LSTY | Comment(0) | 日記 | このエントリーを含むはてなブックマークこのエントリーを含むはてなブックマーク

2020年02月23日

塚本普也「野火」の感想というか。

Pop is dead.
・観ようと思いつつ、重そうなので避けていた作品
・映画の感想というより、日本を憂う話になってしまった。ただ、ここ数年私が感じていた「日本の右傾化」を簡単にまとめるとこうなる、という話でもある。
・しかし餓死者140万人ってどういうことだよ?さらに琉球民族を盾にして結果、原爆投下かよ、ミフネが自決して済む問題じゃないだろ、とあまりにも怒りが込み上げてきたので、長い文章になった。
・というわけで、Amazonにもリビューを書いたが、一部、加筆・修正した文章をここにも載せておく。

----------
 「プライベート・ライアン」前半の、ノルマンディー上陸作戦を描いた映像は素晴らしい物でした。しかし、今作ではそれ以上に「地を這う兵隊が無残に殺されてゆく姿」を描写しています。

 映画全体のプロットは水木しげるの「敗走記」や「総員玉砕せよ!」に似たものを感じます。
 しかしそれらの作品よりも強く感じるのが「大日本帝国陸軍における、人命の軽視」です。兵隊であるから、戦って死ぬのはやむを得ないとしても、一説では戦没者の60%(140万人)は戦闘でなく餓死・病死であったとされており、この数字を見るだけでも軍部(特に陸軍)が兵站(ロジスティクス)を無視して「とにかく兵隊を送りこめ。そこでそいつらが生きようが死のうが構ったこっちゃない」と無謀な戦略を展開していたことが分かります。

 言うなれば天皇陛下や国民に『良いところを見せよう』あるいは、海軍を『出し抜こう』といった上っ面だけの体面で100万人以上の死者を出した、ということです。

 そしてさらにその先には、沖縄の非戦闘員を盾にした、ただの「時間稼ぎ」が始まるわけです。歴史的に、沖縄の人たちは「琉球民族」であり、日本や中国から圧力を受けながら当時、日本に属していたわけですが、いわゆる「大和民族」ではない沖縄の方々を、戦争の「盾」にしたことは、大和民族のの恥ずべき汚点であり、私には、とてもではないけれど平気な顔で「大和民族は『美しい民族』だ」等と言えません。
 さらに戦後70年以上たっても沖縄にリスクを集中させている現状は好ましくないと考えます(これは倫理というより国際政治の問題ですが)

 もってのほかなのは、未だに何人もの政治家が「日本は単一民族の国だ(から美しい)」といった発言を繰り返している事です。「日本本土の楯となって犬死にした琉球民族の方々」、アイヌ、あるいは在日韓国朝鮮人や日本に帰化した人たちを「なかったこと」にしている。こういった他民族への侮辱は、無知であることだけで免罪されるのでしょうか?

 また、近年は日本の極右化が目立っています。日本のニュースでは「ヨーロッパのどこどこでは極右政権が支持を集めている」とは報じますが、安倍晋三が「右派のナショナリストである」という海外からの評価を伝えません。海外では、安倍晋三について「極右 ( Ultra Right )」とも表現されているようです。

 ざくっと言ってしまうと、彼らの考えていることは「今のままでは日本は『敗戦国』のままじゃないか」ということではないでしょうか。もっと極端に言えば「(国家神道を復活させ)もう一回、どこかと戦争をして勝てば『敗戦国』という汚名をすすぐことが出来る」という意識があるのではないでしょうか。

 しかし「敗戦国」というのはそれほど恥ずべきことでしょうか。日本は戦争には負けながらも見事に復興し、特に経済面では世界における存在感(プレゼンス)を大きく上げてきました。戦争に負けても、世界経済において優位に立てた、ということです。

