2009年01月15日

11/13-14日記(修羅の群れ・再び酒とつまみ)

Pop is dead.・日本酒がなくなってきたので酒を買って帰ろうと思う。
・ここ数日やけに冷え込むので、白波のお湯割りにしようかと思い、いろいろ思いを巡らせるが焼酎、特に芋焼酎で飲む場合には、つまみに困る。伊丹十三は「芋焼酎には薩摩揚げが合う(逆にそれ以外のつまみはは合わない)」というようなことを書いているが、薩摩揚げをアテにすると絶妙、という程でもない。
・だいいち、毎日薩摩揚げばかり食べながら飲むというのも、つまらない。さらに言えば私は脂っこい物より、さっぱりしたものを好む。

・そう考えると、どうしてもワインか日本酒ということになってくる。ビールも飲むが、特にこの季節、日常的に飲む気にはなれない。
・というわけでずっとワインばかり飲んできたが、1本1000円以上のワインを飲んでいると家計に響く。ワインであれば1日1リットルくらいは飲むので、単純計算して1ヶ月で40本消費することになる。さらに苦痛なのが瓶ゴミの処理である。なのでここ数年は2リットルとか3リットル入りの廉いワインを飲んでいたが、やはりここまで廉いものは体に悪いような気がする。だいたいワインは飲みやすいのでいくらでも飲めてしまう。
・そういうわけで昨年から、日本酒に切り替えている。1本1700円程度で、だいたい1日3合、飲んでも5合といったところか。1日平均4合飲んだとしても1ヶ月で12升=2万円程度だから、まあ許容範囲内である。
・そんなわけで立山を購入。立山は、入手しやすく飲みやすい酒の一つ。

・その他、袋詰めの茄子漬けと茗荷を買う。

・茄子と生姜のみじん切りに茗荷を添えて「かくやのこうこ」にしようという算段。落語「酢豆腐」で有名な食べ方だが「かくや」とは覚弥または隔夜と書き、それ自体で「かくやのこうこ」を指すとのこと。
・これがうまくない。やはり市販の漬け物ではなく糠漬けの古漬けでなければ良くないようだ。

・しかし市販の漬け物というのは何故ああも添加物漬けなのか。漬け物というのはそれだけでうまい物なのだから、アミノ酸なんて加えなくてよろしい。おおざっぱに言って、食品メーカーほど食文化をないがしろにしている企業はなかろうと思う。
・以前は、アミノ酸を添加したとろろ昆布、なんてものを見つけて驚いた。
・私はいわゆるジャンクフードも好きだが、普段の食事は「まとも」であるべきだとも思う。過度にこだわるのもどうかと思うけれど、「まともな食事」がどんどんジャンクフードに歩み寄っている現状は不健全だろう。

・翌日、レンタル店で「修羅の群れ」と「レンブラントの夜警」を借りてくる。グリーナウェイの新作が公開されたなんてちっとも知らなかった。我ながら民度の低い環境で暮らしているなあ、と感じる。
・「修羅の群れ」は快楽亭ブラックが「朝鮮人の恩返し」の枕でふれた映画。そのシーンが見たいだけで借りたのだけれど、意外と面白かった。こういうクラシックなヤクザ映画を見たのは初めてだけれど、見てみると北野武のヤクザ映画のプロットというのはここにあるんだ、と気づく。つーかパクってんのか。
・松方弘樹、鶴田浩二、北大路欣也がかっこいい。北島三郎までかっこよく見えてしまう。こんなの見たら「ヤクザかっこいい」「ヤクザになりたい」って思うよなあ。実在の暴力団をモデルにしているだけに、それはどうかと思うけど、映画としては面白かった。
・余談だけど、サブちゃんが死ぬとき、とんでもないヘン顔になります。見所の一つと言って良いでしょう。なんで撮り直ししなかったんだろう。
・さらに余談だけど、松方弘樹が賭場で虫を食べるシーンがある。蜘蛛のつもりなんだろうけど、カナブンに見えた。あれはシティボーイズの「カナブン食って強がってますよ!」の元ネタなんだろうか?

・昨日の残りの茄子に、茗荷をおろしてみるがこれも失敗。茗荷はおろすと風味が飛ぶのがろうか。

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posted by LSTY | Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このエントリーを含むはてなブックマークこのエントリーを含むはてなブックマーク
この記事へのコメント
 立山は良い酒ですね。さっぱりしていて呑みやすい。ただ僕は、燗をつける場合にはもっと癖がある酒を用います。今は燗用に黒松剣菱(普通の剣菱だと甘すぎるので)を試しているところです。

 ところで、酒量が僕と大変似通っていますなあ。僕は独り者なので家計は気にせず呑んでしまいますが、やはり家庭を持った酒飲みには安くて旨い酒を見つけるというのは必須ですな。その行いには何処となく浪漫があります。
Posted by doggylife at 2009年01月15日 21:12
■doggylifeさん
 特有のにおいが出るので、燗はほとんどつけません。やはり私は日本酒の味とか香りが好きではないようです。
 量はともかく、日本酒の値段については家計というよりも市場に対する反感があるんですね。日本酒にしても焼酎にしても馬鹿みたいな値段を付ける輩がいるじゃないですか。ああいうのが耐えられないので、なるべく廉い物を買うようにはしています。
 日本酒や焼酎のプレミアム価格って、ワインのように歴史や文化によって醸成されたものではなく、もっと成金的というか、ポッと出のものでしょう。ああいうのっていうのは文化を殺す行為だと思うのです。
Posted by LSTY at 2009年01月21日 08:50
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