2009年06月17日

6月中旬日記(PENTAXのauto110をもらった話)

Pop is dead.
Pop is dead.・ここ数日で行った店のメモ。

・赤穂「くいしん坊」。カウンターメインの日本料理店。夜のコース10000円からと多少敷居は高いが、魚はうまいし料理が非常に丁寧で良かった。

・前菜が少しずつ10種類ほど出てきたのもなかなか。言っては失礼だが、赤穂という田舎で、こういう繊細な料理が食べられるとは思わなかった。京都の先斗町あたりの店よりも洒落ている。
・洋風野菜や果物をわりに多用しているので、そういう「創作和食っぽさ」が鼻につく人もいるかも知れないが、私にとっては許容範囲

・芦屋川「リストランテ ベリーニ」。イタリア料理店。
・料理は不可なく、ただし、特別おいしいというものでもなかった。建物や庭の雰囲気は良かったが、客数が意外に多く騒がしい。
・わりと有名な店らしいが、メイン一品のコースで7000円というのは「芦屋価格」だなあ、と感じた。
・しかしこれだけ不況だと言っている中で、あの値段であそこまで客が入っているというのはすごい。

・ハナレグミのCDを二枚買ったが、アルバム単位で聞くとさほど良くもない。1枚に2曲か3曲ほど、これはいいかなという曲が入っている。

・嫁がカメラをプレゼントしてくれる。買おうか迷っていたPENTAXのauto110。
・110フィルムを使った一眼レフカメラでレンズ可能な物はこの機種だけ。そして恐らく、市販品としては最小の一眼レフカメラだろう。

・デジタルカメラが出現してからずいぶん経つが「レンズ交換可能で小さいカメラ」というのが出ない。僕は超広角とか魚眼とかで写真が撮りたいのですが、そういう遊び方が出来る小さなデジタルカメラというのが、何故か出ない。
・写実としてのカメラは、ほとんど実用的な価値しかない。歪んだり、色調がおかしかったりしなければ楽しくない、と私は思うのでした。

・とか思っていると、面白そうなカメラが発売されるようだ。これは魅力的ではある。ただ高すぎるね。
「オリンパス・ペン」がマイクロフォーサーズで復活 最小レンズ交換式デジカメに - ITmedia News
・高けりゃ良いってものではなくて、実売5万円以下で、手軽にレンズ交換が出来るデジタルカメラが出てきたら楽しいと思います。
・でもやっぱりフィルムカメラには魅力があって、それは現像するまで結果が分からない、とかいう物です。

・最近、VivitarやHOLGAの35mm対応タイプを買い、またDemekinを使ったり、知人に薦めたりしている中で思ったのは「みんなスローライフに飢えているなあ」というようなこと。
・HOLGAだって、アクセサリもまとめて買うと1万円くらいするわけですよ。デジタルハリネズミなんて15000円もする。そんな値段で買うようなものではないでしょう。
・僕が学生の頃使っていたカメラはフラッシュ付きで1000円だった。トイカメラにはトイカメラの値段というのがあるわけです。それが今は廉くて5000円とかになってしまっていて、これは、みんながそういうもの、「スローライフ的な物」に飢えているということだろうなあ、と思ったのです。
・チープさや不完全さを求めて、本来廉い物に高い金をつぎ込むというのは、なんとも無駄だと思うのです。これが良いことなのか悪いことなのか、どうも分かりかねる感じです。

・しかしカメラのレンズってなんで統一規格とかになってないの?カメラ業界にはビル・ゲイツみたいに偉大な人がいなかったってことかね。

・引き続き、気分は良くない。酒ばかり飲んでいるから気分が良くないのか、あるいはその逆か。
・いささか偽善的に聞こえるかも知れないが、嫁が嬉しそうにしていると、それなりに私の気分も良い。
・鼻の奥が詰まっているようで、そのせいで気分が悪いのかも知れない。数日おきに親知らずが痛むような気もする。

Vivitar Ultra Wide&Slim (ブラック) 【HOLGA135】 使いやすい35mmフィルムタイプのホルガ!(PowerShovel) 【Demekin デメキンカメラ】
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