・同僚を家に呼んで鳥鍋。
・博多風水炊きを作ってみた。
・博多風水炊きの特徴である「白濁した鶏ガラスープ」の作り方は下記の通り。分量は4人分。
1.鶏ガラ3羽分を5分間下ゆでし、水洗いする。
2.洗った鶏ガラを三つくらいに切る(首の部分を折り、胴体を二等分)
3.切った鶏ガラと生姜(表面に切り目をたくさん入れる)・葱の青い部分・玉葱・昆布を寸胴鍋に入れて1時間煮込む。
(この時、出来るだけ沸騰させる。最初15分くらいはアクが出るので、すくい取る)
4.一旦火を止め、鶏ガラを取り出して、さらに細かく切る。
(この時、背骨を包丁で切ったりあばらを手で折ったりして、骨髄が出るようにする)
5.鶏ガラを鍋に戻し、さらに2〜3時間煮込む。途中、木べらなどでガラをつついて骨を砕く。
6.最後、スープをこしてできあがり。
(最終的に、スープの水位は鍋の半分程度になった)
・以前やって失敗した経験があるんだけど、3羽分と結構たくさんのガラを使うのと、出来るだけ強火にすること、骨を砕くこと。この三点さえ守れば誰にでも作れそう。
・ただ、寸胴鍋は必須。直径30cmx高さ30cmは欲しい。これくらいの大きさがないと、十分な量のスープを煮立てられない。
・問題は、スープを作った後の鍋が臭くなること。お茶の葉っぱを炒ったりしたらいいのかも知れない。
・深夜、借りていた「死刑台のエレベーター」を見る。つまらなかった。ドイツ人夫妻が乗っていたガルウィングのベンツ300SLがかっこよかった。
■9/15
・先日に引き続き「探偵ナイトスクープ」のDVDを借りてきては家で爆笑。
・新井初佳が出てて驚いた。
・夜、薦められた「十三人の刺客」見る。イマイチ。
・ここがイマイチ、という点を列記すると、
1.悪者の暗殺決定までの経緯がちょっと唐突で、感情移入しにくい
2.チャンバラシーンがほぼ最後の乱闘シーンのみ
3.チャンバラがかっこよくない
4.十三人のキャラクターが十分描かれていない
5.味方が切られても盛り上がりがない
6.十三人で大勢の侍を相手にする「作戦」の描き方が物足りない
7.音楽がチープなサスペンスドラマのよう
・一部、わざとそう演出してるっていう部分もあるんだろうけど、やっぱり「七人の侍」と比較してしまうわけですよ。そうすると、これはやはりどうしても物足りない。
・で、最後の乱闘シーンが結構長いんだけど、ここでもう一つ何か欲しいところ。僕だったら、敵方の使い手が土壇場で寝返るとかね、そういうのがあれば面白かったかなあ、と。そこで十三人揃う、という様な。で、寝返った侍が最後、鬼頭半兵衛に切られるという。これ結構いい展開だと思うんだけどなあ。
・話違うけど、僕はリュックベッソンの「ニキータ」で、ニキータの恋人が実は暗殺者だったってオチを期待してました。
・月形龍之介がかっこよかった。西村晃もかっこいいんだけど、「七人の侍」における宮口精二と比べてしまうともう一つ。
・呑みながらの映画鑑賞。うるめいわしの丸干し、昨日の残りを使ったつみれ鍋、最後に同じく残りのラーメンを入れて鍋焼きラーメン。
・寝る直前、少し「ドグラ・マグラ」見る。原作でもクライマックスだと思うんだけど、解剖室の場面は変態全開で良いなあ、と思う。
ある意味リアルでしょ。
そうなんでしょうね。そこが演出意図だとも思うし、リアリズムはあると思うんですけど、やっぱり僕としてはチャンバラが見たいってのがあるわけですよ。