2006年08月25日

ブロガーがSEOを語る際に抜けがちな前提

Pop is dead.
Pop is dead.ekken♂ : 検索結果で有利になってどーすんの?
 えっけんさんのSEOの記事を読んで違和感。いや、確かに過度にSEOを意識することは馬鹿馬鹿しい。しかし、それを批判するにしても、すごく根本的なことが抜けていると思う。
 それは「そのフレーズで検索して来た人に、満足感を与えられるか」ということだ。ごめん、当たり前すぎて。

 でも、そういうことですよね。検索でやって来た人にとっての「満足感」というのは「そのブログが面白いかどうか」で与えられるわけではない。それよりも単純に「自分が調べたいことが書いてあるかどうか」こそが満足感を与える主要な、というかほぼ唯一の要素だと思う。

 えっけんさんの論調は、「検索で来た人が、そのブログを見て『面白い』と思わなければ、ブログの読者にはなってくれない」というものだと思うんだけど、そりゃとんでもない「ブログ脳」なんじゃなかろうか。
 ブロガーから見れば検索エンジンは「読者獲得のための窓口」かも知れないけど、検索してる当人は別にブログを探してるわけでもなく、「知りたい情報が分かればいい」だけだと思う。それが面白いかどうかは、基本的に求められていないのではないか。

 例えば、僕のブログの検索ワードで目立つのは「履歴書の書き方」であったり「水曜どうでしょう&壁紙」だったりするんだけど、その人たちは「履歴書に関する面白い話題はないか」とか「どうでしょうの壁紙に言及したブログはないか」なんて、そんな事を思ってないですよ。単純に「履歴書ってどう書けば良いんだ」とか「水曜どうでしょうの壁紙はないかなー」それだけですよ。
 そういう人に満足を与えられるかどうか。これが、SEO対策の肝であって、それ以外は別にどうでも良いことでしょう。

 で、僕のSEOに対する考え方ですけど、自分から積極的にはやらんですけど、でもたまにアクセス解析の「検索ワード」を見ながら反省はしてます。
 意外と「ノムヒョン」で来る人が多いんでね、それは本当にすいません。
 で、大事にしたいのは「web上にない情報を提供する」ということ。分かりやすく言えば「wikipediaに載ってない情報を提供する」かもしれない。
 個人的に「この検索ワードで来た人をがっかりさせたくないなあ」というのは、下記の通り。

ズンドコとは
とっぱちからくさやんつきラーメン
もんたかや
クネールのブーダン風
茄子のアサディジョ漬け

 このフレーズって、僕自身が検索してみて、結局答えが分からなかったり、情報にアクセスしにくいなあ、と思っていた物なのです。だから、自分なりに調べて、考えて記事にした。こういうのがweb上に保存されるっていうのが、webコンテンツを持つ快楽だと思う。

 と書いてみて、あまりにありきたりな意見なので申し訳ないんだけど。最近「アラこれは便利だ!」というブログを読んでいて、webの中だけで何かやっていても虚しいなあ、ということを感じたので。そういう気持ちを込めて。
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この記事へのコメント
ちなみに”半熟卵”で検索してくる人は多いの?
Posted by ハードボイルドエッグ at 2006年08月25日 15:44
■ハードボイルドエッグさま
 まじめに応えると、多くはないです。平均すると1月1人くらいです。さすがに今回の件では多少上がりましたが、それでも「多い」と意識するほどではありません。
Posted by LSTY at 2006年08月25日 15:51
追記しました。
僕のところの検索語は、FC2に来て以来ずっと「ekken」「えっけん」がトップなのですが、この数日間で「ネットイナゴ」が急成長しました。
ついこの前までは「いちご100% おっぱい」が多かったのは内緒です。
Posted by えっけん at 2006年08月25日 22:35
TBはねられそうなんでこっちにはっときます。

「やっぱSEOは大事ですよ」
http://blog.goo.ne.jp/khazad/e/b373d580681af73b62690d4bf84e8125
↑は「そもそも、あれってブロガーが対象なんでしょうか」という疑問がもとになってて…。やっぱり対象に入れて書かれてるんでしょうかね?
Posted by Lefty at 2006年08月26日 07:54
■えっけんさん
 追記読みました。実は書きながら分かってたんですけどね。特にライトユーザーにとって
webは「辞書」なんだと思うのです。ブロガーはwebを「雑誌」ととらえがちだけど。
 これはいわゆるweb1.0と2.0の違いにも通じると思うのですが。
Posted by LSTY at 2006年08月26日 15:18
TBはねられそうなんで…… パート2

■検索サービスに特定キーワードの順位下げ依頼ができたらいいような……
http://blog.goo.ne.jp/souryuusei0401/e/5c1bcef22859d6d4342bd4f7f3de5a50

ふと、絶対リンク感なんてのがあるようですが、それを持ってる人達の検索スキルを、検索サービスが研究してうまく反映させたら、検索がしやすくなるんじゃないかなぁーって思いました。
Posted by souryuusei at 2006年09月27日 20:28
■souryuuseiさま
 「絶対リンク感」という言葉は初めて聞きましたが、自分でwebコンテンツを作ったことのある人間なら、ある程度はあるんじゃないでしょうか。「〜とは」検索、なんていうのは最も初歩的なものですが、「web上にある文章はいかにして書かれるか」という事を知っていれば、最適な検索方法は自ずから分かる物だと僕は思います。
 同時に、「検索エンジンはどのようにして使われる物か」を考えれば、SEO対策についての答えも出てくるだろうと。

 結局、検索した時のノイズっていうのは「webページ作成者」と「閲覧者」のギャップなんですよ。で、作成者はそのギャップを埋めようとしていない。ギャップを埋めることを放っておいて、仕組みを逆手にとって変なことばかりしようとする。結果、ギャップが大きくなるだけなんですね。
 本質的な問題というのは、すごく単純なのだと思います。
Posted by LSTY at 2006年10月02日 11:03
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