2021年04月03日

シーメール、ニューハーフ、男の娘に関する私的経験のまとめ

Pop is dead.
 今でこそ「futanari hentai」で画像検索すると、海外のサイトも含めて無数のヒットがある。しかし、
 日本において、シーメール、乃至は両性具有がポルノグラフのコンテンツとして一般的に知られたのはいつ頃からだろうか。

 私が記憶している限りでは90年代前半、エロ雑誌「熱烈投稿」における石野卓球による連載記事で紹介されているのが嚆矢である。

 もちろんそれまでも「両性具有」を好奇の目でとらえた歴史というものがあった。近世以前の絵画で半陰陽(両性具有)を扱ったものもある。ただ、それらは「ポルノ的なもの」だったのかどうかは、よく分からない。見世物的な「異形の者」という捉え方だったのかもしれない。

 で、卓球の連載記事だが「今、両性具有がアツい!」みたいな内容だった。彼が使っていた言葉は「アンドロギュヌス」であって、つまり「ふたなり」ではなかった。両性具有がポルノとしてポピュラーになったのは「ふたなり」という言葉の浸透以降だと思っている(根拠なし)のだけれど、当時まだ「ふたなり」は浸透していなかった。

 もちろん、和語としての「ふたなり(=半陰陽)」という言葉は既にあった。
 「ふたなり」とい古典落語があることからも、どんなに遅くとも明治・大正期にはある程度認識されていたものだろう。

 ただ、現代ポルノ史における伝播の中では「アンドロギュヌス」と「ふたなり」という二つの言葉は、いったん分断されていた。

 ところで、当時ポルノとして成立していた半陰陽のコンテンツは「エロ漫画」だった。ただホモセクシャルに準ずる性癖として、マーケットはかなり狭かったようだ。当時ふたなり物を描いていたエロ漫画家としては、TWILIGHT、水ようかん、佐野タカシ、The Amanoja9 あたりか。ただその後、このジャンルがポピュラーになってから参入した古参のエロ漫画家として、東京都、中ノ尾恵などが挙げられる。

 要は1990年代において「両性具有」は「絵空事(漫画)」としてのみ認知されていた、ということだ。

 一方でエロの幅広さと深さを象徴するように「リアルな両性具有」というか「ふたなり3D」というコンテンツもあった。ゲイビデオの一角に、ひっそりと並んだそれらのビデオ(VHS)のジャケットを見ると「そこら辺のオジサンが、ヅラをかぶってセーラー服を着た写真」なのだった。セーラー服がボディコンになったりコスチュームは変われど、主体は「ヅラをかぶったそこら辺のオジサン」なのだった。

 それらは「ポルノとして売れるコンテンツ」とは思えない、雑で醜いものだった。「このビデオ誰が買うの?親戚一同で買うの?」という感じで、私の様な好事家でも購入することのなかったジャンルである。

(※後日の話:よく考えてみると「女装癖」というのは隠して生きてもいける。だから両親(場合によっては配偶者)と死別してからやっとカミングアウトできて、女装した姿を公に示せる。よってモデルは中高年以上になってしまう。こういう事情があったのかもしれない。ただ、老いた男の女装になど、商業的価値はほぼなかったという事に変わりはない)


 そうは言いながら「シーメール(ニューハーフ)」の質は徐々に上がっていった。芸能界で言えば、はるな愛や佐藤かよを見れば分かるように「女に見える(女装した)男」が出てきた。

 ポルノの世界で「女に見えるトランスセクシャル女優」としては月野姫が嚆矢だったのではないか?金髪ギャル調メイクで、一見すると男には見えない。
 ただ声が太い、それから「ギャル調メイク」というのはつまり「すっぴんとの落差大」つまり極端に言えば「化粧が濃いので、素顔がどうであれ、でどうにでもなる」ということだ。
 「どうでもなる」と言い過ぎかもしれないが、実際に黒ギャルAV嬢だった泉麻那のすっぴん画像が流出し、それが、作品における(メイクした)顔と全然違ったという、ちょっとした事件もあった。ギャルメイクというのは事程左様に「加工の幅が広い」ということになる。

 月野姫に続いて出てきたのが、水朝美樹白石七海あたりか。女に見えるといえば見えるのだけれど、化粧の濃さや顔の輪郭に違和感がある。普通に街を歩いていたら「あれ、あの人、女装してるんじゃないか?」と薄々気付きそうなレベル
 その中でちょっと異色だったのがゆかという人で、シーメールの中では割と珍しいショートカットなのだが、薄めのメイクでも非常に女性的な顔立ちをしていた。
 その他、桜花舞という人も比較的薄めのメイクで女性っぽかったが、やはり残念ながら多少の違和感があった。

 それからしばらくして姫咲アゲハという黒ギャルシーメールが出てきた(前名はマリン)一般のAVでも「黒ギャル」というジャンルが確立しつつあった時代で、先述したような「非常に加工度の高いメイク」に対する違和感が薄まってきたこともあり、彼女は「普通に黒ギャル(女)にしか見えないTS(トランスセクシャル)」として貴重な存在だったと思う。
 一方で白ギャル系として愛沢寧々という人もいたが「敢えて黒ギャルに振った」姫咲アゲハの方がインパクトを持っていたように感じる。

 ここまでが大体、2000年から2010年頃までの大まかな流れだろうか。大雑把に言うと「オジサンにしか見えない女装」から「濃いメイクでギャルっぽいTS」への変遷というのがあった。

 で、2010年代初頭に潮目が変わった。きっかけは橘芹那の登場だろうと思う。この人はギャル風メイクで、一見それまでのTSと同じ系統かと思われるのだが、元々がいわゆる「ギャル男」であってメイクによる加工度が比較的低い。
 「草食系男子」という言葉が流行り、若い男性の中性化について取り沙汰される時期でもあった。そのような中で「性転換を最終目標としない」TS、つまり「女装男子」が徐々にメジャーになってきた。いわゆる「男の娘(おとこのこ)」というやつである。
 男の娘、というのは豊胸手術やホルモン投与もせず「体は男のままで女装する」主に若い男性を指すが、彼らの多くは「ヘテロセクシャル」である。恋愛対象は女性だが、自身も女装をし男性と性的関係を結ぶ(ただそこに恋愛感情はない)

 「男の娘の登場」とは何だったのか。それは「おっぱいなんか要らない」という、男性側の欲望変化なのではないだろうか。
 これに関しては、アメリカのポルノビデオを見ると分かるような気がする。80〜90年代には極端な豊胸手術をしたポルノスターが大勢居たが、今はごく少ない。大きければいいってもんじゃない、とアメリカ人ですら気が付いたわけである。

 日本でも、以前は「AVに出る女性はDカップ以上(個人的な感覚)」というイメージがあったが、今はAカップをチャームポイントとしたあべみかこといった女優も居る。
 女性が出演するポルノ作品でも「おっぱいは大きい方が良い」という従前の常識が崩れる中で「おっぱいがなくても可愛ければいい」という考え方が広まった可能性はある。




(眠いので中断)

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2021年03月10日

パエリヤと体だけの関係

Pop is dead.
■3/10
・今日も友人宅へ「無料ケータリング」今回はパエリア。パエージャというのが本来の発音か。
・LAとJAとHAあるいはRAの発音は、欧州内でも結構バラバラだなあと思う。

・テフロン加工のフライパンだと安心してかかったのだが、油断が過ぎた。
・具体的に言うと、水分量が少なすぎた。米がカッチカチで食えたもんじゃない。あとから日本酒を足したり、本来の工程にはない「蒸らし」をしたりで何とか食える代物にはなったが、ギリギリの出来
・鍋底の焦げがひどい。友人の「オコゲがあってのパエリアじゃないの?」というフォローも空しく響く。
・いやオコゲって茶色くてちょっと中央黒い感じでしょう。これ、真っ黒やないか!
・ここまで火を入れると、サフランの香りが飛んでしまうのも、とても悲しい。

・先日、自宅で作った時には水分が多すぎる気がした。いずれにせよ、水加減が難しい。

・御飯作って洗い物して帰宅

・着時間が早すぎるので奥さんに「ほんとに料理だけして帰ってきてるの?」と聞かれる。
・そうなんですよ。無料ケータリングなんです。
・食事作ってる間、彼は寝ている。料理が出来たら食べて、後片付けが終わったら「じゃあ、帰るわ」と言って退去

・私が肉体労働(料理等々)をし、友人が腹を満たして終わり。
・これまあ「体だけの関係」だよな。
・たまに腹を割って話すこともあるけど、普段はご飯食べてちょっと雑談するだけ。

・変な関係だと思うけど、僕が関係している人(友人・知人・奥さんや家族も含め)で「変な関係」じゃなくつながっている方が少数か。
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2021年01月30日

