2011年02月22日

2月中下旬日記(戦後エロマンガ史・リトウクジラ)

Pop is dead.
・米澤嘉博「戦後エロマンガ史」パラパラめくっていて、今主流になっているロリ系の絵柄っていうのが、突然出てきてる感じがした。
・設定としてのロリは以前からあったんだけど、絵柄は劇画調で、そこから急に内山亜紀がでてきたように、パラパラ見の感じでは見えたのだった。というか内山亜紀の絵柄っていうのが完璧すぎるというか、もうあれは「模範的な絵柄」であって、あれが急に出てきたのが驚きというか、あそこから進化してない雰囲気がある。
・僕の中では、劇画的な絵柄からロリの絵柄への進化・変遷のイメージは「ひろもりしのぶ」から「みやすのんき」っていうか、「やるっきゃ騎士」の初期から中期・後期にかけての絵柄の変化、あれがそれっぽいな、と思う。かたや弓月光の絵柄は、少女漫画からの流れのように見える。
・普段漫画読まないのでよく分からないのだけれど、この本はちょっと面白い。衝撃だったのは、昔の地下本っぽい本に掲載されていたらしい「少女の轢死」をあつかったイラスト。これは丸尾末広・花輪和一につながる変態漫画だ。
・これがエロとして成立していたのかは分からないが、少なくともエロとして扱われていたというのは、やっぱり変態道は奥が深いなあ、と。
・この本を見ていると劇画系エロマンガが読みたくなるが、これは探すの難しそうだなあ。これとは別に、80〜90年代に刊行された少女漫画系恐怖漫画ってのに一時期興味を持って古本屋で何冊か買ってみたことがある。それ以上に、劇画系エロマンガ探すのは大変そうな感じ。

 最近買った物。
・J.B.'s関連をちょこちょこ。「Doing It to Death」「Food for Thought」「Food for Funk」メイシオ・パーカーの「Life on Planet Groove」
・Fatback Bandって知らなかったんだけど格好良さそうだったのでベスト盤。
・あとずっと買ってなかった「亀は意外と速く泳ぐ」のDVD
・1,184円という廉価版が出ていたので「ナイト・オン・ザ・プラネット」のDVD
・それに童話集「はずかしかったものがたり」

・メイシオがP-Funkの歌をラップしていて、これは何事かと思ったら1992年リリースなのか。ビックリした。
・そんなわけで車の中のCDは今JB'sなんだけど、嫁に車貸したらカーオーディオのボリュームが0になってた。嫁はファンク嫌いらしい。

・先日ようやく買った「ウゴウゴルーガのピチカートファイブ」。ピチカート唯一のメジャー曲である「東京は夜の七時」のモウストかっこいいミックスが入ってるCD。考えてみれば、ピチカートは渋谷系とかオシャレ系とか思われていながら、ある程度知名度のある曲ってこれくらいだな。
・で、この中に「しりとり」が入っているのだが、その中でウゴウゴ(男の子)が「りとうくじら」って言うのね。これがですね、分からない。リトウクジラっていう鯨はいないのです。英語名を見ても、それっぽいのはいない。
・ザトウクジラを間違えて覚えていた、というのが最も可能性の高い線かなあ、と思うんだけど、例え小学生といえど、ザトウクジラをリトウクジラと間違えて覚えるかね。
・あとは絵本かなにかに「離島の鯨」とか「離島鯨」ってキャラクターなりが出てきて、それを鯨の種名と勘違いして覚えていたか。
・しかしいずれにしてもこれは本人に聞いてみない限り分からないわけです。とても気になる。

・同僚に「大阪のバーだったら、法善寺横町の『花本』がいいよ」とかいう話をしていて、僕の人生史上最悪のバーを思い出した。奈良駅近くの「洋酒肆(ようしゅし)一人亭」。あそこは最低だった。椅子は壊れてるし店主はやる気ないし。だって「おすすめはフルーツカクテル」と言っておきながら「僕はもう疲れてるからカクテル作りたくない」とか言うのだ。しかし、かといってウィスキーやブランデーの名酒があるわけでもない。
・で、僕の中であの店はサイテーのバーって事になってるのだが、こういう素敵なエクスペリエンスを経た後にいつも思うのは「いつもあんなにひどい店なんだろうか?」ということであって、つまり「あの日は主人の体調がマックスに悪かっただけなんじゃないか」とか思ってしまう。ひどい店であればひどい店であるほど「いや、普段からあんなにひどいわけがない」と思ってしまったりもする。でも多分、一人亭には二度と行かないだろうな。

・あ、そうそう法善寺横町であれば、僕は薪屋か花本が好き。というか法善寺横町で飲む、ということは僕の中でとても大事な儀式であるようなことです。もう何年も行ってない。最近はキタばかりブラブラしていたので、って事もあるが、たまにはお不動さんにお参りしてから、好きなバーにしけ込みたい。
・ちなみにキタであれば常夜燈でおでん食べて、そのビル地下のノース・バーで一杯というのが手軽で良い感じだと思う。

・江戸東京博物館に五百羅漢が大集合するらしいので、4月にでも見に行く。
 五百羅漢 増上寺秘蔵の仏画 幕末の絵師 狩野一信|トップページ
・五百羅漢にはゲイアートの要素もあると思うんだよなあ。そういえば田亀源五郎が監修だかしてた「日本のゲイ・エロティックアート」買おうと思いつつ買ってない。

・夜ベッドの中で「はずかしかったものがたり」を読んで、涙腺のゆるみに歳を感じる。
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