
・ああ、そうだ少し前に新横浜に行きました。横浜じゃなくて新横浜。新神戸と並んでダメな新幹線駅。今は結構改善されたみたいだけど、以前は横浜まで行くのに東神奈川で一回乗り換えなきゃいけないとか、意味不明の不便さでした。
・で、6年ぶりくらいで新横浜に泊まったんですが、やっぱり不毛の地ですなあ。ありがちなチェーンの飲み屋ばかりで、食事する場所もろくにない。仕方ないのでコートダジュールとかいうカラオケ店併設のレストランで軽く食事。いや、そこが一番落ち着きそうな店だったのです。それほど新横には店がない。
・まだ寝るには早いなあ、と思ってラーメン博物館でラーメンを一杯。もう少し飲みたいなあ、と思ってパパスというバーに入ってみる。と、ここがダーツバーになっていて若者が騒いでいる。酒はうまいだけに残念ではあった。
・新横浜の駅ビルは新しくなっていて、土産など充実していた。嫁への土産は萬珍楼、聘珍樓の点心類。しかし高いねえ、焼売が1000円以上する。崎陽軒の焼売なんかも風情があっていいのだけれど、嫁が嫌いらしいので避ける。まあたしかに、うまいものではない。
・駅ビル内にスーパー「いかり」があり、酒・つまみが買えるのは良い。
・5/12寿司、5/13イタリア料理、5/14串カツと外食続き。
・寿司屋は店構え・店内の雰囲気は良いが魚がどうにもマズい。私が住んでいる地域でうまい魚を食べさせる店を知らない。
・次の日のイタリア料理店はまあまあ。前菜・スープ・スパゲティー・デザート・ドリンクバーのセットでディナー2000円という値段は廉い。
・三日目、串カツ屋は何度か行った店。
・医者で検査を行ったら肝臓の数値が悪く、血糖値も高いということで後日、精密検査をすることに。
・肝臓は数年来悪いが、血糖値は伏兵だった。尿酸値も高いということで「いつ痛風が出てもおかしくない」と言われる。ビールは好んで飲まないので、少し意外。
・最近、Amazonでユーズド商品を買う機会が増えている。映画「タクシードライバー」のサウンドトラック、アシュケナージによるラヴェル楽曲集、ひさうちみちお、そして伊丹十三のレコード。
・Amazonの旧作在庫が絞られたのか、欲しいと思う旧作の在庫がなく、中古で買うことになる。伊丹十三のレコードは当初新本で買おうと思って注文していたら入庫期日がどんどん延びるので中古で発注し直した。
・Amazonで注文する場合は「在庫あり」に限る。「通常○日以内に発送」というのはまずアテにならない。新商品の予約注文もアテにならない。以前、Perfumeの新譜を予約した際には、発売日当日になって発送遅延の案内メールが来た。それ以来、予約注文はしていない。
・その他、映画「マルサの女」のサウンドトラック、下母沢寛「味覚極楽」などを購入。
・マルサのサントラは、普通に音楽CDとして良い品質のものだった。ラヴェルの「亡き王女のためのパヴァーヌ」は、映画「転々」の影響でオーケストラ版、ピアノ版を購入したが、私としては明和電器版が一番好き。
・で、伊丹十三のレコードというのは「みんなでカンツォーネを聴きながらスパゲッティを食べよう」という作品。伊丹十三が歌でも歌っているのかと思ったら、そうではなくて彼のエッセイのレコード版でした。
・伊丹十三の著作を読んでいる人にとっては旧知の事実である、スパゲティーの茹で方・食べ方やその周辺の話が、ラジオっぽく展開される(女性の聞き手と伊丹のやりとりという形式)で、その一節ごとに怪しいイタリア人の歌が入るというレコード。
・彼が既に書き倒している内容なので、あまり目新しさはないが、ファンとしては持っていて良い。私は伊丹十三の上から目線の語り口が好きなので、買って損なしと感じた。
・途中、伊丹の知人であるオーストラリア人に関する話が出てくるが、これはエッセイには恐らく出てこない挿話。ちょっと面白くて笑ってしまった。
・というかこんなレコード、いつのまにCD化されたんだろうと思った。そのうち絶版になるだろうから、好きな人は買っておいた方が良いでしょう。
・絶版になったら本当に法外な値段が付くからね。どんなに名盤といわれる音源でも、5千円も1万円も出して聞くべきものではない。
・先日ふと思い出して、シーナ・イーストンのCD買ってみようかと思ってですね、Amazonで調べてみると、絶版のベスト盤に1万円とか平気で付けてる出品者がいるわけですよ。頭おかしいのかと。シーナさんには悪いが、しょせんはシーナ・イーストンですよ。新品で妥当なとこ1500円だろうと思うんですが、絶版というだけで無茶な値段が付いている。
・最近、無茶な形で仕事を増やされている気がして勤労意欲が低下中。

