2021年01月30日

肉体の美しさ≠エロティシズムという不健全さ

Pop is dead.
 「スポーツをエロ目線で見るな!」という圧力が強くなってきて、いろいろ公式な動きがあるようだ。

 スポーツという極めて肉体的な営みを、エロティシズムから完全に離して考える、というのはあまりに不自然なのではないか。
 
 女性で言えば、男子体操選手の太い腕や、水泳選手の熱い胸板を見てセクシャルな魅力を抱くのではないか。
 男の側からしてみれば、短距離走の女性ランナーや、体操選手の大臀筋や大腿筋の、鍛えられながらも柔らかな曲線に美しさを見るのはごく自然なのではないか。

 そういう「健全・自然な性的魅力」を規制する一方で(まがいものを含む)児童ポルノなんかが野放しにされているから日本人は変態呼ばわりされるのだ。

 だいたい、ビーチバレーなんかはセクシーさをアピールするために競技ユニフォームの規程(現在は改訂)を作ったりもしていたじゃないか。そのお蔭で、今のようなメジャーな競技になり得たという側面もあろう。

 個人的な経験で言うと、体操競技というのはそういう「下心(いや、健全なエロ目線)」から見始めて徐々に「うわ、この技すごい」「おっ完璧な着地」とか競技そのものの面白さが見えてきた。

 私自身、変態を自認するものだが、しかし「肉体的な営みに、性的魅力を持ち込むな」という考え方は、あまりにストイックで、言ってしまえば不健全な考え方ではないだろうか。
posted by LSTY | Comment(0) | 日記 | このエントリーを含むはてなブックマークこのエントリーを含むはてなブックマーク
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