2005年06月23日

6/21-22日記(ソトコト・教授・ヒトラー)

Pop is dead.
DOB_devil(byTakashiMurakami)□6/21
・午後8時半、東京着。
適宜さんご案内の丸の内ビル「ソトコト」へ。
・適宜さんにご挨拶。初対面でした。なんか気を遣わせてしまってすいません。
教授が来店していました。
・飲食店にしてはかなりの音量で音楽がかかっていて、さながら「ダンスフロアのないクラブ」のような雰囲気でした。
・音楽が好きで好きで、でも夜通し踊る元気もない、という私のようなおじさんにはうってつけの雰囲気。
・ビートのないトリップホップ?がかかっていました。僕は結構、女性DJの選曲が好きです。
Sの自乗さんも来てくれました。遠くからありがとうございます。

・チーズ、タルタルステーキ、ワインを食べる。
・料理ですが、ビックリするほどおいしくはないのですが、なんというか体に抵抗無く入る感じ。
・村上龍の「オーディション」で、懐石料理に関してそういう表現が使われていたと思いますが、自分の体と料理を隔てる物がないような、親和性が高いというか、そういう食べ物でした。
・ワインも同じく。つまり、おいしさを過剰に主張しない料理と酒。
・伊丹十三「日本世間噺大系」によると、懐石料理というのは、暖めた石を懐に入れ、腹を温めて空腹をしのぐというのが語源らしい。
・ただ一つの難は、ハウスワインの赤が随分と冷やされていたこと。
・市ヶ谷に宿する。

□6/22
・市ヶ谷より、東郷坂、行人坂、南法眼坂、永井坂を経由して麹町に至る。
・今日秀逸だった言葉「レストランに男女二人で入ってきて、男が笑顔だったら、まずまちがいなく、その二人は夫婦ではない」
・新幹線出発まで時間があったので、ソトコトに寄り、オリーブ、チーズ、ビール、ワイン。
・締めは新幹線ホームの立ち食いソバ、卵入り。

・「ヒトラー」という映画が日本でも公開されているようですな。
・ヒトラーの思想には美しさがある。それは愚者特有の、子供特有の美しさです。
・それがわかっていない人間に、ファシズムやダーウィニズムを批判する資格はないでしょう。
・ヒトラーの思想は美しく、ある部分で正しい。
・同時代、自分の国にヒトラーがいたら、あなたは支持しないか?
・美しいと感じ、しかし、どこかに違和感を感じる。
・その違和感はどこから来ているのか、そしてその本質は何か。
・ファシズム批判の前に、そういうことを、まず考えてみなければならない。
・でなきゃ、その批判はただの偽善にすぎない。
posted by LSTY | Comment(0) | TrackBack(3) | 日記 | このエントリーを含むはてなブックマークこのエントリーを含むはてなブックマーク
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック

Adolf Hitler
Excerpt: このヒトラーという人間に共感する人はあまりに危険だと思うんだけれども そんな曲が...
Weblog: hanage.net
Tracked: 2005-06-29 15:13

ヒトラー 〜最後の12日間〜
Excerpt: 市原悦子主演「家政婦は見た!」ではなく、 「女性秘書は見た!ヒトラーの真の姿を!!」 映画の日、夜の部。この日4本目で最終。 「ロボッツ」、「ポケモン」の2本のアニメと、オバカ人..
Weblog: ダディャーナザン!ナズェミデルンディス!!
Tracked: 2005-08-05 01:18

映画: ヒトラー 最期の12日間
Excerpt: 監督:オリヴァー・ヒルシュビーゲル 製作・脚本:ベルント・アイヒンガー 出演:ブルーノ・ガンツ/アレクサンドラ・マリア・ララ/コリンナ・ハルフォーフ 『ヒトラー 最期の12日間』オフィシャルサイ..
Weblog: [K]こあら日記
Tracked: 2005-09-26 14:43