2021年08月22日

Googleマップの「混雑状況」はかなり正確で、それだけに信用ならないのでは?という話

Pop is dead.
 週に2回は公営プールに行って、最低1kmは泳ぐようにしている。
 しかし夏休みに入ってからは平日の昼間でもガキジャリ(失敬)が大挙して押し寄せ、不規則かつ無軌道に水中を動き回るので辟易している。

 そこで、公式ツイッターで入場規制の有無を確認したり、またGoogleマップに出てくる混雑状況を見ながら、行く時間帯や、そもそも行くか否かを判断しているのだが、

【結論】パンデミックが起こっているよう現状のように「入場規制」が発生するケースにおいては、Googleマップの混雑状況は信用できない。

 当初、私はGoogleマップにおける混雑状況の精度には懐疑的だった。理由は3つ

1.例えば「第三月曜は定休日」という場合「通常の混雑状況」にそれが織り込まれていない。
 (この場合、月曜だけ「通常の利用者数」が極端に低くなる)

2.対象が「Googleマップを使用し、GPSを常にオンにしている人」だけである。
 →小学生でそういうケースは珍しいのではないか?=子供の数の増減は反映されにくい?
 →大人1人が幼児2人を連れてきた場合「1人」とカウントされる?

3.私が利用しているのは「スポーツ複合施設内の一角にあるプール」なのだが「複合施設の利用者≒プールの利用者」と判断されてはいまいか?(GPSの精度に対する疑問)

 うち、1.と2.に関しては現在も疑問を持っている。しかし3.すなわち「GPSの精度」については、これはかなり高いのだろうという結論に至った。
 そして同時に「精度が高いゆえに信頼できない」という考えも持つようになったわけだが、経緯はこうだ。

・某日の午後、泳ぎに行こうと思い立ち、公式TwitterとGoogleマップの情報を見比べてみた。

・結果、公式ツイッターの午前の情報では「入場規制中」であり、他方後者では「それほど混雑していません」と相反する結果が返ってきた。

・その時の判断としては「公式ツイッターは『入場規制の解除』を迅速・積極的にtweetしない傾向にあるので、ここはGoogleに乗ろう」というものだった。
・そしてプールに向かったわけだが(自宅から3km程度で、25分ほどかかる)果たしてプールは「入場規制」の真っ只中であり、諦めて帰ってきた。
徒労。

・ここで図らずも私は「GoogleマップのGPS精度がいかに高いか」という事を感じたのである。
・その時の状況は「プールへの入場が制限されており、ロビー(プールから30m程度離れた場所)に大人や子供 数十人が待機している」というものだった。
・もちろん、先述した2.に関しては保留せざるを得ないのだが、3.つまり「GPSの精度」については相当高いのではないか?という考えに至ったわけである。
 ※日曜は通年営業しているので、1.は原則該当しない。
・つまり「ロビーにあるスマートフォン」と、そこから30m程離れた「プールのロッカールームにあるスマートフォン」が区別できている。その結果、後者のみがカウントされ「それほど混雑していません」という解が戻ってきたのであろう。

・このような経験をもってして、私は「技術の正確さと、それが返す現実的な答えの齟齬」に気付かされたわけで、少し面白い体験だった。

・もっとも、比較対象となるGoogleが保持している「通常の同時間帯の利用者数」に関して平均の取り方(特に対象期間)は不明である。混雑状況という情報は相対的なものであるから、私の考えが的外れである可能性も十分にある。
・ただ、上記のような状況から、自分なりに「そうかそうなってるのか」と納得した、という話

蛇足:専用の「ウォーキングコース」があるにもかかわらず「フリーコース」で延々とウォーキングするオヤジは雷に撃たれろ!
posted by LSTY | Comment(0) | 日記 | このエントリーを含むはてなブックマークこのエントリーを含むはてなブックマーク