肉体の美しさ≠エロティシズムという不健全さ

Pop is dead.
 「スポーツをエロ目線で見るな!」という圧力が強くなってきて、いろいろ公式な動きがあるようだ。

 スポーツという極めて肉体的な営みを、エロティシズムから完全に離して考える、というのはあまりに不自然なのではないか。
 
 女性で言えば、男子体操選手の太い腕や、水泳選手の熱い胸板を見てセクシャルな魅力を抱くのではないか。
 男の側からしてみれば、短距離走の女性ランナーや、体操選手の大臀筋や大腿筋の、鍛えられながらも柔らかな曲線に美しさを見るのはごく自然なのではないか。

 そういう「健全・自然な性的魅力」を規制する一方で(まがいものを含む)児童ポルノなんかが野放しにされているから日本人は変態呼ばわりされるのだ。

 だいたい、ビーチバレーなんかはセクシーさをアピールするために競技ユニフォームの規程(現在は改訂)を作ったりもしていたじゃないか。そのお蔭で、今のようなメジャーな競技になり得たという側面もあろう。

 個人的な経験で言うと、体操競技というのはそういう「下心(いや、健全なエロ目線)」から見始めて徐々に「うわ、この技すごい」「おっ完璧な着地」とか競技そのものの面白さが見えてきた。

 私自身、変態を自認するものだが、しかし「肉体的な営みに、性的魅力を持ち込むな」という考え方は、あまりにストイックで、言ってしまえば不健全な考え方ではないだろうか。
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2021年01月26日

「ちょっと違和感」どこじゃない。

Pop is dead.
・毎日新聞の日曜版だか土曜版だかに、キッチュこと松尾貴史が「ちょっと違和感」という連載を持っていて、主に政治批判を行っている。
・政治以外の話題が取り上げられることもあるが、この「悪夢のような自民党政治」の下では、いきおいその話題が多くなる。

・しかしもう「ちょっと違和感」どころではなくなっている。
・自民党政権は、COVID-19という天災のドサクサに乗じて、自らの保身や利権確保のための「政策」や立法を無理やり推し進め、感染拡大が深刻化してゆく中でもまだ「GoToナントカ」なる、感染拡大と利権のためのバラマキを企んでいる。
・いくらなんでも「ちょっと」では済まないだろう。

・これは「為政者による日本国の破壊行為」だと言っていい。

・こんなtweetを見かけた。
菅首相らが25日、通常国会で初めての予算委員会に臨みます。
・なぜ「GoToトラベル」に1兆円を追加計上するのか
・罰則での私権制限は有効なのか
冒頭の質問に「国民の皆さんの理解が大事だ」と答弁した首相はどう説明するのか。タイムラインで速報します。
#国会のあり方

・新聞記者によるこのtweetに、私は「ちょっと違和感」を抱いた。
冒頭の質問に「国民の皆さんの理解が大事だ」と答弁した首相はどう説明するのか。
・しごく真っ当な疑問である。ただ私はその真っ当さに対して「まだ真面目に取り合おうとしているのか」と思ったわけだ。

・既にいくつかの新聞等が指摘している通り、第二次安倍内閣からの政権は、正に「言語を弄するだけの政権」いや「民主主義における議論の大切さを無視し、言語を極めて不適切に使いながら国民を愚弄する政権」になっている。

・「募集というのは、広く募ることではない」という時空が歪んだごとき言語解釈
・少なくとも安倍昭恵夫人の関与が明白になったが「大臣も議員も辞め」ない発言軽視(なかったことにする!)

・安部・麻生・菅といった為政者と「言語を通じて議論する」というのは、いわば「アマラとカマラと議論する」ことや「詐欺師を相手に腹を割って話す」ことと同様、不可能に近くさらに利を生まない不毛な行為だと考える。

・話を戻すと「『国民の皆さんの理解が大事だ』と答弁した首相はどう説明するのか。」という文章は「菅首相から、何らかの説得性を持った説明がなされる」という前提に立っている。

・すべての有権者に言いたいのは「いかに愚者であろうとも、少なくとも経験からは学ぼう」ということだ。

・安部政権・菅政権は今まで何かを「説明」したことがあっただろうか?論理的整合性があり、国民が納得するような「説明」をしてきたか?

・私の答えは「否」である。

説明、議論、国民の理解、しっかりと、真摯に、慎重に、反省、責任、痛感 etc. etc.
・為政者が放つこれらの言葉には、何ら効力がない、いわば「虚無としての言葉」であり、これらを弄した発言には耳を傾ける価値がない。

・つまりそれらは「『我々にとっては』内容を伴わない発言」なのだが、実は「『為政者にとっては』非常に重要な発言」になってしまっている。どういうことか。

・引用したtweetにある菅総理の「国民の皆さんの理解が大事だ」という発言をどう捉えるか
 A.通常の人:予算委員会において、国民に理解される説明がなされるのだろう。
 B.菅総理の脳内:「国民の皆さんの理解が大事だ」と発言した時点、その瞬間に国民の理解は得られている。

・冗談のようだが、安倍内閣時代から実際に「そういうことになってきた」のだ。

・「国会においてしっかりと議論し」と言った時点で「国会でしっかり議論した」ことになる。
・「責任を痛感している」と言った時点で「責任を取った」ことになる。

・万事その様になってきた。そして今後も彼らは同じ手を使い続けるだろう、選挙に落ちない限り。
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2020年12月29日

年末に向けての近況

Pop is dead.
 12/28、ようやく年賀はがきを投函す。先の正月は、鬱病で療養中という事もあり、年賀状は欠礼(というか自粛)
 毎年、判じ物のような年賀状を出しているのだが、2021年の意匠についてどうも良い案が浮かばず。突然「アンディ・ウォーホル」に関するアイデアが降ってきたので、奥さんに描画を依頼。今までにも増して「分かる人にしか分からない」というか「分かろうとする人にしか分からない」年賀状となった。
 先述した通り、私の年賀状は毎年「判じ物」である。常に「十二支」にまつわる絵を描いているが、動物そのものは描かない。ただ「ヒント」は添えている。添えられたキーワードを検索すれば「何故、この干支でこの絵なのか」は分かる。しかし受け取った人のうち、一人も調べようとはしないだろう。
 世の中は「分かろうとしない人々」であふれ返っている。

 とまれ、この一年を総括する時期だ。色々なことがあったが、今現在の私は幸福の真っ只中にいる。昨年後半に職を辞する決断をした事は、正しかったと感じる。
 感染症が蔓延するこのような世情で、独立・出店の計画は遅れそうではあるが「なんとかなるだろう」と楽観的でいる。

 今年の半分ほどは、困窮した友人のサポートを優先して考えていた。極めて厭世的だった彼が、少しずつだが考えを変えているようで、それが今年の、私にとっての幸せだった。

 富田正樹牧師の YouTube 動画を観たことをきっかけに、徳島北教会を訪れたのも今年か。仏教を棄て「自称キリスト教信者」になった。敢えて「自称」というのは、洗礼を受けていないからである。しかし神、というか Something Great の存在は感じているし、イエスの慈愛に少しでも近付ければと思っている。

 奥さんと二人で、富士山の見える部屋に住み、毎日ほぼ平穏に過ごしている。
 彼女は在宅勤務で、私は無職。それでも彼女は私と一緒に居ることが嬉しいらしく、幸せそうにしてくれる。 
 クリスマスイブに参鶏湯を作って、残ったスープでラーメン。スープがおごっているから、当然うまい。深夜に夫婦でラーメンを食べる。こういうのがまあ、幸福というものでしょう。

 話は変わるが休職前の体重が53kg、鬱で43kgまで減ったが、最近、自分にとってのベスト体重である48kgに近づいてきた。脂肪を増やしてなるものかと、毎週1~2回はプールに行き、最低1kmは泳ぐようにしている。
 腹筋が割れたりはしていないけれど、なんとかデブ化はせずにいる。当面の目標は「クロールで1km泳ぐ」ことだろうか(今は100mどまり)

 トルカリのカウンターに立ったのも良い経験だった。とにかく今年は「いやなこと」がほとんどなく、安寧であり幸せな一年だったように思う。
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2020年12月18日

政治家用語

Pop is dead.
 政治や行政の用語で「善処する」「前向きに検討する」という言葉の意味は「何もしません(放置します)」である、というのは一般常識なわけですが。

 これは、今世紀における日本の政治家に特有なことではないかも知れない。しかし、余りにも露骨で不誠実極まりないので、メモしとく。

・「国会において慎重に議論を重ねた上で決めたい」
 →こう言った時点で「慎重な議論」は、すでに完了したことになる。
  端的に言うと「与党で決めますから」というのが本来の意味

・「国民の皆様に御納得いただけるよう、丁寧に説明してゆく」
 →上に同じく、為政者がこの言葉を発した瞬間に「丁寧な説明」がなされたことになり、当然のことながら国民の皆様(臣民ら)は全員納得していることになる。

