ブログ界に存在する良い文章です。この場合の「良い文章」とは、読みやすいとかそういう貧乏くさい事じゃなくて、言葉が気持ちいいとかそういうことです。
■DOG ON THE BEACH
doggylifeさんはいつも水槽の底に沈んでいる感じで、テンションの低い文章を書くのだけれど、そこに突然色彩が現れたり、現れなかったり。曇りや雨、夜というイメージの強い人です。そうですね、雨の匂い。
最近の日記では「人生トレース」なんかが好きです。
■不備日報: ネバー・エンディング・ブログ・ストーリー
この記事を書こうと思ったきっかけ。グリム童話なんかにもありがちな古典的な枠組みや仕組みを使って、ブログ界をパロディー化した記事。と言ってしまうと味気ないけど、ネタとしてどうこうなんて関係ないと思えるほどわくわくする物語。
登場人物や道具立てがとても良くて、古典的な物語やファンタジーの文法を熟知している人の文章だなあ、と思う。
たまに、この人の創作力・文章力は桁外れだと思います。初めて感じたのは「無断リンク問題の根本的解決方法をついさっき思いつきました」の中に書かれている「道徳のおはなし『とどかなかったリンクいらい』」。
■肩までまったり。:『本日晴天』ne_san'sきまぐれ小説シリーズ第一弾
夏目漱石「吾輩は猫である」へのオマージュ。文体コピーって凡人がやるとイヤミが出るのざんすが、うまい人がやると自然に決まるんだなあ、と羨ましく思います。
こうして見ると、僕の趣味は結構保守的なんですね。
あえて白紙のコメントをしたくなります(笑)
ne_sanさんの才能はすばらしいですよね。
なんで作家じゃないんだろう?
もしかして、作家なのか!?
不備日報さん、おもしろかったですー。
こういうのが、ネットでぽろぽろ読めるようになったら
作家、いらないですね(笑)
ちんさんは、はてなの方も面白いです。
http://d.hatena.ne.jp/tinkoji/
素晴らしい人だと思います。ハンドルネーム以外は。
今では反省している。
照れますな…。
ここんところ、ブンガクする時間があまりとれないのですがね。
ちんこ寺さんは、イイですな。
お名前を書くのに、0.3秒ためらうところも含めて。
「ちんこ」はSeesaaコメントNGワードではないことが判明しました。
関係ないけど今思い出しました。漱石は自分の原稿用紙に鼻毛を植えていたらしいですね。
百間先生の「漱石遺毛」に書いてありました。
昔の、ああいう神経質そうなオヤジというのは鼻毛を抜くイメージがあります。なぜか。
脳みそから鼻毛まで、保存されてこその文豪です。
あと、鼻水の詩みたいなのも書いてましたよ、彼。
ひょっとして漱石も?(^_^;)<鼻水
そういえば脳みそも保存されてるんでしたね。
■マフマフさん
うーん、結核とか文学者っぽいけど、蓄膿は色っぽくないですね。そう考えると病気にも貴賤がありますな。「目病み男に風邪ひき女」でしたか。
人によってはウケる色気というのもアリ?
それにしても「目病み男に風邪ひき女」いったい誰が言い出したんでしょうね?(^_^;)
でもそれは「遠藤周作のファン」っていう前提あってのことですから。