■5/18
・日本橋駅にて営団線および都営線1日乗り放題券を買う。900円
・最近はよく営団24時間乗り放題券を使うが、今日は都営線もちょくちょく乗る見込みなので、こちらを買った。
・結果、この日乗った区間は、日本橋-165-門前仲町-269-浅草橋|蔵前-269-池袋|要町-165-池袋-269-牛込神楽坂-267-門前仲町で、計1,504円
・浅草橋で
obacanさんと落ち合い、幸喜というラーメン屋へ。
・その後、SOL'S COFFEE ROASTERYにてコーヒー
・ほど近い蛇善という蛇屋というか漢方屋を覗く。今は飼っていないようだが、店頭に蛇の飼育スペースが誂えられているのが楽しい。
・その後、池袋へ。立教大学内の旧・江戸川乱歩邸を見る。ガラス越しにではあるが、居間の様子まで見られていい。乱歩自身が書いたらしい「自分年譜」が良かった。滝本淳助っぽさある。
・ドリーム・コーヒーでアイスコーヒー220円
・けっこう歩いて熊谷守一美術館へ。油絵は制作手順が謎。線を描いてからそれに沿って絵の具を乗せたのか、絵の具を乗せてから線の部分の絵の具を削ったのか。僕は前者だと思うんだけど,判然としない。
・水墨画の「夏」と「文殊菩薩」が良かった。油絵は「仏前」かな。
・フレッシュネスバーガーで少し話した後、要町から池袋へ移動しobacanさんと別れる。
・入れ違いで別の同行者と落ち合って、神楽坂・
梅香へ。
・冷菜盛り合わせ(蒸し鶏山椒ソース、冬瓜の干蝦蒸し、豚耳醤油煮、胡瓜漬物)、牛すねとハチノスの辛い冷菜、ピータン、黒酢豚、陳麻婆豆腐、海老そば、杏仁豆腐
・どれもうまいのだけれど、やはり毎回山椒ソースには感心する。あと初めて食べたけどピータン。
白身にあたる部分が黒ではなく無色透明。こんなピータン見たことない。
・それから海老そば。こういう汁そばが食べられる店というのは意外と少ないように思う。銀座アスターなんかに行っても、塩味のシンプルな汁そばはないし、これを食べたいがために梅香に来る、みたいなところがある。
・お酒はビールと白ワイン
・ハチノスの冷菜と陳麻婆豆腐は結構辛いが、同行者は平気だという。彼いわく、激辛のチャレンジグルメ等にもよく挑戦するとのこと。あんまり辛い物を食べると、体調が悪くなるのでは?と問うと、やはり悪くなるらしい。重ねていわく「食べきって食事代がタダになれば、医者の診察料を払ってもOK」と。こういうの「ストイック」というのか何なのか、私には理解できない価値観ではある。
・その他、食事しながら変態談義。声優ファン界隈がかなりディープだという話で、当該声優が使っているシャンプーの銘柄を特定し、それを「飲む」なんていうマニアがいるらしい。私も大概変態だと自覚しているが「飲む」という発想はなかった。一体化したいという欲求の表れなのかとは思うが、よくわからない。
・同行者と別れ、門前仲町・BigHornへ。今年はブレードランナーの舞台になった年ということで「二つで十分ですよ」の話など。大人のミルクセーキ(ブランデーベース)と、ゴードンのロックだけ飲んでおとなしく帰る。
■5/19
・日の出に伴って起床。昨日あまり飲まなかった所為で、アルコールの禁断症状と見られる大量の寝汗
・ホテルで朝食の後、茅場町経由で東銀座へ。歌舞伎座売店(楽座)にて中村米吉の舞台写真(先月分)を買い占める。全11枚、5,500円
・銀座三越にて一保堂の玉露ティーバッグ買う。今回の目的の一つは、各社のティーバッグを揃えること。一保堂の玉露は以前にも飲んで「さすがにうまいな」と思ったので2度目のリピート買い。歩いてとらやに至り、かぶせ茶のティーバッグ購入
・さらに歩いて新橋
・新橋から末広町へ、シド・ミード展へ。入場まで長蛇の列。30分ほど並び、10分で見終える。最初の車の絵とかはすっ飛ばしてブレードランナーの箇所だけ見た。こういう贅沢な見方だと2,000円は高い。
・ブレードランナーに出てくる都市は「近未来都市」ではあるけれど、柱のデザインなどに古典的なモチーフ(大理石を削ったような意匠)が見られる。そういえばデッカードの部屋も、部分的にはクラシックなデザイン(インカ帝国っぽい感じ?)だった。
・ただ漢字の看板が並んだような町並みでは、そのような西洋の古典的な建築様式は全く見えない。ただ板を張り付けただけのような建物が並んでいる。
・その後、会場から程近い
肉の村山へ。
・前回 肉を焦がした際の教訓から、ステーキが出てきたら適宜 肉をコーンの上に退避させる。で、熱い鉄板の上に直接 大蒜を投入し火を入れ、その大蒜とステーキソースをからめて肉を食べ進める。うん、この食べ方で正解。ややレア目のミディアム・レアで食べると、たしかにうまい肉だと思う。テキサスステーキ150g1,000円(ライス付き)
・今度は、肉退避後、鉄板で「焦がし醤油+火入れ大蒜ソース」を作ってみてもいい。
・末広町から神田、京浜東北線に乗り換えて品川へ。構内エキュートの丸八製茶場にて献上加賀棒茶と煎茶のティーバッグを購入し、帰途につく。
・帰路、佐藤優「いま生きる資本論」読み終える。続編にあたる「いま生きる階級論」と重複する内容が多く、同じことが何度も繰り返されてはいるものの、資本主義の原理原則というか根幹の部分を押さえておくために役立つ良著だと思う。
・あとやっぱり余談が面白い。余談に関しては「〜資本論」より「〜階級論」の方が充実してたかも。今回なるほどと思ったのは、これは余談でもないけれど「資本主義社会においては、被爆や障害といったことも『商品』になり得る」といった箇所
・やっぱりすごく基本的で根源的なフレームワークを提示しているんだよね。
参考:ほぼリアルタイムで書き付けた下書きは
こちら