
・ある男性と坂道散策。彼の片手には「タモリの坂道美学入門」。早稲田より、日無坂を目指すともなく目指す。
・重なる偶然。偶然にも南蔵院の前を通り、また、偶然にも日無坂に至る。
・「ああ、これはよい坂ですね」などと語りながら登った坂が、まさに日無坂であった。
・登り切ると富士見坂。「ああ、ここでY字路を成している。これは素晴らしい」等と言う。
・帰宅して、我が家の「タモリの坂道美学入門」を紐解けば「日無坂は、富士見坂にぶつかってY字路になる貴重なところです。」とある。そのまんまである。
・負け惜しみを言えば、事前知識がないほど、坂本来の美しさ、妙を楽しめる、といったところか。
・更に歩き、護国寺に至る。仏像を堪能。一体一体の出来は決して良くはないが、本堂の仏像が間近で見られる、非常に良い寺。しかも無料。
・その後新宿にて、他のあるブロガーと会う。食事のあと、noyでジンのミストなど。この店、昼から落ち着いて酒の飲める店で、悪くはないのだが、地下2階はどうも「お水」の臭いが強すぎる。飲むなら地下1階のカウンターが良かろうと思う。
■8/28
・BigHornに飲む。
・同僚に、昨日の坂の話。「坂道は美しい」という考え自体、理解されがたい物と知る。
・坂道、階段、Y字路、袋小路。当然ながらそこに美とか感動を感じない人がいる。当たり前と言えば当たり前だが「えー、だって良いじゃないですか、坂道」という理不尽な押しつけをしておきたい。
■8/29
・職場の女性と、映画・演劇の話など。ふとしたきっかけで話すが、そのような事から、いろいろな引き出しが見つかる。
・民芸品によくありますね。「ここをこう滑らせて、ここを押すと引き出しが出てきます」というような、知恵の輪のような小物入れ。
・人間というのは、みなそのような物でありましょう。
・誰だって沢山の引き出しを持っている。ただ、その引き出しは通常、隠れて見えない。それをどうやって見つけるかだ。
・そしてまた、「見つけられるまで待つ」か、「見つけてもらえるように引き出しを開けておく」か、なんていう違いもある。
・仕事、佳境。
タモリのTOKYO坂道美学入門

http://www2s.biglobe.ne.jp/~west_v/saka.htm
だから何?と言われそうですが、名前が面白くて私は好きです。
http://www.t3.rim.or.jp/~kuri/fujimi/takada.html
ああ、これは本当に良い坂ですね。素晴らしいです。
いきなり出てくる馬坂ってのが強烈に良いですね。坂+曲がり角というのは良いです。両側に山や木があって狭く、薄暗ければ尚良し。
本も良いんだけど、東京に行きたい!って悶々とするのも精神衛生上悪いかと(笑)近所をちょこっと歩いてみても、結構良い坂があるものです。
写真もいずれアップしようかと思います。他にも面白い写真が撮れたし。
入ったヒトの反応が面白いです。
坂道といえば、尾道。
すぐ近所なので、ちょくちょく行きますが、
住むのはしんどそうだけど、心魅かれる町です。
会社の研修会(あそび)で行ったときの写真ブログ?です。
http://blog.livedoor.jp/onomichi_adventure/?blog_id=562939
もちろんその記事は見ましたよ。尾道、良いなあと思いました。
東京の良さというのは、臭くて汚い町と、良い風景という物が曖昧な境目と共に共存している所なのかも知れないです。