・日曜日、嫁と美術館へ。近所にこんな立派な美術館があったのか、と驚く。・所蔵品もなかなか豪華である。恐らく初めて、生のミュシャを見る。基本的にああいう絵は嫌いなのだけれど、髪の毛の色の塗り方なんかが面白い。あれはスクリーントーン的な考え方、のような気がする。
・ミュージアムショップで、有名な絵画をステレオ写真にした土産を見付ける。僕の好きなゴッホの「夜のカフェテラス」もある。しかし一つ500円と高い。買わず。
・ダリ、ゴッホ、モネ、クリムトのゆるーいぬいぐるみマスコットなんかも売っている。誰が買うんだ、こんなもの。このダリがなかなかゆるくて良かった。
・あと、不満はゴッホのぬいぐるみに耳が付いていたこと。左耳は取っとけよ！そしたらもっと売れるよ。
・その後、洋食屋さんへ。し・か・も、港町の♪(嘘)
・車なので酒が飲めない。ワインが飲めないフランス料理というのは実に味気ないような気もするが、しかし神経がゆるまない分、料理の味が楽しめる。
・僕はどうも酒に意地汚く、酔うまで飲んでしまうので、料理の時には飲まない方が吉、である。そんなことは随分前から分かっているが、どうしても飲んでしまうのである。
・前菜からデザート含めて4皿の簡単なコース。量も多すぎず、適量。
・嫁が「大日本人」を見たいというので付き合うことにする。松本人志の映画には何一つ期待していないが、こういう機会がなければ見ないので、渡りに船である。というか渡る気はないけど、船が来たから乗ってみようか、というような気分。
・映画上映まで時間があるので車の点検に行く。バッテリーとタイヤの交換が必要と判明。これでざっと4万円。ボーナスの使い道が徐々に決定してゆく。
・点検ずいぶん時間がかかり、映画館に着いたのは上映ギリギリ。
・期待せずに見た「大日本人」は意外と面白かったです。大日本人の生活をテレビが取材する、という形式で進行するんだけど、この進め方は無難。
・折りたたみ傘、ふえるわかめちゃんのシーンはなかなか面白かった。
・二回目の変身シーンとラストで爆笑。
・全体的に「ビジュアルバム」の雰囲気です。変に奇をてらうことなく、淡々とした2時間のコント、という感じ。
・特撮で金はかかってるんで「DVDでもよかったな」と後悔することなく、楽しんだか楽しんでないかと言えば、楽しんだ部類に入る映画。
・エンディングで「Milky Way」がかかり気付いたが、音楽はテイ・トウワ。
・映画が終わったらもう夕方である。嫁と、初めて行く蕎麦屋へ。
・もり、かけと天ぷら盛り合わせを頼む。
・海老天、ししとう、茄子、かぼちゃなど。
・食べ終わった後で、あれ、海老のしっぽが一つしか残っていない。おかしいな。嫁はしっぽまで食べてしまったのだろうか。
・「しっぽはどうしたの？」と訊くと「え？」と言われる。
・僕はてっきり海老天が二尾あるものと思って、何気なく一尾全部食べていた。実は、海老天は一尾しかなかったのだ！
・そこに気付いた時のショックたるや、あるいみ33年の人生最大のショックとも言える。一尾しかない海老天を、当然のごとく一人で食べてしまう男。
・嫁に謝り、自分でもへこむ。猛省である。
FLASH
「大日本人」のサントラは未発売の模様。「Milky Way」の元曲はこちらで。映画のエンディングで使われているのは、これのmental mix(インスト)と思われる。
でっかくなっちゃった！っていう？
>携帯用のストラップでも良いかも知れません。
空耳アワーの耳かきを思い出しました。