■アクセスが増えなければ誰だって面白くない
・ブログをやめる理由の一つにアクセスの少なさ、アクセスが増えない、といったものがある。
・ブログを始めて初期段階でもらえるアクセス&コメントは、ほとんどの場合「自分がコメントしたブログの運営者」からのもの
・つまり、自分がよそにコメントしなければ、自分のブログのアクセス&コメントも増えにくい。
・(これはイメージですが)自分のブログのアクセス数を気にする人ほど、他人のブログに興味を持っていない。
・なので、他人のブログにコメントは残さない。よってアクセスが増えない。
■やめたくなる前に経験しておきたい事
・ブログを始めて1ヶ月くらいの間に、ある程度のコメントをもらったり、アクセスが増えたりしなければ、「ブログってあんまり面白くないな」と思ってしまうんじゃないか。
・そういう時期、一番アクセスを稼いでくれるのはよそに残したコメント。トラックバックはそうそうもらえないし、始めたばかりでは知名度がないのでブックマークやニュースサイトに取り上げられる事はまず無い。
・自分がどこかにコメントしない限り、アクセス数はまず増えない。コメントもまずもらえない。→ブログの楽しさを実感する事が難しい。
・結果、ブログを閉鎖する事になる。
・これが、「他人のブログにコメントを残さない人のブログは長続きしない」と思う理由です。
・僕は「最高のアクセスアップ術は他人のブログにコメントを残す事だ」と思っていて、基本的にそれは変わっていません。というか、すべてはそこから始まるものだと思います。(スパムとか無意味なコメントはダメだけど)
■はてなブックマークはつながりにくい
・じゃあはてなブックマークのコメントはどうなのかというと、かなり微妙。
1.ブックマーカーのホームページに飛ぶまでにクリック→スクロール→クリックという複数段階の作業が必要。
2.リファーラーを見ていなければ気付かない。
3.通常のコメントと比較して、返事を返す必要性を感じない。
・だから、ブックマークコメントを付けられて、そこからブログまでたどってくる人ってほとんどいないと思うのです。
・だから、ブックマークコメントが増えたとしても、ブログのアクセスはそうは増えないと思うし、通常のコメントも増えない(僕の経験では被ブックマーク数が多い記事ほどコメントがつきにくい)
・むしろ多くの人は「なんか外野で好きに言われている」と悪い印象を持つのではないか。
・だから、通常のコメントがあまり付かない状態でブックマークコメントが増えると、逆にブログを続ける気持ちは萎えるんじゃないでしょうか。
■ブログ運営の基礎になる二つの事
・ここら辺はかなり主観的な話になるんです。当然ですね、ブログを続ける「気持ち」の話なんで。
・僕がいつも思うことが二つあって、
1.ブログにおける「つながり」は、自分から作る物
=待っていても読者は来てくれない。自分から他人のブログを読み、コメントし、トラックバックするのが地道だけど近道
2.アクセス数・コメント数はブログを続ける「気持ち」に強く影響する
=僕はアクセス数至上主義者ではないですが「自分のブログを公開している」以上、アクセス数は気になるもの。僕がアクセス数を気にしなくなったのは1日1000〜1500PVくらいになってからで、それまでは結構気にしていました。ある程度増えてしまうと、あとは特にどうでもよくなります。不思議な事に。(今はもっと減ってますが、あまり気になりません)
・だから、よそにコメントしないで、ただ読者をじっと待ち続けてる人のブログは閉鎖率高いんだろうな、と。
□TB送信先
・heartbreaking.:呼ばれてコメント残すべきか否か/精神的弱者をブクマ
・タルタルソースも空を飛ぶ:三日坊主になる理由
・旧・他人の不幸は蜜の味:ブログを続けるコツを教えてあげましょう
(基本中の基本は「楽しむ」こと。それが大前提。今回は「楽しむためにはこうするのが近道よ」という初心者向けのヒントでした)
あと、因果関係があるかどうかはわかりませんが、他人のブログに興味を持たないタイプの人の書く文章そのものが、独りよがりであったり自己中だったりで、面白くない場合が多い気がします。
外から見た意識して書ける人と、ただぶつぶつひとり言を綴っている人との違いなのだと自分は思います。
あと意識の仕方も大事ですね。とにかくあら捜しして自分を偉く見せるために他人の文章に興味を持つタイプの人のブログも、やはりうっとおしい場合が多いです。
大学でも乗り遅れて学校には来るが、いわゆる準引き籠もりな人がいますからね。はてブはある意味準引き籠もりか!とかくと罵声を浴びそうなので控えておきましょう。
ただ他人のブログに興味のない人間はそもそもブログにたいした楽しみを持ってないんじゃないでしょうか?俺はそう思います。
もう八年ぐらい前になりますが、ある人気のあるサイトに感想文を送ったことがあります。そのサイトの管理人さんは非常に喜んでくれて、その後いろいろメールなどをいただきました。人気のあるサイトでさえこれだけ喜んでくれるのだから、ブログのコメントに喜んでくれる人はやはり多そうだと感じます。
次元が違っても"give & take"なのかもしれませんね。受け身だけでなく自分から働きかけることでブログの楽しみが増す・・・大変参考になりました。ありがとうございました。
ネットでも同じように引っ込み思案のような気がします。
LSTYさんって、私と同じで、多分、実生活でも物怖じしない人だと思うの。
そういう人は、ネットでもどんどん積極的にコメントできるけれど
引っ込み思案の人はコメントといえど緊張するのでは?
