・帰省。
・毎年大晦日の夕食はふぐ鍋。何故だか分からないがそういうことになっている。
・テレビをザッピングしながら見る。
・グレイシー柔術の人と引き分けた若者はすごいと思う。やはりこういう「失う物は何もない」みたいな人がいなければ、格闘技は面白くない。
・そういう人が勝てば快挙だし、逆にそういう人が負けると救いようのない悲惨さがある。そのどちらを見せても、素晴らしいエンターテインメントだと思う。
・僕が何故ボクシングを見るのかというと、それは「敗者」を見るためだ。
・紅白は、なんだろう?行き場を失ってる感じだな。
・m-floって、以前はもう少しかっこよかったけど、どうしちゃったの?
・倖田來未が分からない。好き嫌いではなくて、この人の魅力が全く分からない。エロいとも思わない。
・DefTech、緊張しすぎ。
・お笑い番組もやってたんだけど、ネタの前にインタビューをする、なんていう、とち狂った構成。ミュージックステーションじゃないんだから。
・オリエンタルラジオがつまらない。忙しすぎてネタが作れないのだろうか。M−1は出なくて正解だったのかも。
■1/1
・実に良い天気の、あたたかいお正月。
・散歩をする。3軒ほどのセブンイレブンに寄るが、品揃えが悪い。東京のセブンイレブンには必ずある「これは買いたい!」と思わせる物が、地方のセブンイレブンには無い。
・コンビニおでんの嫌な匂いだけが立ちこめる空間。
・なんか最近思うのは「イトーヨーカ堂グループも、ダイエーのようになるのかなあ」ということ。ジャスコは既にそうなりかけてる感じ。
・母親は毎年、おせちを作る。改めて考えると、それはすごいことだと思う。
■1/2
・松竹座へ歌舞伎を見に行く。
・毎年1月2日は初日であり、それを見に行くのが私の家の習いである。習いと言う程大層な物ではないが、恐らくここ十数年はそうなっている。
・出し物は「義賢最期」と「十六夜清心」。片岡仁左衛門演じる清心の台詞「しかし待てよ」の言い回しに疑問が残る。ここには、気の弱い一般人から犯罪者に転じる人間の迷いがあるべきなのではないのか?と。
・しかし、淀川長治先生の言う通り「リアリズムなんて貧乏くさい」ということか。
ノラや
・内田百間「ノラや」読み始めるが、これは辛くて読めない予感。
■1/3
・西のアキバ、日本橋(にっぽんばし)を見る。
・中途半端だ。面白みのない町。エロビデオ屋も沢山あるが、なんというかきれいにまとまっていて、エロからの発展というか展開というか、冒険みたいな物がない。
・簡単に言うと「突拍子のない店」がないのでつまらない。
・そういう意味では、堂島とか、お初天神の付近、あっちの方が面白いのではないかと思う。
仮面の告白
・三島由紀夫「仮面の告白」の続きを読む。当時、この作品は衝撃だったのだろうか?
・まだ読み終えていないが、寺山修司を読んだ時と同じような「それで?」という感覚を持って読み進めている。
・三島も寺山も、偉大な文学者なのだろうと思う。偉大すぎて、彼らの思想は「当たり前の物」になりつつある、だから今、衝撃を受けることができない。僕はそういう風に感じてしまう。
間違いだ、と思ってますよ。
それでもなお持ってしまう理由としてはひとえにそれが
50年の間に持ってしまった「権威」によるものだと。
これは私が夏目漱石のどこが面白いのか全く
わからないからなんだけど。
まあそれでも私は芥川龍之介は面白く読めて
しまうのはなぜかと考えるとわからんのだけど。
そうなんですかね。どうなんですかね。
それはそうと、最近Sさんの日記が山田花子っぽいニュアンスになってきているので、少し心配していた所です。
やはり死んでは欲しくないですからね。
正しいのか正しくないのか、賢いのか賢くないのか、そんなこたあいいから、馬鹿でもいいから生きていて欲しいとか、思うのですよ。
なんか、関係ない話ですいません。
そういえば「ドグラマグラ」なんか、もろに押井っぽくないですか?
あと、夏目漱石の作品も、「結局何が良くて何が悪かったのか結論が出ない感じ」が好きです、僕は。