 つまり「これから〜をします」という発言が「もう〜し尽くしましたので、勝手に決めます」という意味になっている。

 ついでに言うと、現閣僚が「COV-ID9」の感染拡大について「5人以上での会食ではリスクが高まる」という厚労相の発表について「Evidence(証跡・証拠)がない」と発言した。
 分科会、有識者からの提言をないがしろにし、厚労相の正式アナウンスとの齟齬を厭わない発言は、閣僚にあるまじきものだ。

https://corona.go.jp/proposal/

https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000697918.pdf

 そんな感じで、国会におけるテキトーな答弁、そして閣僚による虚偽と疑われる発言が多すぎる。
 多くの新聞社は権力におもねっているため「米国、トランプ大統領によるフェイクニュース」ばかり報じるが、むしろ日本国内の方がひどいことになっている。

 怒りが収まらないのでもう一つ

 安倍政権時代、数カ月前か。菅内閣官房長官は記者会見の席で、某新聞記者の質問に対して「あなたに答える必要はありません」と言った。それだけでも大変な失言で、大問題だ。
 しかし私がもっとショックを受けたのは、そこに居合わせた他紙記者たちの反応である。彼らは、官房長官の発言を聞いて「笑った」のだ。記者の質問に理由なく返答を拒む政治家を攻撃するどころか、政治家に物申した記者のことを嘲笑したのだ。

 この国は醜い。

 よく「韓国政府は自国内での反発が大きくなると、反日キャンペーンを張って国民の目を逸らす」とか言われる。それはそれで否定しない。
 しかし日本の政府、いや本来権力に対峙するべき新聞社が、こぞって「日本の政治家による不正と『虚構の自由』に立脚したともいえる発言」に加担しているという現実は、みじめ過ぎる。

 この国はみじめだ。

 自分自身がみじめなので「大和民族」というフレーズを拠り所にして、自分のみじめさを慰撫している人間が多い。これも哀れなほどにみじめだ。

 「産経新聞よりも、しんぶん赤旗の方が有用な情報を提供する」とか「自民党より公明党の方が正論を言ってる」と思う日が来るとは、20年前には想像だにしなかった。

 この時期、中高年で良かった。本格的ディストピアの完成前には死ねるだろう。
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2020年12月16日

快楽亭ブラック師匠を相手取った損害賠償訴訟について

Pop is dead.
 一応立場をはっきりさせておきます。
(結論だけ知りたい方は下の方へスクロールをどうぞ)

 私はもう10年来の快楽亭ブラック師匠(現在は「被告福田」という芸名で活動)ファンです。その破天荒な生き方にも魅力を感じましたし、何より古典しかも人情噺に関しては相当の力量を持った噺家だと見込んで、大須演芸場に通っていました。

 付け加えると、芸歴が長いだけあって顔が広く、落語会のプロデュース能力がすごい。師匠の会で見られた芸人と言えば、月亭可朝師匠、立川左談次師匠、桂雀三郎師匠、立川談之介師匠、鈴々舎馬るこ師匠、それにテントさん、元気いいぞうさん、鳥肌実氏、大本営八俵さん、坂本頼光先生
 すでに鬼籍に入られた方も居ますが、素晴らしい芸に接することが出来たのはブラック師匠の人脈のお蔭だと思っています。
 亡くなった月亭可朝師匠の高座を見た人ってどれくらいいるんでしょうか?最初は下世話な話から入りながらも、落語自体は洗練されつくし、枯淡の極みといった風情でした。

 というわけで、ブラック師匠の芸に関しては相当リスペクトしています。先日聴いた「牡丹燈籠・栗橋宿」も良かった。本人評価はまだまだ、という事でしたが、私は素直に良い高座だと感じました。

 こっから本題

 今回、ブラック師匠が名誉棄損およびそれに基づく損害賠償の罪で訴えられました。

 原告は元弟子(現在は廃業)快楽亭ブラ坊の交際相手(彼女)です。巷では「元弟子が師匠を訴えた」という言説が飛び交っていますが、そうではなく、一般人が芸人を相手取って訴訟を提起した、ということになります。

 経緯は要約すると「快楽亭ブラック師匠が、YouTube配信している高座の中で、ブラ坊の彼女について性的な侮辱発言をした」という事です。その内容は、クローズドな場所で、ブラ坊自身が某女性芸人に漏らした一言ですが、ブラック師匠がそれを不特定多数に対して喧伝したことが訴訟の発端です。

 ここからは私の推測ですが、YouTubeを見ていたブラ坊の彼女(原告)が、ブラ坊自身に詰問、彼は謝罪したが、原告は特定少数しか知り得ない侮辱的発言をYouTube(無料配信)上で不特定多数が閲覧可能な状態にしたブラック師匠にも直接謝罪を求めた。恐らくブラ坊は止めたと思うんです。が、原告を止められなかった。そこでブラ坊からブラック師匠に電話をしたところ「俺は関係ねえ、そっちで処理しろ」と切られた。
 ここまでは確かに、元ブラ坊の不徳の致すところ、としか言いようがないと思うわけです。
 彼の罪または過失は三つ

1.ブラック師匠の耳に入るような場所で原告のプライバシーに関わる発言をした。
2.YouTube配信動画の適切な編集が出来なかった(実際の編集・配信はブラック師匠の指示の下、榎園京介氏が行っていると思われるが、その両名を説得できなかった)
3.原告を止められなかった。「落語家(しかも快楽亭一門)の彼女ないしは妻になる」ということについて、彼女に十分な説明・説得が出来なかった。

 以上です。それらによって起こると想定されることは、それぞれ

1.ブラック師匠が知り得た以上、高座でいじられるのは当然の帰結である。
2.動画の高座映像ではなく「解説映像」さえ削除できなかったため、原告に対する名誉棄損が歴然となった。
3.噺家であれば身内で処理するべき内容を師匠にまで持ち込んだため、原告・被告の関係性を悪化させた。

 ただし、原告と元ブラ坊の間ではすでに示談成立済みと聞きます(詳細な内容は不明)

 で、だ。
 そういう
イ.元ブラ坊の失態があったといえども、
ロ.また「芸人の世界で師匠を弟子(の交際相手)を訴えるなど言語道断」という考えがあったとしてもですよ、

 イ.については原告と元ブラ坊の間で解決済み
 ロ.はイデオロギーの問題であり、法的根拠を持たない。

 という以上、結果として快楽亭ブラック師匠の敗訴は既に確定している、と私は見ています。

 芸人の世界に通じている某氏から「師匠が元弟子に屈服するなどあり得ない」という意見を頂いたものの、法律の俎上に載せられた時点で、それは「感情」や「慣例」に過ぎない、効力の極めて弱い発言にしかならないでしょう。

 なので、ブラック師匠敗訴の前提でいます。で、初公判前日に、ブラック師匠へ以下のようなメッセージを送りました。

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(前略)
ところで、明日からの件ですが「芸人が舞台で喋ったことが名誉棄損の対象になり得る、という『判例』」が出来れば、師匠個人の問題ではなく、落語界全体にとって悪い結果しか生みません。
(後略)
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 師匠から返信を頂いたが、私の真意は理解して頂けなかったようで。
 というか、この件について「業界の常識であっても、法の下では通用しない」と師匠に諫言したところ、師匠は私を「敵方(原告側の人間)」と思い込んでおられるらしく、以降ほとんど連絡は取っておらず、私の「常識的な意見」など黙殺にしか値しない、という事か、と残念な気持ちになった訳です。

 そんなこんなで、私の立場は、

A.法律的には原告(ブラ坊の彼女)が正しい。
B.証言や証拠品の提出に関しては、可能な限り原告・被告双方に協力する。

 という「中立」を保ちたいと思っています。


 快楽亭ブラックファンの間では「元・ブラ坊が一方的に悪い」という事になっているようですが、法に照らすとそうではない。
 個人的には、こういった問題を示談にせず法廷にまで持って行ったブラック師匠の罪の方が重いように感じます(前出メッセージの通り)

 ただ、いずれの肩を持つわけでもない。ブラック師匠が気合を入れた高座はすごく良いし、そこに対する敬意は大きい。
 しかし私は「快楽亭ブラック信者」ではない。師匠が言うことを盲目的に全て是とはしない。

 飛躍するけれども、この件は「国家権力による言論統制」につながる一本の細い糸だと思っている。
 そしてそこに深い懸念を抱いてはいる。

2020年12月12日

近況

Pop is dead.
Pop is dead.・10月末でトルカリでのモクテル提供を終え、11月は特に何もせずダラダラしていた。
・そば屋に行くペースも多少落ちてきた。

・困窮している友人の家に行って料理作って食わせたり。彼は極度の面倒くさがりかつ偏食家なので、放っておくとロクなものを食べずにいる。だからたまに行って料理を作る。で、そのまま帰るという「無料ケータリング」をしているわけだけれど、たまに「俺、何やってるんだろう?」という気分になる。

・家では主夫業、というか料理係
・ほぼ毎朝、土鍋でご飯を炊いて、魚を焼き、汁物を用意する。材料と余裕があれば、もう一品、ぬか漬けかお浸しを添える。
・汁物については、出来るだけ「椀種・つま・吸い口」で構成するように考えてはいるが、つまについては省略することもある。ただ、吸い口だけは何らか考えるようにはしている。奥さんはそれに気づいているのだろうか。
・その他にも蓮根や蕪のすり流し、海老真丈など、料理は趣味なのでいろいろ遊んでいる。

