2021年10月17日

「送料」は「商品の提供価格」に含まれているだろう

Pop is dead.
 決済には主に PayPay を使っているので、通販にしても Yahoo! 関連の店を使うことが多くなった。
 とりあえず、LOHACO は使えねえ!炭酸水くらいしか買うものがない!

 それはさておき。

 今まで Amazon.co.jp ばかり使ってきて、Prime会員(ゴールドカード所持)の私にとって、Yahoo! のストアは非常に使いにくい。
 一言で言うと「送料無料(送料を含む)」価格表記が極端に少ないのだ。

 本体価格で Amazon を下回っていても、送料が高額な場合も多い。
 デフォルトの配送先ってのがあるんだから送料を含めた「参考価格」くらい表示できないのか。

 そういうわけで Yahoo! のストアはあまり使わないのだが、Yahoo!オークションに関しては特にそれを思う。

 送料無料+匿名配送にした方が送料もやすく上がるので出品者にも落札者にも良いと思うのだが(最後に出品してから2年以上たつので今の状況はちゃんと把握してないんだけど)
 送料がいくらになるのか?ってのは落札者側としては気になるんですよ。本当にちょっとしたものが定形外郵便のサイズ枠に収まらず宅配便になるとか( 12inch のレコード!)

 そんなに「本体価格をやすく見せたい」のかなあ。

 そういえば以前「送料無料」に関して、宅配業者から「我々の仕事はタダじゃない」といった意見が上がりましたね。いや、タダだとは思っていない。宅配業者に文句を言うつもりはないんだ。

 文句を言いたいのは「販売者(出品者)」に対してだ。

・固定型店舗では、商品を「商品の価格」で売っている→文句を言うすべはない。

・通販業者は、商品を「商品を提供する価格」で売っている→そうなるべきである。


 この違いを、特に後者はすべからく理解すべきだと考える。

 しかし現状を見ると、通販業者が提示しているのは専ら「商品の価格」であって、送料については無頓着なようだ。
 「送料無料」という言葉が良くないのかな「送料販売者負担」とかの方が良いのだろうか。

 資本論で言った場合、

 G → W → ( G' - F ) ※Fは送料

 なのか?あるいは

 G → W → W+G' → G'' ※ここでは G' が送料にあたる。

 なのか。

 いずれにしても、顧客にとっては「支払う額=商品が手元に届くまでの額」なのだという認識が、多くの通販業者、また多くのオークション出品者に不足している。
 特に後者に関しては「送料上乗せくらいで入札を躊躇されるような、しょんないものを売るな!」と言いたい。

 以上
posted by LSTY | Comment(0) | 日記 | このエントリーを含むはてなブックマークこのエントリーを含むはてなブックマーク