2005年05月13日

なぜ、女は脇毛を剃るのか?

Pop is dead.
DOB_devil(byTakashiMurakami) 最近、脇毛を剃っている。

 意味はない。以前、朝日新聞に連載されている相談コーナーで、脇毛を剃らない女性の投稿を読んだからかも知れない。

 脇毛を剃ってみても、別に人生に変化はない。
 ただ、意外な発見があった。
 脇毛がない方が、脇下がベタベタする。感覚の違いかも知れないけれど、毛がある方が表面積が増え、結果として汗の乾きも早くなる。脇毛が生えていた方が、脇下は清潔に保てるのではないか。

 なぜ、女は脇毛を剃るのか?
 女の美徳は「less」で、男の美徳は「more」という事なのだろうな、と思う。
 男は「付いてる」で、女は「付いてない」、男は「陽」で、女は「陰」、そういう文脈だろうと思う。

 でも、髪の毛は女の方が伸ばす。
 女は体毛を剃るのに、何故か陰毛だけは剃らない。なんでだろうか?ビキニラインは剃ってもだ。「見えないところは生えていても良い」、なんていうカキワリ的発想からか?

 かつて黒木香というAV女優は脇毛を伸ばしていて、なんとなく変態チックな印象を受けたものだ。
 女は脇毛を伸ばすと変態、男は脇毛を伸ばすと変態。同じ行為が、男女間で全く意味の違う物になる。

 ああ、分かった。
 橋本治は「風雅の虎の巻」の中で、女という存在、そして女として生きること、その両方が「娯楽」であると書いた。
 つまり女は奢侈品なのだ。嗜好品というか。
 だから、女の美は「いかに手をかけているか」によって評価される。化粧も、長い髪も、剃られた毛も、塗られた爪も、それが支持されるのは女が玩具であり人形だという思想から来ているのではなかろうかと。
 対して、男はそれ自体で完璧な美を呈するのだから、手を加えるべきではない。
 そんな男尊女卑みたいな思想から、男女の美学の差異は生まれているような気がしてきた。

 そこら辺の良著があれば紹介を乞う。ただし感情が入ってないやつね。「被部落差別一千年史」って本を買ったんだけど、これが確か水平社の人の本で、「差別は悪い」ってことばかり強調していて事実と歴史をまげて伝えているような気がしたから。良き思想家が良き歴史家であるとは限らないのだよ。

 あとは、男が青を好み、女が赤を好む理由にもちょっと興味があります。青=陰、赤=陽の色だとすれば、陰陽のバランスを取るために男が陰の色、女が陽の色を身につけるという説明ができますが、陰陽五行は飽くまでも東洋思想なわけで、西洋ではどうなんだ、とか。

この記事へのコメント
こんにちは。
昨日テレビで大泉さんを拝見してLSTYさんを思い出した次第です。いえ、それほど大きな何かがなくても頻繁に思い出すのですけども。えへ。
好んで身につける色は、自分のためなのか異性の気をひくためなのか、考え出すとぐるぐるします。色にはいろんな作用?があるそうでとても興味深いところです。でも好きな色と似合う色は違うらしいですね?
Posted by mk at 2005年05月13日 16:07
唐突だけど(笑)
この記事、面白いな〜と思いました。^^

とは言え「紹介してください」なんて本を知ってるわけでもないし、
内容に関して、特別自分が主張するようなことも何も持ってないので、
単純に「面白い」(興味深い)ってコメントしか残せないんですが。^^;

 なんか、ヘンテコリンなコメントでごめんね。(笑)
Posted by sizuku at 2005年05月13日 20:26
■mkさま
 思い出してくれて嬉しいよ(笑)
 今日は、あなたの故郷に職場の同僚が出張してますよ。あそこには僕も随分行って、随分飲んだなー。
 ちなみに男の場合は「よく身につける色=これまでよく身につけていた色」です。いや、「私の場合」か。ずっと身につけていると、似合ってくるもんじゃないのかな。

■sizukuさま
 男と女の話になると食いついてきますなあ(笑)男尊女卑でも、フェミニストでもない人間が、こういう事を論じている本は無いんですかねえ。オカッパのおばちゃんによる女性論はまっぴらなのですよ。
 しかし、何というのかな。旧来の男女の位置づけをまるっきり否定しても始まらないわけで、現在の枠組みの中で、いかによく戦うかですよ。これは男女のこと以外にもそうだと思うんですが。保守的すぎるかな。
Posted by LSTY at 2005年05月16日 17:05
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