2013年11月20日

名古屋・旗籠屋の「唐揚げ定食」の依存性を調査する。

Pop is dead.
Pop is dead.・ついに「旗籠屋 名駅2丁目店」に行ってきた。
・旗籠屋と書いて「はたごや」と読む。「旅」の方の「旅籠屋」ではない。

・いつだったか、今年の春頃だったか「探偵ナイトスクープ」で「重度の依存性を持つ唐揚げ定食を出す店」として取り上げられた店だ。その時の依頼者は確か6ヶ月間、平日は毎日食べ続けていると言うのだから、シャブ並みの中毒性を持っているのではないか。
・番組では製造工程中に投入される「白い粉」が映像に映るなど、好奇心を十分に刺激する内容だったので、放送数ヶ月後に行ってみた。

・しかし、番組に出てきた「名駅2丁目店」というのは土日はランチ営業をしてないのですね。なので、近くにある「名駅店」という所に行った。
・食べた感想は「うーん、不味くはないが、病み付きになるほどでは無いなあ」というもの。
・特徴は、唐揚げの上に「塩ザーサイ」という、ザーサイの細切りを塩だれで和えたようなものが乗っかっていること。それから、唐揚げがかなりカリカリしている。片栗粉のみで揚げているような雰囲気で、衣が堅く非常にカリカリしているので、そういうのが好きな人は好きなのかも。しかし個人的には口内に刺さるような気がして、あまり好感は持てず。

・てなわけで第一印象はイマイチだったのだが「しかし一度だけ食べて結論を出すのは時期尚早だ」と思い、それから機会を見ては「名駅店」に通算3回行って、唐揚げ定食を食べてみた。
・しかし一向に中毒になる気配はない。意識がもうろうとして、目の前をピンクの唐揚げが飛び回るような幻影が見えるのではないかと期待していたのだが、唐揚げも塩ザーサイも眼前に現れない。

・ラチがあかないので、ちょっと暇を見つけて総本山である「名駅二丁目店」に行ってきました。

・混むとイヤなので、開店直後の11時30分に入店。ちょっと迷ったふりをして(ナイトスクープを見て来た客だとバレるとなめられそうだから)「唐揚げのランチください」と注文。
・待っていると、客はポツポツ入ってくる。12時までの間に15人くらいは入ってきたかな。で、そのほとんどが「唐揚げ定食」を頼んでいる。たしか、他のメニューを頼んだのは一人だけ(かきフライ定食)その他の客は全員唐揚げ。ランチは7〜8種類あったと思うんだけど、9割以上の客が唐揚げ。これは異常だね。期待が持てる。

・で、唐揚げ定食、やってきました。「名駅店」との違いは衣のカリカリ。「名駅二丁目店」の衣は、そんなにカリカリしてない。口に刺さる感じなし。これは良い。塩ザーサイの風味も、名駅店より若干は良いように感じた。あと、味噌汁はここの店の方がうまかったな(しじみの赤だしだった)しかし、食べ終わってみて明確に「ここの店のはうまい!」と思えるほどの感触はなかった。
・ここのチェーンの唐揚げは、とにかく量が多いのね。10〜12個くらい唐揚げの肉塊がある感じで、780円でこの量は十分すぎるし、不味くない。ポテンシャルはそれなりに高いんだけど、中毒になるかどうかは疑問。塩ザーサイも、そんなに言うほど特徴的な味ではない。

・実はこの時間帯、普段唐揚げを揚げているらしい、この店の店長が居ないようだったので、それがどうなのかってのは、今後検証するべきなのかも(ナイトスクープでは、この女性店長が揚げる唐揚げがうまい、みたいな結論だったので)

・というわけで、計4回通ったわけだけど私としては「依存性は確認できなかった」と結論づけて、調査を一旦終了する。
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