2005年05月06日

ようやく見た「銀のエンゼル」の感想

Pop is dead.
DOB_devil(byTakashiMurakami)・見る機会はありながら見ていなかった「銀のエンゼル」をついに見る。
・鈴井・大泉のファンでなければ、見なくて良い映画だ。
・何より、鈴井さんの監督デビュー作「man-hole」と、もろにテーマがかぶっている。
・鈴井さんは「父と娘」というテーマにこだわってるんだな、と感じた。

・「man-hole」は、一見して森田芳光「家族ゲーム」を意識した映画だと分かる。
・鈴井監督は、多分「希望のある『家族ゲーム』」が撮りたいのだろうと思う。

・色々な挿話が、すべて中途半端に終わる。
・成し遂げられたのは一つの会話だけ。
・他には、何一つ完遂されていない。そんな映画。
・だからこそ「銀のエンゼル」
・鈴井さんという人の熱さをよく知っている「水曜どうでしょう」ファンには、多分いろいろ感じるところがあるはず。

・小日向文世の演技は秀逸。飄々としながら内に力を持った父親。彼の演技を見る価値はある。
・大泉さんの演技はやはりまだ未熟。映画と演劇では見せるべき部分が違う、ということを認識し、それを実践してください。(しかし、あのメイクはないよ。四国R-14じゃないの、あれは。)
・あと、特筆すべきは山口もえの男殺しな演技。決して好きなタイプではないが、ああいう表情とセリフで攻められると男は弱い。ダマされていると100%認識しながらも、ダマされてしまう。

・蛇足ですが、私はかつて金のエンゼル・銀のエンゼルの見つけ方を知り、おもちゃの缶詰を2個連続でゲットしたことがあります。


・というわけで、私の中での鈴井作品ベスト1は「man-hole」
・安田顕主演。安田さんの若く悶々とした警官が非常によいです。正義と欲望と焦燥。若く、しかしまっすぐには生きてゆけない年代。そういうものをうまく描いている。
・大泉さんも、この役が一番のはまり役という演技。ものすごく無責任で冷たくて、しかし惹かれる人間を演じています。
posted by LSTY | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このエントリーを含むはてなブックマークこのエントリーを含むはてなブックマーク
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