2013年05月22日

昔の機材構成と曲作りのプロセスを思い出したのでメモ

Pop is dead.
Pop is dead.・久しぶりに音楽機材をちょこちょこいじって、昔作った音源を聴き直したりしている。
・そうしているうちに、当時自分がどういう風に曲を作っていたのかだんだん思い出してきた。
・当時の機材構成・配線を書いてみるとこうだ。

過去の構成図.JPG
・音は全部、YAMAHA MM1402というミキサーに突っ込んで、最終的にはBOSS SE-50というエフェクターでリバーブをかけてDATに録音していた。MTRを買ったこともあったけど、飽くまでも遊びなので一発録音でDATに入れるスタイルに落ち着いた。どこにも発表せず、自分で聴いて楽しむのみ。

・さてこのシステム構成は、シンセサイザーが好きな人が見るとかなり面白いのではないかと思う。普通はこんな事しない。

・たとえば矢野顕子も使っていた名機、JUPITER-4をバスドラムだけにつかうなんて無茶をしている。これはゴミ捨て場から拾ってきたジャンク品でチューニングが狂って使い物にならなかったのです。しかしチューニングの影響を受けないレゾナンス発振なら問題なく使える。しかもアルペジエイターがついているので、トリガーに応じた自動演奏が可能、という事で、TR-909風のバスドラム音源として使っていた。これは貧者のアイデアと言えましょう。
・所有していたTR-606の音は良いんだけど、バスドラムが物足りない、ということでこいつは重宝しました。

・同じくトリガーで動かしていたのがDIG-420というディレイ。これはサンプラーとしても使える、という事になっていた。サンプリング音の長さは1秒未満だと思うので、普通はパーカッションに使うんだろうけど、CV入力を入れると「ものすごく音の悪い2秒くらいのサンプリング」が出来た。
・そういう風に使ったり、あるいはディレイ機能を使いながらCV入力でリアルタイムにサンプリングレイトを変え、さらにつまみをいじってフィルターのような使い方もしていた。これも常人はしない使い方。「サザエさん」のビデオを流しながらその音をフィルタリングして遊んだ曲が、今でもどこかに残っているはず。

・MSQ-700は、MIDIとDIN-SYNCのリンクだけに使っていたと思っていたがそうではなく、ここからMIDIのトリガーを出してPC-8801FAを動かしていたのだった。サンプラーが高価だった当時、最も安価に入手できたのが旧式のパソコンだった。しかも30秒くらいのサンプリングが出来るということで、これはよく使った。
・8801側でBASICによるサンプリング音再生のプログラムを組み、むりやりMIDI信号を検知させて音を出していた。BASICだから処理が遅くなるので、MSQ側で「少しだけ早くトリガーを出す」ようにシーケンスデータを組んだり、非常に稚拙な事をしていた。たまにMIDI信号が検知できなくて音が途切れたり。

・たしか当時メインで使ってたシーケンサーはMC-300(後にMC-50mkIIに買い替え)で、MIDIで使ってた音源はキーボード内蔵の物と、TX-81ZのFM音源のみ。小さなディスプレイでデータを打ち込むのが面倒なので、これはほぼ手弾きで、あとでクオンタイズをかける。なにしろ演奏は下手なので打ち込みが良かったけど、当時のこういう機材は打ち込みには適さない。
・ピアノやストリングスの音はキーボードで、その他の音はFM音源を使っていたと思う。FM音源というとYAMAHAのDX-7が有名なんだけど、僕は廉価版のTX-81Zの方が好きだ。DX-7は音を構成するセクション(オペレーター)が6つもあって複雑すぎ、FM音源の仕組みを理解しにくい。TX-81Zを含めた下位機種ではオペレーターが4つなので、理解も比較的容易だと思う。

・唯一まともに動くアナログシンセMC-202はシーケンサーを内蔵しており、1小節か2小節のループを組んで演奏していた。

・で、前述したように全部の音をミキサーに入れて、リアルタイムで主にミキサーをいじって曲を作っていた。要らない音をミュートしたり、オンにしたり、あるいはフェードインしたり。だから最初に曲の構成が出来ているのではなく、その時の思いつき。

・自分でも長いこと忘れていた当時の事を思い出したので、主に自分用にメモ。
posted by LSTY | Comment(0) | TrackBack(0) | 機械や機材 | このエントリーを含むはてなブックマークこのエントリーを含むはてなブックマーク
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