2006年06月27日

6/26日記(本屋が潰れるのは必然だと思う)

Pop is dead.
Pop is dead.・スーツとコートをクリーニングに出す。しみ抜き込みで1万円以上かかる見込み。
・買い物、グレープフルーツジュース、各社の無調整豆乳(先日、調整豆乳を飲んだんだけど、あれはまずい。僕は無調整派)、ビール6缶。

・モルツはリニューアルしてからヨーロッパのビールを思わせる独特の味になって、僕は嬉しい。以前からモルツが好きだったという同僚は味が変わって残念だと言っていたが、キリン・アサヒ・サッポロと競うためには、あれくらいの大胆な変革が必要だろと思う。
・今までは「モルツ=廉売り」のイメージだったが、指名買いが増えるのではないか。

・プールで1キロ泳ぐ。
・萩原智子に惹かれて水泳の教則本を買ったのだけれど、これはなかなか良い。分解写真多数で、わかりやすい。「萩原智子写真集」としても魅力的。
・今まで僕が思っていた「平泳ぎ」は間違っていたと分かる。というか、スピードを追求するために、理想的な平泳ぎのフォームが変わっていったのだろうと思う。

・夜、先日作った味噌煮込みハンバーグとご飯。
・体脂肪率上昇傾向。日曜の昼に随分食べたのと、金曜に食べたポテトチップス、それに今日の昼食べた「ツナマヨネーズ丼」が悔やまれる。
・運動しているのに体脂肪率が上がるのはなかなか不本意。

・新聞の文化面に、町の本屋の危機に関するコラム。町の本屋が減っていて、残っている本屋の経営も厳しい、というもの。
・その中で具体的な対策らしいもの、改善に向けた本屋の意見として上がっていたのが「マージンを上げろ」。このコラムを読んで、町の本屋の淘汰は今後も加速度的に進むと確信した。
・そんなことしか言えないからダメなんだよ、と思う。
・みなさんの、本屋に対する満足度はどんなものだろうか?目当ての本の発売日に行っても並んでいない、置かれているのはベストセラーばかり、注文すれば「1ヶ月かかります」、これは置いてますか?と有名な雑誌名を訊ねても即答できない、こんな本屋で本を買おうと思うか?
・そして「本屋大賞」だ。一位が「東京タワー」だ。なんだよそれ。「本屋の仕事」を完全にはき違えている。本屋にしろレコード屋にしろ「売れてる物しか売っていない」店に存在価値はない。確かにその方が売上は上がるだろう。しかし、それは「店の価値」を犠牲にした売上だということをよく理解しなければいけない。
・オンラインでいくらでも本が買える。本屋に並んでいない本も買える。送料もかからない。そういう時代に、自分の店がどういう価値を提供するべきなのか、そしてどういう価値を提供できるのか。
・そういうことを考えられない本屋は潰れるだろうし、どんどん潰れて頂いて結構だと思う。

・これは、実は本屋に限らない。今、たまたま本の流通に変化が起きているからこういう事が起こるわけで、こういう変革というのは、あらゆる業界で起こる可能性があるわけです。
・そういう時に「自社が提供できる顧客満足とは何か?」を考え直せない企業は必然的に潰れるものだと思います。むしろ、危機がくる前に、こういう事は普段から考えていなければいけない。

・いや、僕も本屋、好きですよ。でも経験を通じて、つくづく失望したのです。文庫本と雑誌以外はほとんどAmazonで買っています。

・月曜の恒例にて酒は飲まず。
posted by LSTY | Comment(14) | TrackBack(0) | 日記 | このエントリーを含むはてなブックマークこのエントリーを含むはてなブックマーク
この記事へのコメント
本屋についてのコラム、私も読みました。
LSTYさんと100%同感です。
こういう淘汰は例えば玩具屋でだいぶ前に起こったのではないでしょうか。
今は模型屋やラジコン屋など、そしてその中でも店主の嗜好や意思を反映したお店だけが生き残っている気がします。
自業自得な結果をNETとかに絡めて大きな話にして社会問題かのように報道する、新聞の弱者の見方風な姿勢には呆れます。
Posted by takupe at 2006年06月27日 09:48
大型スーパーが流行るように。
既に消費者が「本屋さん」を必要としない風潮もあるのだろうなぁ。
まぁ、スーパーと市場では鮮度などが違ったり、同種でも良いものと悪いものがあるのに対して、本屋ではその差別化が難しい。

ただ、一見すると全く別のアプローチに見えるヴィレッジ/ヴァンガードのような、特異性を持たせた本屋が生き延びている例もある。
とは言え、時代のニーズだけではなく、どこか牧歌的な雰囲気の、「本屋の匂いがする本屋」は無くなって欲しくないなぁ。
いまやそんな香りが漂うのは、個人経営の古本屋位かもだけど。