 ただ、日本経済は金融・IT革命に乗り遅れたために90年代から失速しました。そして2000年代以降から台頭してきたのがナショナリズムです。なぜ、ナショナリズムが力を強めたのか?
 理由は「日本の経済的な優位性が弱まったことで『日本人であること』にすがるしかない人が増えたから」だと思います。一部メディアの嫌韓・嫌中への偏向もその影響だと考えます。他民族をdisrespectすることで、自国民を優位に見せようとする、実に下品で愚劣な考え方です。

 そんなふうにごまかすくらいなら、日本は未来永劫「敗戦国」で結構だ、と私個人は考えています。他国の人を罵倒することで、日本人であることを名誉に思うのは、幻想であり、それ以上にとても下賤な考え方だと思います。

 そうではなく正々堂々と「日本には○○があるから誇らしい」と言えるようになりましょうよ。しかもその「○○」は神社仏閣とか禅の思想とか謙譲の心とかいう「借り物」ではなく、あなた自身が関わっている仕事や、あるいはそれ以外の社会活動に根差しているべきだと考えます。
 そして、それができるようになれば、たとえ「敗戦国の国民」であろうが、誇りをもって生きられるでしょう。ましてや隣国の国民をディスる意味などなくなるでしょう。

 ものすごく長くなりましたが、戦争というのはいかに無益で残酷か、そして一部の人が抱いているであろう「敗戦国としての恥」について書かせていただきました。

posted by LSTY | Comment(0) | 映画 | このエントリーを含むはてなブックマークこのエントリーを含むはてなブックマーク

2020年02月03日

近況と映画「ヘアスプレー」が素晴らしかったこと

Pop is dead.
・もう2月である。鬱病は改善傾向にあるのか、朝は9時までには起きられるようになった。
・ただ、暇で暇で仕方ないので困る。起床後2時間程度はまともに固形物が食べられない(食べると吐く)というのも少し困る。プリンのようなものや、クッキー、ビスケットのようなもので栄養補給している状況
・夜はさすがに食べられるのだけれど、食欲は以前より確実に落ちた。

・また、1月に入って気力低下甚だしく、何かしようという気分になれない。寒いのも大いに影響あるのだろう。

・というわけで、Amazonプライムで映像作品を見まくっている。東京喰種、サイコパス、高い城の男それぞれ全シーズン見終わった。
・名作と知りながらまだ見ていなかった「地獄の黙示録」も見た。

・で、今日は久しぶりに明るい映画でも見ようと思い「ヘアスプレー」を見た。評価が高いのは知っていたが「魔法のヘアスプレーをかけると美少女になる、いけてない女子」とかそういうくだらない映画だと思っていた(日本でそういう超駄作映画があった気がする)
・ところがこれが違った。まず、ミュージカル映画だったこと、しかも優れた楽曲が多い。
・特にオープニング曲(ここで既に主人公の魅力が爆発している)主人公が恋に落ちた時の歌、母親を町に連れ出すときの歌、黒人青年が白人少女と駆け落ちするときの歌が私のお気に入り。それ以外にも佳曲が多いのでサントラ買うかなあ。
・歌やエンターテインメント性の質が高いだけでなく、ワシントン大行進(1963)の前年ということで黒人差別問題も扱っていて、メッセージ性も高い。
・あと、事前知識なしに見るのがおすすめ。最後のクレジットで僕は思わず爆笑してしまった。「G」から始まるあの映画へのオマージュだろうな。

posted by LSTY | Comment(0) | 映画 | このエントリーを含むはてなブックマークこのエントリーを含むはてなブックマーク

2020年01月24日

アニメ「サイコパス」シーズン1感想

Pop is dead.
・年明けより気力低下甚だしく、新規の事案には何一つ着手できない状況

・一日中、Amazonプライムの無料動画を見る日々

・アニメ「サイコパス」は、久しぶりに当たった「時間つぶしに最適の映像作品」だったが、今まで忌避していた。
・というのは「ヒロインの目が大きすぎる」のだ。日本のアニメ、漫画では女性の目は大きく書かれがちだが、大きすぎる。砂細工( Sandwork )が見たら失笑するレベル。
・ただ。こういう「キャラクターデザイン」や「絵柄」で作品を避けるのは、自分にとって利益をもたらさないことを知っているので、とりあえず見てみようか、という感じでEP1をざっと見たら、まあまあ面白かった。

