・録画していた「籠釣瓶花街酔醒」を見る。良い芝居だ。
・田舎の金持ちが吉原の太夫を身請けする、彼の顔はアバタだらけ。太夫には別に、イイオトコの恋人がいる。その男から問いただされて、太夫はアバタの金持ちをハデにフる。
・アバタの金持ちは優しくていい人なんだけど、最終的には憤怒して太夫を殺す。
・この感じが良い。上方狂言なら心中とか自害になるんじゃないかという流れだけど、これが殺しになる。このとても残酷な話。
・吉右衛門は危なげのない演技、ただ、前半の軽さと終盤の重さとのギャップはどうかと思う。後半、もう少し新劇風な芝居にした方がすっきりするし、悔しさにリアリティーが出るのではないかと思った。
・古い方に振るか、新しい方に振るかの問題だけれど、どちらかにした方が見ている方は安心できる。この狂言に限って言えば、脇役全員が古風な演技をしていたとしても主役は新劇風演技が出来る、それをやったとして、そんなに不自然ではなかろう。
・歌昇が脇役ながら良い役で締めている。福助はどうもだいぶに老けた感じで、吉本の太夫と言うには厳しい。
・澤村宗之助という女形が、ろくに台詞はないのだがきれいだねえ。
・夜、韓国海苔のスパゲティー。
・オリーブオイルに大蒜・一味・豆板醤を入れレンジにかけたものをスパゲティーに和えた後、韓国海苔をちぎって振りかける。
・特段にうまくもないが、不可もない。
■1/31
・打ち合わせ、打ち合わせ、打ち合わせ。
・最近、システム関連の打ち合わせに出席することが多いが、これでいいのだろうか、と思う。会社のメインフレームとなるようなシステム構築というのは、実に大規模なプロジェクトだ。
・その中にあると、そもそもの目的や改革するべきポイントに目が行かなくなる。いや「目が行かなくなる」というようなものではない。むしろ「見えないふりをする」。
・システム再構築がスタートした時のスローガンは「改革」である。しかしそれが終わる頃、いつの間にかスローガンは「改善」や「効率化」になっている。
・そういうものだ。サラリーマンの、90%とは言わないが、70%程度は自分の仕事の「改革」など望んではいない。
・夕食は魚の干物。
・夜、例によって匂いをかぎたくなり、墨をする。
■2/1
・YMO出演のキリンラガーCM見る。
・今まで強く意識したことはないが、僕にとってYMOはいつまでもスターであり、アイドルだ。こんなにかっこいいバンドは他にない。
・細野さん、細野さんに反発しながらもそこにいる教授、そしてユキヒロさん。この三人の絶妙で微妙なバランス。
・また音楽とは関係なく、細野さんのような「含羞のおじさん」に、僕はなりたい。
・メモ:画面に見える限りでの使用機材は、教授:Moog Little Phatty(Moogの最新機種)、細野さんArp Oddyssey(かなり旧型の物)、ユキヒロさんの後ろがMoog IIIc(通称:タンス)、教授の上段にあるのはおもちゃのピアノと思われる。
・夜、キャノンボール・アダレイ&マイルス・デイビス「Somethin' Else」を聴く。先日まで音割れがどうこう言っていてなんだけど「きれいな音」だから良いというわけではない。マイルスのトランペットを聴いていて、ノイズへの気持ちが盛り上がる。
・なので取り出したCDがバービーボーイズ。バービーボーイズの音楽はノイズそのものだ。KONTAの声も、杏子の声も無駄にハスキー。ノイジーなサックス、オーバードライブ気味のギター。
・当時僕はバービーって好きじゃなかったのだけど、いまだに数枚のCDを持ち、たまに聴く。なんで惹かれるんだろう?と思って考えてみたら、多分その秘密はノイズだ。時に過剰気味に聞こえるガラガラ声、かすれた音。
・八幡屋礒五郎へ注文した七味等々が届く。通常の唐辛子3倍の辛さという「BIRD
EYE」、なめてみると痛い。舌に痛い。その手で鼻を触ると鼻が痛い!鼻血が出るんじゃないかと思った。
・それを入れて、かぶとソーセージのカレー。すり下ろした人参も足す。
・買ったかぶが悪く、固い繊維が沢山。微妙なでき。
・おカブを下げちゃったかな?(C)鈴井貴之
Barbee Boys

死罪者市中引廻し順路を実際に歩いてみようという企画だったんですが
これと連動してYahooが古地図の特集やってます。
http://map.yahoo.co.jp/kochizu/
以前、LSTYさん、江戸切絵図に興味があるとおっしゃっていたので…
たまに思うんですが、当時の吉原って果たしてきれいだったんでしょうかね。芝居で出てくるような華々しさはなかったんじゃないか、とか思います。
まだ目を通していませんが、今回の「東京人」は江戸吉原特集です。
映画「幕末太陽傳」を再見していたんですが、やっぱり基本的には暗くて不潔な所だったんではないかなあ、と思いますね。
しかしメインストリートにしても、今みたいに電灯はないしネオンもないわけですよ。
「お直し」はねえ、一般的には志ん生ですが、志ん朝のお直しが良いですねえ、「お直しだよ」という語調の変化に男の弱さが出ていて、とても悲しい感じがするのです。