2007年08月27日

8/25-26日記(「それでもボクはやってない」感想)

Pop is dead.
Pop is dead.■8/25
・iTunesをインストールする。
・実に使いにくいソフトだと思う。自分で設定できる項目が少なすぎる。
・僕は通常、Windows Media Playerを使っていて、携帯用にはNokia Music Managerを使っていて、そして今回iTunesを入れた。
・それぞれのアプリケーションで取り込んだ音楽が全部バラバラに保存されて、非常に扱いづらい。
・結局ソフトウェア作ってる会社の「我の張り合い」だこんな物は。
・ユーザにとって「どのソフトウェアで聴くか」なんてのは重要でない。そんなもの、勝手に選ばせろ、と思う。
・なんでiTunes入れたのかというと、このためです→[mixi] プレイリスト(mixi内のサービスです)

■8/26
・夜、嫁とそうめん。
・そうめんというのは、見た目と比べると面倒臭い料理なんではないかと思う。
・薬味は茗荷・しそ・しょうがと、豆乳たれ。
・おかずは豚肉の冷しゃぶサラダ。そばの新芽と、湯通ししたかいわれ大根を使う。

・かいわれ大根というのはさっと湯通しすると辛味が消え、代わりに独特の苦みが出ておいしい物です。

・映画「それでもボクはやってない」見る。
・およそ映画的でない映画だという感想。物語としての起伏がなく、またエンターテインメント性のかけらもない映画。
・なんというか、周防正行という人の本分を生かしきれていないんじゃないかと思った。
・こういう映画だからこそ、もっと「みんなに見てもらえる映画」に作らなければいけなかったんじゃないか、という。

・あと、これは最近の映画全般に見られる傾向なんだけど長すぎ。僕の中では映画の時間って100分、長くて120分です。
・絶対にそれに収めろとはもちろん思わないが、最近見た数本の映画からは「見る側がこの時間、集中できるのだろうか」という想像力が感じられない。

・それからあと、被害者が裁判所に立つ時の台詞が聞き取れません。これは演出なんだけど。しかし聞き取れなくては仕方がないので、字幕を出して見ました。

・文句ばかり書きましたが、この映画が「見ておいた方が良い映画」であることは確かです。映画としてはどうしようもなくダメだと思う。全然楽しめない。でも、なんというのでしょうか、日本という国にこういう仕組みがあって、それが当たり前のように動いているという事実は、知っておいた方が良いと思います。
・見る前から僕は「裁判所が正しいなんていうのは妄想だろう」とか思っていたんですが、ここまで頑なにヤヤコシイところだとはなあ、という。結局「捕まったもん負け」なんだなあ、と。

・まともなレビューは下記を参照。
琥珀色の戯言 - 映画『それでもボクはやってない』感想

それでもボクはやってない
それでもボクはやってない スタンダード・エディション


・逆に、裁判を扱った映画で面白いものが見たい!という人はこちらをどうぞ。これは驚くべき映画です。

12人の優しい日本人
12人の優しい日本人
posted by LSTY | Comment(7) | TrackBack(0) | 映画 | このエントリーを含むはてなブックマークこのエントリーを含むはてなブックマーク
この記事へのコメント
あれ、[mixi] プレイリストはWMPでもOKじゃないですかね??確かにitunesは嫌いなのでぼくも使ってません。
Posted by たくやん at 2007年08月27日 14:22
やはり周防監督と言えば
変態家族 兄貴の嫁さん
ですかね?
Posted by ボンバー犬 at 2007年08月28日 08:24
■たくやんさま
 あ、すいません誤解を招く文章でした。WindowsMediaPlayerでも大丈夫です。ちょっとやってみてうまく認識してないみたいだったのでiTunesを入れてみたのです。
 実際は問題は他の所にあって、実際はWindowsMediaPlayerで動きます。

■ボンバー犬さん
 小津も好きなので見てみたいと思いつつ、まだ見る機会に恵まれません。
Posted by LSTY at 2007年08月28日 09:29
トヨエツは『12人の優しい日本人』が一番すきです。たしかにこの映画を最初に見たときは驚いた。
ちなみにZUNEはやっぱりダメみたい。本当に糞野郎です。
Posted by 赤枕十庵 at 2007年08月28日 23:52
■十庵さん
 見てる時はなんにも考えず、単純に面白いんだけど、見終わった後に気付くんですよ。

 え?この映画って、この場所から出てないんだよな?と。
Posted by LSTY at 2007年09月03日 02:38
TBさせていただきました。

映画でも裁判のおかしな点を取り上げていましたが、この本ではもっと深く犯罪捜査や取調べなど多くの場面での矛盾点を、もと検事の弁護士にぶつけています。問題の掘り下げ方とその方向の鋭さにこの監督の能力を感じました。
Posted by タウム at 2007年11月14日 01:10
■タウムさま
 コピー&ペーストによるコメントはスパムの一種と考えていますので、リンクは外させていただきました。また、当ブログへのリンクのないトラックバックは受け付けていません。
 あしからずご了承ください。
Posted by LSTY at 2007年11月14日 13:19
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