・そういえば前出の友人の家に行った際、何年ぶりになるかオムレツを作って大失敗したのがショックで、自宅の朝食で再挑戦した。和食なので「だし巻き玉子のオムレツ版」を作ったわけだけれど、問題なく作ることが出来てホッとした。

・あーあとラーメン作ったり。圧力鍋さえあれば、鶏がらスープなんてものは簡単に作れる。
・最寄りのスーパーにスープ用のガラ(というか手羽先)が常備されているのでいつでも作れる。ちなみに丸鶏も売られている。

・そこで、だ。今年のクリスマスは丸鶏を料理ることにした。しかしローステッド・チキンでは面白くないので「サムゲタン」だ。しかしクコの実、松の実は簡単に入手できるものの、棗(なつめ)それに朝鮮人参をどうするか。
・そこで新大久保へ行ってみた。韓国食材の結構大きいスーパーがあって、棗はあったものの、朝鮮人参がない。訊ねてみると「今は生の朝鮮人参はないが、乾燥のものがあり、サムゲタンへも使用可能」ということで、奥から持ってきてくれた。
・「いくらですか?」と聞くと、平然と「30本分で13,000円」だと!「一本当たり400円くらい。6年物なので質は良い」と言われるが、いや、使うのは2〜3本だしなあ、と思って断念

・韓流アイドルに関するショップがいくつもあるが、男性アイドルはBTS一色といった感じ。B1A4しかもBaroに関するグッズは見当たらなかった。

・日常は家でダラダラ。しかし体重が徐々に戻りだして「これはマズい」と感じる。運動しないと、ジーンズが履けなくなる!
・というわけで週1回はプールで1kmは泳ぐことにしている。プールまで徒歩で往復1時間弱、長くて1.5kmくらい泳いで帰る。せっかく鬱病でやせたのだから、いままでの体脂肪分を筋肉に置き換えなければ。


・あー、年賀状を書かないとなあ。
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2020年10月21日

ここ三ヶ月の話、帰結するのは「若い友人の必要性」

Pop is dead.
・相変わらず忙しい。無職無収入なのになんでこんなに忙しいのか、自分でもよく分からないんだけど、どういうわけだか忙しい。
・体がなまるから週に一度はプールに行こう、と考えているのに今週はどうも行けそうにない。それくらいに忙しい。

・なんだこれ?

・8月からモクテル・アドバイザー的な感じでトルカリ高円寺店(ベンガル料理店)に遊びに行くようになり、3カ月経ってとりあえずトルカリでのモクテル・デザインやスタッフへの指導等には区切りをつける感じ。
・趣味の範疇で「毎週遊びに行っている」ような感覚で、飲食店の雰囲気を勉強させてもらえたのは有難い。
※モクテル( Mock-tail )とは、平たく言うとノンアルコールカクテルのことです。ロンドンで流行しているらしく、日本に上陸しかけの文化って感じ

・で先日、そのトルカリを紹介してくれた人(ビジネスパートナーというよりも、ほぼ「友人」に近い)から

「実はあんた、客からの評判悪いよ」

 と聞かされて、今までトルカリ絡みではストレスフリーだったのだけど、これはちょっとショックだった。

・まあ私自身「第一印象が最悪な人間」っていうことは自認しているけど、そこまでか?!と思う程に悪く言われているらしい。

・でも細かく話を聞いてみると、納得した。クレームの多くは私がトルカリに関与し始めた頃の物で、確かにあの頃の私は「でく」であった。というか「飽くまでもモクテル専門で来てるんだから、それだけやっとけばいい。下手に接客とかに関わると深みにはまる!」と考えて、敢えて何もしないようにしていた。
・そりゃそうだよね、お客さんから見たら「あいつだけ、なんで何もしないでボーッと立ってるんだ?」と思いますわな。

・実際、当時はそれなりにスタッフも居て私が何もしなくても回っていたんだけど、新店舗開業にあたってスタッフがごそっと減り、ひどい時には20名あまりの店をスタッフが一人で回す、所謂「ワン・オペレーション」になったりもした。
・そうなると「人道上の理由」から、私もできる限りのことをしなくてはいけないわけで、そこら辺から徐々に、ただのデクから「飲食のフロアの人」っぽくなっていった。

・それは良いんだけど、で、クレーム入るのも納得できるんだけど、やっぱりシコリが残るのは私に直接ではなく「紹介者(私より確か15歳若い)」に告げ口のようにクレームが入ってたってことで、これやっぱりヘコみましたね。
・やっぱり

ジジィになると、誰も直接しかってくれない

 んですよ。これやっぱり仕方ないんだよね。普通のオジサンであれば、自分に対して意見してくれるのって奥さんくらいなんだよ。

・だから、毎回書いているように「若く、頭がよく、かつ私のことをガンガンに Disrespect してくれる友人」ってのが大事になってくる。たいていのオジサンは、そういう若者を退けたがるけど、これはかなり大事なことなんだよ。
・男なんて死ぬまでガキジャリみたいなもんだと思うけど、男も中年を過ぎると「自分は所詮ガキジャリである」という事を忘れて、自分に対して異を唱える人間を排除するようになる。
・これが一般に「老害」と言われるわけだけれど、これコンプレックスを持っている人間ほどそういう陥穽にはまりやすいし、加えて言うと歳を重ねるごとに、その独善性は強まってゆく傾向にあると思う。

・なので、私は10歳とか20歳年下で、しかし私に遠慮なく「年長者に対してひどく失礼な言葉」を浴びせかけてくれる友人を大切にホールドしているし、さらに求めてもいる。
・時には「お前、俺にメシおごらせといてなんだその言いようは!」と心の奥底で思ったりもするけれど、私は元気です(魔女宅)

・ああそういえば今週もまた、20歳以上離れていて友達付き合い出来そうな子と出会いましたよ。
・東京に来なければ、そういう事もなかったろうなあ。

・で、明日はそういう友人の一人から「引越しするんだけど、作業が大変だから助けに来い!」と言われており、老体に鞭を打って出かけますよ。
・何やってんだ?俺。
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2020年09月14日

9/14日記

Pop is dead.
 今日は久しぶりにプールへ。プールまで歩くだけでも「ハードな散歩」くらいな距離だが、涼しいのでぶらぶら歩く。
 蝉の声がフェードアウトし乍ら、秋の虫が勢力を強めてくる時期だ。歩きながら感じる。
 不思議な話だが、ドの付くほどの田舎に住んでいた時よりも、東京にいた方が自然を感じる。フラフラと歩いていると、そこかしこに林や森があり、なんか「あー」と思う。落ち着く。杉並・練馬あたりは特にそうなのかもしれない。

 田舎の土地というのは「開けた土地(住宅地や、イオンがあるような場所)」と「未開の地(山や誰も入らない森)」に極端に分かれていて、生活している中で自然を感じることは少ない。もちろん風光明媚な場所もあるが、そこへは「車で行く」必要がある。

 つまり「自然を見に行くという目的」がまず必要になる。「なんとなく歩いていたら自然にぶつかった」という事はまずない。これってWebとリアルの関係にも似てると思う。Webは「目的」が先行して検索なりをする場所、リアルは特に目的なく偶然見つけたものに「なんだこれは?」と興味を持って近づく場所。前者では「自分が想像しうる世界」しか知り得ない可能性が高い。新しい世界というものは、偶然開けるんだろうと考える。


 あ、そうだプール、プール。
 何メートル泳いだか記憶にないが、最低でも500mは泳いだだろう。30分弱ほぼ泳ぎっぱなしだったので1kmとは言わないまでも700~800mくらい泳いだかもしれない。お蔭で今、肩から腕にかけて痛い。

 帰り、上井草近くの蕎麦屋に行こうかと思ったら臨時休業。井荻駅近くの店に入る。中休みに入る時間ジャストだったが入れてくれた。気のいい店員さんである。こういうのポイント高い。
 酒が菊正というのも良い。板わさはそこそこ。スーパーで売られている物よりはいいのだろうが、蕎麦屋の蒲鉾としてはどうか。わさびは練りわさび。店の恩情で入れてもらったので文句は言うまい。

 で、もり(600円)を一枚。うーむ、ちゃんと蕎麦の味がする。富士そばや、てんやの蕎麦とは全く違う。
 つゆは淡色だが塩味はしっかりしていて蕎麦猪口に1.5cmも入れれば十分すぎるほど。凡庸と言えば凡庸なつゆだが、マイナス点をつける要素もない。

 そうなんだよなあ。行こうと思っていた上井草の店も、何でもないような店だけどちゃんと蕎麦の香りがする「ちゃんとうまい蕎麦屋」だった。

 むしろ「こだわってます!」的な雰囲気(&高価格)な店の方が駄蕎麦率高いんですよ。アレは何なんだろう。
 業務用に「蕎麦の香りをシーズニングで足した粉」を売ってたりするんだろうか?
 
