2005年08月19日

ビジネス系メールマガジン(ファシズムに抗するには?)

Pop is dead.
DOB_devil(byTakashiMurakami) 「大前研一ニュースの視点」というメールマガジンを少し前から取っていて、たまに読むと面白い。以前は「JMM」一辺倒だったけれど、JMMはやはり飽くまでも「文章を読むのが好きな人」のためのメールマガジンであって、「効率よく時事を理解したい人」のためのものではない。

 JMMの悪い点は三つ。
・文章が長い
・配信回数が多い
・話題が複数(経済・海外文化・サッカーの三つが主)

 どれも利点のように見えるけれど、まず前の二つは「効率的に情報を得る」事を阻害している。実際、JMMから送られてくるメールをすべて読もうとすると結構な時間が必要になる。わからない経済用語を調べながら読んだ場合、週に3時間は必要なのではないか。
 最後の「話題が複数」については、個人的な好みなのかもしれない。ただ私は「一つのメールマガジンには一つの機能しか求めていない」。私としては経済に関するQ&Aさえ読めればよいわけで、それ以外のものは要らない。

 そういうわけで最近はJMMからのメールにはほとんど目を通していない。
 大前研一のメールマガジンには広告が多いけれども、本文の量も多すぎず薄すぎず、10分程度で読める中に面白い視点があって良い感じだ。
 今日配信されたのは、衆議院解散総選挙に関する、主に民主党の戦い方への批判。民主党はどうすれば勝てていたのか、という意見が面白かった。
 その中の一文。

>小泉首相の戦略やマスコミの扇動に目を奪われずに、どこまで政治家、
>政党の政策を吟味できるか。

 小泉首相の政策には中身がなく、幼稚な演出と煽動がメインだと、確かに思う。でも、そんな演出や煽動すらできない民主党に、本当に政治ができるのか?と私は思う。

 坂本龍一氏は、小泉氏のやり方をファシズムに結び付けて批判しているようだが、しかし、ファシズムの浸透を進行させるのは決してファシストたる与党だけではない。野党として存在する政治家の無能さが、それを加速させているのだなあ、と感じた。
 「じゃあお前はファシズムを擁護するのか」といわれるとそうではない。しかし当然のように、民主党を支持もしない。
 イデオロギーというのは、こういう風に音もなく、しかし非常に強い力を持って浸透してゆくから恐ろしい、ということ。そういう風に染み入ってしまった思想から、土壇場になって抜け出そうと思っても、そんなことは無理だ。
 だから、我々はできる限り、政治とイデオロギーというものを離して、ある意味即物的に判断をしてゆくべきなのではないか。そんなことは無理だし大いに矛盾しているような気もするけれど。そんなことを少しだけ考える。
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