・しかし「東京喰種」のように、単純には楽しめない。つまり「ほぼ完全なファンタジー」ではなく「(おそらく100年後くらいの)東京を舞台にした現実的なドラマ」として描かれているので、その時代考証のアラが見えまくっているのだ。
・例えば2100年に、QWERTYキーボードがあると考えられるか?「現金輸送車」なんてものが存在するのか?まあ、それ以外にもツッコミどころは沢山ある。

・しかしま、そこらへんには目をつぶりましょう。

・ただ私にとって許せない設定の「穴」が一つある。
・これは後半に取り沙汰されるので、ある意味伏線であり、織り込み済みなのだろうが、公安が持つ武器に「現行犯逮捕」というモードがない。
・これはシステムとして、あまりに重要な欠陥であり、故意にでもない限り、あんな仕様は許されるはずがない(シーズン2以降で種明かしがあるのかもしれないが)

・あと、CGの動かし方が下手。特に車の走行シーンにアラが目立つ。EP1、5分目あたりの護送車の動き、あれは車の動きではない。初見の時は「ヒロインの目が大きすぎて気持ち悪い」と感じ、車が出てくるここのシーンで「あ、このアニメ駄目だわ」と思ってそれ以来、避けてきた。
(あと天井扇のカットとか、明らかにヘタなCGなのに繰り返し使われるし)

・ただ、ストーリーは割と面白い。一話約20分という短さも良い。
・暇つぶしには格好の作品だろうと思う。
posted by LSTY | Comment(0) | 映画 | このエントリーを含むはてなブックマークこのエントリーを含むはてなブックマーク

2020年01月04日

名刺とか名前について

Pop is dead.
・ある一定の年齢(20代後半)になれば名刺、というものを携帯しておくべきであろう、と思う。
・すべからくそうすべし、という程ではないけれど、やはり自分が「何者か」を示すカードを持っておく事に、意味はある程度あるだろう。
・ただ、その場合、受け取った名刺の内容によって相手の心理が透けて見える、というのがある。

1.「会社の名刺」を出す人
 危機感なしというか、まあ、これは結構普通の人のタイプですけど。後々に何かあった時に厄介

2.「本名の名刺」を出す人
 これ、僕自身のことなんですが、危機意識はうすい。ただ、直接会った人に対して「直接会うことを決めたという事は、それなりの信頼関係を築けると思ったからですよ」というサインでもあるんです。
 僕の場合、本名、住所、携帯番号まで書いてあるから「あなたを信用していますよ」という事です。

3.「ハンドルネームの名刺」を出す人
 まず言いますけど、嫌いです。特に、本名を併記せずにハンドルネームだけの名刺を出す人に対して、僕は信頼感を覚えません。携帯番号くらい書いてあれば良いんだけど、こっちが本名を名乗っているのに、リアルで会ってもハンドルネームで押し通す人が、どうも、僕は苦手ですね。

・あと、ハンドルネームで呼ばれるのも嫌い。これは大嫌い。

・というのは(僕によるハンドルネームの付け方に問題があるのだが)「ラスティー」とか「リスティー」って呼ぶ人が居るんだけど、違いますから。本名で読んでくれよ。
 ※伊丹十三が「チャールトン」を「チャールストン」を読む事を誤りと指摘したのと同じ理由です。無理に呼ぶなら「ルスティ」でしょう。

・じゃなきゃ、正当な呼び方=エルエスティーワイ。とちゃんと呼んで欲しい。

・略すなら「スライ」か「エルちゃん」で結構。
posted by LSTY | Comment(0) | 日記 | このエントリーを含むはてなブックマークこのエントリーを含むはてなブックマーク