 今度、どこかの嵯峨谷に行ってみよう。あすこの蕎麦は数年前に食べたっきりだが、うまかった記憶がある。確かめに行かねば。

 うまい蕎麦か否かは値段から判断できない、というのはよく分かっていて、例えば1枚1,000円を超えるようなせいろは十中八九うまくない。
 ただもちろん「廉ければうまい」というものでもない。個人的には700円という値付けが最もしっくりくる。

 田舎にいたときには、ほぼ「こだわりぬいた駄蕎麦屋」しかなかったが、やはり東京に来ると違う。
 田舎では「十割蕎麦」であるという事だけで、長時間待たされるような店が存在する。食べてみると、香りもないし、技術もないので蕎麦が短すぎる(調理中にブチブチ切れるのだろう)
 これは東京でも田舎でも同じだが「情報を食べに来ている人」というのは多い。うまいか不味いかは別として「評判だから行く人」
 僕は2回行って不味かったら二度と行かないが、味の分からない人間は何度も通う。そういうものだ。

 またネガティブな話になってしまったけれど、私は心身ともに過剰なほど健康な生活を送っています。
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2020年08月24日

とあるフェチ系同人誌即売会に行ってきた。

Pop is dead.
 生まれて初めて、同人の即売会なるイベントに行ってきた。何故かというと、私のフェチ対象にズッポシだったから。
 まあ私のフェチ対象や性癖は色々とあるわけですが、その中の一つだった。夕方から予定あるけど、行けるから行ってみようか、というか眠いんだけど、フェチ魂で会場に向かった。
 で、行ってみて「あー、同人即売会ってこんな感じなんだー」ということが分かった。

 結局「フェチ」とかほぼ関係ない。

1.会場に来ているのは、ほぼ「モデルさんと会いたい&喋りたい&個撮したい」という人

2.いわゆる「売り子(モデル)」は露出度の高い衣装を着ているが、ディープなフェチからすると「いやそれは違うだろう」といったブランド・素材である(つまり飽くまでもコスプレ用に開発された衣裳)

 まあ、良いんですけどね。露出高いだけで眼福だから、文句は言わない。
 でも「このフェチ対象なら、コスチュームは○○社の、△△素材を使った、×、××、乃至は×××カラーだろ!」って、これは個人的好みではなく、そういったフェチ界隈では定番品があるものの、それらを着用した人および作品は見当たらなかった。

 というか、一般メーカーのものを着用した人自体が1〜2割という少数派

 で、同人誌を一定額以上買うと、そのモデルさんを何分間か撮影できる。
 
 これがしんどかった。

 いやまあ撮影させていただきましたがね、なんというか空疎な時間。何度か書いてるけど「ヘルス嬢とキスしてる時間」に似ている。相手はサービスのつもりでやってるんだろうけど、こっちとしては結構めんどくさい。で、相手も勿論めんどくさいんだろう。
 なんかいろいろムダを感じたかなあ。

 しかしまあ、何か色々買ってきましたよ。僕のフェチからはちょっとずれるが、美少女がエロ衣裳をまとっているのであれば、そこは目をつぶれる範囲

 結果として、結構微妙だった。おわり
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2020年08月19日

いろいろありすぎて、ブログを書く暇がねえ!

Pop is dead.
・15年以上ブログを書いていることを知人に告げると「よく続きますね」とか「(知人が)書くようなことないしなあ」なんて言われる。
・長く続くかどうかはその人次第だけれど「ブログに書くようなこともない人生」を生きているのなら、生き方を変えるべきだと思う。

・斯く言う私も、最後にブログを更新してから約1カ月。ただ「書くことがなかった」からではもちろんなく、日常に色々なことがあり過ぎて「こんな事、いちいち書いてたら時間がいくらあっても足りないぞ」と感じたから。書くスピードがリアルに追いつけない。

・この1カ月、何があったか思い出せない程にたくさんのことがあった。で、人生がどんどん幸せな方向に向かっている。お金はどんどん減ってるんだけど(笑)
・一つ前の記事で飲食業界の内側をみたいからバイト面接いくつか受けてるのに、落とされまくりって事を書いた。
・そら50手前で未経験のオッサンは無理だよなあ、と思ってTwitterでお仕事募集したら、なんと1名「紹介しても良いよ」という奇特な方が出現し、その方と話しているうちに話がうねうねと変化して、気付いたら「バングラデシュ料理店でシェイカーを振ってモクテル(ノンアルコール・カクテル)を出す人」になっていた。

・友人のトラブルは一段落し、多少余裕も出てきたので浅草にでも行くか、と誘い駒形どじょう、並木藪のはしごをして浅草寺、六区からひさご通りに入ったところで友人ダウン。聞くと彼は暑さに非常に弱いそうで、熱中症になりかけ、コンビニで休ませてもらう(ひさご通り入ってすぐ右側のファミリーマートの店員さん、ありがとう!)
・で、その後の予定はキャンセル。もう歩けない感じなので国際通りでタクシーを拾って某駅まで。心配なので電車で途中まで送り、その後とんぼ返りで門前仲町「オーパ」「BIG HORN」と飲み歩いたり。

・その翌日は昨日見逃した落語を見に行こうと出掛ける。外出するんだからやれるべきことを全部やっておこうと思い、都内を駆けずり回る。昼は代々木「月の山」、夕は浅草「尾張屋本店」。落語を中抜けして赤坂見附に寄り「ティアレ」でシンガポールスリング(ノンアルコール版を作るため味の確認)、バンブー、ドライマティーニ、最後にスターオブボンベイをロックで。
・都営地下鉄・メトロ乗り放題券(900円)を買っておいて正解!普通に乗ってたら1,500円くらいかかるところだった。

・他の友人(女子力高すぎる系)と中目黒デートしたり、行動範囲内の蕎麦屋を新規開拓したり。モクテルの開発は非常に楽しくて、毎日そのことを考えている。夫婦仲も良いし、生活に何の不満もなく、ストレスフリーな状態。これ以上何を望もうか。

・ほんと、会社辞めて良かった。勤続20年超えてて「会社での仕事が特に楽しくない」人は辞めた方が良いと思う。もちろんそれなりの預貯金があればの話だけど。そして自分が持っている物理的あるいは知的資産を使ってお金を稼げることが前提になるけど。

・そんなこんなで「ブログ書いてる時間があったら他のことがしたい」と思えるほどのリア充になってしまいましたよ、この私が。
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2020年07月21日

無職は最強のリア充(最近のこと)

Pop is dead.
・お久しぶりです。
・別に鬱で落ちてたわけではありません。コロナで死んだわけでもありません(※)
・ただ毎日が楽しくて、幸せで、ブログを書いている暇がない、という感じです。

・平日は蕎麦屋に行って、昼から酒を飲み、暇な時間に仕事をする。

・そう、一応、仕事が与えられました。仕事というか、飲食店の商品開発という単発のものなんですが。

・報酬はもらえるらしいのですが、試作用の材料費だけでも、おそらく赤字になる見込み。でも次につながって広がりそうな仕事なので、一時的な赤字は已む無し。ていうか飲食業に関われるだけでも勉強になる。
・他にも勉強になることあるし。

・で、楽しい。とにかく楽しい。「仕事が楽しい」って感じたのは初めてかもしれない。前職でもアルゴリズム考えて、VBAでコード書いてる時とか楽しかったけど、それとはまた違う楽しさ
(だいたい、前職の上司は"コードが書ける"を業務上のスキルとして認めていなかった。何故なら"自分には書けない/分からない"から)

・デスクワークとしてはそれなりに「華麗な職務経歴」は持っているけど、飲食でバイトでもしようかなあ、と思うと「経験」「年齢」と、多分「第一印象の悪さ」で選考落ちまくり。
・ま、良いんだけど、本当に「人を見る目がないなあ」と思う。異業種であれ、外資で年収700万円稼いでいた人間には「何かある」と思わないのだろうか?

・採用する側の見識が低すぎる。前職で人事やってた時にもそうだった。人事担当として面接に立ち合い「この人使えそうだな」と思ってたら現場の責任者が「頭が良い奴は、入社してからトラブルを起こす」と言って不採用とか。あれは学歴コンプレックスなのかね。くだらない。
・逆のパターンで、面接時「この人ヤバいだろう」という人を「とにかく人が欲しい」という現場の判断で採用する。結果、トラブル多発で契約を切るってことが何度かあった。だからあの時「やめとくべきですよ」って言ったろうが!

