2011年09月14日

私の万年筆

Pop is dead.
Pop is dead.・注文中のものを含めると、私の万年筆は既に7本になった。最近は万年筆のことばかり考えているので、持っている物・注文中の物について、まとめて書き留めておく。

・ウォーターマン カレン・デラックス・ブルー&シルバー(ペン先:M)
 初めて自分で買った万年筆で、向田邦子言うところの「本妻」。重さも適当で、もう7年間使っているので書き味も良いが、横に置くだけでインクが漏れる。いつ修理に出そうかと思いつつ、今はペン先を上に向けて保管中。インクはウォーターマンのブルーブラックを使用
 先日久しぶりにちょっと使ってみて、ああやっぱりMはいいなあ、というかペン先が細いと万年筆らしい快楽は得られないのだなあ、と感じた。無造作に使える毛筆、といった書き味で、なんとも言えない快感がある。M以上のペン先は仕事には向かないとは思うが、やはり自宅用の万年筆なら太めが良い。
 蛇足だけど、今まで3万円だと思ってたのに4万円もしたんだ。それとも値上げしたのかな。

・LAMY サファリ・スケルトン(ペン先:EF)
 職場で2本使用。インクはカートリッジの黒と赤。黒は二代目。実質的に、一番よく使っている。
 値段も廉いし、書き味にもデザインにもクセのない万年筆なので、初心者や仕事向きに買う場合に、サファリはかなりお薦めかと思う。ペン先は割と堅めなようで、比較的均質な線が出るのも、仕事向けかも。
 サファリの上位モデルとして、金属製のアルスターがあるけど、あれはキャップをお尻に刺す時に金属がこすれてカシュッという不快な感触がある。それがどうも気になって使う気にならず、嫁にあげた。

・LAMY nexx・グラファイト(ペン先:A)
 子供向け万年筆。Aという特殊なペン先なので、コンバータを着用させ、スケッチ用に使っていたが、現在はインクを抜いて休眠中。書きやすく、引っかかりやカスレも少ない印象

・ペリカン デモンストレータ・ブルー(ペン先:F)
 コンバータではない吸入式。スケルトンであることもあり、良くも悪くも高そうに見えない(定価1万円程度だから、万年筆の中では高級品の部類には入らないが)小ぶりなので、携帯に向くかも。私は旅行に持っていったが、持ち運んでもインク漏れはなかった。
 使い始めは引っかかりが気になったが、ようやく少し慣れてきた感じ。ペン先Fだが弾力性があるのか、線の強弱は出やすいイメージがある。インクはウォーターマンのブルーブラックを使用

・パイロット クアトロ89・ブラック(ペン先:F)
 木を使用したペン軸と、四角い形、キャップとペン軸をつなぐネジの雰囲気などが良い。かなり重く、特にキャップをペン軸のお尻に付けて書くと重心が後ろにいって、はなはだ書きにくい。
 ただし、ペン先の感じはとても良く、買ったばかりでもインクの出方がとてもスムーズ。さすが日本製という気もするが、その聞き分けの良さが万年筆マニアにとっては物足りない部分なのかも知れない、と思わせる。
 インクはモンブランのブラックを使用。
 ちなみに5年ほど前、これのブラウンモデルを嫁にあげた。デザインが好きだったので、今回は自分用に購入。

(以下、注文中・未着)
・モンブラン 作家シリーズ フランツ・カフカモデル(ペン先:M)
 ペン先にゴキブリが彫ってある素敵な万年筆。これが届くと、私の筆記具の中でぶっちぎりの最高値になる。筆記具どころか所有物の中で車に次ぐ高価品になるわけか。
 インクは色雫の山栗(茶色)を入れ、今後メインで使用するつもり。

・ペリカン デモンストレータ・イエロー(ペン先:BB)
 世界初らしい蛍光黄色(ペリカン ハイライター)のインクを使って、蛍光マーカーとして使用予定
 職場で使う筆記具を全面見直しして、とにかく「ペン軸にバーコードが印刷されている筆記具を駆逐する」という目標で取り組みを進めてきた。そこでネックになったのが、油性マジック・蛍光マーカー・ピグマ(ロットリングの廉価版みたいなペン)である。
 油性マジックは使用頻度が低いのでとりあえず不要でいいや、と思って、蛍光マーカーどうしようか、と思っていたところにこの商品が目に入ったので注文。BBという極太のペン先で、マーカーとして使えますよ、というユニークな万年筆。

(以下、万年筆以外)
・LAMY サファリ・スケルトン:ローラーボール(水性ボールペン)インクの出が悪くて最悪。避けた方がいいと思う。手放しても良いが、油性ボールペンのリフィルが出たら使えるかなあ、という未練があって、まだ持っている。
・LAMY ピコ:携帯用油性ボールペン。ブルーとマットクロームをそれぞれ私用・仕事用に。携帯用なのでノックするとシュコッと全体が伸びるギミックがあり、楽しい。
 仕事用に買ったのは「油性ボールペンは、どうしても必要な時に使う、副次的な筆記具に過ぎないのだから、携帯用のもので十分」という主張
・パーカーのボールペンとシャープペンシル:型番等不明、フライター・クラシックかな?当たり障りのない定番の金属ボディー。今まで職場に置いていたが、今後は自宅で待機。
・ロットリング シャープペンシル:600とラピッドプロ。600の角張ったデザインも良いが、ペン先の細いパイプが出っぱなしなのが気になって、ラピッドプロを追加購入。後者はペン先が本体に収納されるタイプ。値段のわりに重いので、お買い得感あり。
・クラフトデザインテクノロジー シャープペンシル020:これもペン先が収納されないタイプ。これを買うならラピッドプロの方がお薦め。

・万年筆について、総合的にはLAMYが良いなあ。値段も廉いし、使いやすいし。ただそれだけに万年筆ならではの面白みもないのかも知れない。ただし、私はLAMYの太字を使ったことがないので太字については知らない。
・ただEF使ってるイメージだと、ペン先が太くなってもLAMYはああいう、硬質のかちっとした書き味なのかなあ、と想像してしまう。

・今後の課題としては、新しく買った各種万年筆をどう育ててゆくかということと、あとは最後に残ったピグマの扱い。ピグマは好きだが、ペン軸にバーコードが入ったあのデザインは、他の筆記具の中で浮く。
・ロットリングに換えようかなあ、とも考えるが、使用頻度が少ないので、メンテナンスフリーな感じじゃないと困るっていうのもある。ロットリングは以前使ったが、ペン先でインクが固まって往生した覚えがあるので、ちょっと手を出しにくい。

・あと、今度は初めてのビンテージとして、シェーファーのスノーケルを買おうと画策中。

【補足】
・インクについて書くのを忘れたので補足。コピー用紙に文字を書くと、場合によってはインクがにじむことがある。モンブランのブラックはかなり激しくにじむ。その次がウォーターマンのブルーブラック。LAMYのカートリッジインクはほぼにじまないが、湿度の高い日などはにじむことがある。
・なお、レポート用紙などであればにじみは少ないし、フールス紙であれば全くにじまない。
posted by LSTY | Comment(0) | TrackBack(0) | 文房具 | このエントリーを含むはてなブックマークこのエントリーを含むはてなブックマーク
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