ただ、巨大な本屋が出来てきたことも有り難いといえば有り難いんだよな。
趣味としても。
ずっと、何時間も本屋で過ごすなんて、俺の中では素敵タイムな訳で。

でも、物流とかもっと根本とかの改革を思考から外して、ひたすら率だけで語る業界はひっくり返れとは言いたいね。
Posted by ボンバー犬 at 2006年06月27日 13:27
■takupeさん
 そうですね。模型屋なんかそういう所がありますね。考え方としてね「自分の商売は『本を売ること』だ」と思ってやってる本屋はダメですよ。どんどん潰れる。というか潰れて欲しい。
 本屋に行くたびに思うのが「売る努力」を全然してないなあ、と言うことなんですよね。販売促進という考え方が欠如している。
Posted by LSTY at 2006年06月27日 15:15
■ボンバー犬さん
 先日、三島由紀夫の旧ジャケットの文庫を買いました。そういう古い本屋には、そういうのがあるから好き。カラーブックスとか、昔の売れ残りのソノシート付き紙芝居とか。
 でもそれってマーケットとして無いから、生き残れないですよね。
 もっと「店長のカラー」が出た店、増えて欲しいです。
Posted by LSTY at 2006年06月27日 15:29
近所に宅配専門の本屋があるのですが、それもありかなととおもいました。リアルAMAZONとまではいわないけど。
Posted by 赤枕十庵 at 2006年06月27日 19:58
 俺の場合は本屋は衝動買い用です。基本的に漫画以外はその場でいいなぁと思ったら買います。いちいちAmazonみたいにほしいものを決め手から探さないといけないっていう状況がそれほど好きではないだけですけど。
 本屋の平積みってなんか夢いっぱいで見てて楽しいんですよ。本に囲まれて幸せって言ってみたい。ただやっぱマイナーどころはおいてないことが多いのは残念ですけど。マイナーどころを衝動買いできませんし。
Posted by 小樽 at 2006年06月27日 21:03
小・中・高と世話になっていた地元の老舗書店が、先日店をたたんでいました。
駅前のいい場所にあった本屋で、
置いてった本もいい意味でマニアック。
ハヤカワSF文庫と朝日ソノラマ系の充実は目を見張るものがあったし、新刊の取り揃え渋くて良かった。
店主のお爺さんは、絵本・漫画から専門書まで、本当に「全て」を把握していたんですが、
そういう「本を愛している人」(この表現気持ち悪いけど)の次世代がいなかったってことに、
なんだか暗くなってしまうのです。
そして今日も密林を彷徨うのでした。
(あなたにおすすめ!とか、マニアック・リストみたいな情報を(たいした情報じゃないにせよ、)生身の人間が伝えてくれたら。
高級ホテルのコンシェルジュのような感じでいいなと思いますが、ペイしないから、無理でしょう…。
Posted by ne_san at 2006年06月28日 04:02
■十庵さん
 江戸時代の貸本屋のイメージかな?それも情緒がありますね。
Posted by LSTY at 2006年06月28日 10:00
■小樽さん
 そうですね、そうなんです。
 文庫コーナーに行くじゃないですか。棚に収まっているのは「検索窓」、平積みされてるのは「ニュース」ですよ。ポータルサイトに例えると。
 棚にある本は、目的があって探すためのもの、平積みのは「何か面白いのないかな?」と見る物。
 で、その平積みする本に何も工夫してない本屋ばかりなんですよ。ベストセラーか新刊。
 本当に、どうにかしてると思う。
Posted by LSTY at 2006年06月28日 10:01
■ne_sanさん
 「創業者」ってね、多分、その職業を選んだ強い理由を持ってるんです。なんで自分が本を売るのかってことに結構熱い思いがあるはずなんですよね。でもそれを継いだ子供になると、どうやったってそれが薄くなる。なんで自分が本を売るのかっていうのが抜けて「本を売るのが仕事です」になっちゃう。それが問題だろうと。

 おすすめ本についてはですね、「どこまでやるか」以前に、どこの本屋もやってないじゃないですか。僕は、本屋で手書きPOPって見たことないですよ。Amazonのおすすめにもトンチンカンな所があるけど、市井の本屋はそれを参考にしようともしない。そういう「向上心のなさ」は僕、だいっ嫌いなんですよね。

 というか、本屋ってある種「憧れの商売」じゃないですか。憧れの商売をやってる人には、もっと勉強してもらいたい、安穏としてるだけじゃダメだろう、と思う。
Posted by LSTY at 2006年06月28日 10:17
ボンバー犬さんが書いていたヴィレッジ/ヴァンガードには手書きのポップがいっぱい書いてありますよ。私はヴィレッジ/ヴァンガードに行くのが一つの楽しみになっているのですが、手書きのポップを読みに行きたいというのもその理由の一つです。
Posted by ちんこ寺 at 2006年06月28日 10:31
■ちんさん
 ああ、そうか、あそこはありますね。
 ちょっとサブカル食が強すぎて嫌味な所もありますが、青林工藝社の漫画を買うならあそこだな。
Posted by LSTY at 2006年06月28日 11:05
手書きPOP。
言われてみれば件の本屋にはPOPとお奨めリストがありましたね…。
ちょっとコピーみたいなのもついてた。
こういう「愛」っていうか、「誇り」っていうか、だんだんなくなってきちゃったら、
倉庫→個人宅っていうスピーディかつそっけないシステムが幅を利かせても仕方ないかも。

それでも、手書きPOPの本屋は、最寄(自転車で3分)にまだあるので、密林ばっかり行かずに大切にしたいと思いました。
話題のヴィレッジ・ヴァンガードは、ついつい本よりも雑貨に目が行ってしまう私です。
Posted by ne_san at 2006年06月29日 01:08
■ne_sanさん
 機内食に使う食器が売られてて、あれは欲しかったです。>ビレバン
Posted by LSTY at 2006年06月30日 14:01
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