・ま、良いんですよ、再就職/アルバイト先がないのは想定内だったし。飲食店の人事担当者やオウナーって馬鹿が多いんだなあ、という知見も得たし。だってそれなりに大きい会社でも"飲食の現場ではなく、事務の○○というポストはどうですか?"っていう照会もないんだよ。ジャパニーズ・ホワイトカラーはそこまでアホなのか?
・俺が人事やってた時は、本人の希望職種以外で適職と思われる配属を考えたりもしたよ。そういうの、ないんだな。馬鹿なんだな、何も考えずに仕事してるんだなってよく分かった。想像力の幅がない。
・特にオウナーが面接に立ち会っている場合、よくそんなので事業を成り立たせてるなあ、と思う。

・以上は愚痴

・愚痴は愚痴として、今の僕は人生の中で最高に楽しくて幸せな日々を送っている。ほんと、会社辞めて良かった!
・そりゃ今は預貯金を取り崩してるから、お金の面では緊張感あるよ。でもさあ、平日の好きな時間に、好きな蕎麦屋に行けるってだけでも幸せだよ。
・請け負った仕事は楽しいし。

・友人がトラブルに巻き込まれてニッチもサッチモ(ルイ!)いかなくなった時、偶然僕たちの引越し・上京が決まって、それで友人を助けることが出来た、というのも幸運だった。
・トラブルのカタは先週、ようやく一段落して、今週は二人で打ち上げ。心の通う友人との飲みほど幸せなことは、そうそうない。

・飲み会といえば、落語つながりの友人2名と飲みに行ったり。実は二人にはわだかまりがあったようだけど、多少なりとも雪解けの助けになったかな、というこれは自己満足だけど。

・というわけで、無職を満喫してますよ。とりあえず一旦「資本主義の輪廻」の外に出ることが出来た。
・一般的には「40歳過ぎて会社辞めたら人生アウト」みたいな考えがあると思うんだけど、違うよ。40とか50になって「それまでの人生で得たこと」を活かした仕事が出来るんじゃなかろうか。

・だからまあ、中年サラリーマンに言いたい。「1,000万円を超える預貯金があり、なおかつ"あなた自身"に何らかの"資源"があるのなら、会社を辞めるのも一つのオプションですよ」と。

※私は常にアルコールスプレーを持ち歩いて、電車のつり革、エスカレーターの手すり(いずれもできる限り触らないようにしている)に触れる/触れた際には手のひらを消毒しています(今や東京都民はゆるみまくっていて、そんなことしてる人はほとんど居ません)マスクは、屋外では外していることが多いですが店舗等の屋内ではエチケットとしてしている、という程度です。
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2020年07月13日

この1年の、発端みたいな話。

Pop is dead.
 突然「去年の今頃」のことを思い出した。

 あるきっかけがあり、絶望の淵を飛び越えて、何もできなくなった。

 休職し、
 しかし何カ月も前に旅館を予約していたので「気分転換のために」行ってみた。

 せっかく最新のMAZDA・ロードスターに乗っているのに、運転が怖かった。

 旅館のオーナーは「身体は頭脳に勝る」と考えている、私が最も苦手とする人種だった。
 要は「無教養」「反知性」の象徴に見えた、私には。

 料理が評判の宿で、確かに、料理は凝っていたし、おいしかったのかもしれない。
 でも、食後、僕は全部トイレに吐いた。

 その他にも、僕には耐えられないような、とても切ないことがあったんだ(これは誰のせいでもない)

 奥さんは、ふさいだ僕にいい景色を見せようと、山の上の絶景ポイントへ誘ってくれた。しかし道が間違っていたようで、いつまで経ってもそこに着かない。道はどんどん細くなってゆく。

 言ってはいけないと理解しながらも、僕は奥さんに「いったいどこまで行けばいいの?」と詰問した。

 Uターンする車中、奥さんは泣いた。僕にストレスを与えたことについて、彼女自身を責めたのだ。
 僕は僕で「泣くなよぉ」と言いながら泣いた。

 ロードスターに乗ってる二人が泣いてるって、変だよな。と思った。

 もう1年経つのか。奥さんには頼りきりだな。

 奥さんはこんな男に、まだ付き合ってくれている。
 僕には奥さんしか愛せない。

 可愛い女の子に恋をすることは、そりゃあるかも知れない。
 でも、僕が愛しているのは、というか愛してゆくのは奥さんだけだ、と思う。

 思う、じゃないな。

 それはもう、決まってるんだ。

 あんなにやさしい人はいない。

 でも僕は、過ちを犯す。

 だけど、あなたを決定的な形で裏切るようなことは絶対にしない。

 愛してる。

(奥さんがこのブログを読んでいないことを願って)
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2020年07月06日

7/6日記 ( I'm ashamed that I'm fuckin' Yamato Race ( Japanese Damned Race ) .

Pop is dead.
■7/6(「7/6日記」なのだから、当然である)
・10時前起床。朝食は抜きにして、昼にオーケーの鯖弁当を食べるが、以前と内容構成が変わっている!鶏の唐揚、ちくわの磯辺揚げがなくなって、ひろうすなんかが入ってる。コストダウンか?米飯の量も減った気がする。

・新聞を読んで畳の上でうつらうつらとし乍ら無為に時間を過ごす。

・午後より西荻窪へ。月例の精神科通院。健康状態には何も問題ないが、朝自然に起きられなくなっている旨をドクターに伝える。若干の減薬

・昨日、iPhoneを修理したので、その修理額の還元についてSoftbankに問い合わせに行く。修理後10日前後でSoftbankから通知が来る由
・以前はAppleとキャリアの連携が取れておらず、別途申請しなければ修理額の返戻がないという「役所みてーな仕組み」だったが、改善されたようだ。

・荻窪へ移動。今週末、母が家に来るらしいのでスリッパを購入せよという配偶者の指示に従い、MUJIにて購入。780円。私自身はほぼ年中 裸足なので、妙に高く感じるが詮方なし。
・店内をフラフラしているとシューツリーが2,000円程度で売られていた。少し迷ったが購入

・奥さんを駅まで呼びつけて「カッパ」へ。先日も来たのだが、その時は奥さんが仕事で来られず。
・17時荻窪駅集合で、意外なことに奥さんがパンクチュアルに登場(我が家における喧嘩の大半は、時間に細かい私と、時間におおらかな奥さんとの衝突によるものである)
・いろいろ食べたが、やはりこの店はレバだな。本当によく分かっている。火を通し過ぎるとレバーは不味くなる(※)この店の火の通し方は絶妙
・というか、田舎に住んでいると、こういうモツ焼きや焼鳥の文化がないので、チェーンの大黒屋だっけ?あんなところで食べるしかない。名古屋にも有名な店があるが、有名なだけで、何もうまくない。

・「寿司、蕎麦、天ぷら」と言うが「串焼き」も、東京にいなければ堪能しがたい味覚だろう。しかも前述の4品目、寿司を除けば極めて低廉な価格で楽しめる。何度も書くが、田舎にある中途半端な店のカウンター天ぷらよりも、てんやの方がうまい。蕎麦は1枚800円が上限だろう。
・寿司については「低廉な価格」となると少し難しいが、6,000円お任せで、ある程度まともな寿司を「食えない程大量に」出す店がある。この店には多々不満を持つものの、価格と物量においては他を圧倒している。
・東京駅からほど近い場所に二店舗ある「まんてん鮨」だが、東京観光のついでに寄ってみるのも良かろうと思う。

※だから僕は、子供の頃レバーが嫌いだった。フォアグラのパテか何かを「これは鴨のレバーだ」と言って食べさせられてから、ようやく食べられるようになったんじゃなかったっけ?いや、フォアグラではなく普通の豚レバーのパテだったろうか。

・奥さんが行きたいというので駅ビルのユニクロへ。東京喰種のTシャツを買ってもらう。

・バスで帰宅。あとは飲んで寝るだけ。

・都知事選において某極右候補者に18万票も入ったことは、日本沈没への予言だと感じる。そういう人間が今後も多くなるようであれば、沖縄は独立させ、アイヌに関しても何らかの保護策を設けた上で、早めに鎖国すべきだ。大和民族は大和民族だけで、少子高齢化で死に絶えればいい。
・ああいった思想が大和民族の中で一般的になるとすれば「ナチに騙された」に類する言い訳は通じなくなる。

・私は今、大和民族であることを恥じ入っている。斯様に不寛容で排他的な民族は、なかなか居ないのではないか。特に現代の先進国では。
・その表裏として「朝鮮人を殺せ」といったヘイトスピーチは、勘違いも甚だしい、異民族との歴史的な関係を理解しない、反教養主義者によるものだ。
・皇室における儀式の一部が、朝鮮と深くかかわっていることを知らないのか?知ってい乍ら、無視するのか?

