この写真を見て個人的に思ったこと。
人間は、なのか男は、なのか、あるいは私は、なのか知らんが、同じような毎日を過ごしていると頭がおかしくなる。
毎日、決まったような時間に家に帰ると、家に灯りがともっていて、嫁がご飯を作って待っていてくれる、これは言うまでもなく幸せなわけだが、次第にこういう毎日が本当に苦痛になってくる。
同じような行動パターンを持った人生というのは苦痛な物だ。
そういうことを思った。それから抜け出す事自体が良いことなのか否かってのは分からない。同じような生活の中で嫁を愛し、子を育てることがすなわち美学であるとか、それが男の生き方だという考え方も、何となく分かる。向田邦子の描いた男はそういう物だったのかも知れないとか。
いいか悪いかはよく分からんが、男というのはたまーに、いつもと全然違うことをやりたくなる物だ。
と、こういう私感を持ちました。まったくの的外れかも知れませんが。