2010年12月18日

黒ギャル物の歴史を個人的に振り返ってみた。

Pop is dead.
 以前から書いている通り、僕は黒ギャル系のAVが好きなんだけれど、その中でモカというAV女優がいる。この子、今は黒ギャル系なんだけど、デビュー当時は白くて、ロリ系キャラで売り出してたんだね。じゃあ、なんでモカって名前なんだろう。「黒いからモカ」なら分かるけど、色白ロリ系キャラでモカって名前は、ちょっと不釣り合いな感じだ。
 で、色白黒髪ロリから黒ギャルに転向したAV女優は複数いて、ひなのりくや愛音ゆう、大塚ひなあたりがその代表でしょうか。

 今でこそ、黒ギャル物のAVというのは一つのジャンルとして確立されているけれど、それこそ前世紀にはそんなジャンルはなかった。それこそマイナーなAVメーカーが出すキワモノとしての黒ギャル企画はあっても、ジャンルとしては存在しなかった。90年代の半ばくらいにはコギャルや援助交際なんていう言葉が流行って、色黒の女の子を性欲の対象として見る土壌が確立されたんだけど、どういうわけかポルノ業界は以来10年くらいは、そこに反応しなかった。
 
 ポルノ界における黒ギャルの歴史を遡ると、最もメジャーな始祖は飯島愛になるんだろうなあ。その後、メインストリームではしばらく黒い人はいなかったんだけど、ポシェット(だったっけ?)なんかのブルセラ・素人系には若干いた。誰も知らないだろうけど岡田智美とか、その周辺。
 その後90年代末にかけて「宅配コギャル」を中心とした裏ビデオの流行に伴い、黒ギャル活躍の舞台はブルセラビデオから裏ビデオに変わっていった。この頃で割と有名だったのは藤堂まき・中田由真あたり、あと逸見ルナか(逸見ルナはメジャー系レーベルから単体作品も出していた)
 で、この裏ビデオ流行時期とインディーズレーベル勃興の時期とは同じなんだけど(つまりDVDの普及前後)裏ビデオでは若干なりとも黒ギャル物が出ていたのに、インディーズではほとんどと言っていいほどリリースされていなかったように思う。あっても企画物で、単体物は皆無だったんじゃないか。

 で、メインストリームで活躍する黒ギャルがやっと出てきたっていうのがMarin.だと思うのですね。黒ギャルと言うほど黒くはない子なんだけど、現在の黒ギャルブームの先駆けと言えば、この人だと思う。黒ギャル物AVのロングセラーと言えばプレステージ「WATERPOLE」とデジタルアーク「HOT CHOCOLATE」という二つのシリーズなんだけど、その「WATERPOLE」の第1作に登場したのがMarin.だった。
 その後、黒ギャル物AVというジャンルに大いに寄与したのが愛菜りな。愛菜りなという人は、黒ギャルのイコンと言って良いと僕は思う。その黒さとルックスで黒ギャル系のトップ女優として活躍し、黒ギャル物というマーケットの存在を業界内に知らしめた、と言っては言いすぎだろうか。
 その後、ひなのりく、永瀬あき、RUMIKA、桜庭ハル(飯島夏希)、泉麻那、そして先述のモカなんかが続いて、現在の黒ギャルブームに至っているわけです。で、今、愛菜りなを中心とする世代から、次世代への交代が始まった感じですね。

 こうやって黒ギャルというAVジャンル確立までの歴史を振り返ると、それはまさに「AV業界自体が『黒ギャル』という市場に気づくまでの歴史」なんだったんだなあ、と感じる。
 とある黒ギャルAV嬢から聞いた話では、もともと黒ギャルで援助交際なんかしてて、その流れでAVに出ることになった時、童顔だからロリで行こうって事になって、色白に変身したらしいのね。でもサッパリ売れなくて、ある時黒くなって再デビューしたところ、そこから売れるようになったと。ひなのりくなんかも同じような印象だなあ。白い頃は全然売れてなかったイメージだから。
 これなんかはそれこそ「AV業界自体が市場を見誤ってた」という好例だと思う。「女は白くなきゃいかん」という固定概念によって、売り出し方を間違ったという。

 ダラダラと書きましたが、誰かにとって何かの参考になれば。
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