・とにかく、私としてはここまで醜い民族であれば滅びて結構、と思う。先進国で、多くの人が高等教育を受けながらこんな状態なら、日本人ってのは地球において必要とはされてない。

・恥を知れ。日本人の美しさを、知ろうと努力しろ。隣国を罵ることで、自国の価値を高める、みたいな「貧乏臭い」ことは、今後一切やめろ。

・長くなるのでこの辺で。日本人≒レイシストですよ。僕自身も、自分がレイシストだという自覚を持っている。もしも貴方がその自覚を持っていなければ、貴方は結構ひどい差別主義者かも知れませんよ。
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6/29週日記

Pop is dead.
■6/29
 どういうわけか家の湿気が高すぎるので、除湿器を導入(今までは洗面所の1台だけだったのを、僕の部屋用と居間/寝室用を加えて3台体制にした)
 夏は除湿、冬は加湿で面倒くさいこと、この上ない。

■6/30
 所用で外出の予定があったが、同行者の意向等を聞いたうえで外出を控える。

■7/1
 奥さんが不要としたCDを売りに荻窪のブックオフへ。全部で60円。帰路バスを使ってしまったので160円の損。徒労

■7/2
 「平日に昼酒が飲める」という無職にとって数少ない特典を使わねば損、と考え巴町砂場へ。
 しかし閉店との事で、永田町の黒澤に行こうかと思うがこちらも臨時休業中らしい。しようがないので赤坂の砂場へ。13時過ぎだったが随分空いていた。突き出しの浅蜊を食べて「季節のお浸しって、今の時期なんですか?」と尋ねると「おくらです」はぁー、流石だなあ、酒飲みのことを分かってるなあ、と感心して誂える。さらに焼鳥も食べて、お酒を3合も飲んでしまった。
 ここのお酒は菊正宗で、神田の店は「樽酒」という木の香が付いたものが出てくるが、赤坂は普通の菊正。お酒が一種類だけ、というのも私の好みだ。冷酒を何種類も置いている店は、どうも居心地が悪い(ひやが"桃の滴"で、燗酒が"菊正宗"というのが、個人的には究極の理想形だが)
 ざるを一枚食べて辞する。

 若い女の子二人組が「天もり」と「南蛮もり」を頼んでいたので、余計なお世話だが「ここの温かい鳥南蛮は最高ですよ」と告げる(私は、この店ではざる一辺倒で、もりは頼まないし、冷たい蕎麦の種物は絶対に頼まないことにしている。
 何故なら、蕎麦の香りが失われるから。一方、温かい蕎麦であれば蕎麦の香気立ち、品によっては蕎麦が種物に邪魔されない。「玉子とじ」はあまり良くないが「鳥南蛮」は、絶品である。この店には「鴨南蛮」はない。一瞬”あれっ?”と思うが、鳥南蛮を食べれば理解できる。鴨南がなくても、あれで必要十分なのだ)
 
 帰途、高円寺に寄って散策。感冒流行の影響か、シャッターの閉まった店も多い。住居を探してもらった不動産屋にて店舗物件について尋ね、店舗物件に強い競合他社を教えてもらう。ありがたい。

■7/3
 ほぼ何もしなかったか。飲み会の日時調整と、郵便物の発送くらいしたかな。

■7/4
 某所の某中華料理店で、某氏Aと某氏Bを交えて飲み会。B氏からは「あんた、瞳孔が開ききってるよ!クスリやってんだろ!」などと散々な言葉を浴びせられる(やってません)
 B氏は、ずわい蟹を殻ごと噛み砕いて食べるキチンキトサンきちが〇であって、そんな「カニ男爵」みたいな男から罵倒されるいわれはないのだが。
 支払いは割り前勘定。だって、俺、無職無収入なんだから!

■7/5
 iPhoneの背面割れがさすがに許容に値しなくなったため、新宿のアップルストアへ。20分で新品への交換

 田舎だと、提携している修理業者に持って行って、代替機はそこではもらえず、softbankのショップで借りて、みたいな「タライ回しシステム」が完璧に構築されているのだけれど、東京(というかアップルストアのあるところ)に住んでいれば、20分で問題は解決する。
 僕も田舎に住んでいる時、そういう体験をした。さすがに腹が立って「じゃあ、もういいです」と壊れたiPhoneをそのまま持ち帰り、東京のアップルストアで瞬息で交換してもらった。
 田舎って、やっぱり最悪だよ。

 昼食をどうしようかと考えてブラブラしていると、偶然「ペパロニライス」のアカシアを見つける。

 ま、でも蕎麦だよなあ、ということで地下街の「吉祥庵」という店へ。ひや酒がないのは頂けないが、とりあえず〆張鶴の冷酒と、板わさ。こだわりの蒲鉾と書いてあったが、鈴廣の「例の奴」には到底かなわない、味のない練り物
 一見でわがまま言って申し訳ないけれど、天もりの天ぷらだけ先にもらってお酒をもう一杯。うん、悪くはない。海老は大きいし、ししとうの種も取ってないし、だけど「てんやレベル」はクリアしている。これはこれでOK
 で、蕎麦。あれ?全く期待してなかったけど、決して悪くないぞ。ただ、つゆがいけない。鯖節でも使っているのか、臭い。まあ日本人には受容できるが、欧米人からすれば「What a Hell of fish smell !!」といった感じだろう。
 後で調べたら、ここは翁系、つまり高橋邦弘系の蕎麦チェーンらしい。だからさすがに、蕎麦はちゃんとしてる。チェーンだからと言って馬鹿には出来ない。

 西武新宿駅から帰宅。20時に小池百合子の再選がほぼ確定
 日本は一度、ロシアあたりに侵略されるべきなんじゃないか。大和民族は馬鹿だから、一度苦汁を舐めなければ、現実を認識できないよ。もう一度言うが、大和民族は馬鹿だから。
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2020年06月29日

6/22週の行動記録

Pop is dead.
■6/22
 以前から服用を続けている高血圧症・高脂血症の処方を受けに、近隣の病院へ。

■6/23
 パスポート更新(引き取り)のため、夫婦で都庁へ。印紙の扱いについて職員に質すが、法に沿った答えは得られず。
 他の役所でもそうだったが、あなたの業務は、どの法律に依拠しているのか?と聞いて答えが得られたことはない。
 今回、もめることが目的ではなくて、印紙が確実に消されれば(消印が押されれば)個人的には、問題なしと判断したので無駄に事を荒げることはしなかった。
 (ただ、印紙に関しては、特に「税」ではなく「手数料」として印紙を使う場合には、法律的は結構穴だらけというか、これ突っ込んでくと闇が深そうだなあ、という印象)

 その後、都庁内の麻布永坂更科へ。まずまずの店。ただ都庁内の飲食店では13時まで酒が出せない?のか、アルコールの提供はなし。お酒のない蕎麦屋というのは味気ないものです。
 ところで私は、麻布永坂更科と布屋太兵衛を混同していた。後者は駄蕎麦屋だと思っている。違いが判らなかったので、前者をも忌避してきた。もったいないことだ。
 ここの蕎麦は、それなりの香りがあり、腰が強い(アルデンテ)つゆの色が薄いが、味はしっかりしている(少し甘いか)ただせいろ1枚食べ終えるころにはつゆが薄まってしまう。瑕疵とは言えないが、そこがちょっと気になる。

■6/24
 鈴屋什造のTシャツが欲しくて秋葉原へ。ただ東京喰種は既に賞味期限切れなのか、欲しいと思える物はなし。代わりに、攻殻機動隊関連の超COOLなTシャツを入手
 秋葉原から歩いて神田・室町へ。肉の万世が休業していてビビった。
 砂場で、お酒二合、板わさ、かき揚げ、ざる。平日の昼間っから蕎麦屋で酒が飲める生活というのは極楽である。収入さえあれば。

 荻窪に戻り、てんやに入っていつもの奴(ビールセットに、舞茸・キスを追加)良い感じで帰宅

■6/25
 夕刻より、奥さんと門前仲町・BigHornへ。東京の西から東へ、1時間の旅
 奥さんと来たのは2度目か。
 せっかくピザ半額だったのに、ピザは1枚しか食べず。痛恨である。

■6/26
 奥さんの体調悪く、ほぼ外出せず。
 昼はオーケーの焼鯖弁当。399円だっけ?味・ボリューム・価格いずれにおいても最強

■6/27
 昨日に引き続き奥さんの体調悪く、ほぼ自宅で過ごす。

■6/28
 obacanさんに教えてもらった吉祥寺の Light Up Coffee へ。ユニークな味のコーヒーだとは思ったが、うまいとは感じなかった。しかし奥さんは大満足で「このコーヒーに、おいしいチョコレートを合わせれば滅茶苦茶おいしくなるはず」とかいう感想(奥さんは私なぞよりよほど鋭敏な舌を持っている)
 のち、小田急の神田まつやへ。お酒二合、板わさ、天ぷら。ここの天ぷらは癖がなく、良い。もり1枚(奥さんはかけ)気楽に使える良い店と思うが、結構な割合で「鍋焼きうどん」を頼む客がいるのはどういう事なんだろうか。ここ、まつやだぞ?と思うんだけど。まあメニューにある以上、非難するのは不当だろうが、でも「なんでだよ!」とは思ってしまうのだ。
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2020年06月17日

カーシェアは自動車メーカーにとって本当に「脅威」なのか?