でも、やっぱりブログはコメント命でしょうね。
コメントないなら、HPでいいわけで。
自分からコメントする勇気はない、でもコメントほしいという人は
コメントされやすい記事を書くというのも手でしょうね。
私の経験では、食べものネタが、一番、コメントされやすいと思います。
>リアルの人間関係でも同じかもしれませんね。
もちろんそうですね。自分から声をかけないと人とは知り合えないです、普通。
>外から見た意識して書ける人と、ただぶつぶつひとり言を綴っている人との違いなのだと
もし自分が読者だったら、このブログは面白いのだろうか?という視点は大切だと思います。って、墓穴を掘ってるな。
相手がどうこうじゃなくて、自分が「この人おもしろいな」と思ったら、自分から行く事ですよ、リアルでもオンラインでも。そういうのって、たまに忘れかけるんですけどね、惰性で生活してると。
>ただ他人のブログに興味のない人間はそもそもブログにたいした楽しみを持ってないんじゃないでしょうか?
いや、それはないでしょう。「興味がある」の度合いの問題だと思うんですが、たとえ他人のブログを読んでいたとしても、そこから何かを学び取っている人はほとんどいないですよ。
■LINさま
このお二人からもらったコメントは、二つ合わさって非常に意義があるというか、発見のあるコメントでした。ありがとうございます。
ittuanさんの「清水の舞台」って、えらく大層だと思ったんです。コメントなんて軽く書けばいいじゃないの、と。
でもLINさんの指摘を読んでなるほどなあ、と思った。僕にとってはどうでもないんだけど、緊張する人もいるんだろうな、と。
更に言えば、僕だって多分、初めて他人のブログにコメントした時はドキドキしたと思うんですよ。本来の性格に加えて、経験の問題もあると言う事です。
特に僕はなぜか「こわい人」だと思われているようなので、余計なんだろうなあ、とか。
あと、コメントが欲しい場合にはそれ向けの記事を書くというのは、確かに一つの手ではあるけど本末転倒だとも思います。個人的にはそんなの面白くないと思うので、ほとんどやりません。
やっぱり届いてないみたいなんでおいときます。
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あれとかこれとか (Lefty):地道で確実なアクセスアップの方法
http://blog.goo.ne.jp/khazad/e/56b89f51d409e2ed86a9b80fef595521
そうなのか、やっぱりSeesaaの不具合のようですね。失礼しました。なにが悪いんだろうか…。
>たとえ他人のブログを読んでいたとしても、そこから何かを学び取っている人はほとんどいないですよ。
そんなもんなんですかねぇ?私は最近は他人の記事を消化しきれてもいないしそこから何かを表現できてもいないけれど、ブログで一番楽しい時はやっぱ「他人の記事を読んであぁそういう考え方があるのかと思った時や、自分が疑問を抱いている何かについてそれが氷解&納得してしまうようなエントリーを発見した時」なんですけどね。
最近私が書く方でモチベーション上がらないのは、自分でへなちょこなこと書くよりかは(↑)の方が面白いってこともありますね。
学び取れているかどうかはともかく・・・
>そんなもんなんですかねぇ?
そんなもんだと思いますよ。僕も自分自身、そんなに向上心の強い方だとは思わないのですが、子供の頃から今まで考えてみても、周りに向上心や向学意欲を持った人ってほとんどいないですもん。
これは私見ですが、今の人は情報を「処理」することばかり意識していて、そこから何か考えることが出来ていないのではないかと思います。評価することなく、ただ単に流されているイメージ。
私はコメントは結構残すほうなのですが、
HPアドレスを書くのが面倒で載せないことが多かったのですが、これを機に毎回乗せることにします。
大変参考になりました!
ああ、分かるなぁ〜。
ホントそんな感じですよ。
ブログやらなくなって久しいですけど、時々イヤになるのは私の書いてることがそういう「ネタ」っぽくなってることが感じられるときだったりします。考えることができない人のためのネタ。
私は「考えてもらいたい」ほうなのでそういうのは苦手。あなたが人間である限り、鵜呑みにしていい意見なんて世の中には存在しないのだから。でもこんなこと言うとまたイロイロ言われちゃうんだよね、イロイロ(^_^;)
いや、毎回コメントしなくても良いんですけどね(笑)
僕も最近、はてなブックマークコメントに偏らず、なるべくコメントを残そうと考えています。
ただ僕は「考えさせられる」という定型句も嫌いだなあ。そこには明らかに「正しい答え」が用意されているようで。単純に「反省する快感」というのかなあ、懺悔の楽しみというか、そういう文脈で使われません?「〜について、考えさせられる」って。そう言ってる人は、実は考えてなくて、反省するフリしてるだけというケース。
で、僕は「考えるブログ」として好きなのはSさんの日記(http://d.hatena.ne.jp/satomies/)です。障害についての話題が多いんですけど、結論の示唆っていうのがないんです。答えはてめえで考えろ、って感じ。それが面白い。
お調子者にはこういう人が多いですよね。
バーチャルな懺悔ばっかりやってる懲りない人たち。懺悔は免罪符じゃないぞと。
>「〜について、考えさせられる」って。そう言ってる人は、実は考えてなくて、反省するフリしてるだけというケース。
あるある!(笑)
なんか学校で書かせられる読書感想文みたいなノリだよね。
オメーほんとはどうでもいいと思ってるダロ!と突っ込み入れたいんだけど、でもどうでもいいと思ってる本人以上に周りもどうでもいいと思ってるから捨て置かれるという。
面白いですね!ブックマークしました☆
<Sさんの日記
>お調子者にはこういう人が多いですよね。
僕も基本的にはそうなんですけど。
しかし30代にもなると「反省して、自分の行動パターンを直す」って不可能に近いじゃないですか。せいぜい「反省して、自分の行動パターンを制御する」くらいでしょうかねえ。これも難しいですけど。
ここ1週間くらいでブログを始めました。
参加が遅いような気もしたのですが…
こちらはとても参考になりました。
今後とも活用させてくださいね。
よろしくお願いいたします。