2010年11月29日

11月末日記(クリスマスプレゼント・山下達郎・マトリョーシカ)

Pop is dead.
 毎年、この時期になると悩むのが「嫁へのクリスマスプレゼントを何にしようか」という事であって、つまりプレゼントというのは、ある物を見つけた時に「あ、これはあの人が欲しがるだろうな」と思い、買ってゆくようなものだと僕は思うわけです。つまり、物との「出会い」と、その人に対する「思い」がなければ、良いプレゼントは買えない。
 しかし、実際にはクリスマスや誕生日など、プレゼントの大部分には「納期」がある。納期までに、そんな「出会い」があるか分からんわけですよ。非常に不確実だ。そんなわけで、12月に入ると焦ってくる。
 しかし、まあこれはプレゼント探しに限らず、何にせよそうですが「思い」があれば「出会い」があるわけですよ。これはオカルトではなくて、思い続けていると出会いに敏感になるとか、「犬も歩けば棒に当たる」とか、そのたぐいの話。

 先日、何を思ったか山下達郎のCDを買ってしまった(決して、クリスマスが近付いたからではない)「ターナーの機関車」という曲は、多分リリースされた頃にFMで聴いたことがあるが、記憶が曖昧でなんとなく「機関車トーマス」的なノリの良い曲かと思ってた。
 聴いたら全然違っていて、同時に「ああ、この曲聴いたことあるよ」という記憶がよみがえる。とても良い曲だと思うんだけど、しかし歌詞を聴くとなんかバブル絶頂の頃のイメージが強い。シャンパンにパーティーに印象派、印象派ってのはなぜかバブルを象徴しているイメージが、僕にはある。
 ※ターナーは印象派の画家ではないが、系統としては印象派の先駆者ということで。

 そういえば「釣りバカ日誌」で、西田敏行と鯉太郎が「シャンペン」か「シャンパン」か言い争うシーンがあるけど、正式には「シャンパーニュ」だ。

 かなり前に放送されたタモリ倶楽部「ビールのフルコース」の回、何度も見返している。見ながら飲むのは白波のお湯割り。いやー、俺の飲酒は浅い。

 三谷幸喜「マトリョーシカ」のDVDを見ながら、芝居や映画の趣味が合わない女とは暮らせないなあ、とか思う。例えば、ある程度の教養がある女の子じゃないと「マトリョーシカ」を見て笑えないと思うわけです。いや、この芝居の中でも「いかにも笑うべきであるポイント」には反応するだろう、しかし、本質的な面白さ、おかしみには気づかないんじゃないか。そういう女とはつきあえないなあ。そういう意味においては、僕の嫁はほとんど理想的だと思う。

TREASURES
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