Pop is dead.
 結論としては、なんで「脅威じゃなくて、絶好の機会・チャンス」って考えられないのかなあ?
 だからクルマ業界はダメなんだよなあ、と。

 東京に来て以来、友人に教えてもらったエニカというカーシェアサービスをたびたび使っている。これは、C to C のカーシェアマッチングサービスですね。Timesカーシェアなんかとは違う。
 何が違うって、借りられる車種の幅が広い、ということ。
 さらに「価格」24時間借りて、まあ6,000~10,000円というところ。ポルシェなんかでも1万円代前半くらいで借りられる。

 レンタカーの場合、取り扱われる車は「需要の高い車」になる。最大公約数的な車、すなわち「ツマラナイ車」と言って良いだろう。
 確かに、輸入車を中心とした「ちょっと珍しい車」を扱う専門業者もある。しかし(車両価格に関わらず)国産車より料金がかなり高くなってしまうし、場所が限られているので利用しにくい。

 というわけで、僕はエニカを通じて、個人のオーナーから車を何回か借りた。

 最初は乗り慣れた車を貸してもらって、前回は「自分では買わないけどド定番のかっこいい車」アルファロメオの赤に乗ってみた。

 で、今回はホンダのS660に乗ってるのね。

 しかしこれはエニカを通じてではなく、ホンダの正規ディーラーからの「レンタカー」なのである。というのも、こういうマニアックな車の乗り手ってのは大概マニュアル・トランスミッションを選ぶのね。だからエニカで適当なS660が見つからなかった。なのでレンタカーという事になった。

 で、24時間いくらだと思いますか?保険込みで22,000円だよ!たっけーなおい!これ多分「見込まれるレンタル回数」と「新車と新古車の価格差」なんかから計算で割り出された金額だと思う。で、恐らく前者がかなり少なく見込まれるために単価が高くなるんじゃないのかなあ。

 で、あまりに高いので車両を借りに行った営業所で「カーシェアなんかと比べると、高いですねえ」と言ってやった(嫌な客!)
 担当者「まあ、こういう珍しい車だと、どうしても高くなってしまいますね」
 私「だからこそ、料金を安くして『乗ってみてもらい、魅力を実感させるべき』なんじゃないですか」(超嫌な客!)
 担当者(ニヤニヤしながら沈黙)

 まあ借りたわけですけどね、文句を言い乍ら。

 で、その時に感じたのが「S660みたいなニッチな車に関しても、レンタカーで『利益を重視』してるなんて、ホンダもビンボー臭ぇなあ」ということですよ。だって正規ディーラーだよ?最終的かつ最重要なのは「車を販売して利益を出す事」でしょう。
 そのためなら、レンタカーなんて「試乗の延長線上」にあるもので、見込み顧客に24時間も試乗してもらえるなんて、無料でもいいだろ、と個人的には思う。ただそれだとモラル・ハザードって問題があるので形式的に「保険料込みで5,000円」とかいう、極端に言えば「学生でも借りられるような価格設定」にするべきだろう。
 1回試乗し、気に入ったら何度も試乗して気に入ったら「購買欲/所有欲」が生まれる。AIDMAだったっけ?そういうマーケティングの手法を理解していない。だからダメなんだよ。

 この価格設定が、例えばニッポンレンタカーなら分かるよ。「めったに借り手がいないんで、高くなっちゃうんです」それは分かる。でも、S660を作っているホンダが、そういう理屈でこんな価格設定にしているってのは「メーカーとしての思想の欠如」によるものでしょう。言い換えれば「戦略なき経営」による、誤った判断だよ。

 で、最初の話に戻るんだけど「10年後・20年後における自動車販売台数を下支えするのは、エニカの様な『C to C のカーシェア』」なんだろうな、と思うわけです。僕の様な好事家からすれば、いろいろ変な車に乗ってみて、本当に欲しい車に出会い、強い購買欲を持つ、という可能性が高まる。

 もちろん、カーシェアの普及によって自動車の絶対的な販売台数は減るよ。でもその代わり「生産車種を絞り込んで利益を確保する」事が可能になる。つまりカーシェアでもレンタカーでもいいから最大公約数の車だけ作ればいいんだよ。そういった効率化で、利益額を確保すればいい。
 そういうことを考えた場合、輸入車を含めた幅広い選択肢を持ったカーシェア事業、というかその事業主が持っているデータというのは、とても貴重であり、将来の自動車産業にとって有益なものではあるまいか?

 まあ、各社とも日本ではなく北米にばかり目を向けているので、無駄な提言なのかも知れないが(言い換えれば、日本でも基本的には北米での売れ筋だけ作って国内にも供給し、あとは「自動車文化」を絶やさないために重要な車を赤字覚悟で作れば?ってことです)

 実際、僕はホンダのS660って「醜悪なデザインの、ガキのおもちゃ」だと思っていたけど、乗ってみると意外と愛おしく思えましたよ。エクステリアの致命的な悪趣味さが改善されれば、かなり魅力的だとすら思った。
 「長時間にわたって試乗させる」というのは、多くの場合、メーカーにとって良い結果をもたらすと思うのだが。
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2020年06月14日

6/13-14日記

Pop is dead.
■6/13
 朝、一旦起床するが眠く、結局昼まで寝る。

 雨。湿度が高い。廉価な除湿器を買ってみるが、効果があるのかないのか、よく分からない。

 あと最近気になるのが機材の発熱。上記の除湿器も、ACアダプタの熱がすごい。またヒートシンク買うかなあ。高いものではないんだけど、なーんか無駄遣いっぽく思えてしまうんだよなあ。

 夜は、無職無収入なのにお祝いのパーティー!ただし@サイゼリヤ
 前菜、パスタ、メイン、デザート、さらにスパークリングワイン1本で4,000円未満!すげー!
 さらにそのスパークリングが、決して不味くはないってのもすごい。

■6/14
 町内の会合に参加後、上石神井より高田馬場、日本橋経由で田原町へ。「はなし塚」の場所を確認

 駒形どじょうにて二鍋(フタナベ、という数え方で合っているのか?)とビール。COVID-19の影響で、この店のシステムも変わった。特に下足札がなくなったのは、已むを得ないとしても、どうも情緒に欠けて残念である。
 奥さんに「まだ全然食べられるでしょ?」と確認しGOサインが出たので並木藪へ(つーかこの時点で昨日のサイゼリヤよりお金使ってる!)

 さすがに休日なのでそこそこの混み具合(しかし、待ち時間があるかないかのギリギリ位)

 一応お腹に底が入っているので、焼海苔800円也でお酒。まあ、もう二度と頼まないだろうけどね、蕎麦屋で出てくる焼海苔の本格はこういうものだ、という確認のために頼んだ。海苔だよ、ただの。それがあのように儀式めいた箱におさめられて出てくるというのは、もうほとんど貴族趣味みたいなものじゃないかと思う。

 お酒については、ひやで頼むとガラスの器が出されるのがちょっと嫌かな。ま、これは好き好きの問題。お酒に関して、最近見かけず、妙に懐かしく、それ以上に美しいと思うのが「縦にまっすぐクープ(切れ目というか削ぎ跡)の入った白くスマートお銚子」どこかの蕎麦屋で見て「これは美しい」と感じ入ったものだが、最近見ない。ということは、池之端の藪だったのか知らん。

 浅草からいったん上野に戻って、日比谷線で南千住。奥さん御所望の「バッハ」という喫茶店でコーヒーを飲むが、特にどうということなし。少なくとも新橋「ランブル(ル・アンブル)」で初めてうまいコーヒーを飲んだ時の様な感動はなかった。
 二人で三ノ輪駅まで歩く。あ、ここは女性一人で歩いてはいけない場所だな、と思う。道は平坦で退屈だが、魅力的な建物がいくつかある。

 日比谷線で東銀座へ。歌舞伎座上の売店を確認。ここではいつも「先月公演の舞台写真」が売られているのだが、やはり公演自体が中止になっているので写真の販売もない模様。ま、当然だけど一応確認に来たかったのだ。

 茅場町・高田馬場経由で帰宅
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2020年06月12日

6/12日記

Pop is dead.
 9:30頃、起床。最近、早起きが出来なくなっているのはストレスの所為だろうか。

 新聞を読み、奥さんが作ってくれた食事を摂ると、もう昼。
 ヴェネツィアの「ハリーズ・バー」のレシピ本を出してきて、伊和、英和、料理用語辞典を駆使してだいたいの内容を確認する。

 昼過ぎ、外出。かかりつけの内科をどこにすべきか、近隣の医院を巡る。
 途中、図書館、公民館が開き始めたことを確認

 OKストアにて常備酒、冷凍の魚など買う。

 エフェクターをラックにマウント。

 映画「琥珀」見る。大したことなし。

 ヒートシンクが届いたので無停電装置に取り付ける。

 昨日は、ずっと会う機会のなかったWeb上の友人と会い、6月中にはここ1年余り、最も会いたかった人と会える。COVID-19の影響で会えなかった前職での知人にも連絡を取る。
 会いたい人と会える、というのは非常に幸せなことだと感じる。
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