・何しろ泥酔しているので読み取れない字も多い。散文詩なのか何なのかよく分からない言葉の羅列・言葉の組み合わせが書かれていたりもする。
・手元にノートがなければ、文庫本の後ろの方に書き殴っていたりもする。書いた覚えのない、前衛書家のような文字が並んでいる文庫本が、今でも何冊かある。
・なんでこんな事を書いたんだろう、というような物に、人生のその後出会うというのは楽しいものだ。
・ブログを書き始めて、今はテキストファイルに一度文字を書き、それをアップロードすることが多い。
・夜中によって書いた文章は、翌日読み直してからアップロードする。読み直した時にシラフの頭で「つまらない」と思った文章は、その場で消される。
・たまに、消してしまうことに躊躇することがある。今はつまらないと思っても、1年後・2年後に読んだら楽しいのではないか。日記を付ける目的の半分くらいは「未来の自分の楽しみのため」なので、たまにそういう事を思う。
・今もテキストファイルにそういう文章がある。すこし迷うが、結局は消すことになるだろう。
・比較的遅くまで仕事。
・足のしびれはほとんど消える。しかし精神状態はあまり良くない。毎日がつまらないという感覚。
・過去の日記を読み返してみても、毎年この頃はあまりよい精神状態ではない。
・この時期は仕事が比較的暇なこと、冬の間の運動不足、寒い故に生来の出不精に拍車がかかり、ほとんど出歩かないこと。色々な要因があるのだろう。休みの日に外に出ず家にいると、酒を飲むしかない。体調は悪くなるし、体調が悪くなれば精神状態も悪くなりがちだ。
・しかしこういう風に、自分のネガティブな感情の理由をある程度把握していれば、最悪の状況にはならない。ネガティブな感情のまま春を迎えると、時として死に追い込まれることもあるのだろう。
・最近の不安。不安でもないのだけれど「自分は他の人と比べて、尋常ではないほど『変態』なんじゃないか」と思うことがある。性的な意味で。
・僕はいわゆる「異常性愛者」ではない。極端なサディスト・マゾヒストではないし、ペドフィリアでもネクロフィリアでもないし、例えばレイプ願望もない。ちなみにホモセクシャルでもない。
・明確に異常であると規定されるような「異常」ではないのだけれど、しかし多分「普通」ではない。普通の人なんていないよ、とか言い出すときりがないんだけど、何というのか「これ話すと、普通の人は引く」っていうレベルの性的嗜好は多く持っているような気がする。
・分かりやすく言うとですね。例えば秋葉原のラムタラに行って、あそこ5階まであるんだっけ。僕は1階から5階まで全部のフロアに用があるんです。大抵、全部のフロアに寄る。「それが普通じゃん」っていう人にとっては普通なんだけど、世の中の多くの人は、2階と3階くらいしか見ないんですよ、多分。つまりディープなフェチ物とは一生無縁で生きてゆく人の方が多い。
・そういう人から見ると、僕は信じられないくらいの変態なんではないかと思う。